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ダンサに萌えるスレ
- 134 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/05/21(土) 00:57:04 ID:.1ej1nT.
- 壁|ω・)ノミ |続き|ポイッ
#2 Vol.3 Rain
その後何とか、ダンサーが守っていた少女の親を見つけ出せた。
混乱の中離れ離れになってしまったらしい。
何度も何度もお礼を言いながら、その親子は帰っていった。
手を振りながら、ダンサーはじっとその姿を見送っていた。
「…ダンサー?」「えっ?」
ぼうっとしていたのか、顔を覗き込んで声をかけると、はっとしたように声を上げる。
「どうかしたのか?」「え? う、うん…何かいいなあ、って」
あはは、と笑って打ち消しながら言うダンサー。どこかあせあせとしているように見えるのは
気のせいだろうか?
「あの親子が?」「う、うん…わたしも…」
言いかけて、ダンサーが僕を見つめる。まっすぐに目が合う。
「なんでもないっ!」「?」
ぷぃっと顔を背けるダンサー。自分で言いかけたくせに良くわからない奴。
『プリ君大丈夫?』
と、セージ娘からのギルド間のテレパシーが飛んできた。
『プリ君がとんでっちゃった後、こっちでもテロが再発して、その収集に追われてて…』
『そうだったのか。こっちのほうは、ダンサーはなんとか無事だったよ』
『心配かけてごめんねぇ;』
結果報告とともに、ダンサーがお詫びをする。
『んーん、ダンサーちゃんのことを放っておく誰かさんが悪いんだから。みんな待ってるから
早く帰っておいでね』
『誰のことを言いたいんだか…まあ、すぐ帰るよ』『すぐ戻るね〜』
そう言ってテレパシーを切る。
「さ、帰ろうか」「うん…っ?」
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