アコたんvsメカアコたん Part6
[1:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/08/08(日) 22:03 ID:tcUd8f/c)]
ここは優しいアコたんとかアンドロイド少女とか特撮とか
見かけによらずクールなアコきゅんとかプリたんとかに
お約束を守りながら皆で仲良くキュンキュンするスレです(希望)。
下はイメージです
キュンキュンッ!!!!
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
ヽ( ゚∀゚ )人( ゚∀゚ )人( ゚∀゚ )人( ゚∀゚ )ノ
へ( ) ( ) ( ) ( )へ
く / \ / \ ノ
とりあえずこれまでのまとめを小説スレのあぷろだ(前々スレ31氏thx)
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トリスとウスラー 軍団長 宰相 フィーア ポリマユイ剣士くんセット(前々スレ48氏thx)
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第一章メカアコたんvsウスラー小説版(前々スレ235,244氏thx)
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設定資料(前スレ29氏thx)
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Ragnarok Online小説投稿所(ご利用は計画的に)
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[94:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/10/23(土) 23:24 ID:JQOmASX.)]
「トリスよ、本当に葬式に出なくてもいいのか?」
ウスラーの問いに「ああ」と無愛想に返事を返しながらいつものように狩りの身支度を整えるトリス。
つい先日、アコたんの惨殺死体が発見された。犯人はわかっていない。
いつも気丈なプリたんがただ泣きじゃくっているのがただただ印象に残ってることだけは覚えている。
そして今日は彼女の葬式の日であったがトリスはどうしても行く気にはなれなかった。
「俺は神様とか魂とかの難しい話ははっきり言ってわからない・・・」
いつになく神妙な顔つきでトリスは話し出した。
「でも死者の街ニブルヘイムに行けば何かアコたんの復活の手掛かりがあるんじゃないかって・・・安直を通り越して子供じみた浅慮だな」
自嘲気味な笑みを浮かべたトリスにウスラーはかける言葉さえ見つからない。
「よし、準備OKだな!」
トリスが先程とは打って変わって決意に満ちた表情をすると部屋を後にした。
さすがにアコたんの葬式中であることもありニブルへの道中見知った顔は見当たらない。
そう思いつつもトリスがペコペコを走らせるていると前方にアサシンの姿を見つける。彼もまた自分と同じ方向に向かっているようだ。
「こんにちは、アサシンさん。あなたははアコたんの葬式には参列しないのですか?」
あまり話したことのある相手ではないので差し障りのない丁寧語でトリスがアサシンに話しかけた。
「あそこに;;;;;;いても;;;;;;プリたんの;;;;;;笑顔は;;;;;;取り戻せない;;;;;;;;;;;;」
いつもと変わらない彼の口調ではあるが何か哀しみのようなものをトリスは感じた。
「プリたんの;;;;;;涙は;;;;;;俺が;;;;;;止める;;;;;;!!1!!」
彼も自分と同じ考えなのだろう。トリスはそう思った。
「ホウ、珍シイかっぷりんぐダナ」
後ろを振り返れば声の主はメカ悪たんである。
「メカ悪たんはアコたんの葬式には出ないのかい?・・・友達だったんだろう?」
トリスがメカ悪たんに訊いてみる。
「トモダチダト?寝言ハ寝テ言ウモノダト騎士団デハ教ワラナカッタノカ?ヤツノ死ナド私ニハ関係ナイ!!」
はっきりと断言をしてみせるメカ悪たん。
「・・・マァ、チョットにぶるニ狩リニ行クダケダ。別ニあいんノ元気ガナイカラアノあふぉらいとノ探シニイクワケデハナイゾ?」
トリスから目線を外して明後日の方向を見ながら会話続けるメカ悪たんにトリスは安堵を覚えた。
「よし、みんなでニブルへ行こう!!」
トリスの先程まで曇っていた心が少し晴れたような気がした。
「おぉっ!!一体俺に何が起きたんだ、このレア運は!!?」
トリスがニブルに到着してから次々と襲いかかるモンスターを払いのけてるうちに既に黒猫が10個は拾っている。
「なんて言ってる傍から11個目ゲットだ!!」
今までにないレア運についついはしゃいでしまうトリス。
「うはwww矢力士wwwザコ杉wwww俺www素手にwww20個目wwwスティルwwwwwwゴメwwww誤爆wwwwwwっうぇ」
「カカカカカッ!!ろーどおぶですダカ何ダカ知ランガ私ニタテツクトハイイ度胸ダ!褒美ニブチノメシテヤロウ!!!」
既に本来の目的を忘れニブルでの狩りを満喫する面々。アコたん復活の道はまだまだ遠いようだ・・・
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