ときめきラグナロク Episode4.0
[291:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/03/28(火) 00:12:02 ID:Che/22hc)]
なんとなくひさしぶりに漠然と燃料を燃やしてみる。落ちはない。
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春の日差し。
このぽかぽか陽気に、狩りなんてやってられん。
だるい演習はさぼって、のんびり昼寝でもするしかー。
と、プロ西の高台にでも向かってみたら。
弓「さぼり魔、はっけーん」
主「その言葉はそっくりそのまま返そう」
あちゃたんを捕獲した。
***
高台の南斜面。
照らす太陽にまぶしそうに目を細めながら
俺を見上げるあちゃたんの、その言い訳を聞いてみることにした。
主「シーフたんならともかく、まさか、あちゃたんがさぼるとはなぁ‥」
弓「いやいやいや。これはさぼっているんじゃなくてですね、
将来、優秀なハンターになるためには、このうららかな春風を我がものとし‥」
主「ほぅほぅ」
弓「かすかな大気の流れを掴み、放った矢の行く先を操り、
大空を舞う鷹を思い通りに導くための修練というかなんというか‥」
主「ふむふむ」
弓「大空だけでなく大地と一体になることも重要な要素だったりするわけで、
全身からその鼓動を感じ取るためには、そりゃーもぅ横たわるしかないわけで‥」
主「なるほどなるほど」
弓「そんな訳で、この地にて横になっているのは
弓手としての必須修練の一環だったりしなかったり‥」
主「ほほぉ〜」
弓「んで‥えーっと‥」
主「それで、それで?」
弓「‥‥なんでもないです‥」
主「惜しい。もう一頑張り欲しかったぞ」
弓「ちきしょー。○○くんなんて嫌いだー」
あ、拗ねた。
あちゃたんには珍しい理論武装を堪能したのがまずかったか。
主「悪かったってー。そうそっぽむくなー」
弓「うるへー。」
主「まぁまぁ。お。よく冷えたリンゴジュースがこんなところに。」
弓「それっぽっちじゃ納得いかねー」
主「じゃあ、とっておきの米菓1袋つけるぜ」
弓「やったー。おやつげっとー」
主「安っ」
弓「こんないい天気の日に、拗ねてたってしょーがないじゃなーい」
主「確かになぁ」
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