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【18歳未満進入禁止】弓職&踊り子命令スレ Part6

[37:高慢なジプシー(2012/03/09(金) 12:20:14 ID:SJBhUbpA)]
くす、二つ目ですわ♪

>>33

白い砂浜、青い海と空。
リゾートには申し分ないロケーションではあったが、高慢なジプシーの気持ちはそこまで明るくなかった。
「どうした?何か問題があったか?」
「大ありですわ。あなたが急に連れて来るものだからわたくしの化粧品や保湿クリーム、着替え、全部
 置いてきてしまったではないですの!」
33にその豊かな胸を張って答える高慢なジプシー。
対して33は対照的にがくっと頭を項垂れ、
「なんだ・・・そんなことか。君の身を隠すことを優先したんだ。それくらい―――」
「―――それくらい、ではありませんわ。女性にとって、ましてやわたくしほどになると、とても重要事項
 なのですわ!」
きっぱりと33に言う高慢なジプシーだったが、
「・・・・・ま、まぁ、わたくしを守ってくださることには感謝いたしますけど・・・」
最後は少し目を反らしながらつぶやくように言うのだった。
あの時(>>30-31)の薬のせいで、しばらく身体が意思に関係なく疼いたことがあった高慢なジプシーに
とって、少し他人を怖く感じていたのだ。
>>35のときには既にその作用も治っていたが、今回のポルワージュの計らいは内心素直に感謝していた。
「不都合をかけないように予算はあるから、ホテルの売店で買えばいい。
 こういうところのほうが限定ものとかで女性は喜ぶんだろ?」
「否定はしませんけど・・・・お肌に合うものを持ってきたかったのですわ。
 今回はそれで妥協することにいたしますけど」
二人はそのまま一度ホテルにチェックインすると、高慢なジプシーは先ほどまでの態度と違い、ホテルの
売店で目を輝かせながら商品を物色する。
「買いすぎじゃ・・・ないのか・・・?」
「女性には物欲はあっても無駄にはしないのですわ」
少々呆れ気味に言う33に得意げに微笑むように返すと、高慢なジプシーはスキンケアや下着類を大量に
買い込む。
高慢なジプシーの恰好はいつもの冒険者用の衣装であるので、普段着は部屋に備え付けのパジャマにする
ことにしたようである。
「ちなみに部屋は俺と一緒だぞ」
「そんな気はしてましたから別に構いませんわ」
元々は新婚用のホテルのため、基本は男女一部屋となっているのだが、出発前にサインした奴隷契約の
効力か、あっさりと頷く高慢なジプシー。
彼女たちの部屋はスタンダートだったがツインとなっており、大き目のベッドが二つ置かれていた。
「くすくす・・・ホテルなので当然ですわね。残念でしたわねv」
「うるさい」
からかうように言う高慢なジプシーを適当にあしらう33。
「今日はこれからどうしますの?」
「君が安全なように周囲を見張るだけだから、君は好きにしてくれていい」
「そんなに気を張らなくても・・・わたくしとてそれなりに戦えますのに。
 いいですわ。でしたらわたくしも部屋で少しくつろぐことにいたしますわ」
いそいそと衣装の一部を脱ぎ、ホテルのパジャマを羽織りながらいう高慢なジプシーに、
「助かるよ」
そのまま二人は部屋で時には会話したり、ホテルの用意したゲームなどで時を過ごすのだが、それが
2日目3日目と続くころに、33はふと疑問を口にする。
「・・・・ところで何で食事とか以外で外に出ないんだ?
 ここはビーチが売りなんだろ?水着も買ってたのに遊びに行かないのか?」
「そう、おっしゃられましても・・・」
33の問いに高慢なジプシーは枕を口元まで抱きしめながら言いにくそうに、
「わたくしが外に出たらあなたの負担が増えちゃいますもの・・・ですからそのような無用な心配を
 かけたくないのですわ・・・・」
普段の高慢なジプシーであれば、とりあえずはビーチにいたかもしれない。
だが本人たちは気付いていないが、奴隷契約によって33と高慢なジプシーは主従関係となっており、高慢な
ジプシーの気持ちとしては主に余計な負担をかけさせまいという思いが強くなっていたのだった。
「そんなことは気にしなくていい。いいから好きに遊べ。
 俺はそんなに耄碌していない」
「ですけど・・・」
「くどい、俺はダンサーギルドから正式に命令を受けているんだ。君が何をしてようと守るのだから、
 君も気にせず遊べ。これは命令だ」
「くす・・・ええ、わかりましたわ♪」
その言葉に胸のつかえがとれたのか、高慢なジプシーは日焼け止めをきっちり塗り、その日から水着姿で
ビーチで泳いだり、水しぶきを上げたりと子供の用にはしゃぐのだった。
ジャワイには他の宿泊客のカップルもいたが、特に何事も起こることはなく、33も高慢なジプシーも無事に
一週間を過ごしていく―――

最終日の夜、ホテルが上がる花火を他の宿泊客たちから離れたところで33と高慢なジプシーは見上げていた。
「一週間ありがとうございますわ。少し気が楽になりましたの」
「俺は命令に従っただけだ。その・・・・こちらこそありがとう」
互いに例を言い合う二人。
高慢なジプシーは一人だけでは物足りないと、33を一緒に海などに連れまわしており、そのせいか二人は
気兼ねなく一週間を過ごせたのだった。
「くすくす・・・ん、今日で最終日、またわたくしも舞台で踊ったりして楽しく忙しく過ごしますわ♪」
高慢なジプシーはそういうと33と握手を交わすと別れ、二人は各々のギルドへと報告するのだった。
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現在命令数:コラボ
可能命令数:2

ではではわたくしはゆっくりいたしましょうv


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