ときめきラグナロク Episode4.0
[339:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/02/08(木) 16:42:28 ID:O1dJnqkc)]
そんなこんなでダンジョン1Fに到着
禍々しい雰囲気が漂うのはゲフェンダンジョンの特徴でもある
主人公「ポイズンスポアはともかく、ハンターフライはどうするんだ?」
♀マジ「私がFWで止めるからほかのがきたら任せるわ」
主人公「りょーかい」
1Fは難なく侵攻し、目的の2Fに到着する
♀アコ「な、なんか迫力あるね・・・」
♀あちゃ「じめじめしてていやな感じするよ」
ダンジョンはどこも湿気があったりして環境はよろしくないが
それに加えて嫌な感覚を覚える
たとえるなら・・・
♂シフ「お化けとかでそうな雰囲気だよな」
・・・そういうことである
ゾンビ系と蝙蝠系は俺たち前衛が
ナイトメアは♀あちゃたんの念DSで倒す方式
♀あちゃ「いいねこれ♪」
♀剣士「思った以上の威力だな、重宝されるだけはある」
すっかり上機嫌だ、よほど念矢が気に入ったみたいだ
順調に狩りが進み、回復材もそろそろ尽きそうな頃合になった
♀シフ「ふぅ、そろそろ戻ろっか?」
主人公「そうだな、ポーションもあと少ししかないし」
♀あちゃ「収集品もいっぱいだねー、これで明日のお昼は安心だね、主人公くん」
主人公「まだそのネタひっぱるのか・・・」
撤収準備をしていると、♂シフが遠くを見ながら
♂シフ「おい、あれ・・・なんだ?白い棒みたいなのがこっちにくるんだけど」
皆♂シフの見ている先を見る
♂シフのいう「白い棒」は次第に大きくなりこちらに近づく
速度増加でもかかっているのか、すごい早さだ
♀剣士「あれは・・・剣?」
♀マジ「まずいわ!オーガトゥースよ!」
白い棒の正体は魔剣オーガトゥースだった!
いち早く認識した♀マジたんがFWを唱える!
♀マジ「いまのうちに1Fへ!」
♂シフ「だめだ!他のモンスターに囲まれてる!」
♀剣士「くっ・・・いつのまにこんなに!」
オーガトゥースに気をとられてる間に囲まれたようだ
数は・・・10数匹か?
♀アコ「きゃああ!」
FWを突き破ったオーガトゥースが♀アコたんに襲い掛かる!
主人公「♀アコたん!」
ガキィン!!
間一髪俺の剣がヤツをとらえる!
主人公「くっ・・・とめるだけで精一杯だ!」
♀剣士「チャージアローでとばせないのか!?」
♀あちゃ「だめ!あんなに近いと主人公くんたちまで当たっちゃうよ!」
♂シフ「こっちももうもたないぞ!」
このままでは全滅・・・なのか!?
???「チャージアロー!チャージアロー!!」
!!
♀あちゃ「あ、あたしじゃないよ!」
俺の横スレスレの絶妙なチャージアローが魔剣につきささる!
???「ファイアーウォールを3枚はりなさい!」
♀マジ「フ・・、ファイアーウォール×3!!」
矢の飛んできた方角に赤と白の独特な服を着た人がいた
あれは・・・ジプシーの服?
ジプ「全員生きてるわね?すぐにポータルと撤退の準備をしなさい!」
主人公「で、でもこの数だとそんな暇なんてないですよ!」
ジプ「♀アコさん!私に速度増加とブレスを、そのあとポータルの詠唱をしなさい!」
♀アコ「は、はいっ!速度増加!ブレッシング!」
ジプ「残りの人は「動いてる敵」を全力でとめなさい!10秒でいいわ!」
「動いてる敵」・・・?
ジプ「私の華麗な技を見なさい!」
キィーーーーーーーーーーーン!!!!!
主人公「うおっ!?」
♀あちゃ「これってスクリーム!?モンスターがスタンしてる!」
♂シフ「これなら時間稼げるぜ!」
FWがきれかかるその刹那、ジプシーの周りに光の矢が集まる
ジプ「食らえ、必殺!!!! アローバルカン!!!」
無数の矢がオーガトゥースを捕らえる!
一瞬にして魔剣が砂と化していく
♀剣士「すごい・・・一瞬で・・・」
♀アコ「ワープポータル!」
♀アコたんの詠唱が完了した
どうやら時間稼ぎはできたようだ
♀アコ「みんな、早く!」
モンスターがスタンしている間に俺たちはポータルに乗り込んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
時間はもう夕方だった
無事に帰ってこれて安心したのか、疲れが一気にきた
♂シフ「助かったぁ〜、よく生きて帰れたぜ」
♀あちゃ「あ、あの、ジプシー先輩ですよね、ありがとうございました!」
ジプ「あら、わたしのこと知ってるのね」
どうも♀あちゃたんは彼女のことを知っているらしい
・・・先輩?
主人公「♀あちゃたん、この人は・・・?」
♀あちゃ「私も聞いた話だけなんだけど、この学校の卒業生で
主席で卒業したジプシーの人がいたんだって、
容姿が噂通りだからもしかしたらと思って。」
主人公「なるほどそういうことかぁ、あ、危ないところ有難うございます。」
ジプ「どういたしまして、でもゲフェンダンジョン2Fはたまに
上級モンスターがいるから気をつけたほうがいいわね。
たまたま運がよかったかもしれないけど、次生き残れる
保障はないわよ。」
♀マジ「そうですね、次はもっと下調べしていきましょう。」
♀あちゃ「(´・ω・`)」
言い出した♀あちゃたんは少し落ち込んでる様だった
ジプ「あ、そうそう、はいこれ」
ジプシー先輩はそういいながら俺に1枚の紙を渡してきた
主人公「カード・・・ですか?」
俺はそのカードを見て驚いた、オーガトゥースカードだ
主人公「先輩これって!」
ジプ「さっきの場所に落ちてたもってきたの、君たちの物よ」
主人公「倒したのは先輩じゃないですか!受け取れませんよ」
ジプ「でも、最初に攻撃したのはあなたたちでしょ?」
主人公「そ、それはそうですけど・・・」
先輩は「やれやれ」といった顔をした
ジプ「ならこうしましょう、これは君たちにあずけるわ
いつか一人前になったらこのカードの清算をしましょう」
先輩はそう言ってウィンクをした
ジプ「じゃ、いつかまた会いましょう♪」
ヒュゥン・・・(蝶の羽)
先輩は颯爽と去っていった
♀アコ「素敵な人だったねぇ?主人公くん(じー)」
♀マジ「顔にすぐでるクセは直したほうがいいわね(じー)」
♀剣士「・・・・(剣に手をかける)」
こ、この流れはマズイッッ!
主人公「じゃ、俺先生に報告にいくから!(しゅたっ)」
♀全員「まちなさーい!」
♂シフ「・・・・俺は放置かよ(´・ω・`)」
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