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【18歳未満進入禁止】聖職者命令スレ Part17

[68:駆魔の一族(2019/04/10(水) 22:36:06 ID:mZ63zSQo)]
>>67

元命令と些か異ってしまいました…
また、67様=イビルドルイドとして描かせていただきました。

「悪趣味ね…」
 グラストヘイム城趾内の修道院を歩きながら呟く女祭が一人。
 青いハイプリーストの僧衣に身を包み、腰まで伸びた紫の髪を結らしながら歩く彼女は駆魔の一族の一人であるカサンドラ。
 十代を折り返して少しの、まだ少女という歳ではあるものの、彼女纏う妖艶な雰囲気は、妹達とは対照的な豊満な肉体も相まって彼女をを必要以上に大人びて見せている。
「その悪趣味につきあうと決めたのは、お前ではないのか?」
 彼女のつぶやきに答えるかのように、何者かが嗄れた声で、吐息の代わりに強烈な瘴気を吐き出しながら彼女の耳元に囁きかけた。


「古城の住人はどうして後ろから現れるのかしらね…
 歩みを止めず、嫌悪感を露わにしながら振り向くカサンドラ。
 視線の先に居たのは、ボロボロの赤いローブを纏ったイビルドルイドだった。
「先日無理をさせすぎたからな、もう来ないと思っていたが素直でよろしい」
 しわがれた声でイビルドルイドは言う。
「それができれば苦労しないわよ…」
「ああ、そうだったな…では、単刀直入に、今日は夜伽をして貰おうと思ってな」
 イビルドルイドの言葉と同時に、カサンドラが足を止める。
 二人がやってきたのは修道院内の奥にある、僧職用の宿舎だった場所だ。
 廃墟とはいえ『そういうこと』に用いるためか小綺麗に片付いている。
「…グールの相手と似たようなものね」
 カサンドラはため息を吐いた。


「妹達は元気かね?」
 彼に背を向け、僧衣の背中に隠れた釦を外してゆくカサンドラに問いかけるイビルドルイド。
「貴方の方が詳しいんじゃなくて?」
 言葉と共に僧衣の背中が割開かれ、白い肌が露わとなる。
「ここであの子達と会ったのは以前の『交流』の時が最後よ」
 カサンドラは言う。
 以前、妹二人を支配する彷徨う者と、彼女を支配するイビルドルイドが各々の『従者』を自慢し合う催しを開いた事がある。
 互いにそれぞれの理由で妖魔と『約束』を交わしていた姉妹が、互いの立場を知ったのもその時だった。
「家では話さないのか?」
「あまり話題にはしないわ。同じ奴に支配されてる妹達はどうか分からないけど」
 僧衣が床に落ち、黒色の下着姿となるカサンドラ。
 続いてブラを外すと、母譲りの実った果実が露わとなる。
「まだ完全に癒えてはいないのか」
 彼女の乳房、そして全身には多くの歯形や爪痕が刻まれていた。
 彼による『躾』の一環で、グールの群れ相手と交合させられた痕跡だ。
 そして先端には金の円環が穿たれ、素材不明の、小指の爪ほどの大きさのドクロの象嵌が吊り下げられている。
「ヒールも、白ポーションの効きもいまいちなのよ」
「それは何より」
 カサンドラは憎まれ口を叩きながら下着を脱ぎ去った。


 黒いガーターベルトとそこから吊される同色のストッキング、そして胸を彩る円環という姿のカサンドラがイビルドルイドの前に立つ。
「で、今夜は何を命じてくれるのかしら?」
 嫌悪感を押し殺しながら、精一杯気を張るカサンドラ。
 自身は聖職者で、相手はアンデット。
 対処の方法は色々あるだろう。
 だが、不思議と彼女の中にそれらの選択肢は無かった。
 これも約束、というものなのだろう
「では…」
 床すれすれの所を浮遊していたイビルドルイドは、手入れの行き届いたベッドに腰を下ろし彼女を手招きをした。


「悪趣味ね…」
 ミイラのような肉体を間近で見ながらカサンドラは呟いた。
 彼の肉体は時を重ねた末、アンデットと言うよりも、黒檀で作られた人形のようだった。
 カサンドラは彼の股間に手を伸ばし、不死者の一部であるにもかかわらず生命力を感じられるイチモツに自身の髪の毛を巻き付け始めた。


「大きな繭、だな」
 カサンドラの髪で包まれた自身のイチモツを見ながら、イビルドルイドは言う。
 髪を穢すため、自身の髪でイチモツを包んで手淫を行え。
 それが彼女に課せられた今夜の務めであった。
「後始末が大変ね」
「風呂なら用意してやる。闇水入りの湯で、外も中も清めてやろう」
「最悪ね…」
 自分は、達はいつまで彼らの『従者』でいられるのだろうか。
 調教が進めば、いずれすべてを悦び受け入れ、あるいは物言わぬ肉玩具となる事は想像に難くない。
 それを踏まえアンデットに従う自分の末路の中で、予想される最悪の結果が脳裏によぎる。
「………」
 カサンドラは背筋にぞわりとした感触を憶えながら、手を動かし始めた。


 樹木のような見た目とは裏腹に、彼のイチモツは生前のそれに近い。
 陰毛が無いことと、見た目を除けば見れば幹には血管が浮かび、天井を向いたまま時折小さく蠢動する。
 彼女が手を上下に動かせば、激しく打ち震える。
「………」
 妹達もこういう目に遭っているのだろう。
 頭上に彼の視線を感じながら無言で手淫奉仕を行うカサンドラ。
 やがて先走りのベト液がしたたり、イチモツを包む毛髪に滲み始める。
「良い調子だ。嫌よ嫌よも好きのうち、とはよく言ったものだ」
 イビルドルイドの言葉を聞き流し、早く済ませようと手を早めるカサンドラ。
 腕を激しく動かす度に豊満な胸元が揺れ動き、イビルドルイドの感情を代弁するかのように乳首を彩るドクロが跳ね回る。
「ん…邪魔くさいわねこれ」
「ペナルティも兼ねているんだ。そう邪険に扱うと、もうひとつ追加するぞ」
「御免被るわ」
 追加する箇所を想像し、、即座に断るカサンドラ。
(まだ『断る』事ができる程度には抗っているか)
 助命と引き換えに『約束』で縛ったが、それを『定着』させるにはもっと躾ける必要があるようだ。
 こみ上げてくる心地よい射精感を憶えつつ、イビルドルイドは思った。


「穢すぞ。心せよ」
 言葉と共に、彼女の掌に包まれたイチモツが膨れ上がり、精が放出される。
 生命の気配のかけらも無い精が『繭』から染みだし、掌を染めて行く。
「冷たい…筈なのに」
 死者特有の、よどんだ色の精液。
 だが、掌のそれは生者のそれよりも熱い。
「瘴気まみれの精だ。とくと食らえ」
「………」
 選択の余地は無かった。
 カサンドラは諦観した表情を浮かべ『繭』から話した掌を口元へと持って行く。
「辛い…わね。まだ」
 舐め取ると、精液特有の味に加え、痛みにも似た刺激が舌から全身に迸る。
 それは彼女がまだ人間であり、そして聖職者である証でもあった。


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