【百合も】生体DOP達に萌えるスレB2F【801も】
[97:90(2011/09/26(月) 00:04:35 ID:ZnPfAqnI)]
続いた
過疎ってたことに感謝の気持ちを使わざるを得ない
ここに垂れ流しにすることを許していただきたいと言わざるを得ない
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セシル視点 セシル カトリーヌ せしかと 百合 おっぱい
柔らかな衝撃から数秒、私は顔いっぱい両手いっぱいに、
すべすべした肌触りのまあるいモチモチを感じていた
これがカトリーヌの、女の子の柔らかさなんだと
あと、なんだかすごくいい匂いがする
この抗いがたい極上の感触のためなら、マーガレッタに魂を売ってもいい
などと、ほんの一瞬でも頭をよぎるほどの心地よさが頭を埋め尽くし、心を満たしていく
しかし、同時に背筋を駆け上がっていくのは戦慄だった
私は、今、とんでもない事をしでかしているのではないだろうか
ほっぺは離れ難い双球に吸いついたまま、瞳だけをくるりと動かして、
恐る恐る上方にある魔女の相貌を覗く
迎える紫水晶の眼に、狩人の私は射竦められてしまった
脳裏に浮かんだのは、「死」の一文字である
カトリーヌの両の掌が、私の頭を包む
本を読むために晒された、グローブを外した指先
普段の本人の雰囲気同様儚げで細いそれが、今の私には、野兎に食い込む猛禽の爪のように思えた
風と氷に耐性を持つ私に対し、そこから放たれるのは必殺の火炎球だと想像に難くない
このままでは私の人生、アフロな焼きナスである
(これは事故なの!誤解なの!だから許して、カトリーヌ!)
非情な現実に、例え救世主であろうと見られるわけにはいかない姿で、天才的ではないが閃いた弁解は以上である
「こr」
「ほしい?」
……え?
カトリーヌは今、なんて言った?ほしい?
メラゾーマより先に言葉をかけられた事にも驚いたが、カトリーヌの示唆する、
私が欲しているなうをすぐに見つけだす事ができない
「……ほしい?」
同じ言葉を紡いだカトリーヌの、私の頭を抱く力が少し強まった
むぎゅっ、っと声を上げた私の顔を挟む軟球の圧力が、カトリーヌの抱きしめる力に比例する
悲しいかな、弓引く私の腕に前者の力はあれど、弦掠らない私の胸には後者の力はない
おっきいおっぱい、やっぱりいいなあ、ほしいなあ
カトリーヌのコレが私の胸に…ついて…た……ら?
……あれ?
ほしい、ってコレ?
え?
コレ、くれるの!?
「……ほしいわ!」
ガバっと顔を上げ、肺から声を絞り出した
カトリーヌが小さく、コクンとうなずく
「ん……いいよ、セシルなら
好きに、シて」
「へ?」
一瞬、きょとん、とはしたものの、すぐに頭の中身が冷めていくのがわかった
考えてみなくとも、カトリーヌのおっぱい様がしぼむ代わりに、
私の大平原が山岳地帯になるなんて事、あるわけがない
仮にそんな魔法があるのなら、とうの昔に教えてくれているはずである
そうか、これは慈悲なのだ
カトリーヌが、私を憐れんでその身を呈してくれているのだ
私のおっぱいを大きくすることはできないけど、代わりにカトリーヌの大きなおっぱいを好きにしていいよ、と
カトリーヌの頭脳はきっとこの事故を、私の大きい胸への執着が起こしたものに違いないのだと帰結しているに違いない
泣きたいかもしれない
だから
シュルッ
カトリーヌが首元のマントの結び目をほどいた
これは
スルリ
まるで割れるようにマントの隙間が広がって、細い鎖骨がさらけ出される
私は
ポフッ
ふわふわマントが肩から滑り落ちて、カトリーヌの上半身を隠すものはなくなる
私は、ゴクリ、と音が鳴るほど、息と生唾を飲み込んだ
綺麗、と思った
でも、それ以上に、冷めた頭を心から湧き出す熱が、一瞬で塗り潰していった
「セシル……いい、よ?」
それは
「……来て」
誤魔化しようのない、情欲だった
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