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【あしゅら】♀モンク萌えスレ Restoration【はおーけん】

[362:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/12/06(月) 19:42 ID:m3q5tsBU)]
333=354から強大な電波をキャッチしたので無断でキャラをお借り。
これからも借りるかもしれない。
反省はしていない。


「ごちそうさま。」
そう言ってキラキラと光るナイフとフォークを置く。
「あ〜!おいしかった〜!」
お嬢も嬉しそうな顔で椅子にもたれかかる。
ここは家のすぐそばにあるちょっと高級なレストラン
今日はいいレアがでてお金が手に入ったので少し奮発してディナーを食べに来たのだ。
「さ、帰ろうか。」
支払いを済ませると店の外へ向かって歩き出す。
「ね〜、ここから出たくない〜」
「え?」
「だって外寒いんだもん〜」
暖房の効いた店内と温かい料理
それとは対照的に窓から外を見ると雪が降っているし、風もいつもよりずいぶんと強い。
たしかに寒そうだ。
「家まではそう遠くないんだし、ここから出なきゃ帰れないよ?」
なんとかお嬢を説得しようとする。
「でも寒いのやだよ〜」
まったくこの我侭スリットめ。
こうなっては何を言っても動くやつではない。
「しかたないなぁ。これ貸したげるからなんとか帰ろう。」
そう言って帯を解き上着を差し出す。
「わ〜、ありがと!」
私は特に寒いのが苦手というわけでもないし、薄着でも家に帰るくらいなら差し支えはない。
「その調子で全部脱いじゃえっ!」
「…お嬢。」
どうして毎度毎度私の服を脱がそうとするのだろうか。
さすがにこれ以上は妥協できない。
仕方がないので手を引いて無理やりお嬢を外へ連れ出す。
ヒュウッ――
「う…」
冷たい風が腕をなぞる。
さすがにちょっと寒い。
お嬢はというとコートのように私の上着を羽織っている。
袖はないがないよりはマシだろう。
そんなことより私が寒い。
すかさず周りに浮いている気功を体の中に引き寄せる
「爆裂波動!」
ドォン!
一瞬頭がくらっとする。
それなりなエネルギーをもった気功を5つとも体内へ取り込めば
まるでお風呂でのぼせたときのように体が温かくなる。
もちろん、それが目的の技ではないのだが…。
家までは十分持つだろう。
「わっ、ずる〜い!」
「ずるくはないよ。これだって結構疲れるんだから。さぁ、帰ろう。」
もう外へ出てしまったし、一刻も早く帰ったほうが得策である。
「ね、もしかしてすっごいあったかい?」
そう言って私の体に手を伸ばしてくるお嬢
「あ、こら。」
危険を察知しそれを払いのける。
「え〜、なんで〜!」
「こんな公共の場で変なことされたら大変だからね。
 やるなら家に帰ってから・・・じゃなくて、変なことはするな。」
これまでの経験上お嬢に触れられたら大概私の方が負けてしまう。
「むぅ〜。」
機嫌を損ねたようだがいつものようにされるままになってはいけない。
なんとか足早に家路に着く。
家が見えてきた。なんとか爆裂波動も持ったみたいだ。
「ふ〜っ」
「ひうっ!」
後ろからおとなしく着いてきていたお嬢が突然私の首筋に息を吹きかける。
おもわず硬直してしまった。それがいけなかった。
「ま〜た私の勝ちみたいね〜。」
声を出す間もなくお嬢に絡まれていた。

――――結局その場に倒れるまでお嬢の思うようにされてしまった。


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