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ときめきラグナロク Episode4.0

[115:前スレ644(2004/05/29(土) 00:52 ID:FcZt/RJ6)]
さて、先週言った通り自分のやつの続き書くかねぇ
そいじゃあ行ってみよっ

→マジたんと組む 七不思議之四『響く笑い声』
「そんじゃあマジたん、一緒に行こうか」
主人公はマジたんを誘った
「仕方ないわね。いいわよ、別に」
マジたんは相変わらずCOOLだった。ちょっとはビクビクしてくれれば可愛げのあるものを・・・
「そんじゃあ30分後にまたここでね」
そう言ってシーフたんと他の方々が学校の中にお入りになられました
とりあえず主人公達も中に入ることに
「と、言うわけで正面玄関から堂々と突入したわけだが」
普通正面玄関は鍵がかかっているのだが、ちょっと帰りに細工をシーフたんがしてたので見事に開いていた
とりあえず主人公とマジたんは宿直室のある一階を避け、足音が一階に響く可能性のある二階も避け、三階へと上がっていく
すると・・・

ヒィーッヒッヒッヒッヒッヒ

どこからともなく声が聞こえる
「・・・マジたん今の」
「分かってる」
方角的に三階の奥のほうのようだ
主人公とマジたんは奥へと足を進める。それにしたがって謎の笑い声も大きくなっていった
気のせいか周りの気温が下がっているように感じる
・・・そういえばどこかの怪談話で『その階の一番奥に霊の溜まり場があり、そこから笑い声が聞こえる。』
と言うのを聞いたことがある。ついでに言うと霊が近づくとその付近が急に寒くなるということもどっかで聞いた覚えがないこともないともいいきれなくも・・・

ぎゃーはははははははははは・・・・

声は更に大きくなっていき、次第に恐怖心が沸いてくるのが分かった
マジたんを見てみるとなにやら顔色が悪い
「マジたん、どうかしたのか?」
心配そうに聞いてみる主人公
「だ、大丈夫。ちょっと寒いだけだから」
そう言うマジたんの声は少々上擦っていた
更に奥へと進むと、とうとう窓ガラスが妙な具合に光ってきた
声もかなり大きく、発生源がかなり近いと考えられるどうやら今は使われていない教室から声が出ているようだ
マジたんを見る。危ない、目がうつろになっている。ついでに顔が真っ青だ。
「マジたん、気分悪いなら元の階段に戻って待ってる?」
主人公の今できる精一杯の心使い。しかしマジたんは
「・・・このまま行きましょう」
そう言いながら前へと進み、使われていない教室の前へと来る
そして主人公が一気に扉を開ける・・・!
ガラガラガラッ!!
「I cannot speak English!?」
主人公が咄嗟に謎の英文を叫ぶ。てか叫ぶ必要あったのか?
中をよく見てみると人影が一つあった。そして人影はいきなりこう言った
「アルミカンの上にあるみかん!!」
・・・・・・・・・・・
辺りにありえないはずの吹雪が主人公には見えた。ついでにマジたんがとうとう氷結してしまった(ついでかよ)
主人公が辛うじて声をかける
「・・・あの・・・♂バード先輩・・・なにしてるんですか・・・」
人影が主人公の方向を振り向く
「おお、主人公にマジたんじゃないか。どうしたんだこんな夜更けに」
「いやこっちの台詞なんですが・・・」
教室を見渡してみるとスケートを滑れるかと錯覚するほど凍てついている
「いやぁ、最近じゃ面白いジョーク思いついても誰も聞いてくれなくてさ。仕方ないから一人で言って笑ってたんだよ」
バリーン
どうやらマジたんの氷結が溶けたようだ
「・・・・・・」
マジたんが無言で杖を構える。それに伴い主人公も剣を構える
「ん、マジたんも居たのか」
「・・・先輩、私の命のために死んでください」
そう冷酷に言い放ちながらソウルストライクをマジたんが唱える
・・・と思った直後
「他にも面白いジョーク考えたから是非聞いてくれたまえ。『和尚がふたりでおしょうがつー』」
再び見えないはずの吹雪が・・・
あ、マジたんがまた凍った。しかし今度は直ぐに割れる
「おあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
マジたんが普段から考えられないような咆哮をしながら呪文をがんがん唱えていく
「うわっ!ちょっ!マジたん、どうしたんだい!何故僕を攻撃するんだっ!」
バード先輩が辛うじて魔法を避けながら言う
だがマジたんは完全にキレて聞こえない模様、こんな時のマニュアル
1.逃げる
2.撤退
3.戦略的後方移動
よし、戦略的後方移動だ。今入っていったら俺まで殺される、確実に
そんなことを思いつつ廊下に避難し、扉をしっかりと閉めた
中からはバード先輩の断末魔の叫び声と
マジたんの「はっはっはっはっは!見ろ!人がゴミのようだ!」とどこかで聞いたことがあるような声が聞こえてくる
しばらく轟音が響いたが、やがてそれが止んだので教室に入ってみる
とりあえず焼け焦げて倒れている♂バード先輩と同じく倒れているマジたんが目に入る
あれだけの轟音を出せば宿直の先生が来ると考えた主人公は、マジたんを背負って、あえて非常階段からこっそりと抜け出した
こっそり背中にあたる胸の感触を楽しんでいたのはここだけの秘密にしておいてくれ、俺はまだ死にたくない
そして元の校門前に行く、他のメンバーは既に揃っていた
「ごめんごめん、遅くなった」
「遅いよしゅじ・・・あれっ、マジたんどうかしたの?」
剣士たんが聞いてくる
とりあえず俺はあの事は胸のうちに伏せておくことにした
「何か分からないけど頭にぶつかったらしくて気絶した、良く見たらそれは人体模型の頭だった」
と、とりあえずいいわけしておいた
そしてその夜はマジたんの家にマジたんを運んでそのまま疲れたので帰って寝ることにした
もちろん剣士たんが見張りがてら一緒についてきたのは言うまでも無い

翌日
学校に一つの七不思議が誕生した
『夜中に鳴る爆音』
夜中校舎の使われていない教室から、何も置かれていないのに不思議な爆発がする
そして見に行くと火を熾した形跡も無いのに何かが燃えた臭いがする

マジたんの神業的火系魔法に乾杯(魔力の痕跡等が残らず、他の物に燃え移らないらしい(でもバード先輩は燃えたけどな!))

七不思議之四『響く笑い声』 終わり

何か駄目臭いと書き終わってから思った__| ̄|○


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