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【いくら】♀アルケミたんに萌えるスレ【ひまわり】

565 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/03/28(月) 03:28 ID:FzrF2hTM
>>563のシチュエーションに萌えつつも流れ関係ない長文投下させていただきます
スルー推奨で;

ボクがマダ初心者だった頃の話しだ
まだ何になりたいかも決めてなかったので修練場は敢えて通らずにラグナロクを始めた
ランダムでボクが飛ばされたのはフェイヨンで、その周辺を探検しながら遊んでいたっけ

セーブの原理もよくわからず、何度も何度も死に戻ってた
次は死んだトコよりもっと進むぞ、って
そんなコトがすごく楽しかった

そこそこお金も溜まってきた頃、強い武器が欲しくて
情報サイトで調べたところ2kで2.9kのブレイドより強いカタナに目をつけたボクは
(そのときはまだノビじゃ装備できない事も知らずに)
プロンテラを目指して大冒険を心みた

何度も何度も森のわかりにくい道に迷って
なんとか森を抜けたときにボクの目に砂漠が飛び込んできた
このまま上へまっすぐ進めばプロンテラだ
いろいろ新しいものに目を惹かれながらも砂漠を進む
そしてこのとき、ボクはまだアクティブモンスターというものを知らなかった

画面内で色の黒い蛇がまっすぐ自分の方へ近づいてくるのに気づきはしたが
「あ、スネークの色違いだ」としか思っていなかったのである
だかその進行方向があまりにも自分を目指していることに危険を感じ
走った、一目散に逃げ出した

予想通りその蛇は方向転換してボクを追ってくる
冗談じゃない!死ぬのは慣れっこだけど今日のボクには目標があるんだ!
プロンテラまで行って絶対にカタナを買うんだ!!

必死で逃げ惑う、もうわけがわからなくなっていたのかもしれない
あぁボクのバカ!一気に次のMAPに逃げ込めばよかったのに!
ただ後ろに迫る蛇の目から逃れるためだけに走り続けたばかりに
目標の場所からどんどん遠ざかっていってしまっている
だがそれに気づいたところで器用に方向修正なんかできるわけなかった
できるわけなかったのに、自分の頭の中の「プロンテラ、カタナ」が
意固地にボクの足をそっちへ向けようと責め立てる

あぁもう!わかったよ!!行くよ!行ってやる!!
ヤツはまだボクを見失ってはいないが、幸い距離は空いている
これならなんとか上の方へ向かうことができそうだ
そして逃げ切ることさえできればボクの勝ちだ!

だが、多少混乱気味のせいもあったか
慣れないマウス操作に費やした時間はほんの数瞬だったが
ヤツがボクに追いつくまでには十分だった

566 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/03/28(月) 03:30 ID:FzrF2hTM
わかってた、こうなってしまうことなんかわかってた
一瞬の判断の誤り?たかがそんなものかもしれない
けれど「もうダメだ」そう頭の中に浮かぶと同時に
ソレに気づいたとき、どれだけその誤りを恨んだことか

あぁ、またフェイヨンから歩いてこないと・・・
今度はもっと一目散に走りぬけてやる。うん、そうしよう
・・・せっかく・・・砂漠まで来れたのになぁ
もう少しだったのになぁ・・・

どう挑んだってスネークにすら勝てない自分が
この黒蛇に殺されるのはわかりきったことだった
もうどうでもいいや、そう思ったとき

「バーッシュ!!」

なにかが自分の脇を擦り抜けて後方の黒蛇へ一撃を叩きむ
あまりに突然のことでよくわからなかったが
それは・・・そう、風だと思った

ふわり、とマントが舞う
それがまるで翼みたいだな、とボクは彼女の後ろ姿をボーと見ていた
蛇は目の前に突如現れた敵に目標を転換する
そして彼女が何度か剣を振るい
ダメ押しに「バッシュ!」と叫ぶと同時に蛇は力を失い
倒れて消えていった

ボクは終始なにもできずにそれを見ていた
助かった、という安堵の思いと共に
「なにもできなかった」そんな思いが込み上げてきた
無力感である
「やー、さすがに黒蛇はまだちょとキツかったかなぁ
 あはは、ダイジョブだった?」
そう言いながら振りかえる彼女は思いのほかボロボロで
「ご・・・ごめんなさい!!」
ボクはただ謝ることしかできなかった
「その・・・そんな怪我までして・・・弱いのにこんなところまで来て、アナタに迷惑かけて・・・ごめんなさい・・・」
そんなボクを彼女はきょとん、とした顔で見つめ
そしてボロボロの顔をにぱっ、と笑わせ
「はいこれ」
「え・・・」
ミルク100個
ボクは渡されたそれをよくわからないといった目で見る

と、彼女はボクの頭にハットをかぶせ
その上からやさしく撫でて
「がんばれ」

満面の笑みでそう言ってくれた
それだけだった
彼女は去っていき
ボクはその姿が見えなくなるまで背中を見つめていた
ピンと張ったネコミミが砂漠の乾いた風に揺れる

567 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/03/28(月) 03:33 ID:FzrF2hTM
騎士になろう
そう思った

うん、職はわからなかったけど
バッシュっていえばたしか剣士の技だ
でも剣士の服じゃなかったし
ということは騎士だろう

ボクはそう思った
あの人みたいになりたい、と

彼女がカートを引っ張っていたことに
なんの疑問も抱かず

・・・・・・

・・・・・・まぁその

カプラのカートサービスが商人じゃないと使えないことや
あのときの彼女の服は女ケミのものだったとか

そういうのに気づいたときには
剣士に転職してそれなりに装備も整ってしまっていたわけで
なんか納得いかないまま騎士になり

MBクリップとか
カトラスって剣の存在とか

それらを知ったとき
必死で騎士でセコセコお金ためながら
今商人たんでケミ子になるべくガンバってます
あぁ、彼女みたいになれるのはいつだろう

・・・なに、おとなしく貯めてるお金で騎士の装備整えろって?
どーせ彼女もただのプチ強い剣士だって?
のんのん、こう言ってもらいたいね

剣の錬金術師と!!

長々駄文連投スマソ
あれこれ脚色&妄想入りまくってますがいちお体験談てコトで;
ちなみにこんなケミ子ですた*´Д`)つcsf:4l0f2s0k1

私は全世界の剣士ケミや宝剣ケミを応援します
同Lvなら剣士やマジの方が強いだろうにがんばるその姿が大好きだ!!

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