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【18歳未満進入禁止】弓職&踊り子命令スレ Part4

[151:高慢なジプシー(2010/08/24(火) 00:55:01 ID:AST3B1nQ)]
〜〜〜〜っ!恥ずかしい!とても恥ずかしいですわ!
何かがとても恥ずかしいのです!!!
・・・・穴があったら入りたいところですわ・・・・

>>87

耳元で囁かれた高慢なジプシーは一度深呼吸をする。
そこはとある路地裏、高慢なジプシーは特に何かあるわけでもなく、ただ狩の終わりに宿へと戻る道に
適当にこの道を選んだだけだった。
その道すがら、突然87に後ろから羽交い絞めにされ、その身体つきを確かめるように手が、彼女の
豊満な胸や、腰、お尻といった部分を弄るが、
「きゃ〜〜〜痴漢よ〜!!!」
「最低っ!!!」
「出直しておいで!!!」
高慢なジプシーが魔力を帯びた声をあたりに響かせる。
「なっ・・・おい!」
スタンはしなかったものの、慌てて87は高慢なジプシーの口を塞ごうとしたが、高慢なジプシーは
一瞬緩んだすきをつき、拘束していた手を振りほどく。
そのまま87と距離を取った高慢なジプシーは対峙するように鞭をしならせていた。
「くす・・・そのようなことを言われては、驚いて声が出てしまいましたわ」
妖艶に微笑みながら87を見返す高慢なジプシー。
「へへ・・・まいったな。ただの好きものかとおもってたが、やってくれるじゃないか」
一見余裕そうに高慢なジプシーへと詰め寄る87だが、その内心は焦燥にかられていた。
先ほどまで人気もいない路地裏だったが、高慢なジプシーが声を上げたことで間違いなく
人がやってくるだろう。
また見たところ高慢なジプシー自身も高レベルの冒険者のため、そう簡単に屈するようには思えず、
87にとっては引き下がるしか選択肢は存在していなかった。
「わたくし、M心よりもあなたが大変な目に会うところのほうが楽しそうに思えますわ♥」
それをすでに理解している高慢なジプシーは、余裕の態度で87に対して語りかける。
高慢なジプシーの言葉にどう返答するか考える87だったが、時間をかけるほど自分が不利になる
ことがわかっていた。
「悪いが俺にそんな趣味はなくてだな・・・っち、今は引き下がるしかないが、今度はこのお礼も
 兼ねてアンタの前に現れることにするよ」
「結構ですわ。わたくし、下世話な方を知人に持ちたいと思ったことはございませんから」
悪態をつき、早々に言葉を切り上げる87に負けじと言い返す高慢なジプシー。
そうこうしている間にも通りには人の気配を感じるまでになっていた。
「まぁいい、また今度、アンタに会うのを楽しみにしてるよ」
そういって姿を消す87。
87の気配を感じなくなると、高慢なジプシーは鞭をしまい、内心で安堵のため息をつく。
(叶うならもう会いたくないものですわね・・・)
キャラバンにいたことろから、時には付きまとわれた経験もあり、あのような輩には慣れては
いるが、やはり彼女も苦手なものは苦手であった。
あとには高慢なジプシーの声か、もしくは別の理由かで訪れた人々が通りを歩いているだけで、
平和な通りが存在していた。
(一応騎士団には通報しておきましょうか)
そんなことを考えながらも、再び宿へと向かい始める高慢なジプシー。
自分はそんなはしたない女ではないと内心で憤りながらも、ここ最近の自分の行動を思い返して
みると・・・・
そこまで考えて、高慢なジプシーは顔を赤くしながら首を振り、考えることを放棄する。
(わたくしだって・・・好きでやってるわけではありませんわ!)
それからは夕食の献立やステージのこと、今日のお風呂にいれる入浴剤などを考えながら、帰路に
つく高慢なジプシー。

そのまま高慢なジプシーは猛暑の中で宿へとたどり着くと、早速熱いお風呂で一日の疲れを解消する
のだった。
どうやら彼女にとってはお風呂は常に熱いものが好きらしく、季節に関係なく汗を流して肌を
潤すしていく。
お風呂の前に騎士団には不審者の通報を行ったが、その後87が騎士団につかまったかなどに
ついては彼女にとってどうでもよいことで、シャンプーの泡とともに、あっさりと流れて
消え去っていくのだった。


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