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【18歳未満進入禁止】総合命令スレ29【inハァハァ鯖】

[171:銀髪褐色剣士クリスティ(2019/02/09(土) 03:17:44 ID:ZiUzMWgU)]
>>162

「あ…っ…うう…っ」
 白いシーツの海の中、小麦色の肉体がビクビクと震えている。
「まったく。共和国の貴族である僕の誘いを断るだなんて、躾がなっていないな、王国の剣士は」
 四つん這いになり、男性二人に弄ばれる少女―クリスティを眺めながら>>162は言う。
 その口調は露骨に苛立っており、いかに彼の自尊心を傷つけたかが窺える。
「そろそろどうかな?」
 四本の腕に翻弄される褐色の少女に>>162は言う。
 その言葉に嗜虐心が露わとなっていた。


 背筋が続々とする度に、目の前が明滅し全身がビクビクと打ち震える。
 男に町中で食事に誘われ、断ったと同時に意識が遠のいた。
 こうしてベッドの上で四つん這いになり快楽に打ち震えている事はかろうじて自覚できている。
 そういえば腕にチクリとした感覚があった。
 おそらくは薬を打たれたのだろう。
 自分が誘拐された、こうなった事はかろうじて理解できた。
 だが、それ以上の思考は断続的に押し寄せる快楽によって阻害され、意識も徐々に遠のいて行く。
「う…ああ…あ」
 また波が来た。
 全身が震え始める。
 うめき声は本来嬌声なのか、それとも恐怖か。
 既に本人も判らなくなっている。


「う…ん…あ…」
「だめです坊ちゃん。薬で完全にトんでます」
 指で秘所をかき回していた男が>>162に報告する。
「これ以上は…」
「なんだお前達。だらしがないな。だめになったならいつも通り処理すれば良いだろう」
 でもどうせなら、その前に僕も堪能しよう。
 >>162が言葉を続けながらズボンを下ろそうとしたそのときだった。


 シュッ…
「ひゅっ…?」
 風切り音と、間の抜けた声。
 そして次の瞬間男だった肉塊から噴水もかくやという勢いで鮮血が吹き出した。
「ひっ…!?」
 もう一人の男が本能的にサイドテーブルに置かれたクリムゾンボルトに手を伸ばす。
 だが、銃把を握ろうとした寸前に手首が消失する。
「な、なん…だ?」
「人のものに安易に手を出すからだ」
 背後から耳元に囁かれるしわがれた声。
「ふ、ふざけるな!僕は貴族だぞ!?」
「所詮獣…人の言葉も解さぬか…」
 抑揚の無いしわがれた肥が聞こえた瞬間、>>162の胸に白銀色の刃が生える。
「ひゅっ…?」
 その間抜けな言葉が彼の最後の言葉となった。
「ここまで続けば、もはや業だな…某も人のことは言えないか…」
 彷徨うものの傘を目深にかぶった老人らしい男は呟いた。
 >>162はリヒタルゼン出身の貴族で、婦女暴行を起こしては財力や権力でもみ消し続けていた。
 実家も体面を保つため最初は火消しを行っていたが、学問を尊ぶ国で学を修める事の無い彼が見放されるのは時間の問題であった。
 結果として指名手配をされ、実家の最後の慈悲して隣国に逃がされたモノのその行動を改めることは無かった。
「その結果がこれ…か」
 アマツ製の半紙を取り出し、刃の血脂拭いながら老人は呟いた。
「あとは衛兵の仕事か…」
 刃を納めると、老人はため息を吐きながらクリスティの額に触れる
 次の瞬間、二人の姿は虚空に消え三体の死体だけが残された。


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