出会いのその後を語るｽﾚ

[134:133(2004/04/27(火) 07:11 ID:43hmrXF2)]
彼女の案内で無事ﾌﾟﾛﾝﾃﾗへ着く事が出来た｡
｢ありがとう御座います｣これで別れてしまうんだなぁ･･･､寂しかった｡
たかがｹﾞｰﾑ､ﾁｬｯﾄの出来るｹﾞｰﾑ｡
そのはずなのに､俺は寂しいと思った｡

この人から離れたくない､と思った｡

一目惚れだったと思う､でももう別れなければならない｡
そう思いながら､去ろうとした時｡

｢あ､ねね､PT入る予定とかある？無ければPT組もうよ｣

とても嬉しかった､もう言葉では言えないほどに･･･｡

俺は剣士に､彼女はｱｰﾁｬｰに転職した｡
｢何で剣士になったの？｣
｢まぁ､楽な職業ですし､武器も結構ありますからね｣

言えなかった､貴女の盾になりたかったから､貴女を守りたかったから･･･｡

そして､PTを組んで数週間が過ぎ下水道で狩りをしていた時､ｺﾞｷに襲われているﾏｼﾞｼｬﾝが居た｡
いつもの事なので､俺が斬り､彼女が矢を打つ､ｺﾞｷは駆除される｡
｢ありがとうございます！｣
｢いえいえ､頑張ってください＾＾｣
いつものように返事をする｡
いつものように助けた人を含め､雑談をする｡
俺はこの時を楽しんでいた､人と話すのが好きになった｡

｢お二人は付き合ってるんですか？｣

唐突に聞かれた､俺は｢いいえ｣とも｢はい｣とも言えなかった｡
彼女は･･･｡

｢どうなんでしょう(笑｣

好きでも嫌いでもない･･･？
それとも､俺と同じ･･･｡

いや､それは自分の良い方に考えすぎだ､と思った｡

read.cgi ver4.20 by GlobalNoteScript (2006/03/17)