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【百合も】生体DOP達に萌えるスレB2F【801も】

[114:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2012/08/31(金) 00:01:00 ID:qmlaCw8c)]
 東家にガーティ、南家にフラメル、西家にセリア、北家にチェンが座る。
 手慣れたガーティーの真似をして他の3人が自分のヤマを作っていく
ガーティー「まぁ、やりながら覚えていけばいいわよ!」
セリア「なかなか面倒なのね…」
ガーティー「機械が全部セットしてくれるのが最近はあるらしいんだけどね、ここにはないみたいだから…」
チェン「…」
フラメル「…」
 特にこの二人は飛び散った火花が見えそうなほどににらみあっている。
チェン(この勝負に負けた方はセリアさんを諦める。それでいいな?)
フラメル(望むところだ。今日こそお前と決着をつけてやるよ。)
 目でそんな会話をしながら対局がはじまった。

ガーティー「じゃあ今回はアタシが手本ということで親家で。ツモして牌を切ってね。」
フラメル(ふん、結局は確率だ。最善の確率を選択して小さい手を複数あがればいいのさ。)
セリア(えーと…確か同じのを3つずつ揃えていけばいいのよね…)
チェン(とにかくアイツに勝つためにも高い役をねらっていかなければ!一色に染める手があったはず…)

 数巡後

ガーティー(ふーん…チェンはホンイツ狙いかしら?セリアはあの様子だとトイトイ、フラメルはタンヤオ狙い…ね。あなた達らしいとはいえさてどうしたものかしら…)
ランデル「やけに静かだな」
バジル「よほど真剣なんじゃないのか?特にあの二人は…」
トレン「当の本人はどっちも眼中になさそうだけどね…」
ガーティー(とりあえずまずはトイトイ狙いのセリアに絞ってみようかな…)
 (タン)
セリア「え、えーと、ポン?できるのよね、これ…」
ガーティー「できるわよー。そうしたら牌を1つ切ってね。」
セリア「えーと…はい。」
チェン(お、これでやっとテンパイってやつだな!リーチかけると役が増えるんだったな…よし!)
チェン「リーチ」
ガーティー(恐らくチェンの待ちは一四筒、フラメルは二五八萬のダマ、セリアはたぶん…)
ガーティー「これは通るかしら…」
セリア「ろ、ロン?えーっと…トイトイ發?でいいのかしら」
ガーティー「あってる。符の計算は面倒だからここは無視でいいわ。5200ね」

 ガーティーがこっそり役の指南をしつつ進んでいき、いよいよオーラスへ突入する。

バジル「ガーティーはわざと振り込んでいるように見えるんだがどうしてだろうね」
トレン「習うより慣れろ ってことなんじゃないの?」
ランデル「今のところはチェンの独走状態…みたいだな。」
バジル「ところで君は任務中だから遊ばないとか言ってなかったかな?」
ランデル「私の任務は君たち6人を守ることだ。だから何も問題はない。」
トレン「とりあえずその陰からこっそりプレッシャーかけるのやめてくれないかしら…?」

ガーティー「さて、これが最後の局よ!」
フラメル(とりあえず僕は今のところ負けている。だがその気になれば逆転できるはずだ…)
セリア(えーと…緑のやつ…)
チェン(こ…これはもしや…国士無双というヤツではないのか?)
 チェンの手牌は国士無双まであと2つだった。それもそのはず。この局のみ、ガーティーが積み込みを仕込んだからだ。
 九種九牌で流せるということをガーティーはあえて教えなかった。

 数巡後

ガーティー(チェンが国士テンパイ、フラメルは役牌ドラあたり、セリアが緑一色のはず…チェン、悪いけど貴方には負けてもらうわ)
 ガーティーはこの時こっそりチェンのツモ牌をすり替えていた。いわゆるツバメ返しというイカサマである。
セリア「ポン!」
チェン(あーもう、あとは北だけなのに、なんでこないんだよ…)
 (タン)
セリア「ロン!」
フラメル(チェンが振り込んだ!これで僕の勝ちの可能性も…)
セリア「えーと…チンイーソートイトイ…なのかな?」
ガーティー「…それは緑一色、役満よ」
セリア「ふぇ?」
チェン「そ…そんなバカな…」
ガーティー「子だから32000点。文句なしの1位よ」
セリア「えーと…私が1位?」
フラメル(奇跡キター!?とにかくこれでセリアは僕のものだ!)

 歓喜の顔のフラメルと、絶望の顔のチェンがそこにはいた。

ランデル「終わったか。ならば俺はもう部屋に帰ろう。」
バジル「終わったのなら僕たちも…」
トレン「そうねぇ…最近いろいろと忙しかったし、久しぶりに…」
バジル、トレン「ねっ?」

 観客が帰り、ガーティーがフラメルに囁いた。
ガーティー「アンタ、今日こそちゃんとしなさいよ!そのために勝たせてあげたんだから!」
フラメル「えっ…」
ガーティー「ちゃんと告白して、そのあとガッツリヤるのよ!」
フラメル「え…あ…その…えーと…は、はい、ガンバリマス」

 フラメルが珍しく赤面している。そんなレアなシチュもありだと思いながらガーティーは行動を起こす。

チェン「セリアさんがセリアさんがセリアさんがセリアさんg…」
ガーティー「ほら、敗者はおとなしく去る。というわけでインティミデイト!明日の報告、期待してるわよ!フラメル?」

 そして、セリアとフラメルの二人が部屋に残った。同じころ別の部屋では…

ガーティー(ごめんなさい…あの二人がくっつけばチェンが私を向いてくれると思ってこんなことをしてしまったけど…)
チェン「ガーティーさんは」
ガーティー「え?」
チェン「なんでフラメルの肩を持ったんですか?」
ガーティー「…なんのこと?」
チェン「最後のアレ、そうなるように仕組んだでしょう?」
ガーティー「…バレてた?」
チェン「なんとなく…できすぎていると思ったんです。」
ガーティー「…それなら私が罪滅ぼしに…」
チェン「えっ?」
ガーティー「慰めてあげるわ」
チェン「え、ちょっと待って、ガーティーさん、まだ心の準備とか…」


こうして3つの甘い夜は過ぎていく。


ランデル「ふぅ、次は腕立て伏せを300回だな。日々、鍛練を怠ること勿れ。」


前置きが長いうえにエロほとんどなしかよ!という結果に終わってすまないが力尽きた。
エロ部分は誰かに任せた。薄い本でもSSでもいいので…


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