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ダンサに萌えるスレ

[99:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/04/04(月) 20:40 ID:CRj9GH4I)]
「引退…あなたがですか?」
「そ。後はよろしくね。私はもうここに戻ってくる予定はないから。」

相方であるバードさんと一緒に最後の協奏を。
「深淵の中に」、「子守唄」、「戦太鼓の響き」。
この3曲を丁寧に演奏するバードさんのリズムにあわせ、しっかりと踊りきって
先輩であるダンサーさんは、いつもと同じようにログアウトしていった。

そして、彼女はそのまま二度と現れていない。今に至るまで。
風の噂では別名義であったブラックスミスの名前も、つい最近削除されたとの事だ。
相方を、そして私を残して彼女は消えてしまった。

それから数ヶ月。
私は彼女に憧れた当時の思い、そして相方の居なくなったバードさんと組むために
踊りの練習を続けた。
努力は実り、バードさんと組む2代目の相方としても恥ずかしくないくらい、修練も積んだ。


「子守唄」、「深淵の中に」、「戦太鼓の響き」。
まだ踊った回数こそあまりこなしていないが、踊ることに関しては大分慣れた。

早いもので、先輩が居なくなって明日で半年になる。そのことをバードさんに話してみた。
「そうだな、もう半年になるな。そろそろ先輩に向けてお前の踊りってもんを披露してもいいんじゃないか。」
と返ってきた。私の踊り、と言われてもいまいちピンと来ない。
「それはどういう事ですか。私の踊り方って自己流だから、大ステージでよく演奏されてる曲なんかは無理ですよ?」
「そういう事じゃない。今から私が演奏するから、お前はそれに合う踊り方をすればいいのさ。
以前も何度かやった事があるだろう? 私が少ししかわからない歌なのに、お前のあの踊りの合わせ方というか
踊り方は完璧だと言っていい。私が保証するよ。」
「はぁ…」
「しゃんとしろ、私の初代の相方へ向けての初めての合奏だぞ。もっと堂々としていればいいのさ」
「はいっ。精一杯頑張ります」
ここで時計を確認する。次の日まではもう時間がない。
「その意気だ。では…一丁やるか!」

バードさんの演奏が紡ぐリズムと、あまり聞かない曲。私はその歌に合わせて精一杯踊る。
先輩、見てくれていますか。
私はあなたを超えたかった。けれど未だに超える事ができたとは思えないのです。

だから私は、こうして精一杯踊るのです。高みを目指し、そしていつか頂点へ。
これはそのための勇気を与えてくれる歌。題して…
「ニーベルングの指輪」

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はい。そんなわけで引退しちゃった先輩と、今も健在であるその相方と
それに憧れてダンサーを作った私ですが、先日めでたくjobカンストできた記念に駄文つらつら。
先輩、あなたが達成できなかった戦太鼓の先へ…やっと到達しましたよ。
Gvの防衛にロキを演奏するためにダンサ作る人が多い中、太鼓5の指輪5取ってる人などいない?
私だけでいいですよそんな人。。・゚(ノД`)゚・。


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