ダンサに萌えるスレ
[120:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/05/07(土) 16:56 ID:bfnON.sI)]
#2 Vol.1:Warning!!
「えーっと…、携帯溶鉱炉、確かに受領しました」
ゲフェンの鍛冶屋ギルドで買い物をし、領収証をもらう。
今日は僕はうさ先生のお使いをしている。というのも、いつもうさ先生にレアアイテムの
販売をお願いするので、その間動けない彼女の代わりに製造材料を買い集めるのだ。
「……重い」
そう、鉄の類を精錬するためのこのアイテム、やたらと重い。
今しばらく露店が続きそうだから、倉庫にでも入れておこう。
さて、プロへ帰るか。
印を組み、場所をイメージする。テレポートの魔法だ。
プロに戻って少し歩くと、同じようにお使いをしているギルメンのセージ娘に会った。
「あ、プリ君」「セージ娘か…そっちの買い物は?」
「なかなか…数が多いしね。石炭なんてあんまり見たくないけど」
両手をあげてやれやれ、と言う感じでセージ娘は言う。
まあ、スティングと長い付き合いをしている彼女にはなじみがありすぎるものだろう。
「ダンサーは?」「んー、まだ買い物してるんじゃないかな?」
「やれやれ…まあ、なかなか出回らないものだから仕方ないか…」
言いつつ、身に着けているギルドのエンブレム━━青いいるかだ━━に手を添えて念じる。
『ダンサー、そっちはまだお使い終わらないのか?』
『うん…鋭い鱗なんてなかなかなくて…』
『やれやれ、仕方ない。手伝うよ』
『ほんと!? ありがとぅ〜、一人じゃ早く歩けないしどうしようかって思ってて…』
声から本当にありがたいという感情が伝わってくる。そんなに探し回ってたのか……
と、そばでセージ娘がくすくすと笑っていた。
「ん?」「あは、仲いいなぁって」「手間がかかるだけだよ」
からかい気味のセージに苦笑して答えた。
「私もついてこっかな、後ろから(・∀・)ニヤニヤ してあげる」「やめてくれ(==;」
意地の悪い笑みを浮かべるセージ娘に、疲れた顔を向ける━━
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