悪ケミハウスで4箱目
[328:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2008/10/10(金) 16:34:46 ID:9fCVoNKw)]
騎士子「はぁ、もう秋ね」
悪ケミ「何よ、騎士子らしくないわね……」
騎士子「この季節には、毎年恒例の赤芋狩りがあるのよ」
悪ケミ「何その変なイベント……赤芋なんて騎士子のBBで瞬殺じゃない」
騎士子「キャラメルとアナコンダク刺したカタナがあったんだけどね……」
悪ケミ「……すごくアルギオペ様専用です」
騎士子「先日、倉庫整理の時に売っちゃったのよ」
悪ケミ「そんな限定武器にすぐに買い手が付いたのが意外」
騎士子「……花売り少女に」
悪ケミ「キター、NPC売りキター――(゚∀゚)――ッ!!!
おめでとう、騎士子もとうとうドジっ娘属性を手に入れたのね!」
騎士子「なっ!?
なんですって!」
悪ケミ「いったーい……なにもバッシュすることないじゃない」
騎士子「いい? それで、悪ケミ何かいい武器持ってない?」
悪ケミ「私が持ってるわけないじゃない!」
騎士子「ああ、やっぱり」
悪ケミ「そういうのは良ケミに言いなさいよ。
確か昔、ずーっと黒蛇に籠ってたし……いや、
待って、武器のあてがあるわ……」
バフォJr.(主殿の顔つきが変わった……これは何か悪いことを……)
騎士子「本当!? 来週までに借りたいんだけどいい?」
悪ケミ「いくらで?」
騎士子「雷管20個でどう?」
悪ケミ「ケチね……まあいいわ。倉庫整理するからギリギリになるけどいい?」
騎士子「もちろん、ありがとう」
バフォJr.「で、主殿……何を企んでいるのだ?」
悪ケミ「もちろん……フフフフフフ……ヒ・ミ・ツよ☆」
バフォJr.「……ハァ……」
次の週の数日後、伊豆D深層にはイクラ狩りに励む騎士子と悪ケミ(とバフォJr.)の姿があった
騎士子「よくも変な武器渡してくれたわね!!」
悪ケミ「あ、あれは冗談で……」
騎士子「ブリンクアイスドラウジーカオスカタナ……確かに冗談よね、面白くないけど」
悪ケミ「ごめん、ゆ、許して」
騎士子「許すわよ? だから、一緒にイクラ狩ってるんじゃない」
悪ケミ「ちょ、ちょっと、カート取りに帰っていいかしら?」
騎士子「だーめ、荷物なら私が持つわよ」
悪ケミ「じゃあ、さっきからなんで私の方にイクラ飛ばすのよ!」
騎士子「あなたを手伝ってるだけよ?」
悪ケミ「あ、詠唱ゲージが見え……」
バフォJr.(すまぬ、主殿……)
悪ケミ「ちょ……子バフォ、逃げないで! 助けて!
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
騎士子「汚い花火ね……」
騎士男「……あ、あれ、俺の出番は……?」
悪プリ「考えたら負けよ……」
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