【18歳未満進入禁止】聖職者命令スレ Part17
[197:訳あって戦乙女な少年司祭レイリとヴァレー(2021/03/11(木) 22:59:20 ID:coE5fy3A)]
>>196様
「おお、よくきてくれた。頼むぞ」
その日、ジェダは一人の錬金術師を出迎えた。
「直々のお出迎え、光栄に存じます」
「煽てでも何もでないぞ。まあ、入りたまえ」
「はは…」
ジェダはそう言うと彼を招き入れた。
例のヘアバンドは便利なものとはいえ、得体が知れないのはいささか問題である。
そこでジェダは鑑定に長けた知人を呼び寄せたのだ。
「ふむ…ここまで、とは」
応接間にて当人と出会った>>196は目を疑った。
「お主が驚くのなら、これは相当なモノなのだろうな。これがプリーストの…これを纏う時は性別問わずレイラと名乗らせている」
ジェダはそう言うと、彼(彼女)に自己紹介を促した。
「ど、どうも。お世話になります」
プリーストは一礼すると、ジェダの隣に腰を下ろす。
「こちらこそ。時にジェダ様。もうひとりは?」
「ああ。あやつはちと獰猛でな。まだまだ危うくて人前には出せん」
「は、はぁ…」
今回の鑑定に先立って行われた問診時の彼の態度を思い出し納得する>>196。
もう一人の稚児、ヴァレーは終始プリーストには似つかわしくない殺気を立ち上らせていた。
(この様子じゃ『お仕置き』中なんだろうなぁ)
>>196はそう思いつつ、カルテを取り出した。
「……」
職人の手により研ぎ澄まされた刃物。
先ほどまでの朗らかな笑顔から打って変わり、真剣な面持ちとなった>>196を一言で言い表すことばとしてはもっともそれが相応しい。。
「うむ…」
数日前に行われた、本来の少年の姿での面談記録と彼の今の姿を比べながら唸る>>196。
あのときの姿は、10代も半ばになろうかという、童顔で中性的な美少年であった。
背丈と風貌はほぼのままで、肉体には乳房周りが大きく発達し、スリットから覗く太股周りを見るに程良く脂が乗り豊満に。
変化後の外観は概ね10代後半から20代序盤と言ったところだろうか。
元は青玉のようであった瞳は紅玉のように赤くなり、碧眼ならぬ紅眼という言葉が相応しいものとなっている。
女体化以外での大きな変化は耳の形状だ。
それらは全て人間という範疇での変化だが、これは違う。
「感覚は…どう?」
耳を指さしながら問う>>196。
「ふれられると…ビリビリします」
「ビリビリ、と…それは痺れと解釈していいのかな?」
問う>>196に、レイラは静かにうなずいた。。
声は変声期前の少年に近い。
精神面もあまり変化はないようだ。
言葉のやりとりから推察する>>196。
「ジェダ様、耳の件ですが…」
立ち会う主の方を向き、同じ質問をする>>196。
「ああ。性感帯と考えていいだろう。実際、耳を扱くだけで果てたこともある」
そう言いながら、彼の耳を指でなぞる。
「ひゃぁあっ!あ、主様.っ!お客様のっ…前!」
悲鳴とともにビクッと背筋を弓なりにそらせると、僧衣の上に確固たる存在感を示す豊満な乳房が揺れ動く。
「なるほど…」
2人のやりとりを冷静に観察し、カルテに書き込んでゆく>>196。
「肉体は…見た感じは女性として成熟しているように見受けられますね」
見える部分からの情報だけですが、と付け加える>>196。。
「ああ。なかなかいい感じに脂が乗っておるぞ」
ジェダはそう言うと、レイラを立たせ、の背中に手を回した。
ぱさり…
背中の隠し釦がはずされ、僧衣が床に落ちる。
「ほう…」
研究者の目をしていた>>196の目が、雌をみる雄のそれに戻る。
三部丈の黒いスパッツと、それにあわせたシンプルな下着姿。
程良く脂の乗った太股と、しっかりくびれた腰。
たわわに実った肉果実。
「理想的な…肉体ですね」
無意識の内にごくり、とのどを鳴らす>>196。
「うむ。だろう?」
そう言いながら、レイラの腰に手を回し、乳房をしたからすくい上げるように愛撫するジェダ。
まるで彼に所有権を誇示しているかのようにも見える。
「失礼、診察を続けましょう」
感触については充分だ。
本人に聞かずとも、彼の反応を見ればほぼ分かる。
「あとは…デリケートなことを聞いて良いかな?ああ、察しが付いているようだね」
「は…はい…あの主様…」
「ああ、大丈夫。下手なインタビューよりもより上質な情報だから」
答える>>196。
「生殖器に関してなんだけど…?」
「はい。普通に…といっていいのか…わかりません…がひっ…!」
スパッツ越しに秘裂をなぞられ悲鳴を上げるレイラ。
「開発は順調だ」
ジェダは言う。
「だが、挿れられる事にはまだ抵抗がある。精神と肉体の歯車がイマイチ噛み合っていないのだろう」
「なるほど」
元々、持ち合わせていない器官の感覚を理解し切れていないのだという。
「まあ、結局はいつも快楽に溺れてしまって違和感も消し飛んでしまうがな」
会話を交わしながら、秘裂を擦る指のペースがあがってゆく。
「しかし開発中とはいえ、牝としての本能自体は備わっているようだ」
言葉を止め、その長い耳をはむジェダ。
次の瞬間、レイラは悲鳴を上げながら膝を押りへたり込んでしまう。
「なる…ほど…」
肩を上下させながら、大きく呼吸を切り返すレイラを見ながら彼はうなずいた。
下着姿でジェダの膝上に載せられながら、問診は続く。
「ひどい夢…?」
「はい。時々、果てるとき、精魂尽き果てて意識を手放した後に…」
その時瞼の内側に広がる、おぞましい世界。
自分が化身した彼と同じ長耳の女性4人が代わる代わる、時に同時に嬲られる夢だそうだ。
相手も魔物であったり、装置に拘束されなすがままであったり。
いずれも常人ならば命を落としかねない凄惨な仕打ちなのだと、レイラは言う。
「ふむ…前の持ち主の記憶かな…」
首を傾げる>>196。
「妖魔に捕らえられた英雄はそれまでの功績、あるいは積み上げてきた罪故に凄惨な責めの限りを尽くされ、処刑された後もその肉体と魂を囚われ続けると言われています」
>>196は言う。
「夢については追々調べてみるとして…あとは血液など検体の結果待ちですが、問題になりそうな事はありませんね。リスク評価としては、まあ『安全』と言えるでしょう」
ここで言う『安全』とは『正しく取り扱う方法がある』ということで有り、危険性が無いということでは決して無い。
「あとは、使い続けた場合にどうなるかですね。これについては継続調査が必要かと」
「そうだな。では、継続調査も手伝ってもらうぞ」
「かしこまりました」
>>196は真剣な面持ちでうなずいた。
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