ときめきラグナロク Episode4.0
[93:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/05/14(金) 13:42 ID:/PAWeOiw)]
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キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
「ん、こんな時間か。それじゃ今日の授業はここまでだ」
その殴りプリ先生の言葉とともにざわめきを取り戻す教室。
ふぅ・・・。
俺は首をひねり緊張をほぐす。
殴りプリ先生の授業で寝ると後が怖いからな…。
という事で、疲れたから寝る、お休み……。
???「…君……人公君」
ゆさゆさゆさゆさ
体をかすかにゆすられている感じが気持ちいい。
……。
若干薄目を開けるとそとは茜色に染まっている。もういい時間なのか…。
???「こらーーーーー起きろ主人公!!」
耳元で大きな声が響く。
『うわああああああ』
飛び起きる。
???「きゃっ」
後ろから聞こえたような…。
首をひねると腰を抑え涙ぐんでるあちゃたんをみつけた。
あちゃたん「いたいよー;」
『わ、わりぃ』
俺は、あちゃたんに手をさしのばし引き起こす。
『大丈夫か?』
あちゃたん「んー、ひどいよー;急に立ち上がるなんてー」
急に立ち上がるも何も、脅かされたから立ち上がったわけで・・・
……?
『って言うかあちゃたんが何で起こしてくれたんだ?』
というか放課後寝ているときに起こすのは用務員代わりのモンク先生がほとんどなのだが・・・。
あちゃたん「あ、明日ちょっと一緒に行きたいなーってところがあって」
『ふむふむ』
あちゃたん「皆がいると話しにくいから、放課後ー…って思って」
あちゃたん「そしたら主人公君気持ちよさそうに寝ちゃってて」
あちゃたん「待ってたんだけど起きそうになかったから」
あちゃたん「主人公君、明日、暇かな…?」
……ちょっと待ってください…それはあれですか。デートのお誘いですか?
期待と不安両方が入り混じった表情を浮かべこちらを上目遣いに見るあちゃたん。
その視線は卑怯だと思います・・・。
んー…明日は…
『暇だけど』
その言葉にあちゃたんの顔が明るくなる。
あちゃたん「よかったら、付き合ってくれないかな?」
『喜んで』
その言葉に気をよくしたのかとびきりの笑顔を見せるあちゃたん。
ガタン
『・・・ガタン?』
俺とあちゃたんは周りを見回すが人の姿は見えない。
あちゃたん「えい。あてんしょんこんせんとれーしょん!!」
あちゃたんの目のいろが、いつもの明るい色から透明で冷たい色に変わる。
その視線の先に目を凝らすと…
♂シフ「……よっ」
『何してるんだお前…』
♂シフ「…いや、忘れ物を取りに着たらだな」
『お前俺と一緒で教科書もノートも持ち帰らないだろ・・・』
♂シフ「……まぁ、あれだ。おめでとう」
バタン
『・・・!!』
あちゃたんが倒れこむ音。
いつも元気で人をからかったりしているのに自分の事に関してはdと免疫がないらしい。
新しい発見なだ…
『……なーんていってる場合かあっ!!おい、♂シフ…ってにげやがったな』
♂シフの気配はすでに何処にもなく教室には俺と倒れているあちゃたんだけ。
『このままにしておく……なんてわけには行かないよなぁ、やっぱり』
俺は溜息をもらすと、あちゃたんを背負い保健室に向かった。
うわ…軽いなぁ…
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引き続き 84氏の続き物の作成よろしく御願いします
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