【自己犠牲】クルセ娘を愛でる会 その2【神々の守護】
[575:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/04/16(日) 15:03:32 ID:WMJHvy7g)]
一日一六子投下!めざせ第二の悪ケミハウス! 嘘ですね?嘘ですよ?
「DOPらこー DOPらこー なーみをちゃぷちゃぷ、ちゃぷちゃぷかきわーけてー」
「おや、六子さん。いつにもまして今日は機械的な動きですね、それに意味不明なロボ語が冴えてます」
「なんだ、また茶化しに来たのか。冷やかしなら、帰れ。私は今ボートを漕ぐ練習をしているんだ。どっぷらこーどっぷらこー」
「それをいうならどんぶらこ、ですよ。というか、何故乗れもしないボートの練習などしてるんですか、六子さんが乗ったら転覆するか沈んじゃいますよ?」
「なんだと!私はそんなに重くない!この間など聖堂騎士団の大規模演習で一気に二キロも痩せたのだ!腹が減ったのでもりもり食べてすぐに取り戻したがな!」
「いや、切れるところ違うでしょ。まぁ、おなかを減らして元気のない六子さんっていうのも想像つきにくいですけど。いや、体重じゃなくて、その格好だと装備の重みで沈」
「貴っ様ァ!私に聖堂騎士の証であるこの鎧を脱ぎ捨てろというか!絶対に脱がんぞ」
「でもきっとそれをパージしたら超高速戦闘が可能になりますよ。いや、多分ですけど」
「ほ、本当か!それが本当だとしたら……いや、脱がん。脱がんぞ?だが……あ、いやいや脱がないからな?私は脱がないぞ?脱がないが……しかし……いやいや、本当に」
「六子さんは、本当、わかりやすい人ですね」
「私はロボだ!」
「ロボといえば、六子さん。アインブロックの鉱山で大きなロボ、言い換えるとジャイアントなロボを見かけたんですが」
「あぁ、RSXの奴か、あいつは意外と気さくないい奴だ。私と気が合う」
「おや、知り合いだったんですか」
「いや、まだ一度も会ってはいないが」
「……」
「……」
「ふう、ようやく行ったか……まったく私の気もしらないで沈没だの転覆だのとよく口が回るものだ。たまには私からあいつを誘ってだな、ボートの上で二人きりとか……!ぬぅおー!だめだだめだだめだー!こんな浮ついた気持ちで何が聖堂騎士か!うぃーがしゃーうぃがしゃー!ぎっこんばったんぎっこんばったん!ヴァー!」
耳まで真っ赤になって漕ぎつづける六子。結局、夕方どころか深夜までロボ語がプロンテラ中に響いていたらしい。
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