【18歳未満進入禁止】総合命令スレ29【inハァハァ鯖】
[137:ブルーヘアバンドノビ子(2019/01/23(水) 00:35:43 ID:NwMR8XSY)]
>>134さん
あ、あのっ、……ありがとう…ございました……(俯く)
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プロンテラの宿屋に連れて行かれたノビ子は、湯気のたつ浴場を見た瞬間にぽろぽろと泣き出してしまった。
「ーーそっか。大変だったね」
理由を聞けば単純で、虐めにあっていたのだ。
初心者修練場で同じノービスの子達に虐められ、レベルを上げようにも修練場内の獲物は独占されたのだ。
ならば一人で狩ればいいとプロンテラの外でポリンに挑むが、中々倒せない。
宿で休む所持金も無く、泥と傷だらけになったところを保護したのが134だった。
「……いいの。優しいお兄さんに会えたから…」
「優しいかな?…まぁ、とりあえず体を洗おうか」
腰にタオルを巻いた134はノビ子を洗い場に座らせ、慣れた手付きで手を進めていく。
泥や枝葉のついた髪の毛は、洗えば綺麗な白銀になった。
汚れを落とした傷に一つずつヒールを掛けると、白く滑らかな肌に変わっていく。
「…よし、傷はこれで最後かな。綺麗になって良かった。女の子だもんね」
「あ、ありがとう…ござい…ます……」
134が石鹸の泡と香りに包まれた体を優しく撫で回す。
控えめな胸や尻、ふとももから足の付け根、と大きな掌が這う度に何とも言えない甘い感覚がノビ子の体を走る。
「………んっ…」
首筋に落とされる口付けと、明らかに体を洗うだけではない手の動きに、小さく声が溢れた。
「こういうの嫌かい?一応僕も男だから可愛い子をみたらつい、ね」
最後までしないから、と囁く低い声。
腰のタオルの下で昂るモノはあるが、今日は怯えさせないようにしなければと、134は堪える。
それに気付いてはいるものの、親切にしてもらったお礼をしたい一心のノビ子は震えながらも勇気を出して。
「嫌じゃない…です。お兄さんの、好きにして…ください」
ぎゅっと自分よりも大きな体に抱きつき、応えた。
そうさせてもらうよ、と声が返ってきてからの事は、ノビ子は恥ずかしさと気持ち良さであまり覚えていない。
「また汚れたり怪我したら僕の所においで」
「……はい」
翌日の朝、綺麗になった服を羽織るノビ子は自然な笑みを134に向けていた。
すっかり衣食住お世話になってしまった事の少ないお礼は、充分貰ったという言葉で押し退けられてしまった。
「いってらっしゃい」
「…い、いって…きます…!」
ブルーバンドのリボンを揺らして、ノビ子はまたフィールドに向かうのだった。
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