ときめきラグナロク Episode4.0
[107:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/05/23(日) 02:41 ID:61gpSfPA)]
怪談ネタってあんまり思いつかないです・・・
>>84さんが考えていたのと違ったらごめんなさい
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→剣士たんといく
『んじゃ、剣士たん行こうか』
剣士たん「え、わたし?」
驚いたように自分を指し示す剣士たん。
剣士たん「別に構わないけど・・・」
アコたん「えー、剣士たんいいなー」
『んじゃ、そういうことで』
しふたん「はい、2名様ごあんなーい♪」
俺と剣士たんは皆に見送られながら夜の校舎内に入っていった。
静まり返った廊下。コツコツと足音だけが響く。
沈黙に耐えかねたのか剣士たんが口を開く。
剣士たん「主人公ー」
『なんだよ』
剣士たん「何で私を選んだの?」
『……お前実はこういうイベント苦手だろ?』
剣士たん「うっ」
言葉に詰まる剣士たん。まぁ、俺も得意ってわけでもないけどな。
『ま、あんまり見られない姿だしな』
/くすくす
剣士たん「主人公趣味悪い」
/えーん
そ、そんな事はないぞ・・・たぶん
そのとき・・・
タタタン・・・
不気味な物音が響く。
剣士たん「主、主人公、変な音立てないでよー」
『あ、俺じゃないぞ?』
剣士たん「え、ええええええ」
泣きそうになる剣士たん。
いつもは気丈なくせにこういうところは女の子っぽいんだよな・・・。
でもここはおどろおどろしく行かないとな
『えーッとこの先には山に戻ろうと高いところまで駆け上がる雪男がいるらしい』
剣士たん「いるらしい…って、そんな話聞いたことないよー」
『うん、今作った』
かくん
剣士たん「主人公ー!!」
『だって、この学園七不思議がないから、それを探すって言うのが今回の目的だぜ?』
剣士たん「そ、それはそうだけど…」
ふ、
『という事で俺たちはこの物音の原因を突き止めようと思う、異論はないよな』
剣士たん「そ、そんなぁ」
『帰ってもいいけど、俺たちだけあんまり内容薄かったらどう思われる?』
剣士たん「ぅ・・・その言い方は卑怯だよ…」
諦めたのか深く吐息を漏らす剣士たん。
剣士たん「わかった。いくよー」
『うし、いこうか』
俺と剣士たんはそれぞれの武器に手を添えながら物音がしたと思しき場所に近づく。
タタタタタ、タン、タタタタタ、タン、タタタタタ、タン
剣士たん「やけに軽い音だね」
『そ、そうだな』
剣士たんがそっと音のなる方向を見やる。
剣士たん「く・・・・熊」
くまぁ?
そんな餌で俺ガクm(ry
……何をいっているんだ俺…
俺も指し示した方向を見やる。
確かに熊が階段の駆け上がり駆け下りを繰り返しているように見えるな・・・
逆光で詳しい形は分からないが、確かに熊に見える・・・。
剣士たん「倒さなきゃ!」
形がある者だってわかったら威勢がよくなるなぁ。
さっきまでおどおどしてたのとはまったくの別人だよ。
剣士たん「準備はいい?」
頷く俺。
剣士たん「貴方、一体何してるの!?」
って、熊に注意するのか。剣士たんらしいって言えば剣士たんらしいけ・・・
??????「わわわ」
えっ
ガタガタドガ・・・
剣士たん「な、なんか答えてたよ」
『だな・・・』
俺と剣士たんは階段から転げ落ちた影を見やる。
そこに見えたのは剣士たんの声に驚いて階段を踏み外し転げ落ち気を失っているモンク先生だった。
剣士たん「ど、どうしよ・・・」
『どうもこうも、こんなときにとれる手段は一つだろ』
脱兎のごとくはしるおれ、そのあとにうしろを気にしながらもついてくる剣士たん。
剣士たん「で、でも」
『モンク先生は殺したってしなねーよ、頑丈さだけだったら学内1〜2を争うんだし』
モンク先生「く、不覚を取った。まだまだ修行が足りんと言う事か・・・」
七不思議壱、階段を走る影。
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想定してたものと違うかもしれません。
怪談物って書くの難しい……
>>106
よければ、ネタをください。わたし程度でよければ文に起こしてみますよー
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