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【あしゅら】♀モンク萌えスレ Restoration【はおーけん】

[533:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/07/11(月) 21:43:27 ID:d0KOXNCE)]
駄文投下。
ネタも何処かで使われてるものですが御勘弁を。


「今日もたのしかったよね〜」
「そうだね、今日はいろいろと学ぶこともあったし収穫は多いよ。」
お嬢と私は1日の狩りを済ませて私達の自宅に帰って来た。
まだ日は高いがそれなりの成果も上がったので(お嬢がわがままを言い出さないうちに)少し早めに切り上げることにした。
「あ、そうそう。今日お手紙届いてたよ?」
「ん、私にかい?…どれどれ」
お嬢から渡されたのは一通の手紙。モンクギルドからのものだ。
相変わらずシンプルな内容で本当に必要なことしか書かれていない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
           モンクギルドからのお知らせ

          「気奪」が使いやすくなります!

従来までと違い、相手に対して使用することによって、相手の気を奪い自分のものにする
ことが出来ます。
やり方は簡単。相手の”気”を抜けさせるようにして、それを自分のものにするだけです。
使用するにあたっては多少のコツをつかむ必要がありますので、まずは親しい相手に練習
させてもらうとよいでしょう。
わからない場合はカピトリーナ修道院まで。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「へぇ…」
「どんなことが書いてあるの?ねねね、見せて見せて〜」
「ダメだよお嬢、これはモンクギルドからの通達なんだからいくらお嬢相手でも見せるわけにはいかないよ。」
「ぶーぶー、けちんぼいじわるいけずわがままー!」
すごい言われようだ。しかもお嬢は後ろから抱き付いてきて見ようとしてくる。
だがやはり見せるわけにはいかない。ギルドのこともあるわけだが、なにより――
いつもヤられっぱなしのお嬢に一矢報いるチャンスになるかもしれないわけで、これを逃す手はない。
「暑い暑い、くっつかないで欲しいな」
「うぇ…私のこと嫌いになっちゃった?」
「そういうわけじゃないよ。汗のにおいとかお嬢が気にしなくても私が気にするんだ、大切な相手だからこそ気を使いたいしね。」
「そう?そう?じゃあお風呂入ってから。約束だかんね?忘れて寝ちゃったらやだよ?」
あっさりごまかすことに成功した。我ながらお嬢の扱いが上手くなったものだと感心してみる。
今日の夜もなかなか大変そうだから、そのあと寝ずに練習しておかないといけない…。


―――――――――――翌日――――――――――――――


「ごちそうさま〜、やっぱり朝はしっかり食べないと気合が入らないよね〜」
「ごちそうさま。お嬢、早速で悪いんだけどちょっと習練に付き合ってくれないかな?」
「え〜、ご飯食べた後はゆっくりしないとお腹の中が大変なことになっちゃうよ〜」
「大丈夫、お嬢は立っててくれるだけでいいから。」
「む〜、わかった。でも、3時のおやつ奮発してよね?倍だよ?」
しぶるお嬢を説き伏せ、なんとか練習場へ連れ出す。
ここからが勝負だ。なんとかお嬢の不意を突いて先手をとらないといけない。
静かに、そして大きく息を吸い込む。鳩尾に力を込めることをイメージしつつ…
「ブレス!速度増加!気功×5!爆裂波動!」
私の表情を見て、お嬢の表情も少し引き締まる。
(―――うまくいった。あとは素早く近寄って、お嬢の背後に回りこんで―――)
耳を甘噛みするっ!
「ひゃうっ!?」
(先手を取った、このまま主導権は離さない!)
うなじに唇を這わせ、そのままお嬢の”気”を抜き取ることをイメージしつつ、体をお嬢に密着させる。
「ちょ、ちょっと!?…んっ、あぁっ…だ、ダメぇ、ぁ…」
「ふふ、これが気奪。どうだいお嬢?」
「そんな、あぁっ…」
腰に力が入らなくなり私にもたれ掛かるように崩れるお嬢。
そんなお嬢を見ながら私は満足そうにお嬢の修道服に手をかける…。


.  ∩∩
   | | | |
  (゚ω゚ ) <ここまで脳内。ここから厳しい現実。
  。ノДヽ。
   bb


―――お嬢の不意を突き、先手をとるはずだった―――
「んっ…ふっふ〜、あま〜〜い。このあいだのシフォンケーキよりまだあま〜い。70点ぐらいだね。…ホントの甘噛みはこう。」
「えっ?―――んぁっ、んっ、な、なんでぇ…?」
お嬢は全く動じていなかった。逆に上手くいったと思い込んでいた私は完全に虚をつかれ、冷静さをなくしてしまった。
「私を堕とそうとする努力、涙ぐましいよね〜。私、嬉しくて泣いちゃう。…でも、それだけじゃダメ。」
私もお嬢も相手の弱いところは知っている。
だが、瞬時にそのとき最高に相手を感じさせるポイントを見つけることができるかというと、残念ながら私はお嬢には遠く及ばない。
話しながらもお嬢の手は止まらない。帯はいつの間にかゆるめられ、法衣は半脱ぎのような状態にされてしまっている。
「後ろに回った瞬間になにをされるか大体想像がついちゃったしね。それに、昨日。もう見ちゃってたんだよね、抱きついたときに。」
「ふぁっ…ん、ぁぇ…もう見られて?…んっ、あぁぁぁっ!」
「主導権はまだまだ渡さないよ。今日は、お・し・お・き♪」
靄がかかっていく思考の中、「自業自得」「策士策に溺れる」などの言葉が浮かんだ。
だが、今日はこれ以上考えられそうには―――ない。


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