ダンサに萌えるスレ
[122:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/05/07(土) 17:01 ID:bfnON.sI)]
攻防はそう長くは続かなかった。
阿修羅モンクが近くにいて参戦してきたので、その一撃で割りとあっさり終わったのだった。
「やれやれ、久しぶりにテロか…」「プリ君、大丈夫?」「ああ、平気だ」
セージ娘が駆け寄ってくる。疲労の色が濃い。
「ほんと、いきなりテロされるとびっくりするね…」「まったくだ」
苦笑しながら答え…ふと、胸騒ぎがした。
『ダンサー、今こっちでアクエンが出たんだが大丈夫か?』
ギルドメンバー間のテレパシーを使って声をかける。
が、返事がなかなか返ってこない。
「ダンサーちゃん、大丈夫かな…」
セージ娘が心配そうにする。
そしてその心配は、
『プリ君、助けて…!』
的中してしまうのだ。
『ダンサー、どこだ!』『ポタ広場…きゃあぁぁあっ!』
悲鳴。同時に印を結び、駆け出していた。
「プリ君、待…!」
セージ娘の叫びも聞き終えぬまま、僕の姿は空気の中に溶け込んだ。
一刻も早く、ダンサーの所へ…!!
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