【18歳未満進入禁止】聖職者命令スレ Part12
[232:深淵を垣間見た女祭(2012/06/16(土) 22:06:26 ID:hwhKv9Yg)]
>>229様
「誰かと思えばおまえさんか。早かったな」
大司教が部屋に入ると、応接用のソファーにアサシンクロスの>>229が腰掛けていた。
「予備調査だからな。会議だったようなのでここで待たせてもらった…いい茶葉だな」
「…珈琲党なんでな。茶葉はよく分からんから相応の茶を店員に選ばせている」
「ならばその店員とは懇意にしておくべきだ」
ティーカップを手に>>229は言う。
「早速だが、これが依頼されていた彼女の資料だ」
「ふむふむ」
差し出されたファイルを手に取り目を通す大司教。
そこには『娘についての大枠』が書かれていた。
問1:きゃらくたーしみゅれーたー(ttp://nozomi.arege.jp/ro/)の該当イメージへのリンクを晒しなさい
ttp://nozomi.arege.jp/ro/#FemaleAcolyte3_10Blue_5079
問2:身長は?
157cm
問3:3サイズは?
78/58/74
「なかなか気の強そうなお嬢さんだな」
「早くに父と死別した事で自立心が強くなったのかも知れぬ」
「なるほど」
>>229の指摘に頷く大司教。
「しかし、どうして依頼を?身内の、しかもこの程度の情報なら自らアクセスできるのでは?」
「状況が読めん。それに、クルセイダー隊自身は彼女の行方不明情報を公式に受け付けていない」
彼女の失踪を知ったのは、女祭の自白からである。
「表向き事件に関係の無いアコライトの情報を求めれば変な噂が立つぞ」
「自ら動けば藪を突いてサイドワインダーと言うわけか」
「そうだ。それに、失踪に我々以外の何者かが関わっている可能性もある」
「根拠はおありで?」
「以前、教会前にカプラを置く話があったんだが、その時の研修人事に変な横槍が入ってな」
それ以来、大司教の属するグループは自分達以外の裏勢力の台頭に対し神経を尖らせているのだと言う。
しかし現状、それ以降特に目立った動きは無く『誰と戦っている』のかわからない状態が続いていた。
誰もがカプラの件を忘れかけていた最近になり今回の事が起きたため、特に大司教は再び神経を尖らしている。
「暫くは女祭の身辺を監視してくれ。痕跡は残さずに」
大司教は言う。
「彼女が失踪情報を得た経緯、俺に取り入るに至るきっかけ、知りたい事はいくつかある。教会としてギルドに依頼するか、個人的にいつもの様に依頼するかはその辺を見極めてからだ」
そういって金貨の入った袋を差し出す大司教。
「御意に。では早速彼女の監視を開始する。今は…>>227という男のところに丁稚奉公だったな」
「さすが。手が早いな」
「恐悦至極。では」
>>229がそういった瞬間、彼の姿がブレ始め直ぐに背後にあった壁に同化する。
クローキングだ。
「母娘で…か。ククク…」
一人呟き、そしてほくそ笑む大司教。
「…夢から覚めるか。はぁ」
そして我に返った大司教は書類が山積みになった執務机へと足を向けた。
現在命令数零。
read.cgi ver4.20 by GlobalNoteScript (2006/03/17)