【あしゅら】♀モンク萌えスレ Restoration【はおーけん】
[183:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/04/23(金) 23:40 ID:MC1uyxhY)]
紀元前1360年。中国の各地の修行僧たちは、「気」を利用した格闘術を発展させていた。
「気」を溜め、己の身に纏うことによって、自身の力を向上させることを可能とした修行僧たちであったが、
こうした「気」を戦いの中で相手から奪い、その戦力を削ぐことが出来ないだろうかと考える者が居た。
当時のある一派の師範代、夷 鴇孫が相手の気を奪い、己の精神力にすることで優位に立つ
という技を研究していた。鴇孫はいかにして相手の気を奪うかということを考え抜き、
「気」は精神を集中して纏うことに着目し、何らかの手段で集中力を欠かせることが出来れば
気を奪うことが出来るのではないかという結論を出した。
翌年、鴇孫は好敵手である歴戦の達人、王 鴻飛との決戦の中で、「気」を溜めて身を固めた
鴻飛の耳たぶを「甘噛み」し、見事鴻飛から「気を奪う」事に成功した。
後にこの技は「気奪」と呼ばれ各地の修行僧たちの間に広まり、「気」に対抗する手段として
伝えられてきたという。
-民明書房 『修行僧〜その偉大なる先人たち〜』より
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