【18歳未満進入禁止】総合命令スレ19【inハァハァ鯖】
[10:身代わり少年ハイウィズ(2011/09/01(木) 22:16:18 ID:RK5pr.Fs)]
>>9様。
油断した、
ベッドに大の字に張り付けられた少年ハイウィズは自分の不用心さを公開した。
「ふふふ…気づかれた時はどうしようかと思ったけど、所詮お子さまね」
彼を金縛りの魔術でベッドに張り付けにした張本人であるサキュバス(>>9)は高笑いを上げる。
事の起こりは数分前だ。
大聖堂で情報を得て、首都近郊に点在するマップにも乗らない遺跡を回り、それらの全てが空振りで意気消沈の内にネンカラスへ帰還。
食事と入浴をすませ、疲れた体をベッドに横たえた眠りに落ちる寸前、何者かが意識の中に進入を試みているのを察知。
親友に廼阻止には成功する物の、現実世界での取っ組み合い持ち込まれそのまま制圧されてしまった。
「ちょうどお腹も減っていたことだし、ちょっとゲームをしない?」
そう言って舌なめずりをするサキュバス。
「げー…む?」
何をする気だとくってかかるよりも早く、サキュバスは顔を両手で覆い隠す。
覆い隠された手は直ぐにどけられ、現れた彼女の顔に少年は驚愕した。
「な…なんで」
サキュバスの顔を見て顔色を変える少年ハイウィズ。
「知ってるわよぉ…お姉さんを捜していること」
にやにや笑う彼女の容貌は、一瞬の内にほぼ彼とうり二つ、すなわち彼が探している姉のように変化を遂げていた。
「一晩中。この姿でじらして上げる。耐え抜いたらお姉さんの居場所、教えてあげるわ」
「な…んだって?」
驚愕する少年ハイウィズ。
教えることを考えても言い、ではなく、教えると名言。
魔族は時に人間に取引を持ちかけるが、約束は破らない生き物である。
なまじ魔族に対する知識を持っているが故に揺らぐ彼の意志。
「別に、いやなら良いのよ?このままお食事するだけだから」
パジャマの裾に手を差し入れ、柔らかい下腹をなでながら言うサキュバス。
「う…うう…」
どうせされるがままになるのなら…
靄がかかった理性を総動員し、少年ハイウィズは彼女の挑戦を宇受けることにした。
「ふふふ…ここからどんな味の精液が迸るのかしら?」
パジャマを脱がし、そそり立つ肉棒の裏筋を撫でながらうっとりとした表情を浮かべるサキュバス。
「く…んっはぁ…はぁ…」
肉棒がぴくっと動く旅に、少年ハイウィズは必死に暴発をこらえようとする。
歯を食いしばり、深呼吸を繰り返し。
自分の体の一部出有るはずなのに制御の聞かないそれを必死に飼い慣らそうとする彼の仕草は。サキュバスにとっては最高の前菜といえるだろう。
「それにしても、こんな格好をさせられて…跡目争いもたいっへんねぇ」
ハンガーに掛けられた女性用のハイウィズ装束を見ながら、芝居がかった溜息を吐くサキュバス。
「いっそ、切っちゃった方がらくになるんじゃない?」
一瞬でレイピアの先端の様にのばされた爪を彼の雄の根本につきつける。
「そんな…こと…」
ホルグレンの鍛えた業物にも引けを取らぬ光沢を持つそれで、サキュバスは根本から先端を撫であげた、
平静を保つようで、サキュバスは自分が持ちかけた取引を後悔していた。
(ああ、このまま切り落としたらおもしろいかも…でもそうすると食事がぁ…)
必死に衝動をこらえながら、平静を保ちながら責めるサキュバス。
(お腹すいたし…)
爪の先端で鈴口をつんつんとつつきながら反応を楽しむサキュバス。
「ねぇ…いい加減降参しちゃえば?」
少しいらついた口調で投降を促すサキュバス。
姉のことをちらつかされただけで、ここまで強情になるのは彼女の想定外だった。
「あこがれのお姉さんとじっぽり楽しめるのよぉ?」
「っ…なんて…事を」
歯を食いしばりサキュバスを睨みつける少年ハイウィズ。
「あら。怒っている割には反応してるみたいだけど?」
自身の提案に、少年のそれが反応しているのを彼女は見逃さなかった。
「そ、そんな事…」
指摘され弱気になる。
「人間、諦めが肝心よ?」
姉の顔を近づけ、胸板に乳房押しつける。
「やっ…やめっ!」
少年ハイウィズは上擦った口調で拒絶しながら首を振る。
だが、次の瞬間。
「ん…っ!」
肉棒に太股が触れ、その刺激で彼は達してしまった。
「ふふふ…そろそろ本格的にいこうかしら」
お預けを解除された犬のような目で、サキュバスは勝利宣言をした。
「ずちゅるぅっ…んほっ…じゅるっ」
室内に下品な音が響く。
サキュバスが剛直を口にし、文字通り精を吸い上げているのだ。
「うっ…やめ…っ…」
彼女の頬が窄まる度に、シーツを握りしめ腰を浮かせる少年ハイウィズ。
その様はまるで初な少女が受け入れきれない程の快楽に身を焦がされているかのようだった。
「良いのよ。遠慮しないで…ああ、おいしい」
少年を何度目かの絶頂に導き、うっとりとした表情を浮かべるサキュバス。
「やめ…やめて…もう」
「大丈夫。まだまだいけるわ。サキュバスの私が言うんだから間違いないわよぉ」
そう言って再び号直を口に含み、玉袋を優しくも魅し抱く。
「うあ…う」
力ない声でうめき、虚ろな目つきで見上げる少年ハイウィズ。
まるで魂そのものを吸い取られるかのようなフェラは一晩中続き、明け方には彼は文字通り干物となっていた。
「う…」
朝日に顔を撫でられ目を覚ます少年ハイウィズ。
昨晩の事もあり、頭は中に錘が入っているかのように重く体はけだるい。
そして、首元に違和感があった。
まるで何かが巻きついているかのような…
「おはよ」
「うわっ!」
けだるい体を起こし横を向くと、サキュバスの姿があった。
「ほほほ。そう驚かなくても良いわよ。はい。混ぜ物はないから心配いらないわよ」
そう言って、イグドラシルの実を出すサキュバス。
少年ハイウィズは警戒心をむき出しにしながらそれを受け取り、口に含む。
「まー本当はこのままとんずらさせてもらおうと思ったんだけどさ」
もそもそと実をかじる少年ハイウィズを見ながらサキュバスは言う。
「あなたおいしかったから、飼ってあげようかなって」
「なっ…?」
彼女の言葉に狼狽する少年ハイウィズ。
「大丈夫よ。別に奴隷にするわけじゃないわ。食事につきあってもらうだけよ。それに、豪華特典もいろいろあるわよぉ?」
「……それはどういうっ!?」
少年ハイウィズはそこまで言いかけ、自分の首に有った違和感の正体を知り愕然とした。
そこには細く黒い首輪が巻かれていたのだ。
「言葉の通りよ。あ、それ外れないから」
慌てて金具を探し外そうとする彼をケラケラと笑いながら立ち上るサキュバス。
そして彼女は魔法で隠蔽していた翼を露出させる。
「なら姉上の居場所を…あ!待っ…」
「また会えるんだから悲しい顔しないの。じゃあねぇー」
露わになった翼で体を覆うサキュバス。
次の瞬間、彼女の姿は一滴の墨汁が水に溶けるように虚空に掻き消えた。
「どういう…」
一人の超された少年ハイウィズは彼女のいた空間を眺め呆然とした。
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