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【いくら】♀アルケミたんに萌えるスレ【ひまわり】

[1:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/01/24(土) 22:46 ID:bNFJJn3Y)]
アルケミたんへの愛やその他諸々を語り合う場所です
さあ、みんなでアルケミたんに萌えましょう〜

・sage推奨.
・絵描きさんや文章書きさんには感謝を
・荒らし・煽りは放置しましょう
・次スレ依頼は950がお願いします

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[816:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/01/04(木) 11:58:59 ID:YEXjrL/U)]
今日も黒い魔女と沢山戦っている。次から次へと寄ってきて、彼女は始終カートを振り回していた。
なんだかいつもと様子が違う。
普段はペコペコに乗った騎士さんとか、短剣を両手に持った暗殺者風の人達がいたりするのに、
今日に限ってはそんな人達を一度も見かけない。彼女も少しおかしいと感じているみたいだ。
そろそろ帰ろうか、と、軽くなったカートを眺めて彼女は引き返す。その向こうに見慣れないモンスターが見えた。

複数の頭を持った巨大なトカゲ、いや、ドラゴンだ。
周囲には黄金色の翼を持つ飛龍が何匹も取り巻いている。
その中の一頭がこちらに気付き、真っ赤な口をあけると恐ろしい咆哮を上げた。

彼女も一目でそいつの危なさが分かったのか、カートを引っ張って逆方向に駆け出す。
僕もその後ろから必死で逃げる。彼女が立ち止まった。行き止まりだ。

何かを決心した面持ちで、彼女が斧をしっかりと握り締める。戦うつもりだ。ダメだ。

僕はカートの中に飛び込むと、ごっちゃになった荷物の中から、桃色の羽を引きずり出して彼女にぶつけた。
驚いた表情のまま、光る粒子に包まれて一瞬にして消え失せる錬金術師。

これで…大丈夫…
直後、僕は強烈な力で吹き飛ばされ、壁に叩き付けられると意識が遠ざかっていった。


目を開くと、瞳にいっぱい涙を浮かべた彼女がそこにいた。
唇を噛みしめて、怒っているみたいにも見える。
怒るのか、泣くのか、どっちかにしようよ

ねぇ、ご主人様


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