【BS】テキサス娘への愛情を発露するスレ3【WS】
[494:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/01/25(火) 19:05 ID:Tcw67qCU)]
>>492で電波受信というか感じた欲望をそのまま転化!
フェッティッシュになりすぎた感もあるけど気にするな。長いよ。
「――さて、あとはアンタに頼まれたダマスカスで今日の仕事は終わりかな」
「もう二本も折ってるからなー。今度も折ったりしてな?」
今まで私の仕事をなにをするわけでもなく後ろで椅子に腰掛けて見物していたアサシンは、
私がそう言うとニヤニヤと人の良さそうな(アサシンの癖に……)笑いを浮かべながら、
からかうように私に話し掛けてきた。
「むっ、あんまりバカにするんじゃないよ。3度目の正直ってやつさ」
「二度あることは三度あるってな?」
そりゃ、私の腕は決していいとはいえないが、鍛冶で仕事を取っている以上プライドというものがある。
そこまで言われて黙っていられるほど私も冷静ではなかった。―――すでに2本失敗しているという負い目もあるが。
「絶対成功させるって!もし失敗したら、以後は御代要らないよ!」
「いや、ダマができても頼む品もまだあるしな……じゃあ失敗したら言うこと一つ聞いてくれよ」
「……いいけど、ヤらせろとかやらしいのはダメだかんね」
「そこまで考えてなかった。姉さんエロいなあ」
「〜〜!バカにしてー!」
「ま、頑張ってな」
炉に向かう。鋼鉄を溶かし、槌を打ち込み、形にしていく。
宝石を混ぜ込み、硬度を得る。
同時に水の石をなじませるように慎重に打ち込んでいく。
ここで力を入れすぎると、結晶自体が壊れるし、優しすぎると結晶が馴染まない。一番気を使うところ。
カンッ カンッ カンッ ガキッ
「…………」
「…………ご愁傷様、あ、いや俺はラッキー?」
折れた。製造自体運も絡むところはあると自分で割り切っているとはいえ、自分が不甲斐ない。
「……とりあえずお風呂入ってくる。約束はその後ね」
「あ、ダメ。今すぐ。そこに立ってるだけでいいから。俺が勝手にするし」
「ちょっと、炉に長時間いたから汗かいててキモチ悪いんだけど……」
「そのほうがむしろイイ」
言うと、アサシンは私の後ろにスっと周り込んできた
「それじゃ、始めるぞ」
「ちょっとなにするかまだ聞いてな……ぅひゃっ!?」
指を這わせてきた。……お腹に。
炉の前に長時間いたものだから、アサシンの指がやけにひんやりと感じる。
「姉さんやっぱ肌スベスベだなぁ……撫でてて気持ちいいや」
「ちょ、アンタ、やらしいことはダメだって言った!ひぅ!」
「お腹って別にやらしい部位じゃないだろ?姉さん普段から露出してるし」
なんて勝手なことをいいながら、まさぐる指は動くのを止めない。
背中を這ったり、脇腹をもんだり、お腹をさすったり―――
「ん……姉さんいい匂い」
「バッ……汗かいてるからやめろぉ!」
いつのまにかアサシンは手でお腹をなでながら、屈んで腰のあたりに鼻を近づけて私の匂いを嗅いでいた。
恥ずかしい。汗まみれなのに。朝に入ったきりお風呂に入ってないのに。
「バカぁっ……恥ずかしすぎるじゃんかぁっ……」
「姉さん、やっぱり無駄な肉はないね……脇腹美味しそう。いただき」
「―!」
脇腹を甘噛みされた。しかも、舐めてる。
お腹なのに。汗いっぱいかいて汚いのに。
私もおかしい。こんな変なことされてて恥ずかしいのに。それだけじゃない。
ものすごくゾクゾクしてる。膝も少しガクガクしてる。おかしいよ。
「んー、ちょっとしょっぱいかな……でも美味しい」
そんなこといいながら、腰周り全体をぐるりと一週するように舌が這いまわった。
「〜〜!」
気づいたら、私は床にへたり込んでた。
息も荒い。……もしかして……認めたくないけど、どうやらそうらしい
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「ごちそーさま」
見上げると、アサシンはさも満足そうな顔で笑いながらこちらを見ていた
「……バカバカバカ!変態!こんなことするなんて思ってもなかったわ!」
「いやー、姉さんもしかしていっちゃ……ぐあっ」
手近にあった鋼鉄のハンマーを投げつけてやった。
「この女の敵!ベッドの上の暗殺術もお手のものってか!バカー!」
「それ微妙に自爆してな……うお危ねっ」
今度はツーハンドアックス……かわされたけど。
「もう帰れ!このド変態!」
「はっはっは。じゃあまた依頼にくるから。よろしくな姉さん」
そんな言葉を聞きながら、浴室へ逃げるように私は走っていった。
翌日、夜中に仕上げた水ダマスカスを☆入りにして熨斗つけて投げつけてやった。
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