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ときめきラグナロク Episode4.0
- 338 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:41:28 ID:O1dJnqkc
- 投下〜
キーンコーンカーンコーン
始業ベルが鳴る、そういえばアンゼルスの鐘は何でできているんだ?
そんなどうでもいい事を考えていると
♂プリ先「よーし、はじめるぞー」
ぶっきらぼうに教室にはいってきたのは♂プリ先生、戦闘系担当の先生だ・
と、いうことは今日は実地実践演習か?
♂プリ先「今日は実地実践演習を行う、各自PTを組んで日没までに戻るように」
実地実践演習はPT人数、構成を問わない実践演習だ
行き先も自由でアイテムも生徒間で分配でき(収集品の半分は学校側に上納だけど)、
回復財も支給してくれる画期的なシステムだ。
万年金欠な俺にはとてもありがたい授業の1つ。
ただ、装備品は支給なし、獲得したアイテムの集計を報告するのは義務付けられている。
獲得した物で内申に影響があるらしい(?)
さすがにポリンとかでは影響しないだろうが・・・
♂プリ先「いつもと同じ演習だが、校内指定区域にいく場合はアコライトを必ず1人以上PTに組み込むように。
あ、あと今回は全校合同演習だ、上級生も参加しているので上級生とPTをくんでもいいぞ、以上!」
主人公「珍しいな、全校合同なんて」
♂シフ「今回は内申に影響なさそうだな、金ないから助かるぜ」
主人公「内申を考えなければ上級生と組むヤツは儲かるな、まぁ知り合いがいるやつなんて一握りだろうけど」
♂シフ「あ〜、ハイプリさんとかにお近づきになりてぇ〜」
主人公「寝言は寝て言っとけ(笑)」
♀あちゃ「あ、いたいた、貧乏大王はっけーん」
主人公「貧乏はお互い様だろ、貧乏女王」
♀あちゃ「はっはっはバレたか、まぁそれはいいとして」
貧乏なのはいいのか
♀あちゃ「どうせまだ行き先決めてないんでしょ?
ゲフェンダンジョンいこうよ」
〜ゲフェンダンジョン〜
悪魔や不死族が多く住み着いてる呪われた地だ
最深部だと上級者でも危険な所だ
♂シフ「なんでゲフェンなんだ?第一あそこは念モンスターがいるだろ」
逆毛がそういうとあちゃたんは得意げに矢筒を俺たちに見せた。
♀あちゃ「ふっふっふ、じゃ〜ん」
一般的な矢筒とは少し違うようだ。
なにか朧げに見えるような・・・
主人公「・・・それって念矢か?」
♀あちゃ「あったり〜、さすがだね主人公クン♪」
念矢は一般では流通しにくい貴重な矢だ。
特定のアイテムから生成するくらいしか方法がないはずなのに・・・
♀あちゃ「このまえエンペリウムからつくったんだよ〜」
ぶほっっっ!盛大に噴出す俺
主人公「ちょっとまて!エンペリウムなんて、そんな高級品・・・」
♀あちゃ「オークゾンビからでたんだよ〜、超ラッキーだよね、あたし♪」
マジデスカ・・・
♂シフ「それでゲフェンダンジョンか、それなら俺らでも人数いればいけそうだな」
♀あちゃ「別に♂シフ君はこなくてもいいよ〜?(・∀・)ニヤニヤ」
♂シフ「Σ(´Д`;)そんなご無体な、一緒にいかせてくださいお代官様〜」
必死だな、コイツ・・・(汗
♀あちゃ「メンバーは♀剣士・♀マジ・♀アコ・♀シフ・♂シフ・主人公・私の7人だねー」
主人公「多いな、支援は♀アコたん一人じゃきつくないか?」
♀あちゃ「2Fはいった所で狩れば大丈夫だよ、ヤバかったら1Fに避難すればいいでしょ?」
主人公「1Fも危険だろーが・・・(汗」
♀あちゃ「気にしない気にしない、ほら、さっさと準備していくよー」
まぁいざとなったら蝶を使えば大丈夫・・・か
俺は多少不安を抱きながらも必要な属性剣や回復アイテムを準備した。
そして校庭に集まる。
♀アコ「それじゃ準備はいい?ポータルだすよ」
♀アコたんがなにか念じるとブルージェムが光を放ち砕け散った。
破片が魔方陣を形成し、光の柱が立ち上る。
♀アコ「ワープポータル!」
俺たちは次々と光の柱に入る。
主人公「それにしてポータルって便利だよなぁ、これがあれば遅刻しないのに」
♀マジ「遅刻しない時間に起きなさいよ」
ごもっとも
♀アコ「あ、じゃあ私が主人公くんの所をポタメモすればいいのかな」
主人公「是非!!!」
♀剣士「やめときなさい、主人公に青石を毎日用意できるわけないわよ」
♀シフ「そうそう、青石にお金つかうより今日の昼飯だもんね〜」
主人公「うう・・・痛いトコロを」
- 339 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:42:28 ID:O1dJnqkc
- そんなこんなでダンジョン1Fに到着
禍々しい雰囲気が漂うのはゲフェンダンジョンの特徴でもある
主人公「ポイズンスポアはともかく、ハンターフライはどうするんだ?」
♀マジ「私がFWで止めるからほかのがきたら任せるわ」
主人公「りょーかい」
1Fは難なく侵攻し、目的の2Fに到着する
♀アコ「な、なんか迫力あるね・・・」
♀あちゃ「じめじめしてていやな感じするよ」
ダンジョンはどこも湿気があったりして環境はよろしくないが
それに加えて嫌な感覚を覚える
たとえるなら・・・
♂シフ「お化けとかでそうな雰囲気だよな」
・・・そういうことである
ゾンビ系と蝙蝠系は俺たち前衛が
ナイトメアは♀あちゃたんの念DSで倒す方式
♀あちゃ「いいねこれ♪」
♀剣士「思った以上の威力だな、重宝されるだけはある」
すっかり上機嫌だ、よほど念矢が気に入ったみたいだ
順調に狩りが進み、回復材もそろそろ尽きそうな頃合になった
♀シフ「ふぅ、そろそろ戻ろっか?」
主人公「そうだな、ポーションもあと少ししかないし」
♀あちゃ「収集品もいっぱいだねー、これで明日のお昼は安心だね、主人公くん」
主人公「まだそのネタひっぱるのか・・・」
撤収準備をしていると、♂シフが遠くを見ながら
♂シフ「おい、あれ・・・なんだ?白い棒みたいなのがこっちにくるんだけど」
皆♂シフの見ている先を見る
♂シフのいう「白い棒」は次第に大きくなりこちらに近づく
速度増加でもかかっているのか、すごい早さだ
♀剣士「あれは・・・剣?」
♀マジ「まずいわ!オーガトゥースよ!」
白い棒の正体は魔剣オーガトゥースだった!
いち早く認識した♀マジたんがFWを唱える!
♀マジ「いまのうちに1Fへ!」
♂シフ「だめだ!他のモンスターに囲まれてる!」
♀剣士「くっ・・・いつのまにこんなに!」
オーガトゥースに気をとられてる間に囲まれたようだ
数は・・・10数匹か?
♀アコ「きゃああ!」
FWを突き破ったオーガトゥースが♀アコたんに襲い掛かる!
主人公「♀アコたん!」
ガキィン!!
間一髪俺の剣がヤツをとらえる!
主人公「くっ・・・とめるだけで精一杯だ!」
♀剣士「チャージアローでとばせないのか!?」
♀あちゃ「だめ!あんなに近いと主人公くんたちまで当たっちゃうよ!」
♂シフ「こっちももうもたないぞ!」
このままでは全滅・・・なのか!?
???「チャージアロー!チャージアロー!!」
!!
♀あちゃ「あ、あたしじゃないよ!」
俺の横スレスレの絶妙なチャージアローが魔剣につきささる!
???「ファイアーウォールを3枚はりなさい!」
♀マジ「フ・・、ファイアーウォール×3!!」
矢の飛んできた方角に赤と白の独特な服を着た人がいた
あれは・・・ジプシーの服?
ジプ「全員生きてるわね?すぐにポータルと撤退の準備をしなさい!」
主人公「で、でもこの数だとそんな暇なんてないですよ!」
ジプ「♀アコさん!私に速度増加とブレスを、そのあとポータルの詠唱をしなさい!」
♀アコ「は、はいっ!速度増加!ブレッシング!」
ジプ「残りの人は「動いてる敵」を全力でとめなさい!10秒でいいわ!」
「動いてる敵」・・・?
ジプ「私の華麗な技を見なさい!」
キィーーーーーーーーーーーン!!!!!
主人公「うおっ!?」
♀あちゃ「これってスクリーム!?モンスターがスタンしてる!」
♂シフ「これなら時間稼げるぜ!」
FWがきれかかるその刹那、ジプシーの周りに光の矢が集まる
ジプ「食らえ、必殺!!!! アローバルカン!!!」
無数の矢がオーガトゥースを捕らえる!
一瞬にして魔剣が砂と化していく
♀剣士「すごい・・・一瞬で・・・」
♀アコ「ワープポータル!」
♀アコたんの詠唱が完了した
どうやら時間稼ぎはできたようだ
♀アコ「みんな、早く!」
モンスターがスタンしている間に俺たちはポータルに乗り込んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
時間はもう夕方だった
無事に帰ってこれて安心したのか、疲れが一気にきた
♂シフ「助かったぁ〜、よく生きて帰れたぜ」
♀あちゃ「あ、あの、ジプシー先輩ですよね、ありがとうございました!」
ジプ「あら、わたしのこと知ってるのね」
どうも♀あちゃたんは彼女のことを知っているらしい
・・・先輩?
主人公「♀あちゃたん、この人は・・・?」
♀あちゃ「私も聞いた話だけなんだけど、この学校の卒業生で
主席で卒業したジプシーの人がいたんだって、
容姿が噂通りだからもしかしたらと思って。」
主人公「なるほどそういうことかぁ、あ、危ないところ有難うございます。」
ジプ「どういたしまして、でもゲフェンダンジョン2Fはたまに
上級モンスターがいるから気をつけたほうがいいわね。
たまたま運がよかったかもしれないけど、次生き残れる
保障はないわよ。」
♀マジ「そうですね、次はもっと下調べしていきましょう。」
♀あちゃ「(´・ω・`)」
言い出した♀あちゃたんは少し落ち込んでる様だった
ジプ「あ、そうそう、はいこれ」
ジプシー先輩はそういいながら俺に1枚の紙を渡してきた
主人公「カード・・・ですか?」
俺はそのカードを見て驚いた、オーガトゥースカードだ
主人公「先輩これって!」
ジプ「さっきの場所に落ちてたもってきたの、君たちの物よ」
主人公「倒したのは先輩じゃないですか!受け取れませんよ」
ジプ「でも、最初に攻撃したのはあなたたちでしょ?」
主人公「そ、それはそうですけど・・・」
先輩は「やれやれ」といった顔をした
ジプ「ならこうしましょう、これは君たちにあずけるわ
いつか一人前になったらこのカードの清算をしましょう」
先輩はそう言ってウィンクをした
ジプ「じゃ、いつかまた会いましょう♪」
ヒュゥン・・・(蝶の羽)
先輩は颯爽と去っていった
♀アコ「素敵な人だったねぇ?主人公くん(じー)」
♀マジ「顔にすぐでるクセは直したほうがいいわね(じー)」
♀剣士「・・・・(剣に手をかける)」
こ、この流れはマズイッッ!
主人公「じゃ、俺先生に報告にいくから!(しゅたっ)」
♀全員「まちなさーい!」
♂シフ「・・・・俺は放置かよ(´・ω・`)」
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