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ときめきラグナロク Episode4.0

1 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/10(土) 16:40 ID:SqW4zG7c
    ・・・人の数だけ想いがあって
            想いの数だけ物語はある・・・

         物語はまだ、続いていく。
     いつ終わるともしらない、この世界の中で。

ここはROのキャラを使っての『ギャルゲー的な妄想』を書き綴るスレです。
マイ設定を披露するもよし、脳内ゲームプレイ日記を綴るもよし、
お約束を守って、みんなで仲良く萌え上がりましょう(*´Д`)

◇このスレのお約束
・ここは、いわゆる『ギャルゲーのお約束』をわかった上で(;´Д`)ハァハァするスレです。
 不粋なツッコミや煽りは軽やかにスルーして萌え尽き合いましょう。
・♀キャラネタ限定ではありませんが、♂ハァハァは程々に。
・あくまでもギャルゲーなので『18禁』ではなく『一般向け』ですが、
 R-15くらいまではいいんじゃないかな、と言う方向で。


合言葉は、「出るのを待つんじゃない 作るんだ」(初代スレ>17氏)


Episode3.0
http://64.246.40.80/~admin2/bbs2/test/read.cgi?bbs=ROMoe&key=1061552640&st=1&to=100

ときラグ Episode2.0 http://f17.aaacafe.ne.jp/~tokirag/text/log_txt_main2.html
初代ときめきラグナロク http://f17.aaacafe.ne.jp/~tokirag/text/log_txt_main.html
ときラグポータル ttp://f17.aaacafe.ne.jp/~tokirag/
専用アップローダー ttp://kcrdirty.hp.infoseek.co.jp/

>>2←よくある質問はコチラ。

2 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/10(土) 16:41 ID:SqW4zG7c
・○○たんのイベントもっと見たい!
まずは妄想しなさい、話はそれからです。
あなたが書くのを、みんなが待っています。
 設定だけでもスレに書いてみましょう。
     誰かがそれをふくらませてくれるかもしれません。


・なにか書きたいんだけど・・・
思うがままに妄想をぶちまけてください!
既出のネタ・キャラクターの改変などもALL(゚∀゚)OK。
ただし、え っ ち す ぎ る のはいけないと思いますっ。


・文章or絵を書いてみたけど、どうすれば?
短いものならスレに直接GO!
長いテキストおよび絵は専用のアップローダーへ。

出 来 も 不 出 来 も 関 係 あ り ま せ ん !

どんどんうぷしてスレを盛り上げてください。


・参加してみたいけど、何もできそうにない・・・
そんなことはありません。
「こんなイベントあったら(・∀・)イイ!」と燃料投下もよし、
「○○氏の作品萌えますたハァハァ」と感想うぷもよし。

『発言してください。あなたの一言がスレを活性化させるのです』

3 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/10(土) 17:22 ID:lc.ynGyk
機動戦艦なでしこ乙

4 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/10(土) 17:40 ID:dZrL1OFk
華麗に4ゲッツ

5 名前:前スレ644 投稿日:2004/04/10(土) 17:47 ID:I0c41L5w
スレ立て御疲れ〜
容量気づかなかったヨママン(´・ω・`)

6 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/10(土) 18:51 ID:dZrL1OFk
新パッチ情報

追加システム
仲良くなった人が好きなコスチュームに着替えてくれます

追加アイテム
たれ耳

追加キャラクター
アラームたん(攻略対象)
アリス(攻略対象)
殴りマジ♀(攻略対象)
上位2次職系キャラ(攻略対象)

追加マップ
学校にダンジョンが出現しました

7 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/10(土) 19:43 ID:r28onS.c
たておつ〜
新スレと前後して新学年、縁起良し♪

8 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/11(日) 02:02 ID:NEq0anXg
入学式ですねー。
初代スレからの住人の名にかけて一桁ゲッツ

9 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/11(日) 08:35 ID:T9gS9k72
流石な俺は9ゲッツ
-----------------

おい!お前等!でたよ!いま!頭にクリップつけた小さい
女の子が!!LVが有る程度高いと無謀にも
一人で時計塔に行くイベントが発生するんだ
そして時計塔内部でその女の子に会って助けてるとその後大量のmobに囲まれたとき
その女の子が助けてくれるんだ!!!
でな、その後は自由に時計塔に出入りできて時計塔ないのmobとも
仲良くなれるんだよ(゚∀゚)


もちろんその女のこと仲良くなると(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)
なイベントが・・・・・・・・・(・∀・)モエッ

あ、あと学校の新Dは結構Lvが高いよ
俺平均50くらいあったけどboss倒せなかった
それとたれ耳はプロに古物屋で5Mで売ってた(高

10 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/12(月) 17:51 ID:bMuQGIC6
な、なんだってーーーーーーー

糞、俺は青髪クルセたんを狙うぜ!!


でないよ(´д`)  ママ…

11 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/13(火) 19:00 ID:WdpgKXio
>>10
青髪クルセたんは神学の勉強をしっかりして大聖堂ではなく
プロ西の端のほうに行くと小動物と戯れるクルセたんが見れるよ
ちなみに大聖堂に行くと既存のクルセたんのイベントがはじまっちゃうから
気をつけろよ

ところでアルケミって学園の先輩はもともといたよな?
流れを読むともう一人攻略可能な新2次がいるはずなんだが・・・・
情報求む

12 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/13(火) 23:47 ID:/Wf2fNTM
>>11
ちょぉっとまった、ケミたんは二人いるぞ?
薬剤師とホム待ちのそれぞれのケミたんがいるはずなんだが。


悪ケミたんは出ないのだろうか・・・

13 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/14(水) 14:33 ID:YqNYUYOs
前スレ696です
前に作ったあれのリニュ版(?)がありますが乗せていいものかどうか・・・


悪ケミたんはあぷろだにあった声に萌えたのを思い出す・・・

14 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/14(水) 17:45 ID:0nxkpASg
カカッテコイ!щ(゚▽゚щ)

15 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/15(木) 18:11 ID:TrxqHfaA
5051KBあるためあぷろだに上げれません。・゜・(ノд`)・゜・。

どうするかなぁ・・・

16 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/15(木) 19:02 ID:w92oRaM.
二代目まで見ていた漏れが16ゲットォォォ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ

         _____
         |   ん?  |
          ̄ ̄∨ ̄ ̄         (´´
           ∧∧   )       (´⌒(´
         ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ̄ ̄
            |  ズザーーーーーッ
           |

               __________
              |
              |
              |
              |
              |
    \o|_|/      |
              |
              |

17 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/15(木) 19:04 ID:t1ikwLGg
> 5 0 5 1 KB

ガ━━━━━━(゚д゚lll)━━━━━━ン

18 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/15(木) 19:08 ID:t1ikwLGg
>>16
               __________
              |
              |
              |
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              |
             |
|癌娘癌娘癌娘癌娘癌娘癌娘癌娘<イラッシャーイ

19 名前:あぷろだの中の人 投稿日:2004/04/16(金) 02:30 ID:D8kQHrvw

       |
      || ||
     ||||

    \o|_|/   <一時的にあぷろだ2を6000kまで可能にしました。

20 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/16(金) 07:11 ID:ZFKov3dM
ありがとう、あぷろだの中の人(ノ∀`)

ttp://kcrdirty.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/source/up0057.zip
持ってけ泥棒!

お目汚しを・・・舞水氏、絵を借りさせて貰いました_l ̄l○スンマセン・・・

21 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/16(金) 08:38 ID:2vH1zcQY
♂騎士先輩と♀アサ先輩のお話
前スレ>>702を読んでたら急に書きたくなったので妄想(*´Д`)ハァハァ
前提・設定:前スレ702の♂シーフの話参照。騎士先輩、アサ先輩ともにAGI>STR>DEXのほぼ同じステ。
騎士先輩:両手剣
アサ先輩:二刀

ttp://kcrdirty.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040416083606.lzh

22 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/16(金) 18:38 ID:LtMjMzgk
   ---母さん・・・・・---

---俺はもう思い残すものはないよ---

   --->>20>>21を見れただけで・・・・---

 ---俺は・・・・---

             ---もう・・・・・---

23 名前:22 投稿日:2004/04/16(金) 18:58 ID:LtMjMzgk
・・・・・Σ(゚Д゚)

感動のあまり夢の世界に旅立ってしまった

>>20
乙ですよ、ひとまず俺も過去ログあさってきますね

>>21
萌え━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!
と、いうか
燃え━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!

よっしゃここは俺がRPGツクールでエセAVG作ってやるぜ!
まあひとまず・・・・・
--------------------------------------------

今さ、夏の長期休暇なんだけど
なんか怪談イベントがはじまったんだ
あの100物語じゃなくて七不思議もとい百不思議だってよ
なんだかんだで探検することになって
恐らく好感度かな?アコたん、まーちゃん、シーフ♂というPTなんだ
でだ、いま音楽室で本当に肖像がが動いてまーちゃんが
驚いてどっかいっちゃったんだ
ちなみに先生とかに見つかるとやばいらしい
で選択肢

アコたんは主人公に抱き着いて離れない
[シーフ♂にまーちゃんを探しにいかせる]
[ひとまずアコたんを落ち着かせる]
[シーフ♂にアコたんを任せる]
[帰る]

どれを選べばいいんだ・・・・・!

24 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/17(土) 00:13 ID:j1X/PbZQ
>>20>>21
まとめてGJ!

------------------癌ばってます---------------------

>>23

そこはまーちゃん狙うならシーフ♂にアコたんまかせて探しにいけ
あこたん狙いなら絶対一番上だ
二番目に見えるがそれは罠だ、そこにとどまると殴りプリ先生に見つかるぞ
ちなみに帰るを選ぶとお化けに怖がるまーちゃんのCGがゲットできる

25 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/17(土) 00:37 ID:lMDDu0y.
>>20>>21
(*´Д`)b GJ!!

>>23
実はその選択のときに隠しコマンドCtrl+Alt+Sを入力すると
フラグが立ってなくても歌声が聞こえてきてソヒーたん分岐がはじまるらしい
ほかにもバグテスト用の抜け道が残っているというウワサのポイント

26 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/17(土) 19:05 ID:XyYD8bZ2
今迄何度か通りすがってた人ですが、
塗り絵ばっかりなのもアレだなーと思いまして
折角なので自分も何かやってみよう発展版という事でこれを。
ttp://kcrdirty.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/source/up0058.zip
(あぷろだお借りしました)

ノビ子たんを描いて表示させてみました。
スクリプトはうずら201号氏の立ち絵サンプル1を拝借(すいません…
ロゴはポータルにあったやつを拝借(すいません…
表示させたかっただけなので文面はかなりいい加減ですスイマセン!

ここからは又皆さんの萌えを拝見する側に戻ります。

27 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/17(土) 21:19 ID:j1X/PbZQ
>>26
GJ!!よくやった!
そんな事言わずにこれからも癌張れ!!


が、1つだけ言わせてもらおう!
幼馴染が某作画ずれまくりの
バナナ大好きアコと同じ名前なのは な ぜ だ !

もう1ついうと主人公が某でこ剣士と同じ名前なんは な ぜ だ !

28 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/18(日) 07:04 ID:SSm7HODo
>>26
GJだ!
漏れも>>27氏に同じくこれからも癌張ってくれ!


・・・漏れより上手だな・・・

29 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/18(日) 10:22 ID:.gsY0ofU
>>26
G J ! 君はよく頑張った!
>>26>>27に同じくこれからも 癌 張ってくれ!


(゚Д゚;)俺も何か作らなきゃ

30 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/19(月) 21:54 ID:CWVfzrQs
>>18
亀レスで激しくスレ違いだが
>悪ケミたんはあぷろだにあった声に萌えたのを思い出す・・・
38タンのことだろうか、だとしたらナカーマ(*・∀・)人(・∀・*)

スマソ、話ぶった切って…_| ̄|○

31 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/19(月) 21:57 ID:CWVfzrQs
_| ̄|○>>13だった。悪い。

32 名前:前スレ644 投稿日:2004/04/19(月) 22:17 ID:TSWp1c9E
ROの中の桜は散った・・・だが!
664在住の北海道は桜が未だに咲いていないではないかっ!つーわけで花見の続き書かせてもらいます(´ω`カンベンシテネ

あらすじ:前スレの741が最後ですな、なのでそれ見れ(ぉ

宴は始まった、しかしあまり多く書くと容量やらなんやらの関係で色々とまずい
しかも、だ。やりすぎて学園ほとんど関係無くなってもそれはそれで駄目ぽい。故に自分は色々と試行錯誤を繰り返すのだった・・・
♂シーフ「主人公、さっきから何ブツブツ言ってんだ?」
主人公「え?俺何か言ってた?」
♂シーフ「ああ。容量がどうのこうの・・・」
主人公「まったく自覚なかったなぁ」
♂シーフ「そうか、まぁ気にしないことにしとくか」
♂アチャ「ところで先輩方はいつ頃くるんだ?」
シーフたん「確か二時ごろには来るって言ってたけど・・・」
と、その時。花見をしている主人公達の視界に二次職の先輩方の姿が見えてきた
誰が来たかと言うとまぁ全二次職の先輩方である。新二次と旧二次は合わせると会話が収拾できなくなりそうだったがまぁいーや、どーにでもなっちゃえーあははははー
♂シーフ「・・・主人公、いきなり『あははははー』とかって乾いた笑いしてたが頭本当に大丈夫か?」
主人公「・・・駄目かもしんない」
♂騎士「ようお前ら、もう始めてるのか」
♀BS「ほらっ、飲食物の追加だよ!」
♂ハンター「よし、我々も始めるとしますか」
♂ローグ「おーりゃあー!祭りだ祭り!騒げー!」
あっと言う間に追加のゴザが敷かれ、その場は大宴会状態へと変わった
♂BS「ほれ主人公、これ後輩全員に配れや」
♂BS先輩が箱を渡す
主人公「何ですかコレ?」
♂BS「飲み物だ、結構買ってきたからガンガン飲めよ」
主人公は♂シーフと協力して飲み物を配る。そして配り終わったところで再度乾杯の音頭が取られた
剣士たん「あら、これ中々美味しいね」
アコたん「体の中からスーっとくるねー」
♂シーフ「・・・ゲフッ」
♂アチャ「ギャハハハ!♂シーフ飲み終わるのはえぇなあ!」
♂BS「まだまだあるから欲しくなったらいつでも言えよ」
♂マジ「そういえば今日は♂騎士先輩と♀アサ先輩喧嘩とかしてないんですね」
♂騎士「ん、まぁな。今日はせっかくの花見だしな」
♀アサ「一時停戦ってことにしたわけよ」
アチャたん「へぇ〜」
そんなこんなで宴は盛り上がっていく。そして用意された『誰でもラウドボイスマシーン(特許出願中)』でカラオケ大会が始まる
主人公「まーちゃん歌上手だねぇ」
まーちゃん「えへへ、あまり歌わないけどね」
♂商人「いやほんま、ついついボーっとしてもうたで」
♂クルセ「そんじゃ次は俺が・・・」
♂クルセ先輩が誰でも(略)のスイッチを入れ、歌い始める。・・・がしかし
♂クルセ「のああああああああぅ!ああうあうあうあああああああ!!」
♂プリ「のあー!!?」
♀騎士「な、なんなのこの超音波っ!」
♂モンク「クルセの野朗だクルセの!」
アチャたん「耳が痛いー!!」
アコきゅん「・・・ジーン(感動しているらしい)」
♂ハンター「だれかあいつを止めろー!」
マジたん「・・・」どさっ
♀WIZ「ちょっ、大丈夫、マジたん!」
宴は始まったばかり・・・だが、♂クルセの悪魔の歌声が深淵の騎士のブランディッシュスピアの如く仲間達を苦しめていった
・・・アコきゅんだけはずっと聞きほれていてアンコールを出し、♂ダンサー先輩にどつかれた

続く
今回も無駄に会話だけで長くなってしまいますた。ゴメンナサイ__| ̄|○
後2〜3回か続きそうですがまぁとにかくご勘弁を__| ̄|○
・・・まぁスペシャル番組ってことで(ォィ

33 名前:前スレ644 投稿日:2004/04/19(月) 22:21 ID:TSWp1c9E
訂正:最初のとこの「664在住の・・・」→「644在住の・・・」
   ラストの「♂ダンサー先輩に・・」→「♀ダンサー先輩に・・・」
男がダンサーの格好してたら自殺物じゃねぇかおれ・・・__| ̄|○

34 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/19(月) 23:01 ID:FDfKB4X2
>>33
男ダンサーって、ギャグ分岐に登場するらし…ウワーナニヲスルホルグレンー

35 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/19(月) 23:06 ID:vkzxPnVI
>>33
キッ!( )キタ(. ゚)キタ!キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!
(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━
キタワァ━━━━━━(n'∀')η━━━━━━ !!!!!

36 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/20(火) 17:37 ID:7f6hpV8U
>>33
(・∀・)イイ!!ですね
特別萌えるわけじゃないけど読んでて面白かった
ところでスネ夫はどこですか?

37 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/20(火) 19:54 ID:C9B1jueM
ちょっと聞いてくださいよ。
立ち絵やイベント絵なんかはポータルのあぷろだやら漁って収集できたんだけど、
ROの世界として使えそうな背景絵がなかなか見つからないんですよ。

そんなに凝ったものじゃないけど、ちょっとしたゲームみたいなのを作ろうと思ってるんですけどね。
デバッグ…というか起動テスト程度のことを何回も繰り返してるわけなんですが、
背景無しの立ち絵だけってのは味気ないし、かといってイベント絵に立ち絵を乗せるわけにも…。

で、ご相談なのですが、それっぽい雰囲気の背景画像を扱ってるサイト(フリーだとありがたいです)
などがあれば教えて頂きたいのです。
まぁ、開発速度は亀より遅い…というか暗中模索状態なので、いつ頃形になるかはわかりませんが…。

あと、萌えネタは今度もってきますので、今回はこの辺で失礼します。
W.C.|   λ...

38 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/21(水) 11:48 ID:Nh55bvHg
>>37
どういった感じの背景が欲しいのか教えてくれないと
探しようがありません
建物とか森とか何とかあるじゃないですか
あと自分の知ってる限りでは所謂現代背景は多いけど
ファンタジー関連はあまり無いので
描くしかないかもと思うです
とりあえず「ゲーム背景 フリー ファンタジー」でぐぐった結果
ttp://www2.ocn.ne.jp/~katokiti/sozai.html
ここから先は必要に応じて探して下さい

>>26で適当に描いたのはあまりに雑ですが
とりあえず表示テストされるのならこの中身を使ってもいいですよ
手で描いてるから著作云々は大丈夫だし
素材として配布してるサイトのものは大抵が
リンク必須だったり、有償ゲームは許可を得る必要があったり
むしろ有償ゲームには使えなかったりするので
楽は出来ないとも思うのですが
このへんときラグはどうするのかな?

>>27
名前考えるのが面倒だっただけで他意はありませんですよー

39 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/22(木) 01:33 ID:Wyt9lov.
37です。
>>38
情報感謝。
実際のところ、まだどんなのが必要なのかすら決まってない状況でして。
最初に材料を集めるだけ集めてそれを元に構成、足りない材料が出てきたらまた探して、というのが俺のスタイルでして。
…ほんとはそれが良くないんだよな。結局使わない材料が山のようにあったりとかするし…。

自分もいろいろと素材探してみたのですが、写真やら現代背景はたくさん見つかるんですけどねぇ。
さすがにそういうのをROの世界に使うのは抵抗が…。
最悪、自分で描き起こすことになりそうな予感。
とりあえず、おかげさまで良さげな背景いくつか拾ったので、形になるまで今しばらくお待ちくだされ。

戦闘部分の計算式とか考えるのいろいろめんどくさすぎ…。
でもがんがるよ。
お世話になってるこのスレに恩返しするためにもっ(`・ω・´)

40 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/22(木) 08:05 ID:7hNRUw6Q
>>39
癌ばれ、38じゃないけど応援してるよ

俺もRPGツクールでAVGっぽく作ってるんだけど
背景なんてほとんど兄者のジオラマ撮影しただけさー

41 名前:38 投稿日:2004/04/22(木) 11:22 ID:H.MI32iw
何が入用なのか解らなかったけどとりあえず表示用なら
ttp://members16.tsukaeru.net/brand/works/forest.jpg
ttp://members16.tsukaeru.net/brand/works/town.jpg
い ら な い か ?

嘘絵すぎて微妙だけど_| ̄|●
次はもっとちゃんと描こう…。

街の方は一応伊豆かプロ色だけど
人がいない街ってすごい怖いと思いました(´д`;)
個人的には実際のゲームでもって参考になるようなSS撮って
そこから描き起こすのがいいんじゃないかと。
(加工してもSSそのままじゃ危険だからかなり描かないとダメだけど)
…今ログインしてる場合じゃないので取り急ぎで勘弁。

42 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/22(木) 15:31 ID:/o..MmaE
>>41
ころしてでも うばいとる
何をどうやって書いてるのかさっぱりわからね(;´Д`)
とにかくGJ

…コッソリ作ってる奴に使ってみてぇな(ボソ

43 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/22(木) 16:19 ID:xhGW2KJM
37です。
>>41
うぁぁぁ!あ、ありがたいです!
是非、使わせていただきます!(`・ω・´)
それと、使えそうなSSから自分で描き起こすという案もいただきます(ぉ

現在、基本システムを構築中であります。
ステータスのバランスとか上昇値とかその他諸々。
いつ頃、形になるかわからないので、長い目で見守ってやってください(´・ω・`)

44 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/22(木) 20:24 ID:7hNRUw6Q
| 冫、)ジー     ===>>37 |トイレ|

45 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/23(金) 00:06 ID:8ODpV8Rg
| 冫、)ジー      |>>37トイレ| ジー(゚-|

46 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/23(金) 01:03 ID:dSugS432
言いだしっぺなので実際にやってみました。
SS取りにログイン>SS(σ゜∀゜)σゲッツ!!>Photoshopコンニチワ

結果
ttp://members16.tsukaeru.net/brand/works/izu.jpg
ヴァー!!_| ̄|○|||

やはり自分では塗り絵位しか無理なのか…。
以上3点ときラグ関係にのみどうぞお使い下さい ビミョウダケド

さあ>>42さんも 恥ずかしがらずに レッツ披露щ(゚д゚щ)カモーン!!

47 名前:接近に失敗しました 投稿日:接近に失敗しました
接近に失敗しました

48 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/24(土) 17:48 ID:fVTXWNiE
騎士子「ラグナイト・レッド!」
クルセ子「ラグセイダー・ブルー!」
アサ子「ラグアサシン・ブラック!」
セジ子「ラグセージ・イエロー!」
ケミ子「ラグケミスト・ピンク!」
全員『5人揃って、ラグレンジャー!!』
ドドーン!!

重い空気が流れる。
騎士「ねぇ…やっぱりこれ、やめない?」
クルセ「仕方ないだろう、そういう伝統なんだから…」
アサ「……(赤面」
セージ「いくら文化祭だからって、こんな出し物が伝統化してる学園に疑問を感じるわ…」
ケミ「抽選で5人だけなのに…なんでこんな時にばっかり当たるかなぁ…」

モンク(担当教員)「オラァ、お前ら!ちゃんと練習してるかぁっ!」
5人『…はぁ』

彼女らの苦難はまだまだ続く。
to be continued...

49 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/24(土) 22:25 ID:gw7UEY4E
な、なんだってーーーーーーー


悪役は主人公ですよね?

50 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/24(土) 23:09 ID:fVTXWNiE
ご要望にお応えして寝る前に妄想。
-----------------------------
アコたん「はぁ…はぁ…た、助けて…!」
主人公「へへへ…逃がさないぜ…」
いやらしい笑みを浮かべながらアコたんを壁際まで追い込む主人公。
主「さぁて、楽しませてもらおうか」
へたり込んだアコたんに手を伸ばした、その時!
??「待てぇーいっ!!」
主「だ、誰だ!?」

騎士子「悪の手先を倒すため!」ババーン!
クルセ子「学園の風紀を守るため!」ジャキーン!
アサ子「世に蔓延る闇を討つ!」ズバシャー!
セジ子「果たしてその本音は…」ゴゴゴゴゴ…
ケミ子「ストレス解消、やけっぱちが半々!あとは野となれ山となれぇっ!」ドーン!!
5人『ラグレンジャー、参上!!』ドドーン!(5色の爆薬

主「な、なんだぁっ!?」
騎「問答無用!成敗してくれるっ!!」
バキィッ!!
主「ふごぉっ!!」
騎「ふっ…悪の芽は潰えた…」


モンク先生「カットぉっ!!よーし、なかなか上出来だ!」
5人+α『はぁ…』
モンク先生「それじゃぁ、今日のところはこれまでだ。主人公を保健室に運んどいてやれよ。以上、解散!」


騎「うわっ、主人公ごめん!」

ラグレンジャーの戦いは続く。文化祭のその日まで…。
to be continued...

51 名前:49 投稿日:2004/04/25(日) 08:53 ID:HsEJWJzU
ありがとう!>>50の中の人!

52 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/25(日) 13:54 ID:SNzraP8c
誰もいない…ネタを張るなら今のうち…
---------------------------------
朝。
剣士子「あ、おはようございます、リーダーっ!」
騎士子「誰がリーダーよ!」
剣士子「だって騎士子先輩が赤ですし…」
騎士子「…なんなら代わってあげましょうか?」
ゴゴゴゴゴ…
剣士子「え、遠慮しておきますっ!」

授業中。
♂WIZ先生「それではこの問題を…ラグセージ・イエローさん」
セージ子「その名前で呼ばないでください…」
クスクスと笑い声に包まれる教室。
赤面するセージ子。

昼休み。
主人公「カツサンドとあんパンください、ピンクのアルケミ先輩」
ケミ子「くわっぱ!」
炸裂、イクラボム!
吹き飛ぶ購買。(+巻き添え数名

水泳の授業。
ローグ子「ブラック!今日こそ決着をつけようぜ!」
アサ子「…ベノムダスト!」<inプール
午後は保健室が大忙しだったとか。

放課後。
子供「あ、ママー、青の人だー」
母親「あらほんと。ご苦労様です」
クルセ子「い、いえ…坊や、私のことは誰にも言っちゃダメだぞ」
子供「うん、わかった!がんばってせかいのへいわをまもってねっ」
クルセ子「は、ははは…」


彼女らは常にSPを磨り減らして生活している。
しかし、それでも溜まっていくものはあった。
そう…それは、ストレス。
文化祭を迎えるのが先か、(誰かが倒れて)欠員が出るのが先か…
それはだれにもわからない…。
to be continued...

53 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/25(日) 22:56 ID:ry47rRPA
HAHAHA貴様等ラグレンジャーも今日で終わりだ!
      __          __
    彡_、_ミ       彡_、_ミ
    ( ,_ノ` )   _、_  ( く_,` )   ∧_∧
   ⊂ 癌 ⊃( ,_ノ` ) ⊂ 癌 ⊃ (´<_` ) 我々秘密結社癌の力思い知れ!
     |   | /    ⌒ヽ |   |   /   .⌒i
     ∪∪V | 癌 |ヽ / ∪∪   ./   | |
       \/|    |       ./    | |
________.|___.|_____/___ | |_
                          (u ⊃


主人公「・・・・なあこれ本当にやるのか?」
アコきゅん「しかたないでしょう、シーフ♂が逃げ出したんですから」
シーフ♂がいないから代わりに君が悪漢と敵のボスの二役をやるんだよ」
主人公「そんな・・・・・・・」
そもそもなんだよこの服、癌ってなんだよ癌って」
アコきゅん「まだいいじゃないですか、僕なんて猫耳ですよ?
それにへんなマスク」
主人公「しかもやられ役だろ?悪漢の時騎士子先輩に殴られたときの痛みがまだ・・・・」


モンク先生「おーい、次行くぞー
次は中盤の見せ所、主人公、アコきゅんとクルセ子、騎士子の対決だー」
騎士子「ごめんねー主人公、私きょうとってもいらいらしてるんだー」
クルセ子「すまない、アコきゅん・・・・・」

主人公+アコきゅん「俺(僕)達で・・・・・・・・ストレス発散?」


2人がぼろぼろになって保健室に運ばれたのは言うまでもない

54 名前:53 投稿日:2004/04/25(日) 23:00 ID:ry47rRPA
うはwwwwwwww適当wwwwwwwダメポwww
ストレス=発散=主人公と一瞬で連想してしまった・・・・・
>>53はサイドストーリーということで飛ばしてください

---それでは引き続き>>52さんからのときラグをお楽しみください---

55 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/26(月) 00:52 ID:eAAMp8SE
OKOK、ここではみんな本編さ
---------------------------
ヒュゥゥゥゥゥ……
屋上を吹き抜ける風に長い髪をなびかせるクルセ子。
その視線は険しく、射抜くような鋭さで見つめる先にいるのは騎士子だった。
腕を組み、校庭の真ん中に立つ騎士子を見下ろしていた。

大地をなめるように疾(はし)る風が砂埃を上げて騎士子の身に纏う。
校庭に他の人影は無く、無言のままに流れてゆく時間。

両者がほぼ同時に剣を抜く。
タンッ!と地面を蹴って屋上から舞い降りるクルセ子。
騎士子も同時に大地を疾走する。

竜虎激突、まさにそんな形容がぴったりだろう。
剣と剣が交錯する瞬間、共に大きく息を吐き出し、無言の気合を込める。
否。
限界まで高められた気合を乗せて発せられた咆哮は、吹き荒れる風の中へと消えていった。

ガキィィィィンッ!!!

その強風をものともしない、力強く、澄んだ金属音。
衝突はただ一度、それだけだった。
力のベクトルのまま、クルセ子はしゃがみ込み、騎士子はそのまま走りぬけ、やがて止まる。

カランカランッ…

騎士子の手から、剣が滑り落ちた。
騎士子「…………」
クルセ子「…………」
再び流れる沈黙。
先に口を開いたのは、騎士子だった。
騎士子「くぁぁぁぁっ!手ぇ痺れたぁぁぁぁっ!!」
直後、クルセ子も崩れ落ち、涙目になりながらごろごろと転がる。
クルセ子「誰だ!こんなバカな設定作ったのはっ!!」
怒り心頭、もっともである。

モンク先生「ぃよぉし!良いSSが撮れたぞ!あとは加工編集してポスターにすれば完璧!」
どこから湧いてきたのか、モンク先生。
騎士・クルセ「………」
ゴゴゴゴゴゴ……
モンク先生「おし、今日はこれで解散…な、なんだ。うわ、な、なにをするきさまらー!!」


がんばれ、まけるな、ラグレンジャー!
to be continued...

56 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/26(月) 10:43 ID:myohGuA6
なんかすごい方向のベクトルが・・・


今までに出た妄想を全部足すとクリアに100時間とか普通にかかりそうだな

57 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/26(月) 18:39 ID:l6YQMiI2
このスレを終わらせるわけにはいかんのだ。俺のためにも!
-------------------------------------------------
教室。
♂シフ「よぉ主人公、知ってるか?」
主人公「ん?何だ?」
♂シフ「文化祭でラグレンジャー、中止になったんだってよ」
主人公「え、マジでっ!?」
♂シフ「あぁ、なんでも監督のモンク先生が、昨日の放課後に何者かに襲われて重症らしくてさー」
主人公「あのモンク先生が!?」
♂シフ「先生は先生で、犯人について何も言ってないらしいんだよ」
主人公「ふーん……」
窓の下の修練所を見ると、騎士子先輩とクルセ子先輩が剣をぶつけ合っている。
恐らく模擬戦をしてるんだろう。
いつ見ても…いや、いつもよりさらに見事な剣捌きだ。
俺もいつか、先輩に負けないくらい剣の腕を上げたいもんだ。

♂シフ「あ、そうそう、もうひとつあるんだわ」
主人公「ん?」
♂シフ「今日、購買で特売やるらしいぜ」
主人公「何!?何でそれを早く言わない!」
♂シフ「まぁ落ち着け。昼休みからが勝負だ」
主人公「おう!」


些細な事件でバラバラになったラグレンジャー。
果たして、再起はあるのだろうか。
次回、「復活!愛と正義のラグレンジャー!」
乞うご期待!
to be continued...

58 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/26(月) 18:50 ID:WLOPwMMs
まだだ!まだこのスレは終わらんよ!


トイレ|(・∀・)俺も書いてくる

59 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/26(月) 23:38 ID:3h9XGqO2
なんでダメってるんだYO

60 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/27(火) 08:23 ID:8vl4KvY6
OK、ラグレンジャー完結編。
-----------------------
教室。
騎士子「はぁ……」
クルセ子「どうした、ため息なんてついて」
騎士子「うーん…なんていうか、ラグレンジャー中止になったのは良かったんだけどね」
クルセ子「あぁ」
騎士子「いざやらなくて済むとなると…どうも物足りないような気がするのよ…」
クルセ子「まぁ、確かに…退屈はしなかったからな」
騎士子「ふぅ…やめましょ、こんな話。それより―――」
騎士子が言いかけたその時。
声「うわぁぁぁ!て、テロだぁぁぁ!!」
騎士・クルセ「!!?」
突然騒がしくなる教室内。
二人も窓際へと駆け寄る。
騎士子「うわ…」
思わず息を呑むほどの魔物の群れが、学園の方へ向かってくる。
あまりに突然のことだったためか、学園側はまだ応戦準備が整っていないようだ。
騎士子「……」
クルセ子「…行こう、レッド」
騎士子「!!」

窓から飛び降り、魔物の群れに向かって疾走する二人。
手近な魔物を一刀の下に斬り伏せ、ポーズを決めて声高らかに宣言する。
騎士子「ラグナイト・レッド!!」
クルセ子「ラグセイダー・ブルー!」
直後、魔物の群れの頭上に、無数の氷柱が降り注ぐ。
セージ子「ラグセージ・イエロー!」
続いて地面に散布される毒。毒。毒。
アサ子「ラグアサシン・ブラック」
そして突然魔物に攻撃を仕掛ける3本のヒマワリ…フローラ。
ケミ子「ラグケミスト・ピーンク!」
5人「5人揃って、ラグレンジャー!!」

騎士子「ボウリングバッシュ!」
クルセ子「グランドクロス!」
アサ子「ソニックブロウ!」
セージ子「バイオレントゲイル!ファイアウォール!」
ケミ子「新必殺・マインピッチャー!」


ラグレンジャーの活躍により、学園の平和は守られた。
しかし、戦いが終わったわけではない。
世界に悪が存在する限り、彼女たちの戦いは続くのである。
行け、ラグレンジャー!世界の平和を守るために!


主人公「で、結局後始末には俺が駆り出されるわけね…」
モンク先生「はっはっは!まぁそう言うな。しかし、俺はあいつらを信じてたぞ、うん」
主人公「………」
モンク先生「それでこそ大枚はたいて枝を買った甲斐があるってもんだ。む?うわ、な、なにをするきさまらー!」


to be continued...?

61 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/27(火) 22:19 ID:cwN7sTO6
な、なんだってーーーーーーー


やっぱ主人公はそういう役回りが一番ですね
それでその後大好評になってやっぱやることになって
ラグレンジャーUとかいって剣士たんとかもやる気になった先輩達に
強制的にやらされて、そして主人公はやっぱやられ役とかなー

62 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/29(木) 17:10 ID:40/HElCo
最近、めっきり寂れてきたこのスレ、いったいどれだけの住人が巡回に来てるんだろう。
そして最近、萌え妄想ができなくなってきた俺を叱ってくれ、ナタク…
-------------------------------
主人公「さて、今日も一日がんぶはっ!!」
…見てはいけないようなものを見てしまったような気がする。
騎士子「あら、主人公じゃない。先輩に挨拶無しとはいい度胸してるわね」
主人公「あ、あぁぁぁ、お、おはようご、ございますっ!!」
騎士子「うん、よろしい。で、何をそんなに驚いてるわけ?」
それを俺の口から言わせようというのか、この先輩は。

主人公「えーと…その…真っ赤な鎧はいったいなんなのかなぁ、と…」
騎士子「あぁ、これ?」
ふふ〜ん、と得意げな笑みを浮かべてくるりと一回転する騎士子先輩。
そしてシャキーン!とポーズを決める。(※剣を抜いてる
騎士子「いいでしょー、コレ。学園公認の特注品よっ♪」
主人公「公認…特注…赤…って、まさか!」
騎士子「そう!」
ヒュンッ!と剣が振り下ろされ、俺の鼻先に突きつける。
騎士子「ヒーローたるもの、まずは見た目から、ね♪」
嫌な予感。
主人公「あの…もしかして、クルセ先輩やアルケミ先輩も…?」
クルセ子「その通りだ」
Σ(;゚Д゚)
突然後ろから聞こえた声に振り返る。
主人公「…お、おはようございます、クルセ先輩」
実はちょっと安心した。
もともと青を基調としたクルセイダーの衣装は、そう見られないようなものでもない。
そう考えると、アサ子先輩は黒だからそっちもまぁ大丈夫だろう。
でも、その理論でいくと……

その日は、朝からテンションが低い人が多かった気がするのは気のせいじゃないだろう。

63 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/29(木) 17:41 ID:J0zQ25C6
まだだ!まだ終わらんよ!


体育祭 七不思議 水泳大会 テストで主人公と誰かが2人っきりで勉強
だめだこれくらいしかネタが浮かばん

(゚д゚)!文化祭で殴りプリ先生がやる気満々でラグレンジャーに対抗しようとする
やらなかったら成績1と脅され主人公は無理やりリーダーに決められて
クラス内で役割決めたり道具のためにいろんなとこ飛びまわったり
え?萌えじゃないって?

[逆毛レンジャーをやる]
[主人公一人で踊ってみる]
[主人公やられ役の劇]
[ドリフっぽいやつ]



64 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/30(金) 05:11 ID:4slvRBlk
おまえさん方。少し季節は外れてるかも知れんが
一応4月。新入生の季節じゃないか?

65 名前:前スレ644 投稿日:2004/04/30(金) 10:15 ID:ErJYNvK.
とりあえずもうダルイっつーか学祭の雰囲気なので花見を部分的に投下
取り押さえられる♂クルセ
また騒ぎ始める学園の皆様
こっそりと席を外す♂騎士先輩と♀アサ先輩。どうやら♂騎士先輩が連れ出した模様
何事かと見に行こうとすると一次職の皆様いきなり泣いたり笑ったり怒ったり。どうやら飲み物が酒だった模様
♂BSがニヤニヤしている
選択肢
1.酔っ払っていきなり桜を斬りつけ始めた剣士たんを介抱する
2.一応変調は見られないと思われるシーフたんと他の仲間を介抱する
3.笑いっぱなしのまーちゃんを介抱する
4.修羅の顔をしたアコたんを介抱する
5.泣きっぱなしのアチャたんを介抱する
6.ぶっ倒れているマジたんを介抱する
7.そんなんどうでも良い、♂騎士先輩と♀アサ先輩が何してるか気になるんじゃー!!

また電波受信するまで待ちます__| ̄|○

66 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/30(金) 16:39 ID:sI0bGZsk
--------------------------------独立空間------------------------

職萌えとかはそういうスレがある。ここは学園物&恋愛物らしく、
学園行事たハーレム(ライバル、修羅場イベント)あたりでどうだいといってみるだけで
中学の作文コンクールで銅賞の自分にはなにもできないのもどかしさ

------以下前スレ644様の素晴らしいネタフリから続きをどうぞ----------

>>65
よっしゃ三日ぐらいかかるけど続き書いてみるぜ

67 名前:ラグレンジャーと21の中の人 投稿日:2004/04/30(金) 17:48 ID:tsFPVwDs
>>65
うおぉぉぉ!書きやすそうなシチュエーションを山のように!
これは…か、書くしかあるまい!
まずは腹ごしらえからね…(´・ω・`)
コンビニ|  λ...<トイレ カシテクダサイ…

68 名前:66 投稿日:2004/04/30(金) 18:56 ID:sI0bGZsk
よしここは他の方が自分の作品に「ああ、あいつよりはましだ」と
気が楽になるように俺の駄作を投下するぜ!
---------------------------------------
[一応変調は見られないと思われるシーフたんと他の仲間を介抱する]

主人公「え〜と、シーフたんは・・・・」
クルセ♂「ぼええええええええええええええ」
騎士子先輩「きゃあ!」
♂BS「またかよ!?誰かとめろー!!」
主人公「・・・・・向こうは先輩方に任せておこう」
シーフたん「やっほー主人公〜」
主人公「シーフたん大丈夫か?」
シーフたん「ん?主人公、私はこんなの平気よ〜」
主人公「そうかよかった、じゃ手分けしてみんなの介抱しよう」
シーフたん「OK♪じゃあさっそくこれを・・・・」
主人公「って、シーフたん?なんでインベノムにつかう毒をもってるんだい?」
シーフたん「なにって・・・・これ使うのよ」
主人公「ええ!それって毒だろ!」
シーフたん「あのね、用法、用量によっては毒も立派な薬よ?」
主人公「そ、そうなのか(汗」
シーフたん「もっちろん♪みてなさいよ〜」
シーフ♂「うえ・・・・気持ち悪・・・・」
シーフたん「インベノム!」
シーフ♂「が!・・・・・・・」
主人公「って気絶してるし!シーフたん!本当にそれでいいのか?!」
シーフたん「う〜ん可笑しいわね?まあそのうち良くなるでしょう次いくわよ〜!」
主人公「お、おい!だ、大丈夫か?シーフ♂?」
シーフ♂「うう・・・・」
主人公「ダメだこりゃ・・・・・・・」
シーフたん「インベノム!」
アコきゅん「うわあ!」
主人公「お、おい!シーフたん!お前絶対に酔ってるだろ!」
シーフたん「な〜いってんのよ♪あ、主人公も酔ってるのね?インベノム!」
主人公「があ!」
シーフたん「さあ、どんどんいくわよ〜♪」

ジャイア(ry
クルセ♂リサイタルを止めさせて
2次職の方々が事態に気づいたときにはそこら中紫だったとか

・翌日シーフたん以外1次職のHP赤ゲージ

69 名前:66 投稿日:2004/04/30(金) 18:57 ID:sI0bGZsk
正直すまんかった(・ω・)

70 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/30(金) 19:07 ID:tsFPVwDs
せっかくだから、俺はこの1を選ぶぜ!
というわけでBBSサイズでご覧ください。
--------------------------------
周りを見渡す。
約1名を除いて特に物理的被害は生じていない。
OK、剣士たんを止めよう。
花見に来てて桜の木を切り倒されたんじゃ話しにならん。

剣士「やぁっ!たぁっ!!」
がすっ、がすっ。
酔っ払ってるためか剣筋は滅茶苦茶だ。
しかし地力はしっかりしてるから木へのダメージは馬鹿にできない。
主人公「お、おい、やめとけって」
とりあえず普通にとめてみる。
剣士「主人公!気をつけて、このウィロー手ごわいわ!」
主人公「いやいや!ウィローじゃないし!」
剣士「じゃあエルダーウィロー?もしかしてこれは火属性剣!?」
主人公「エルダーでもないしそれは普通のバッソ…ってよく見たら俺のだし!!」
桜の木だけでなく、俺の剣の刃こぼれまで心配しなくてはならなくなった。
剣士「なに?主人公はこいつの味方をするわけ?はっ、まさか主人公、こいつに操られてるんじゃ!?」

どう考えても操られてるのは剣士たんだ。酒にな。
まともに説得して宥められるだろうか…。
いや、ここは状況を逆手に取った方がいいかもしれない。
主人公「剣士たん!ウィローはもう動かない!ウィローは剣士たんが倒したんだ!」
剣士「違う!私は今でも、ウィローと戦ってるのよ!」
まぁ、確かにウィローは倒したら派手に炸裂するけど……。
剣士「ならば…これでとどめよ!」
言うが早いか、剣士たんは俺のバッソを桜の木に突き立てていた…。
直後、剣士たんから今までの覇気が無くなった。
剣士「ふぅ…終わったわね…」
主人公「あ、あぁ…(お、俺のバッソ…」
ていうかもともと始まってすらいないわけだけど…。

酒に酔った状態で、さらに激しい運動をしたらどうなるか、というとだ。
剣士「うぅぅ……」
ふらふら、っとおぼつかない足取りで俺の方に歩いてくる剣士たん。
主人公「えっ…?」
俺の両肩に手を乗せ、そのままふわりと胸の中に飛び込んでくる。
というか倒れこむ。
二次職の先輩方がきゃーきゃー五月蝿いことこの上ない。
主人公「剣士たん…」
あれか?
据え膳食わぬはなんとやらってやつ?
俺はその場の勢いに任せ、剣士たんの背中に手を回す。
二次職の先輩方がきゃーきゃー五月蝿いことこの上ない。
そして、その手が剣士たんの背中に触れようとした瞬間―――。

剣士「おえぇぇぇぇぇ!!!」
主人公「うわぁぁぁ!吐きやがった!!!」
二次職の先輩方がきゃーきゃー五月蝿いことこの上ない。
さっきとは声色が違っていたが、五月蝿いことに変わりは無い……。

71 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/04/30(金) 23:45 ID:tsFPVwDs
妄想第二弾、<5.泣きっぱなしのアチャたんを介抱するぜ!
------------------------------------------------
アチャたん「うえぇぇぇぇん!主人公くぅぅん!」
主人公「うおっ!?」
いきなり泣きながら抱きついてくるアチャたん。
役得と言っていいんだろうか…?
アチャ「ひぐっ…えぐっ…」
主人公「ほ、ほら、大丈夫だから落ち着けって。な?」
アチャ「うぐっ…うぅ…」
な、泣き止んだ…か…?
アチャ「うぁぁぁん!主人公くんのばかぁっ!」
主人公「って、俺かよ!?先輩方もヒソヒソやってんじゃねぇぇ!!」
しかしアチャたんは抱きついたままだ。

がすがすと胸を叩かれるが、アチャたんの細腕から繰り出されるパンチ(?)は全然痛くない。
アチャ「酷いよ主人公くん…いつもいつも…うえぇぇぇん」
主人公「えぇぇ!?俺がいつも何をしてるってんだ!?」
まったくもって身に覚えがない。
しかしそれでもアチャたんは泣きっぱなし。
アチャ「あの時だって…ずっと…ひぐっ…約束…うあぁぁん!」
ちょっと待った!なんだこの展開は!
アチャ「優しくするって言ったのに…うぇぇぇん!」
誤解だ!というか俺は知らないぞ、そんな話は!
外野の先輩方がさらに騒ぎ立てる。

やばい、このままじゃ完全に俺が悪者だ。
主人公「わ、わかったよ、優しくするから、もう泣くなって。な?」
真っ赤な顔を上げ、うるうるした瞳で俺を見つめてくる。
アチャ「ぐすっ…ほんと…?約束してくれる…?」
ズギャーン!!
俺の中で、何かが弾けた気がした。
むしろ、こんなお願いをされて断れる男がいるであろうか?
いや、いない(反語
主人公「あぁ、約束するよ…」
そっと頭を撫でてやりながら、静かに言う。
アチャ「うん…わかった…」
ようやく泣き止んだアチャたんはすっと目を閉じる。
こ、これは…あれだよな?
し、しちゃっていいんだよな!?な!?

主人公「アチャたん…」
アチャ「すー…すー…」
呼びかけに返ってきたのは小さな寝息だった。
主人公「えーと…」
騒ぎが最高潮になっている先輩方はもうわけがわからなくなっている。
そんな中、泣き疲れて眠ってしまったアチャたんを、ぶっ倒れたままのマジたんの隣に横たえる。

しかし、一人盛り上がっていた感情はどうすることもできず…。
主人公「うぉ〜い、アコきゅん!飲んでるかー!?」
アコきゅん「うわぁっ!や、やめてよぉ!」
結局、アコきゅんに絡むことで発散した。

72 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/01(土) 00:29 ID:L4.a0h62
なんてハイスピードで書き上げてるんだ
羨ましいぜコンチクショー

73 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/02(日) 17:50 ID:.c0OEats
まだだ!まだ(ry

74 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/02(日) 17:54 ID:buMxGerM
久々にきたので、せっかくだから小ネタさせていただきます。

・・・

 模擬戦闘訓練。のはずが。
 なんでこんなことに……。

カーリッツ「…………」
主人公(プリ♀)「…………」

 やんごとなき事情で、閉じ込められた二人。
 というのも学校が今、おなじみの大火災(略称:MIK)で
戻れなくなっているようで。仕方なく二人きりで待機しているわけです。
 が、やるせない沈黙。先ほどのサンクチュアリだけが、煌々と薄暗い
あたりを照らしている。
「カリさん……おなか空きません?」
 などと声をかけるも。
「…………」
 だんまり。元々接戦で戦っていただけに、すごく気まずいふいんき(←何故か変換できない)。
 それから数分して……。

カリツ「……る?」
主人公「えっ?」
カリツ「……ひげ……たべる?」
主人公「えと」
 それが先ほどの言葉に対する返事だと気づくのに、ほんの数秒。
主人公「食べられる……のですか?」
カリツ「うん。つけひげ……だから」
 ほんとうは頭のパーツなの、と恥じらい顔を背けるカリツさん。
主人公「でも……」
 いいのだろうか。まがりなりにも彼女の身体(?)なのに。
 不死者は体力回復できないのだし。と、思っていたとき。
カリツ「……っ……。やっぱりだめ……」
主人公「あ、そうですか」
カリツ「……」
主人公「……」
 それから数分。
カリツ「……間接、キスだから……」
主人公「あっ……」
 今度はすぐに分かって。私は頬が熱くなるのを感じた。
 上目づかいに私を見る、カリツさんの小さな瞳。
カリツ「プリ先生……やだ……だよね?」
主人公「え、えと。そ、その……」
カリツ「わ、私こんな身体だし……。女同士だし……」
 ど、どうしよう???

 →カリツさんは可愛いと思います
 とりあえずテレポ

主人公「カリツさんは……かわいい、と思いますよ」
カリツ「……そんなウソは……やだ」
主人公「本当ですよ。小さな鎧も、細い手も、長い背も。細い剣も鋭く敵を討つ、
勇ましく強い力。あなたのような騎士に守られるアリス(ひめ)を羨ましく思います」
カリツ「……」
 黙ったまま、背を向けるカリツさん。
カリツ「だったら……」
主人公「え?」
カリツ「私……私が本当に守りたいのは……」

 そのとき、さっとそよ風が吹いて。カリツさんの言葉は聞こえなくなる。
 そよ風の内容は、学校の炎が沈下したとのこと。私はカリツさんを向いた。
「戻りますね。ところで、今なんて……」
「ううん。何でもない……」
 私は何となく気抜けして、では、と短い挨拶でテレポートをした。
「……また来て。……ここで、待っているから……」
「……はい。必ず」
 私の言葉は、彼女に届いただろうか。

 後に残ったのは、サンクチュアリ。
 カリツの瞳が、静かに閉じる。孤独な部屋で。

 ――私ひとり悩んでも……無駄なこと。切ないだけ。
 ……だけど……私は、いつまでも……あなたを守りたい。

75 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/02(日) 20:30 ID:.c0OEats
建前
雰囲気=ふんいき


本音
(・∀・)GJ!

76 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/03(月) 00:05 ID:rmn749Qs
マニアックなネタはやめて普通のラブコメ……。

・・・

 〜職員室

 西茜の窓。職員室にいたのは、私とモンク先生。
 モンク先生はなにやら分厚い本を読んでいる。私は箒で邪魔をしないよう、
一人床の埃をかき集めていた。ふとモンク先生は顔をあげる。
♀モンク先生「ふむ、プリースト教諭どの」
主人公(♀プリ)「はい?」
♀モンク先生「……貴公は、キスの味をご存知だろうか」
 モンク先生は、そう言った。

 私はしばし考える。
主人公「鱚ですか。そうですね……知っていますよ」
モンク「ふむふむ」
主人公「生だと、におうかもしれません……」
モンク「! 匂う?!」
主人公「それから少し歯ごたえがあって……」
モンク「は、歯ごたえ!」
主人公「あ。骨が刺さると痛いです」
モンク「ほ、ほ、骨とは……!?」
主人公「まあ新鮮なものならgoodでしょうね」
モンク「……くっ。なんだか、とんでもないものなのだな。
この本には素敵な味と書かれていたから、少し期待していたのだが……」
主人公「あ、でも美味しいですよ。アマツへついこの間行ってきたし、
差し上げましょうか?」
モンク「ふむ。貰おうか」
主人公「はい」
 私は頷き、それから寮へと取りに行くため踵を返そうとしたとき――。
 ふいに。美しいモンク先生の足が、かろやかに舞った。
 その軽い調べに、驚く間もなくモンク先生は私の目の前に立ち……。

 ちゅっ。

 パタン、とモンク先生の読んでいた本が落ちて。
 恋ひと同士のロマンスが書かれた紙が、風に流れて桜の花びらのように踊った。
 そしてモンク先生の頬も、熟れた実と同じ桜桃色。
モンク「……ふぅ」
主人公(え? えっ???)
 呆然と。状況を理解できず、目の前のモンク先生を見つめる。
 艶やかな口元から静かに言葉が紡がれる音を、聞いた。
モンク「……よい香。それに、甘くて……柔らかい。ちっとも痛くない。
むしろ、心地よさが広がる。貴公の言っていたこととは段違いではないか」
主人公「な、な、な」
モンク「それとも、貴公のキスは……特別新鮮なのか?」
主人公「!!!!」
 頭が真っ白、胸がカッと熱くなって。私はモンク先生を突き飛ばすと、
そのまま衝動にまかせて職員室から飛び出す。
 こんな、こんな……。あっさり、軽く、ライトに、ポップに!
 複雑な感情の渦が、ぐるぐる回る。
主人公(は、はじめての接吻だったのに〜〜)

 後に残されたモンク先生、床に落ちた本を取る。
 それからハッと気づいて。
モンク「そうか……唇を洗ってからしなくてはならなかったのか……」
 逃げたひと。嫌な気持ちにさせてしまったかな、と思い。
 重ねたところをひとさし指でなぞって、ほぅっと甘い息を漏らした。

77 名前:1/2 投稿日:2004/05/03(月) 02:51 ID:4NZpFvjo
>>65の選択肢7番!>>21作者が継がせていただく!
長くなったから2レスに分けるけど…人あんまりいないから良いよね…?(´・ω・`)
-------------------------------------------
♂騎士先輩が♀アサ先輩をどこかに連れ出した。
学園内で二人がライバル同士だということを知らない人間はほぼいないと言ってもいい。
しかしこの状況で二人が連れ立って席を外すというのはどういう展開になるのだろうか。
一応今日のところは休戦ということになっているらしいが…。
それと、以前♂シーフが持ってきた情報(>>21あたり参照してもらえるとありがたい)もある。

この桜の木の下で雌雄を決するための果し合いをするのだろうか?
それとも愛の告白だろうか…?

1.気になる
2.気になる
3.気になる

OK、俺の行動は決まった。
幸い(?)、♂クルセ先輩リサイタルのおかげで周囲は大騒ぎ、誰も気づいていない様子だ。
ここは俺が真実の目撃者となるしかあるまい。
主人公「ってわけでここは任せたぞ、♂シーフ」
♂シフ「おう。って、何が?え?何なんだよ!?って、どこいくんだYO!」


一団から少し離れた桜の木の下で二人は向かい合っていた。
立ち並ぶ桜のおかげでちょうど死角になる場所だった。
主人公(上手い具合にみんなからは見えない場所だな…迷わずここに来たみたいだし…)
…確か今日の花見の首謀者は騎士先輩だったような気がする。(前スレ>>683あたり参照)
主人公(ということは、何かしらの計画があったと見て間違いないな)
俺は二人に気づかれないように、大き目の桜の陰に隠れ、そっとそちらを覗き見る。

♂騎士「悪いな、時間取らせて」
♀アサ「別にいいわよ。あの本家真っ青の不協和音の中にいるよりはマシ」
騎士「ははっ、違いない」
俺は今まで二人が会話してるのを聞いたことはそれほど無かったが、その時ほどお互いに棘は無い。
するとやはり愛の告白なのか…?
アサ「で、用件は何?」
あくまでも無感情、興味無しといった風に訊ねるアサ先輩。
騎士「あぁ。お前に言っておきたいことがあるんだ」
アサ「小言やら愚痴なら遠慮させてもらいたいわね」
騎士「まぁ聞いてくれ。いつか…できれば、そう遠くない未来に――」

騎士先輩が間を空け、深呼吸をする。
くるか?くるのか!?
一人で興奮し、息を飲む俺。正直情けない。

騎士「オレと…決闘をしてほしい」

えええぇぇぇぇぇ!!?
結婚じゃなくて決闘!!?
その言葉が信じられなかった。本気で裏切られた心境だった。
アサ「それは、果し合いの申し込みと受け取っていいのかしら?」
騎士「あぁ、構わない」
二人とも、先ほどまでの和やかなムードは既にどこにも無かった。
アサ「話はそれだけかしら?」
騎士「いや、もうひとつ」
言うと先輩はおもむろに剣を抜いた。
剣先を上に向け、剣を持った右手を前に突き出して言葉を続ける。

騎士「…回りくどいのは苦手だ。率直に言う」
アサ「私もそうしてもらえるとありがたいわ」
…もう先輩が何を言おうが驚かないぞ。
まったく、何を言うつもりなんだか…。

騎士「オレは、お前が好きだ」

78 名前:2/2 投稿日:2004/05/03(月) 02:52 ID:4NZpFvjo
そして後編!先輩の語りが長ぇっ!
------------------------------
なんてタイミングで告ってんだよ!!
わけわかんねぇぞ、この先輩!!

騎士「オレは騎士でお前はアサシン。共に前線に立つ職だ」
アサ「えぇ、そうね」
アサ先輩も口調は変わらないけど目が点になってるよ…。
騎士「オレは誰かを…漠然としてるけど、とにかく大切な人を守りたくて騎士になった」
剣を掲げたまま、先輩は静かに続ける。

騎士「目指してた騎士に転職して、我武者羅に訓練を積んできた。
   お前の存在を知って、お前にだけは負けるもんかって必死になってた。
   互いにライバルとして、負けたくない相手として切磋琢磨して…。
   そのおかげで…自分で言うのもなんだけど、それなりの腕は持ってるつもりだ。
   でも逆に、オレが目指してた『大切な人を守れる騎士』になれるかはわからない。
   …いや、その理想像に疑念すら抱くようになってきた。

   『誰かを守る』なんてのは、単なる独り善がりの偽善、自己満足に過ぎないんじゃないかってな。
   もちろん、それが悪いとは思わないし否定する気も無い。
   ただそれだけしか見えてなかった…見ようともしてなかったオレ自身を恥じた。
   あの戦闘実習の時にさ、答えが出た。
   『誰かを守るための盾』じゃなく、『誰かの為に戦う剣(つるぎ)』になりたい思った。
   そして……オレの背中を預けたい、オレが背中を預かりたい。
   背中を、命を預けあえる存在になれるかどうか確かめたい。
   そのために決闘を申し込んだ。

   もし、オレの気持ちを受け止めてもらえるなら、この決闘を受けて欲しい」

そして、沈黙があたりを支配する。
遠くから聞こえる不協和音ですら、別世界のものに思えるほどに。
口を開いたのはアサ先輩だった。

アサ「…まったく、おかしな話ね」
キィィン――……
自分も愛用の短剣を抜き、騎士先輩の剣と交差させるように軽くぶつける。
俺が今まで聞いたことのあるどの楽器よりも、綺麗で、澄んだ音だった。
アサ「前から私によく似てるタイプの人だと思ってたけど…まさか考えてることまで一緒なんてね」
そう言うアサ先輩の顔には微かな笑みが浮かんでいる。
アサ「返事は…言うまでも無いわよね。じゃ、先に戻ってるわ」
あっさりと言い放ち、軽やかにみんなのところへ戻っていくアサ先輩。
もしもこの場面が絵になったとしたら、『るんるん♪』と書き加えたい。

騎士先輩はその後数分、微動だにせず、目を閉じていた。
騎士「剣(つるぎ)では、プリーストのように直接人を助けることはできない」
ふと、先輩が突然口を開いた。
騎士「剣を振るうことで人を守ることはできるが、どれだけの人を守れたかという指標すら見えない。
   一人の剣で守れる人数なんてたかが知れてる。しかし、だから剣を持つ者は一人じゃない。
   守るための盾となるか、戦うための剣となるか……。
   それを決めるのはお前自身だ、主人公」

バ、バレてらぁ…。
主人公「え、えーと…すみません、盗み聞きして…」
騎士「気にするな。お前には証人になってもらうからな」
主人公「うゎっ、責任重大…」
騎士「とりあえずこのことは他言無用だ」
主人公「は、はい」
騎士「お前は昔のオレに良く似てる。オレが言ったこと、忘れるな」
そう言い残し、マントを靡かせて去っていく先輩。
騎士「道はひとつじゃない。切り開くのもまた道。ま、後悔の無いようにな」

そう言う先輩の背中は、すごくカッコよかった。

79 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/03(月) 10:30 ID:Wn/8/nsA
>>76
キスと鱚・・・・・(゚д゚)ウマー
モンクたん萌え
>>77-78
やっべ騎士先輩(・∀・)カコイイ!
・・・・って『るんるん♪』?!(゚Д゚)

80 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/03(月) 12:23 ID:xPtQhCq.
>79
るんるんしてるのはアサたんじゃないかな
                 アサたんじゃないかな


クールビューティーに見えてるんるんしてるアサたん・・・(*´Д`)ハァハァ

81 名前:79 投稿日:2004/05/03(月) 13:14 ID:Wn/8/nsA
素で間違えた・・・・・

82 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/07(金) 15:13 ID:y5Wle4q2
>>79,81

(*´Д`)

83 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/07(金) 18:37 ID:6Sabb2dw
>>79=81


萌え

84 名前:前スレ644 投稿日:2004/05/09(日) 19:33 ID:oFkuVyx2
学校にはたまーに七不思議という名の呆れた不思議がよくあります
夜中に動く人体模型(誰かが操り人形の練習をしてた)
トイレの花子さん(誰かがトイレに入ってただけ)
誰も居ないはずの音楽室から鳴り始めるピアノ(実は誰か居たりする)
などなど、ギャグの宿命はこんなオチがわんさかでしたとさ

「・・・と言うわけで、この学校の七不思議も探してみない?」
「・・・シーフたん、唐突に現れて何を言うかと思えば・・・」
主人公が呆れているようだ
「大体どこがどう言うわけなのかさっぱりだぞ」
正直七不思議ってのはたびたび目撃者が居てそれが噂を呼んで七不思議になるのに云々
「まぁまぁいいじゃん、そんな細かいことは。私達が最初の目撃者になっても別にいいっしょ?」
「いやまぁいいんだが・・・」
「じゃあ今夜22時に学校の正門前ね、分かった?」

1.返事をする
2.承諾する
3.敬礼をする
4.はいと言え!

待て、全部同じっつーか最後の選択肢は何だ
しかし僕らは気づかなかったんだ。そんな七不思議より恐ろしいことが起きるとは・・・
「・・・てめぇら、俺の授業で。しかも実習の真っ最中だってのに体より口の方が動くとは随分と余裕だな、おい」
・・・あー、そういえば今殴りプリ先生の引率で『ミョルニール山脈横断 in ダッシュ』の最中だっけ
「そこまで余裕あるんならそのままジュノーまで引率してやろうか?うん?」
ジュノーと言えば生半可な一次職が行くと帰れなくなる場所ではないかっ!
俺とシーフたんは血相を変えてアルデバランまで走った
「・・・ったく」
かくして七不思議より恐ろしい殴りプリ先生も主人公とシーフたんの後を追って走ったのでした

たいむすきっぷ(重要でも無いため)

そんなこんなで学校の正門前、ただいま22時18分。周りには誰もいなぜ、わっほう
・・・シーフたん、明日にでも大嫌いな炭鉱にでも連れて行ってあげよう(ぉぃぉぃ)
そんな腹黒いことを考えること2分、シーフたんとご一行がやtt・・・ってご一行!?
「いやー、話したら面白そうだから来ても良い?って言われたから連れてきちゃった」
シーフたんが笑いながら言う
ご一行とはもちろん剣士たんアコたんアチャたんまーちゃんマジたんの5人だ
「てへへー、来ちゃった」
アチャたんが笑いながら言う。まぁ皆暇なんだろうきっと
「どうせこれだけ人居るなら2人で行動したほうがいいんじゃない?」
剣士たんの提案に全員承諾する
そして俺は・・・

1.剣士たんと組む→七不思議之壱へ
2.アコたんと組む→七不思議之仁へ
3.シーフたんと組む→七不思議之参へ
4.マジたんと組む→七不思議之四へ
5.まーちゃんと組む→七不思議之伍へ
6.アチャたんと組む→七不思議之六へ
7.わしはソロが好きなんじゃー!→七不思議之七へ+全員好感度少しダウン

さぁ、一体どんな不思議が主人公たちを襲うのでしょうかっ!待て次号!
つーわけでこんなネタが浮かんだので投下します
俺では三不思議くらいしか思い浮かばないので他の皆様、頼みました__| ̄|○
正直珍しく学校を舞台にしたな、俺と思った('A`)(長々と花見やってたからだって突っ込み無し)

85 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/09(日) 20:48 ID:F7L7AW/w
7.わしはソロが好きなんじゃー!→七不思議之七へ+全員好感度少しダウン

シーフ♂「で、でさ・・・・主人公・・・・誰と・・・・」
主人公「ソロサイコーいくぜ俺!」

そういと一人突っ走っていく主人公

アコたん「あ・・・ちょっと・・・・!」


----------癌ばってます---------


主人公「さてと・・・・・ここが七不思議の一つ、男の子の亡霊がでる
っていう廊下か・・・・・」

歩いてみる
・・・・・・・・・・・・

主人公「なにも起こらないジャン・・・・・・」

更に歩いてみる
・・・・・・・・・・・・

主人公「・・・・・・・・・」

踊ってみる
・・・・・・・・・・・・

主人公「ってなにやってんだ俺は?」

だいぶ時間がたったが一向に変化はない

主人公「はあ〜こんな夜中に学校来てなにやってんだ俺は?もういいや帰ろう」

と、そのとき


           カツ、カツ、カツ、カツ

主人公「・・・・・・・・」
主人公(え・・・えと・・・・この後どうなるんだっけ・・・・?)

まーちゃんに(売って)もらった「学校七不思議探索ブック」(定価300円)を取り出す

主人公(え〜と、廊下を歩いてると後ろから足音が聞こえ、
曲がり角の鏡の自分のすぐ後ろに男の子が立ってる・・・・)

主人公「・・・・・・(ここは・・・・ちょうど鏡の前・・・・)」

主人公はおそるおそる顔を上げる

._______
|          |
|          |
|          |
|_、_        |
|,_ノ` )__    |
|.  彡 主ミ  . |
|  ( ´_ゝ`)  .|
|  |   |    |
|________|


主人公「どわーーーーーーー!」

驚きのあまり叫んでみる

シーフ♂「・・・・・・・なにやってんだ?」
主人公「うわーーーって、え?」
シーフ♂「なんだよ?」
主人公「な、なんでお前がこんなとこにいるんだよ?!」
シーフ♂「なんでって、忘れ物取りに来たんだよ」
主人公「(゚д゚)はあ!?」
シーフ♂「お前こそなんでこんな所にいるんだよ?」
主人公「なんでって・・・シーフたんが七不思議がって・・・・」
シーフ♂「シーフたん?彼女ならいつものメンツ寮に帰っていったぞ?」
主人公「いつ?!」
シーフ♂「いまさっき」
主人公「なんで?!」
シーフ♂「みんな女心のわからない奴なんて放っておこうとかいってたぞ?」
主人公「なあ!?」
シーフ♂「お前鈍感杉」
主人公「ひど・・・・・・」
シーフ♂「だいたいな・・・・いつまでも今のまま・・・・」

殴りプリ先生「おい!だれだ(゚д゚)ゴラア!」

シーフ♂「やっば!逃げるぞ」
主人公「ええ!ちょ、ちょっとマテよ」
殴りプリ先生「ほ〜う、主人公、
俺の見まわりの日に不法侵入とはいい度胸だ・・・・・」
主人公「い、いやこれには訳が・・・・!」
殴りプリ先生「言い訳無用!!」
シーフ♂「(グッバイ主人公・・・・)」


主人公「ぎゃああああああああああああ」


翌日校門前にさらし者にされた主人公をシーフたん達は目撃した・・・・・7.わしはソロが好きなんじゃー!→七不思議之七へ+全員好感度少しダウン

86 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/09(日) 20:50 ID:F7L7AW/w
ごめんなさいっ!
全然癌張ってるようにみえません!
前スレ644様!作品汚して申し訳ござません!

87 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/10(月) 00:16 ID:eBUU/hU6
>主人公「ソロサイコーいくぜ俺!」
にワロタ

88 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/11(火) 01:20 ID:9GV5J3jU
シーフ♂「で、でさ・・・・主人公・・・・誰と・・・・」
シーフ♂
シ ー フ ♂

・・・揚げ足取りですまん。

89 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/11(火) 01:21 ID:9GV5J3jU
しかもクッキー消えてた。重ねてすまぬ。∧||∧

90 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/11(火) 10:13 ID:Cj6EXq/M
._______
|          |
|          |
|モーマンタイ    |
|_、_        |
|,_ノ` )__    |
|.  彡 主ミ  . |
|  ( ´_ゝ`)  .|
|  |   |    |
|________|

91 名前:88 投稿日:2004/05/14(金) 06:20 ID:2HzLkyJw
しくじった挙句スレを止めちまったっぽいので、詫びになるかは知れないが>>84からの選択肢を書いてみた。
賑やかしになれば幸いだが、気に入らなかったらスルーしてくれ。


6.アチャたんと組む→七不思議之六へ

「よし・・・行こう、アーチャー」
「えっ、僕!?」
 驚いたような声を出して自分を指差すアーチャー。
 彼女は勘も鋭いし目もいい。何かやばい事があっても事前に察知してくれるに違いない。
 それに悪霊退治には銀製品と相場が決まっている。つまり何かあったとしても銀の矢を扱える彼女がいれば大丈夫なはず。
 ・・・いやびびってなんてないぞ、全然。ほんの少し慎重なだけさ。うん。
「あ、うん、それじゃ行こう」
 ちょこりと他のメンバーに目礼して、彼女は俺について歩き出した。

----------癌ばってます---------

 七不思議の六番目。ゆらゆら。
 学校の裏庭には自然が繁茂している。その中でも一際大きな木の枝で、昔首を括った女生徒がいたそうだ。
 自殺の理由は噂毎に違うので定かでは無い。
 恋人への面当てだとも、友人に裏切られたからとも、魔物に誑かされた所為とも言われている。
 ともかくその首吊りを生徒。彼女はその間際に死ぬのではなかったと悔いたらしい。
 もう死んでしまった今になっても月の明るい晩には、
「やめておけばよかったやめておけばよかったやめておけばよかった」
 そう呟きながら枝にゆらゆらとぶら下がるその姿が現れるのだという。

「…居ないね」
「居ないな、何も」
 きょろきょろと見回すアーチャーに、胸を撫で下ろしつつ応える俺。
「まー所詮は噂だからな、噂。そんなもん本当に出る訳ないって」
 我ながら実に現金な発言を追加すると、彼女は悪戯っぽく笑って、
「主人公君、ニガテ?」
「な、何を根拠におっしゃいますかっ!?」
「あ、ニガテなんだー」
 くすくす笑う彼女。男の威厳を守るべく咳払いして、
「そういうアーチャーは平気そうだな。女の子って、もっと怖がるモンじゃないのか」
「うーん、僕はなんか慣れちゃってるから。フェイヨンは多いんだよ、そういうの」
 言いながら胸の高さで揃えた両手の、手首だけを垂らして見せる。
 幽霊とかそういったものを現す仕草だとは判ったが、彼女がやるとむしろ可愛らしい。
「この学校に来るまで、ずっと向こう暮らしだったから」
「ずっと? じゃあ一度もフェイヨンから出た事なかったのか?」
 何気なく訊くと、彼女はかすかに頬を赤らめた。
「ううん。あるよ、一度だけ。昔プロンテラのお祭りに来たこと」
 とても大事な思い出らしくて、まるで宝物を転がすように彼女は語る。
「すっごくにぎやかでね、はしゃいでて僕、家族とはぐれちゃったんだ」
 子供にとって、首都は絶望的なまでに広い。初めての土地で途方に暮れて彼女が泣き出しそうになった時。
「僕と同い年くらいのね、男の子が声をかけてくれたんだよ」
 事情を聞くとそいつは「俺に任せろ」と駆け出していってしまったそうだ。子供らしいというか、無鉄砲馬鹿というか。
「それでね、本当に見つけてきてくれたんだ、その子」
「おー…随分ガッツのある小僧だったんだなぁ」
 俺が言うとアーチャーは小さく微笑んだ。
「うん。すごく元気が良くて、優しいかったよ」
 結局その子とは名前も聞かずに別れてしまって、それきりだった。
 その後弓手になった彼女は首都の学校へ編入して、そこに偶然が待っていた。
 迷子の彼女を助けてくれた少年もまた冒険者を志して、同じ場所へやって来ていたのだ。
「でもね」
 不満顔で彼女はため息をつく。
「会った時、判らなかったんだよ。僕は一目で判ったのにさ」
「そりゃ相当鈍い奴だな」
「・・・ほんっと、そうだよね」
 頬を膨らませて、アーチャーはうんうんと同意した。
 はっきり言って、彼女は相当可愛いと思う。そんな娘に好かれていながら気付かないなんって、全く間抜け極まりない奴だ。
 思いながら俺は少しだけ、少しだけそいつに嫉妬する。
「でもね、そのひともう鈍くてどうにもならない感じなのに、妙に人気あるんだよ」
 無性に鼻がむず痒くなってくしゃみをすると、彼女は何故だか吹き出した。

 結局その後も俺達はすっかり話し込んでしまい、他の仲間達を大いに心配させてしまったらしい。
 慌てに慌てた剣士が宿直室に駆け込んで、お陰で俺とアーチャーは、夜間不法侵入の廉で説教を喰らう破目になった。
 でもまあ隣に立たされている“共犯”の彼女が何故だか嬉しそうな様子なので、俺も良しとしよう思った。

92 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/14(金) 07:19 ID:is7G5oCw
|          |
|          |
|  GJ    |
|_、_        |
|,_ノ` )__    |
|.  彡 主ミ  . |
|  ( ´_ゝ`)  .|
|  |   |    |
|________|

93 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/14(金) 13:42 ID:/PAWeOiw
--------------------------切り取り線-------------------------------

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
「ん、こんな時間か。それじゃ今日の授業はここまでだ」
その殴りプリ先生の言葉とともにざわめきを取り戻す教室。

ふぅ・・・。
俺は首をひねり緊張をほぐす。
殴りプリ先生の授業で寝ると後が怖いからな…。
という事で、疲れたから寝る、お休み……。

???「…君……人公君」
ゆさゆさゆさゆさ
体をかすかにゆすられている感じが気持ちいい。
……。
若干薄目を開けるとそとは茜色に染まっている。もういい時間なのか…。
???「こらーーーーー起きろ主人公!!」
耳元で大きな声が響く。
『うわああああああ』
飛び起きる。
???「きゃっ」

後ろから聞こえたような…。
首をひねると腰を抑え涙ぐんでるあちゃたんをみつけた。

あちゃたん「いたいよー;」
『わ、わりぃ』
俺は、あちゃたんに手をさしのばし引き起こす。
『大丈夫か?』
あちゃたん「んー、ひどいよー;急に立ち上がるなんてー」
急に立ち上がるも何も、脅かされたから立ち上がったわけで・・・
……?
『って言うかあちゃたんが何で起こしてくれたんだ?』
というか放課後寝ているときに起こすのは用務員代わりのモンク先生がほとんどなのだが・・・。

あちゃたん「あ、明日ちょっと一緒に行きたいなーってところがあって」
『ふむふむ』
あちゃたん「皆がいると話しにくいから、放課後ー…って思って」
あちゃたん「そしたら主人公君気持ちよさそうに寝ちゃってて」
あちゃたん「待ってたんだけど起きそうになかったから」
あちゃたん「主人公君、明日、暇かな…?」
……ちょっと待ってください…それはあれですか。デートのお誘いですか?
期待と不安両方が入り混じった表情を浮かべこちらを上目遣いに見るあちゃたん。
その視線は卑怯だと思います・・・。

んー…明日は…

『暇だけど』
その言葉にあちゃたんの顔が明るくなる。
あちゃたん「よかったら、付き合ってくれないかな?」
『喜んで』
その言葉に気をよくしたのかとびきりの笑顔を見せるあちゃたん。

ガタン
『・・・ガタン?』
俺とあちゃたんは周りを見回すが人の姿は見えない。
あちゃたん「えい。あてんしょんこんせんとれーしょん!!」
あちゃたんの目のいろが、いつもの明るい色から透明で冷たい色に変わる。
その視線の先に目を凝らすと…
♂シフ「……よっ」
『何してるんだお前…』
♂シフ「…いや、忘れ物を取りに着たらだな」
『お前俺と一緒で教科書もノートも持ち帰らないだろ・・・』
♂シフ「……まぁ、あれだ。おめでとう」
バタン
『・・・!!』
あちゃたんが倒れこむ音。
いつも元気で人をからかったりしているのに自分の事に関してはdと免疫がないらしい。
新しい発見なだ…
『……なーんていってる場合かあっ!!おい、♂シフ…ってにげやがったな』
♂シフの気配はすでに何処にもなく教室には俺と倒れているあちゃたんだけ。
『このままにしておく……なんてわけには行かないよなぁ、やっぱり』
俺は溜息をもらすと、あちゃたんを背負い保健室に向かった。
うわ…軽いなぁ…

----------------------切り取り線--------------------------------


引き続き 84氏の続き物の作成よろしく御願いします

94 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/14(金) 17:13 ID:is7G5oCw
(*´Д`)

(*´Д`)⊃    |93の壁|

(*´Д`)===Σ⊃|93の壁|

(*´Д`)=====|93の壁|<ガシ!

(*´Д`)=⊃(゚Д゚;) |93の壁|

(*´Д`)<バリバリ  |93の壁|

(*´Д`)ツヅキカクマデカンズメダ|93の壁|

95 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/15(土) 15:22 ID:7mp/rA3Y
なんてこった停滞してるぜ

ここは俺がプレイ日記を!

冬の温泉イベントなんだが
女キャラの高感度が高かったらしいのか
反対に招き入れられたよ(*´Д`)


が、そのままのぼせて温泉終了
その日の夜に起こるはずだった
アコたんルートに入る大事なイベントが
飛ばされちゃったんだが
もうアコたんルートに入れないの?

ちなみにやはりまーちゃんの体型は反則気味だった(*´Д`)

96 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/17(月) 19:12 ID:t7DK2.ZU
               のりしろ
-------------------------------------------------------------------
保健室にて

ガラガラガラ
『失礼しあーす』
足でドアを開けるのは悪い事だろうがこの際そんな事はいってられない。
BS先生「主人公……ノックくらいはしろと…」
その言葉は途中で止まりはっとしたように俺のほうを凝視する。
……正確に言えば俺の背負っているあちゃたんだが…。
気だるげな表情が一変し、冷静な保険医の顔になる。
BS先生はベッドを指し示し、俺はそこまであちゃたんを運ぶ。
BS先生「ふむ……」
『……あの?』
BS先生「ただ卒倒しただけみたいだね、頭も打ってないしすぐに気がつくんじゃないかしら」
『よかった…』
BS先生は、白衣の中から煙草を取り出すと一本口に銜える。その表情は先ほどの優秀な保険医としての顔ではなく気だるげなお姉さんといういつもの表情だ。
しかしながら、その瞳は何か興味をそそられたのか笑っている。
BS先生「主人公……犯罪はいけないぞ……」
紫煙を細く吐き出すと同時に、呟かれた言葉に俺はこけた。
な、何をいっているんですか・・・あなたは!
『そんなんじゃないですよ、急にこいつが倒れて』
俺は自由になった両手でわたわたと弁明をしようとすると、BS先生は目を細めて笑う。
そして片手を挙げて俺の発言を止める。
BS先生「わかってるわかってる。だけど、剣士たんやアコたんが見たらどう思うかな」
にやにや
銜え煙草のままいじの悪い微笑を浮かべるBS先生。

・・・・・・・・・・
剣士たん「ふ、不潔、主人公!!あなた、あちゃたんに何したのよ!!」
『い、いや、おれはなにもしてな…』
アコたん「主人公君…ひどいよ」
『だ、だからだな…』
剣士たん「問答無用!!」
SE(バキッ)
血に染まる視界……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『/汗』
BS先生「その顔だったら気付いたようね」
『/汗かき』
BS先生「よかったわねー、剣士たんやアコたんに見つからなくて」
ミニグラスから覗く瞳が怖いです、BS先生TT
あちゃたん「……う、ううん…」
BS先生「おや、お目覚めかな?」
あちゃたん「あれ…BS先生…?」
キョロキョロと辺りを見回すあちゃたん
あちゃたん「何で・・・保健室?」
BS先生「ん。状況も自分でしっかり把握できてるし、大丈夫みたいね」
あちゃたん「……?」
不思議そうな顔を浮かべるあちゃたん。
BS先生「んー、自分が倒れたのは覚えてるかな?倒れたあと主人公がここまで運んできてくれたんだよ」
あちゃたんの顔が怪訝な表情から先ほどの状況を思い出したのか一息に赤くなる。
あちゃたん「あ。あのあのそのその・・・・」
何を言おうとしてるのかさっぱりだが顔を赤くして手をばたばたさせているのはいかにもあちゃたんぽいというかなんというか・・・。
BS先生「んー。倒れた原因は聞かないほうがいいかな」
ニヤニヤ。
人の悪い表情を浮かべるとBS先生はこっちに向かって手招きする。
『よッ…』
あちゃたん「……あっ」
さらに顔を赤くするあちゃたん。
あちゃたん「ご、ごめん・・・迷惑かけちゃった;」
下を向き顔を隠すようにして呟くあちゃたん
『いんや…気にしてないよ』
あちゃたん「でも…」
『急に倒れたから驚いたけどな』
あちゃたん「うぅ…;」
BS先生「いぢめてどうする……/汗」
『いぢめてなんか…』
BS先生「はいはい」
呆れたようにパタパタ手を振るBS先生。
BS先生「あちゃたん、今日は主人公に送ってもらいなさい」
あちゃたん「ぇぇえええ」
大きくうろたえるあちゃたん。いや、俺もだが。
あちゃたん「でもでも、主人公君に悪いし、それに全然平気だから一人で帰れますし…」
あちゃたん、一つ言おう、全然平気なんて言葉は存在しないんだぞー?
BS先生「また、倒れられても困るからね。主人公もそれでいいわね?」
『拒否権は…』
BS先生「(にっこり)い・い・わ・ね?」
先生手に持った鈍器が怖いです……
しかし俺はこの不当な暴力には……屈します_l ̄l○lll
『はい』
BS先生「よろしい……ということだから、あちゃたんもね、送られてあげて?」
あちゃたんは小さく縦に首を振った。
あちゃたん「主人公君…ごめん」
『いあ、大丈夫、どうせ帰ってもすることないしな』
あちゃたんはその言葉に笑みを漏らす。
あちゃたん「主人公君らしいね」
そのらしいが気にかかるんだけど…
『……あはは』
BS先生「……いちゃつくのは帰り道でも出来るでしょ、さっさと帰りなさいっ」
二人して保健室から追い出され。
あちゃたんは小さく舌を出していつもの笑顔を見せた。

97 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/17(月) 20:29 ID:t7DK2.ZU
             のりしろ
------------------------------------------------------------
次の日
帰り道で集合場所を大噴水にきめ、指定された時間に間に合わそうと10分早く着てみたんだが

/うれしいをうかべながら、噴水のふちに腰掛けぶらぶらと両足を揺らしているあちゃたんがすでにいた。

『……はやいなぁ』
あちゃたん「ぁ、主人公君、おっはよー」
俺に気付き、よっと飛び降りるあちゃたん。
『おはよう、まだ来てないと思ったんだけどなぁ』
そのことばに舌を出すあちゃたん。
あちゃたん「人を待たせるの嫌いだからー」
『そっか』
いたずらっぽい瞳を輝かせると、俺の顔を覗き込む
あちゃたん「それとも30分くらい待たせて、ごめんー遅れちゃったー許してー☆ミみたいな事いってほしかった?」
……それはそれでいいかも…じゃなくてー!!
『いや、そういうわけでもないんだが……何分くらい待ってたの?』
あちゃたん「んーと」
口元に指を押し当て考え込むあちゃたん。
『……考えるほど待ってたのね(泣』
次は30分くらい早くきたほうがいいかもしれないな
『待たせてごめん、それじゃ何処に行くの?』
あちゃたん「ん、それは後々、とりあえずウィンドーショッピングたのしも?」
『りょーかい』
………
数時間後大分、日も落ちてきた。
2人で露店を冷やかすのは初めてだったけどそれはそれで楽しい経験。

あちゃたん「そろそろ、かな」
『ん?』
あちゃたん「こっちこっち、ついてきてね」
あちゃたんに促されるまま、歩みを進める……
ひょこひょこうごくあの赤い頭が目印…

………
って、何処だーーーーーー!!

あちゃたんが見えない…声、どっちからしてたんだっけかな……。
人込みの中だ、みつけられない……
『しまったなぁ』
…迷子になってしまったようだ;
あちゃたん「こらあああ」
『うわあああああああ…?』
あ、ああ、あちゃたんか。
あちゃたん「ついてきてっていったのにー;」
『ご、ごめん』
あちゃたん「違うほうに歩いていっちゃうし・・・主人公君手方向音痴?」
『い、いや、そんな事はないつもりだけど…』
ジト目で俺を見るあちゃたん。
……
『で、でもあちゃたんすごいなぁ。俺はこの中からあちゃたんを見つけられる気しないよ』
話をそらすにはいい題材だったみたいだ。はにかんだ表情を見せるあちゃたん。
あちゃたん「えへへ・・・、ありがと。でもこれくらい、弓手として当然だよ〜」
『そうなんだ・・・』
あちゃたん「でも主人公君が迷子になったらしょうがないよね;」
手を差し出す、あちゃたん。
『……へ?』
あちゃたん「手」
手…手だね…
『ん?』
あちゃたん「…手、つなご?」
『あ、ああ』
俺はあちゃたんの手をとり軽く握る。
あちゃたん「こっち…」
手を繋いだとたん、無口になるあちゃたん。
俺はあちゃたんに引っ張られながら確かにあちゃたんの手の暖かさを感じていた。

あちゃたん「ここだよ」
手を引かれて、人込みから離れても手を離さなかったあちゃたんがつれてきてくれたのは何も変哲のない池だった。

『ここ?』
見るものなんて何もない池に見えるんだけど……
あちゃたん「ちょっと待ってて」
あちゃたんが腰を下ろしたので、俺もつられて座る。
『……?』
何が起きるんだろう。
そう思っているとあちゃたんの回りがぼうっと光り始める。
え…?
俺も周りを見渡す。
光の数が次第に増えていく。
???
『これって…』
あちゃたん「蛍だよ」
そういうと立ち上がり。
幻想的な光の乱舞の中でそれと戯れるあちゃたん。
その姿がダンサー先輩の踊りよりもきれいに見えた(ダンサー先輩ごめんなさい)

あちゃたん「ここ、ついこの間見つけたんだ〜」
あちゃたん「それで、誰も知らない場所みたいだから、主人公君にも教えたくて…」
あちゃたん「迷惑、だったかな?」

ぶんぶん、音を立てて首を横に振る。
こんな幻想的な場所を教えてもらっただけでもおつりが来る。

あちゃたん「よかったー」
『楽しかったよ』
素直にそういえる一日だったと思う。
俺はその光とあちゃたんの踊りをいつまでも眺めていた。

98 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/18(火) 07:31 ID:oChTXH8k
切り取り線がないってことは続き書く気満々なんだな!?そうなんだな!?
なにはともあれGJ!

>>95
その前にシーフ♂とあっただろう?
その時に金貸してやると薬くれてそれのんどくと
のぼせないでハーレムなCGゲッツだ

99 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/18(火) 09:30 ID:f42sAmJk
               のりしろ
-----------------------------------------------------------------------------------
『滑り込みセーフ!!』
剣士たん「もぅ・・・主人公が起きないからだよ?」
『んなこといったってだなぁ…』
俺は、剣士たんといつものように教室に滑り込む。

あちゃたん「あ、主人公君おはよー」
『お、おはよ』
♂シフ「によによ」
……なんだその視線は…。
ガラガラガラ
殴りプリ先生「おら、てめえらさっさと席に着け」
Σ
早いよ先生!!
とりあえず、授業受けるか……。

キーンコーンカーンコーン
『目が覚めると昼』
アコたん「ぇー…」
♂シフ「いや、ほんとだから」
アコきゅん「でも意外だね」
♂シフ「ああ、俺も聞いたときは驚いた」
シフたん「あの子が…?(ぅー。先越されたぁ)」
♂シフ「うんうん」

………何をひそひそ話してるんだ?
『……学食も行かないで何しているんだ?』
♂シフ「Σ」
アコたん「Σ!」
アコきゅん「Σ!!」
シフたん「Σ!!!」
何でそこで驚く……
『なんだよ?』
♂シフ「いやー、別になんでもないぜ、な、みんな」
一同「こくこくこく」
……何でもないって言う感じじゃないんだが……
ま、いっか…
『さて、と』
学食行くかな……
あちゃたん「主人公君ー」
『ん、あちゃたん』
あちゃたん「お昼どうするのー?」
『これといって決めてなかったから学食にでもいこうかと』
あちゃたん「それじゃ、一緒に屋上でも行かない?」
『ん…屋上か』
屋上か、それもいいかもな
『ok、それじゃ購買でパン買ってくるわ』
あちゃたん「うん、それじゃ先にいって場所とっておくね」
『おーう』

♂シフ「ほら決定的だろ?」
アコたん「ぅー……」
シフたん「……情報が正しくないほうだと思ったのに…」
アコきゅん「あはは、この目で見るまではよくある冗談だと思ってたよ、僕も」

あちゃたん「主人公君、こっちこっちー」
『あちゃたん、そんな大きな声で言わなくても分かるよ』
あちゃたん「あう;」
屋上には他に何人か昼ごはんを食べに来ている人たちがいたが、あちゃたんはその集団から離れた位置に腰を下ろしていた。
『よっと…』
そちらに駆け寄り隣に腰を下ろす。
『それじゃ』
あちゃたん「いただきますだね」
俺は購買のパンを食みながらあちゃたんのほうを見やる。
あちゃたんの手元には小さなお弁当箱が……
彩りもきれいだし……自分で作ったのかな……
あちゃたん器用だしなぁ
その視線に気付いたのか、眉を上げるあちゃたん。
あちゃたん「うん?」
『あ。ああ、その弁当美味しそうだなって』
あちゃたん「あはは…たべる?味の保証はしないけど」
『え…いいの?』
あちゃたん「うん、私もうおなかいっぱいだし」
そういうとお弁当箱を俺に差し出すあちゃたん。
『そ、それじゃ……いただきます』
パクッ…
心配そうに俺を見つめるあちゃたん。
『う、美味い』
それでも怪訝そうに俺を見るあちゃたん。
あちゃたん「本当?」
『ああ、本気で美味いとおもう』
冷めても美味しいように少し強めに味付けられているし、お弁当がここまで美味しく感じるのはすごいと思う。
その言葉に顔を綻ばせるあちゃたん。
あちゃたん「よかったぁ」
あちゃたん「よかったら今度作ってこようか?」
『え…まじで?』
あちゃたん「一人分作るより二人分とか、量が多いほうがらくだから」
あちゃたんに弁当を作ってもらえるなんて……
『できたら、おねがいしたいです』
あちゃたん「あは、任されたよ。でも期待しないで待っててね」
それは無理です。期待して待っておきます。

そんなこんなで、昼休みは楽しく終わった……。

ガラガラガラ
アコたん「主人公君・・・お幸せに」
はぁ?
シフたん「主人公にはもったいないけど、泣かせたらインベナムよ」
え…?
アコきゅん「あちゃたん、主人公に泣かされそうになったら相談してね」
お゛い゛
あちゃたん「?」
頭に特大の/?を浮かべるあちゃたん、そして怪訝そうに俺を見る。
俺も同じような顔をしているんだろうが……。
『何の冗談だ、それは』
二人を代表して周りに集まっている連中に話を聞く。
アコきゅん「二人が付き合い始めたらしいから、皆で祝福だよ!」
マテ……
『♂シフーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』
俺は叫びを上げると脱兎のごとく駆ける♂シフを追いかける。

あちゃたん「ボッ」
バタン
アコたん「ああ、あちゃたんが倒れちゃった」
シフたん「あらら……」

『待ちやがれっ!!』
♂シフ「いやなこったい」
今日もプロンテラの空は青い……。

追記その後の授業で♂シフと俺がモンク先生の指弾の的になったのは言うまでもない。
-----------------------------------切り取り線------------------------------------

あちゃたんと初デート編&後日談を少し…。
御目汚し失礼しましたーッ

それでは引き続き84氏の作品のほうをよろしく御願いします……。

誰か介錯を御願いします
流れ止めて本当にすみませんでした _l ̄l○lll

100 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/18(火) 18:45 ID:SlwuTOA2
もはや何も言うまい。
GJ!!

101 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/18(火) 20:18 ID:oChTXH8k
ネ申 は い た

102 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/19(水) 08:11 ID:qBiJdg1I
即興で思いついたのを置いていきます。
------------------------------------------------切り取り線---------------------------------
剣士たん「はぁあああ」
一息に間合いを詰め、手にしたバッソを上段から振り下ろす。
騎士子「……!」
中段で構えていた剣を目線の位置に上げ剣士たんの渾身の一撃を軽くいなす騎士子先輩。
剣士たん「えぇ!!」
剣士たんが動揺する。
騎士子「ふっ」
一息もらすと横一文字にバッソを払う騎士子先輩。
ザンッ
空を切る音がひどく大きい。剣士たんは、危ないところで見切り後ろへひいてかわすがそこに騎士子先輩の追撃がくる。
切り下ろし、なぎ払い、振り上げ。
無駄のない動きで剣士たんの動きを止めていく。
剣士たん「くぅ…」
防戦一方の剣士たんはそれでも勝負を諦めないのか、何とかして距離をとろうとするがそれを分かっている騎士子先輩はそれを許さない。
剣士たん(一瞬でも隙が出来れば…)
騎士子「そこっ」
騎士子先輩が止めとばかりに振りぬいた一撃をぎりぎりの位置で見抜き騎士子先輩に隙が出来る。
剣士たん「いま」
剣士たんが再度攻勢に出ようとするが、その隙こそ騎士子先輩が仕掛けたトラップ。
騎士子「踏み込みが浅いよ」
剣士たんの振り下ろした剣の当たらない位置まで騎士子先輩は詰め、胴に軽くバッソを当てる。

演習室控え
剣士たん「また負けたぁ」
くやしそうにわめく剣士たん。
『でも、いいあたりまでいったんじゃないか?』
俺はあそこまで長く打ち合ってられないな…。
騎士子「そうねー。いい汗かいたよ」
騎士子先輩の息はもう整っている。剣士たんはまだ肩を大きく揺らしているのに…。
……化け物ですか、あなたは。
騎士子「?」
『い、いや、なんでもないです』
思ってたこといったら寸止めされないなTT
剣士たん「騎士子先輩、ありがとうございました」
騎士子「いいよいいよ。可愛い後輩の頼みだからね、何なら主人公も一手手合わせする?」
にっこり。ヤバイ、口には出してなかったけど、考えていた事読まれてたのかもしれない。
『…ご遠慮しておきます』
そして俺と剣士たんは騎士子先輩の前を辞した。

帰り道
剣士たん「やっぱり騎士子先輩強いね」
打ち合った感触を思い出しながらかふと口を開く剣士たん。
『そりゃ、プロンテラ武術大会ベスト8進出者だからな』
そんな人と10分近く打ち合える剣士たんもかなりの使い手だってことだけど…。
剣士たん「すごいよね。美人で運動神経抜群で先生の評判もよくて」
『確かに才色兼備って言うのはあの人のためにある言葉かもな』
その言葉に立ち止まる剣士たん。
『ん…どした?』
剣士たん「う…ううん、なんでもない」
うつむきながら首を振る剣士たん。
……それが何でもないって態度かよ。
『なにか言いたい事があるなら言っとけ。言うだけただだから』
それでも剣士たんはかすかに首を振るだけだった…。

---------------------------------------切り取り線----------------------------------
続きは又あとで…。

103 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/19(水) 16:17 ID:DCrTriP2
続きが気になる!はやく書いてくれ!


俺もなにか書かなきゃΣ(゚д゚;)

104 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/22(土) 17:58 ID:RPZyC6bo
んーんベリィナイス。いわゆるグッジョォブって奴ですねHAHAHAHA


俺もなにか書かなきゃΣ(゚д゚;)

105 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/22(土) 20:25 ID:VfvxVY06
                  のりしろ
-----------------------------------------------------------------------------

『……ふぃい、つかれたなぁ』
アコたん「そうだねー、お疲れ様」
まーちゃん「収集品は売ってきちゃうよ」
♂シフ「お、たのまあ」
あちゃたん「でも今日は本当に疲れたねえ、ね、剣士たん」
剣士たん「あ。う…うん、そうだね」
? なんか元気ないな・・・・・・
しふたん「でも、あちゃたんとマジたん他2名のおかげで助かったよねー」
マジ君「え。俺たちその他大勢?」
しふたん「何、文句ある?」
その言葉にあっけなく引き下がるその他2名
南無
あちゃたん「それほどでもないよ、シフたんとかが前衛張ってくれてたからきっちり狙えただけだよー」
はにかんだ表情で可愛く舌を出すあちゃたん。
しふたん「いや、アコたんとアコきゅんがヒールをきちんとしてくれてたからね」
そういいながらもまんざらじゃない表情を浮かべているしふたん。
あこたん「あわわ、私はやれることやってただけだよ」
赤面して手をわたわた振るあこたん。
ざっ
・・・?
何も言わず立ち上がる剣士たん。
あこたん「あれ?剣士たん?」
タッタッタッタタ
何も言わず軽い足音を立てて走っていく剣士たん。
・・・・・・もしかしてあいつ、泣いていた?

俺は…

気付いていたのだろう剣士たんが泣いていたのを、不安げな表情を浮かべるアコたん。
『アコたん、悪い。清算のお金剣士たんと俺の分受け取っておいて』
アコたん「主人公君・・・?」
『大丈夫、きちんと連れてくるからさ』
その言葉に力強く頷いてくれたアコたん。
『じゃ、いってくる』
俺は剣士たんが走り去った方向に全速力で駆けていった。

『どこだ…』
俺は剣士たんを探し校舎内を彷徨っていた。
ブン・・・ブン・・・
これは、剣が空を切る音!!
この先は・・・演習室か!!

ガラガラガラ
演習室の戸を開けるとそこにはしゃにむに剣を振り回す剣士たんの姿があった。
俺のことをちらりと一瞥するとまた剣を振り回す剣士たん。

いつもの型と違っててんでばらばら。鍛える、というよりは自分の体を痛めつけているようにしか見えない・・・。
『剣士たん』
剣士たん「ほっといてよ!?」
俺の言葉には耳を貸さず剣を振り回す剣士たん。
『ッ』
話聞かないのかよ
おれは……

ガツッ
『いってええええええええええええええ』
剣士たん「あっ」
驚いて剣を取り落とす剣士たん。
剣士たん「馬鹿。何で間合いに入ってくるのよ」
『こうでもしないとお前話し聞くきないだろ』
剣士たん「馬鹿・・・」
いてえ、いてえけど・・・・・・
『剣士たん、何でお前がそんなに泣きそうなんだよ』
剣士たん「主人公には・・・」
『関係ないだろ?か、関係あるだろ、騎士子先輩との鍛錬のあとお前変だぞ?』
剣士たん「くッ・・・」
悔しそうに唇をかみ締める剣士たん。
『言いたくない、か?』
コクン、小さく首を縦に振る剣士たん。
『いつもなら無理に聞くつもりもないけどな』
剣士たんのガントレットをみやる。
『それだけ自分の手を傷つけて、俺だけじゃなくて皆に心配させてるなら流石の俺でも立ち入るぞ?』
血豆が潰れてガントレットを黒く変色させている。
剣士たん「・・・・・・私」
「私、役立たずじゃないのかな」
剣士たんは堰を切ったように話し始めた。
剣士たん「主人公は強いよね、きっと一人でも道を切り開いていける」
「シフたん見たく前衛として相手の動きを見切って回避する事だって出来ない」
「あちゃたんやマジたん見たく高火力を持っているわけでもない」
「アコたんみたいに癒しの力を持っているわけでもない」
「まーちゃん見たくものの売り買いが得意なわけでもない」
・・・・・・
『それだけか?』
俺はじっと剣士たんの瞳を見据えながら呟く。
剣士たん「それだけって・・・」
「主人公には分からないよ!!」
『…そうかもしれないな』
睨みつけるような視線を感じながらゆっくり言葉を選ぶ。
『んじゃ質問変えよう、お前は今あげた誰かみたくなりたいのか?』
剣士たん「それは・・・」
『いいから答えろ、お前は今あげた誰かになりたいのか?』
俺から視線をはずし床を自分の手を見つめる剣士たん。
『答えろ。いくらそんなところ見たって答えは書いてねえよ』
睨みつけていたはずの表情に困惑が浮かぶ
剣士たん「私は・・・」
『答えろ・・・』
低く剣士たんの目を見据えながらもう一度繰り返す。
首を横に振る剣士たん。
『それが答えだろ』
『なりたくない。自分の強さで皆を守っていきたいから剣士という道を志した。それが剣士たんだろ?』
小さく頷く剣士たん。
力だけじゃなくて周りを見通す才。突発的な力がなくてもリーダーとして不可欠な存在。評価される事は少ないにしても、常に必要とされる、それが剣士たんの役だというのに
その本人が、気付いていない。
『剣士たんが後ろで守ってくれているから、シフたんや俺が敵に突っ込める』
『もしもの時は剣士たんが支えてくれるって信じてるからあちゃたんやまじたんが詠唱とかできる』
『誰かを倒すための剣ではなく守るための剣になりたいんだろ?』
剣士たん「それは・・・だけど」
『アコたんみたいに神の教えを信じて癒しを与えるわけでもまーちゃんみたいに商人としていきていくわけでもない』
『そして剣士たんがそれも臨んでない・・・そうだろ』
剣士たん「そうよ、私は剣士であって魔法を使うわけでも商才があるわけでも・・・」
「剣士なのに敵を倒す事より守ろうとしている、こんな役立たずなんて」
・・・・・・
『その役立たずが、何回俺たちを助けた?』
剣士たん「え・・・」
『俺たちが何度決壊しかけたとしても冷静に事態を対処させてたのは誰だ?』
そう、剣士たんがいなければ俺やシフたんからこぼれたモブがまじたんやあちゃたんあこたんを襲う事だってありえたのだ。
ヒールの指示を的確に送っていたのも彼女。
剣士たん「それは・・・」
『周りを支持したりする、それが出来るのは剣士たんだろ』
剣士たん「う…」
『皆を守るために、一番重い事やってるじゃないか・・・・・・役立たずじゃねえよ』
剣士たん「主人公・・・・・・」
俺を見る視線が弱くなる。
「でも、騎士子先輩は」
マテ、それで悩んでいたのかよ
『剣士たん・・・・・・騎士子先輩と比較してもしょうがないだろ』
剣士たん「だって」
『あの人は、俺らより長くこの学校にいるんだ、その長さとか考えろよ』
冗談めかして付け加える。
『すぐに追いつける領域とかだったら学校必要ないっての!』
剣士たん「あは・・・あはははは」
笑みをこぼす剣士たん。
久しぶりに笑っている顔、見た気がする。
俺の肩に額を押付ける剣士たん。子供のときからの癖、直ってねえし・・・。
剣士たん「ありがと・・・何悩んでいたんだろうね、私」
『うし、それじゃ、帰るか?』
剣士たん「うん・・・そうだね」

でも。あとちょっとこのままで・・・そう囁いた剣士たんに俺は軽く頷いた

-------------------------------切り取り線--------------------------------------------

遅れてすみませんorz ちょっと強引すぎるところあるかもしれませんが投下していきますね。

タイトルつけるなら剣士たん自信喪失編、になるのかなぁ

106 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/22(土) 20:44 ID:dGOiC9g6
GJ!      G     j    !!


まだ・・・・・まだこのスレには・・・・・・


     神 は い た !


俺も何か(略Σ(゚д゚;)(´・ω・`)けど文才なーい奴の数(1/20)

107 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/23(日) 02:41 ID:61gpSfPA
怪談ネタってあんまり思いつかないです・・・
>>84さんが考えていたのと違ったらごめんなさい
-------------------------------切り取り線-----------------------------------
→剣士たんといく

『んじゃ、剣士たん行こうか』
剣士たん「え、わたし?」
驚いたように自分を指し示す剣士たん。
剣士たん「別に構わないけど・・・」
アコたん「えー、剣士たんいいなー」
『んじゃ、そういうことで』
しふたん「はい、2名様ごあんなーい♪」
俺と剣士たんは皆に見送られながら夜の校舎内に入っていった。

静まり返った廊下。コツコツと足音だけが響く。
沈黙に耐えかねたのか剣士たんが口を開く。
剣士たん「主人公ー」
『なんだよ』
剣士たん「何で私を選んだの?」

『……お前実はこういうイベント苦手だろ?』
剣士たん「うっ」
言葉に詰まる剣士たん。まぁ、俺も得意ってわけでもないけどな。
『ま、あんまり見られない姿だしな』
/くすくす
剣士たん「主人公趣味悪い」
/えーん
そ、そんな事はないぞ・・・たぶん
そのとき・・・
タタタン・・・
不気味な物音が響く。
剣士たん「主、主人公、変な音立てないでよー」
『あ、俺じゃないぞ?』
剣士たん「え、ええええええ」
泣きそうになる剣士たん。
いつもは気丈なくせにこういうところは女の子っぽいんだよな・・・。
でもここはおどろおどろしく行かないとな
『えーッとこの先には山に戻ろうと高いところまで駆け上がる雪男がいるらしい』
剣士たん「いるらしい…って、そんな話聞いたことないよー」
『うん、今作った』
かくん
剣士たん「主人公ー!!」
『だって、この学園七不思議がないから、それを探すって言うのが今回の目的だぜ?』
剣士たん「そ、それはそうだけど…」
ふ、
『という事で俺たちはこの物音の原因を突き止めようと思う、異論はないよな』
剣士たん「そ、そんなぁ」
『帰ってもいいけど、俺たちだけあんまり内容薄かったらどう思われる?』
剣士たん「ぅ・・・その言い方は卑怯だよ…」
諦めたのか深く吐息を漏らす剣士たん。
剣士たん「わかった。いくよー」
『うし、いこうか』
俺と剣士たんはそれぞれの武器に手を添えながら物音がしたと思しき場所に近づく。
タタタタタ、タン、タタタタタ、タン、タタタタタ、タン
剣士たん「やけに軽い音だね」
『そ、そうだな』
剣士たんがそっと音のなる方向を見やる。
剣士たん「く・・・・熊」
くまぁ?
そんな餌で俺ガクm(ry
……何をいっているんだ俺…
俺も指し示した方向を見やる。
確かに熊が階段の駆け上がり駆け下りを繰り返しているように見えるな・・・
逆光で詳しい形は分からないが、確かに熊に見える・・・。
剣士たん「倒さなきゃ!」
形がある者だってわかったら威勢がよくなるなぁ。
さっきまでおどおどしてたのとはまったくの別人だよ。
剣士たん「準備はいい?」
頷く俺。
剣士たん「貴方、一体何してるの!?」
って、熊に注意するのか。剣士たんらしいって言えば剣士たんらしいけ・・・
??????「わわわ」
えっ
ガタガタドガ・・・
剣士たん「な、なんか答えてたよ」
『だな・・・』
俺と剣士たんは階段から転げ落ちた影を見やる。
そこに見えたのは剣士たんの声に驚いて階段を踏み外し転げ落ち気を失っているモンク先生だった。
剣士たん「ど、どうしよ・・・」
『どうもこうも、こんなときにとれる手段は一つだろ』
脱兎のごとくはしるおれ、そのあとにうしろを気にしながらもついてくる剣士たん。
剣士たん「で、でも」
『モンク先生は殺したってしなねーよ、頑丈さだけだったら学内1〜2を争うんだし』

モンク先生「く、不覚を取った。まだまだ修行が足りんと言う事か・・・」

七不思議壱、階段を走る影。

----------------------------------切り取り線-----------------------------

想定してたものと違うかもしれません。
怪談物って書くの難しい……

>>106
よければ、ネタをください。わたし程度でよければ文に起こしてみますよー

108 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/23(日) 12:30 ID:F7LWeSBQ
>>106じゃないけどネタ考えてきます

109 名前:前スレ644 投稿日:2004/05/24(月) 00:18 ID:yxfavPBM
こんなんで良かったのかな?な皆さん、分岐後は自由です。もうなんでもやっちゃってくださいヽ(´ー`)ノ
んで書こうと思ったら時間が・・・__| ̄|○
来週書くから許してくらはい  人(´д`;)コノトーリ

110 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/24(月) 07:25 ID:kJJknrVQ
許しません


うそです。ごめんなさい

111 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/25(火) 03:45 ID:3Bwht4m2
 ちょっと気が早いかもしれないネタをば。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 夕暮れの学園。剣技の演習場を訪れた俺は、変わった色の鎧を着込んだ人が騎士先輩と話してるのを見かけた。
 「先輩!」
 「あぁ、主人公君」
 先輩の下へ駆け寄ると、俺はそばの人は誰かと問いかけた。
 「あぁ、このお方はロードナイト。騎士の中でも大隊の隊長を勤められてる方よ」
 「よろしく」
 噂は聞いたことがある。なんでも一度生まれ変わって二度目の生を授かった人がなれる職業があるとか。
 本当か嘘かは知らないが、なんでも普通の騎士には扱えない技を持っていると言うことだ。
 その人は俺の顔をじっと見つめている。
 「何か、顔についてますか?」
 「ん? いや、なんでもないよ」
 その人(今更だけどきれいな女の人だ)は突然信じられない事を俺に提案してきた。
 「君、私と手合わせしてみないか?」


 数分後。俺はなぜかロードナイト隊長と手合わせをすることになっていた。
 「剣と槍、武器は好きなほうを選びたまえ」

→ 辛うじてスキルは同じはず! 両手剣で
  スキルも修練もないけど槍で!

 「分かった、両手剣だな」
 お互い練習用の剣を構える。
 ・・・隙が無い・・・
 一定の距離を保って攻撃の機会を伺ったが、このままではいつまでたっても攻め込めない。
 (こうなったら・・・!)
 一歩、左に踏み出そうとして、猛然と前にダッシュ。一気に間合いを詰めて最上段から剣を振り下ろした。
 ガッ!!
 が、その剣は軽く弾かれてしまった。辛うじて剣を手放さなかったが、隊長はその隙を逃さない。
 反撃の剣が俺の胴を狙って放たれる。後ろに飛びのいてかわした・・・つもりだったのだが。
 「うぁ!」
 見えない『何か』が剣から放たれ、俺はバランスを崩して倒れてしまった。
 「どうした? その程度の訓練しか学校ではしてもらってないのか?」
 そこまで言われて立ち上がらないわけにはいかない。
 「まだまだ・・・やれますよ!」
 再び俺は剣を構える。
 とはいえ、あの鉄壁の防御を崩すにはどうしたらよいか・・・
 距離を取り、考えを巡らし、結論は出た。一発限りの大勝負だが、やらないよりマシだろう。
 再び突っ込むと、最上段から振り下ろす。
 「・・・」
 隊長は俺の剣を受け止めるべく、横に剣を構えた。
 (・・・今だ!)
 そのままくるりと後ろを向く俺。流石にこの行動には虚を付かれた様だ。
 「うおぉぉぉぉぉぉ!」
 そのまま一回転しながら、剣を下から振り上げる・・・!

 結局、倒れていたのは俺だった。体勢を崩しながらも渾身の一撃をかわした隊長に、俺はとどめにきつい一撃(バッシュ)をもらって地に臥せっていた。
 「いたたた・・・だめだったかぁ」
 「いや、最後のあれは予想がつかなかった。私もまだ精進が足りないようだね」
 「やっぱり隊長の戦いは凄いです! 見惚れてしまいました・・・」
 騎士先輩の顔が赤いのは気のせいだろうか・・・?
 「ご指導、ありがとうございました! じゃあ俺はこれで!」

 走ってその場を去る主人公。
 「彼は・・・私と同じかもしれないな・・・」
 「?・・・何か言いました?」
 「いや、楽しみな逸材だな、と思ってね」
 ロードナイト隊長は、走り去る主人公を微笑みながら見送っていた。

112 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/25(火) 17:00 ID:I6gik3oo
道騎士キタ----(・∀・)----!
しかもなんか思わせぶりな展開----(*´Д`)---!


英雄エンド当たりで出てきて
「私を超えてみろ!」とか

113 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/26(水) 07:41 ID:ytNd8b1k
いいね、うんうんGJ−GJ−−。


え?俺も書けって?(・ω・`)

114 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/27(木) 00:59 ID:9fOzMA.Y
制限を持たせるとつまらない。


制限しないとまとまらない。


この二律背反が憎らしい。それが面白いところでもあるけど。

115 名前:前スレ644 投稿日:2004/05/29(土) 00:52 ID:FcZt/RJ6
さて、先週言った通り自分のやつの続き書くかねぇ
そいじゃあ行ってみよっ

→マジたんと組む 七不思議之四『響く笑い声』
「そんじゃあマジたん、一緒に行こうか」
主人公はマジたんを誘った
「仕方ないわね。いいわよ、別に」
マジたんは相変わらずCOOLだった。ちょっとはビクビクしてくれれば可愛げのあるものを・・・
「そんじゃあ30分後にまたここでね」
そう言ってシーフたんと他の方々が学校の中にお入りになられました
とりあえず主人公達も中に入ることに
「と、言うわけで正面玄関から堂々と突入したわけだが」
普通正面玄関は鍵がかかっているのだが、ちょっと帰りに細工をシーフたんがしてたので見事に開いていた
とりあえず主人公とマジたんは宿直室のある一階を避け、足音が一階に響く可能性のある二階も避け、三階へと上がっていく
すると・・・

ヒィーッヒッヒッヒッヒッヒ

どこからともなく声が聞こえる
「・・・マジたん今の」
「分かってる」
方角的に三階の奥のほうのようだ
主人公とマジたんは奥へと足を進める。それにしたがって謎の笑い声も大きくなっていった
気のせいか周りの気温が下がっているように感じる
・・・そういえばどこかの怪談話で『その階の一番奥に霊の溜まり場があり、そこから笑い声が聞こえる。』
と言うのを聞いたことがある。ついでに言うと霊が近づくとその付近が急に寒くなるということもどっかで聞いた覚えがないこともないともいいきれなくも・・・

ぎゃーはははははははははは・・・・

声は更に大きくなっていき、次第に恐怖心が沸いてくるのが分かった
マジたんを見てみるとなにやら顔色が悪い
「マジたん、どうかしたのか?」
心配そうに聞いてみる主人公
「だ、大丈夫。ちょっと寒いだけだから」
そう言うマジたんの声は少々上擦っていた
更に奥へと進むと、とうとう窓ガラスが妙な具合に光ってきた
声もかなり大きく、発生源がかなり近いと考えられるどうやら今は使われていない教室から声が出ているようだ
マジたんを見る。危ない、目がうつろになっている。ついでに顔が真っ青だ。
「マジたん、気分悪いなら元の階段に戻って待ってる?」
主人公の今できる精一杯の心使い。しかしマジたんは
「・・・このまま行きましょう」
そう言いながら前へと進み、使われていない教室の前へと来る
そして主人公が一気に扉を開ける・・・!
ガラガラガラッ!!
「I cannot speak English!?」
主人公が咄嗟に謎の英文を叫ぶ。てか叫ぶ必要あったのか?
中をよく見てみると人影が一つあった。そして人影はいきなりこう言った
「アルミカンの上にあるみかん!!」
・・・・・・・・・・・
辺りにありえないはずの吹雪が主人公には見えた。ついでにマジたんがとうとう氷結してしまった(ついでかよ)
主人公が辛うじて声をかける
「・・・あの・・・♂バード先輩・・・なにしてるんですか・・・」
人影が主人公の方向を振り向く
「おお、主人公にマジたんじゃないか。どうしたんだこんな夜更けに」
「いやこっちの台詞なんですが・・・」
教室を見渡してみるとスケートを滑れるかと錯覚するほど凍てついている
「いやぁ、最近じゃ面白いジョーク思いついても誰も聞いてくれなくてさ。仕方ないから一人で言って笑ってたんだよ」
バリーン
どうやらマジたんの氷結が溶けたようだ
「・・・・・・」
マジたんが無言で杖を構える。それに伴い主人公も剣を構える
「ん、マジたんも居たのか」
「・・・先輩、私の命のために死んでください」
そう冷酷に言い放ちながらソウルストライクをマジたんが唱える
・・・と思った直後
「他にも面白いジョーク考えたから是非聞いてくれたまえ。『和尚がふたりでおしょうがつー』」
再び見えないはずの吹雪が・・・
あ、マジたんがまた凍った。しかし今度は直ぐに割れる
「おあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
マジたんが普段から考えられないような咆哮をしながら呪文をがんがん唱えていく
「うわっ!ちょっ!マジたん、どうしたんだい!何故僕を攻撃するんだっ!」
バード先輩が辛うじて魔法を避けながら言う
だがマジたんは完全にキレて聞こえない模様、こんな時のマニュアル
1.逃げる
2.撤退
3.戦略的後方移動
よし、戦略的後方移動だ。今入っていったら俺まで殺される、確実に
そんなことを思いつつ廊下に避難し、扉をしっかりと閉めた
中からはバード先輩の断末魔の叫び声と
マジたんの「はっはっはっはっは!見ろ!人がゴミのようだ!」とどこかで聞いたことがあるような声が聞こえてくる
しばらく轟音が響いたが、やがてそれが止んだので教室に入ってみる
とりあえず焼け焦げて倒れている♂バード先輩と同じく倒れているマジたんが目に入る
あれだけの轟音を出せば宿直の先生が来ると考えた主人公は、マジたんを背負って、あえて非常階段からこっそりと抜け出した
こっそり背中にあたる胸の感触を楽しんでいたのはここだけの秘密にしておいてくれ、俺はまだ死にたくない
そして元の校門前に行く、他のメンバーは既に揃っていた
「ごめんごめん、遅くなった」
「遅いよしゅじ・・・あれっ、マジたんどうかしたの?」
剣士たんが聞いてくる
とりあえず俺はあの事は胸のうちに伏せておくことにした
「何か分からないけど頭にぶつかったらしくて気絶した、良く見たらそれは人体模型の頭だった」
と、とりあえずいいわけしておいた
そしてその夜はマジたんの家にマジたんを運んでそのまま疲れたので帰って寝ることにした
もちろん剣士たんが見張りがてら一緒についてきたのは言うまでも無い

翌日
学校に一つの七不思議が誕生した
『夜中に鳴る爆音』
夜中校舎の使われていない教室から、何も置かれていないのに不思議な爆発がする
そして見に行くと火を熾した形跡も無いのに何かが燃えた臭いがする

マジたんの神業的火系魔法に乾杯(魔力の痕跡等が残らず、他の物に燃え移らないらしい(でもバード先輩は燃えたけどな!))

七不思議之四『響く笑い声』 終わり

何か駄目臭いと書き終わってから思った__| ̄|○

116 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/30(日) 06:01 ID:DDi2jN0A
やっぱり本人は違う、上手すぎです……
それじゃわたしも……

ね、ねたが思いつかないです_l ̄l○lll
ハンタで書いていたらこのスレ用じゃなくなっちゃって;
もうしばらくお待ちください

誰で書いて欲しいとかのリクエストお待ちしてます;
そ、創作意欲がが

117 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/05/30(日) 09:16 ID:nRHMpX2o
もう人が少ないからラストっぽくやっちゃってもいいかも




                |クルセスレ|<やっぱ時代はクルセ(先輩)だよな

118 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/05(土) 15:50 ID:f3ANt38.
先生、大変です! 世間は結婚話で持ちきりですよっ!
----------------------------------------------------------------------

掲示板前。
なんだか黒山の人だかり。

主「なんだ?あの騒ぎ。またなにかあったのかねぇ。
  あー、人多すぎて近寄れねー。    ‥‥まぁ、いっか。」

ごみごみしたのは嫌いなので、気にせず通り過ぎる。
まぁどうせ、シーフたんあたりから嘘30%混じりで教えてくるだろ。

***

きーんこーんかーんこーん。

主「ふー。やっと終わった。やっぱ座学は疲れるなぁ。。
  気晴らしにふらっと誰かと狩りにでもいくか。」

そう思ってあたりを見渡すと。
なぜか野郎ども、女の子たちが数人ずつひそひそと。

主「/?」

なんだろう。なんか変な雰囲気だなぁ。。
まぁ、そんなことより‥‥誰かいないかな。

 [アコたんを誘う]
 [剣士たんを誘う]
> [シーフたんを誘う]

お、シーフたんもあそこでアチャたんたちと話し込んでるな。
声でもかけてみるか。

主「おーい、シーフたん」
盗「っ!!」

真っ赤になって振り向くシーフたん。
どうしたんだ?熱でもあるんだろうか?

よーわからんけど、話に加わるために一歩足を踏み出すと。
周囲から、「きゃーーーーー!」とか「ひゅーひゅーー」とか歓声が。

主「/?」

全然状況がわからないなりにも、とりあえずシーフたんの近くへ。
えーと、なんでアチャたんたち、2歩ほど下がって取り巻くですか?

盗「‥‥。」

顔を真っ赤にしながら、上目遣いで俺のことをじっと見つめるシーフたん。
やっぱ、シーフたん、熱でもあるんじゃないか?
季節の変わり目だから、どうせ夜中に腹だして寝てたとか。
病人を狩りに誘うのもなんだが‥まぁ、ダメもとで話だけでも。

主「んとさー。」
盗「‥‥。」
他「(ぢぃーーーーーーーーーーーー)」

とりあえず口火を切ろうにも‥‥。
な、なんというか、周囲のなんか妙な視線がやたら気になる。
‥と、いうか‥、なんかクラス中の視線が集まってないか!?

主「え、えーと、、ここだとなんだから、ちょっと場所を変えようか‥」

そういって、シーフたんの右手をかしっと掴み、教室の外へ出ようと‥。
他「おぉぉーーーー!!」

どよめく周囲。

シーフたんは、というと、いつものバランス感覚はどうしたか、
足がもつれてよろよろとして‥‥、ぽてっと、俺の胸に転げこんでくる。

盗「きゃっ。」

他「うぉぉーーーー!!」
他「きゃーーーーーーー!!」

いや、お前ら、静かにしろって。
シーフたん、風邪引いてるっぽいじゃないか。
しょうがないので睨み付けると、とりあえず静かになったが‥。
今日はみんな変だぞ。ほんと。

真っ赤になってうつむくシーフたんの背中を軽く押しやりながら、
てくてくと廊下を歩いていく。ちらりと後ろを眺めると。

他(ひそひそひそひそひそひそひそひそ)
他(まっさか、アコや剣士じゃなく、そっちにいくとはねぇ‥‥)
他「○○、頑張れよー!」

おぅ、俺は今日も狩って狩ってレアゲットするぜ。
歩きながら背中に向けて、小さくガッツポーズ。

他「おぉぉーーーー!!」
他「頑張れよー!」
他「お幸せにー!」

えーっと、最後のはなんか違くないか?

119 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/05(土) 15:50 ID:f3ANt38.
***

そんなこんなで中庭。
いつもの元気の欠片もない、真っ赤になったシーフたん。
やっぱり熱でもあるんじゃないか、と、ぴとりとその額に手を触れると‥

盗「ひゃっ!!」

っとあわてて遠ざかるシーフたん。

主「あ、ごめんごめん。」
盗「う‥‥うん。平気。ごめん。(真っ赤)」

‥‥。
うーん。どうも反応がいつもと違う。
クラスのみんなもそうだったし、どうしたんだいったい。

 [とりあえず、世間話でもしてみる]
> [単刀直入にお誘いでも]

主「で、なんか、話にくくなっちゃったけどさ」
盗「‥‥う、うん。」
主「狩り、いかね?」

盗「‥‥‥‥‥は?」

きょとんとしているシーフたん。

主「そうだねぇ。どこがいいかなぁ。
  フェイ周辺でエギラ狩りもいいけど、いまからだと遠いしなぁ‥。
  近場だと、あんまり手頃な狩り場ないしなぁ‥‥。」

うーむ。いつぞやから敵の居場所がかわって、
なんか狩り場に悩むようになったぞ。レアも望めるところだとどこだろう‥。
誘うからには、いい場所を選んであげないとな。
うーむうーむ。と1人悩む俺に‥。

盗「え、えーと‥‥、け、ケッコンは‥?」

む? そんな敵いたっけ?
それとも新しい狩り場の通称か?
よくわかりません?みたいな視線をシーフたんに向けると。

盗「い、いやほら、‥プロポーズとか、、、そういうんじゃないの‥?」

プロといえば首都!といってもきっと関係ない。
というか、プロポーズとか結婚とかって、やっぱそっち系の話なのか?

主「それは‥なんの話だ?」
盗「‥‥。」

ちょっとびっくりの視線。

盗「‥‥‥‥。」

十数秒後‥。お、なんかなにかを理解した様子。
しゅたっと手を挙げて質問ポーズ。

盗「あのさーひとつ質問あるんだけど‥。今日、掲示板、みた?」
主「んにゃ。なんか人一杯たまってたな。そうそう、聞こうかと思ってたんだが、あれ、なんだ?」

盗「‥‥‥‥‥‥。」

うつむいて、じっとなにかをこらえる姿。
お、これは‥‥徐々に怒りが溜まっている感じだな。
さすが俺。何度か味わっているか、同じ無言でも意味が通じてるぜ。
問題はなぜこれが発動しているのかってことだが‥。

盗「‥‥‥‥‥‥‥。」

あ、これはやばい予感。
もうすぐ、ゴゴゴゴゴゴ‥って効果音が‥。

盗(にっこり)

あれ?怒ってなかったのかな?
まぁ、なんも心当たりないしなぁ。
俺の読みもまだまだだな‥。

そう思って油断した瞬間。

盗「この、にぶちーーーーん!!」(ばこっ)

俺は宙を飛び、そして大地と一体化していた‥。
なにがなにやら‥‥。そして意識は暗闇の中へ‥‥。

***

他「お、シーフたんが1人で戻ってきたぞ」
他「ね、ね‥どうだったの?」

好奇心満載でまとわりつくクラスメイトに。

盗「あの莫迦、掲示板みてないってっ!」

怒りながらそう言い捨て、荷物を持って出ていくシーフたん。

しばらくきょとーんとしていたクラスメイトも。
その意味を理解するやいなや、大爆笑。

他「うっわ。シーフたん、南無っw」
他「南無wWw」
他「さ、さすが○○、クラス筆頭の朴念仁w」
他「シーフたん、今度、残念会やろうねー」
他「○○には、ばれないように今度敵なすりつけておくから機嫌なおせー。」
他「まだチャンスはあるよー。がんばー。」

そんな騒々しいクラスの中に。
何人、内心胸をなで下ろしていたのは何人いたことか‥。

----------------------------------------------------------------------
ハゲシクヒサシブリナノニ、アイカワラズ、オチテネー

120 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/06(日) 19:24 ID:Tjiaq9gs
萌え


結婚?なにそれおいしいの?

121 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/07(月) 18:05 ID:JK33Hn46
おいしいので食え

122 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/12(土) 08:52 ID:dBCmAhiM
いただきまます

(゚Д゚)======<>>121
(゚Д゚)<>>121
(゚Д>121
(゚Д゚)<グチャグチャ

123 名前:前スレ644 投稿日:2004/06/12(土) 21:02 ID:EkJ1pqDw
何か書こう・・・と思ったら燃料がいまいち足りませんでした__| ̄|○
つーわけで攻略を一つ
武器は折ったら好感度が下がると思っていたわけですが
攻略するときたまたま折れたんですよ
そしたら剣士たんが「仕方ないから私の武器貸してあげるわよ」と言ってきてアイテム欄の『大事なもの』のとこに剣士たんの+7ブレイドが出たんですよ
それからは気のせいかよく狩りに誘われて好感度も新しい武器を買うイベントまでは労せず上がったんですよ旦那!
製錬で強さをアピールするのもいいけどたまには折ってみてはどうでしょうか?
・・・・あれ?燃料が出たぞ?(爆死

124 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/13(日) 00:10 ID:AkUzJJhE
甘いな、そこである程度日にちがたったらそのブレイドを精錬するんだ
そうすると必ずクホって剣士たんに見られてイベント発生

その後なんだかんだいって最後には選択肢

[また買えばいい、金はあるぜHAHAHAHAHA]
[剣士たんに+9で返したかったんだ]

どっちだ・・・・?

125 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/14(月) 07:36 ID:3n0fgw0A
>>124
実は其の前に剣士たんとの好感度をある程度上げ、
更に夏の旅行イベントで行き先に崑崙選んでイベント起こしておくと
三つ目の選択しがでるんだ

126 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/14(月) 23:43 ID:3AyePDjQ
センセー、ログ娘先輩攻略中なんですが
キスイベント突入か! という所でdjで逃げられました。
高感度足りなかったのかな・・・・・・

127 名前:X9DAMEOmrs 投稿日:2004/06/15(火) 00:13 ID:pJt/q0f6
そのイベントの後しばらくは先輩に避けられるが、それでも追い続けると……。
あぁ、いくらdjされたからと言って、サイトクリップとか持ち出すんじゃないぞ?
サイトクリップを使うなら、直前にセーブしておくといい。
違った反応が見られるが、ちょっと好感度が下がるのでな。

128 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/15(火) 07:39 ID:1m4pjJT6
実はサイトクリップで三回サイトしておくと
先輩から悪戯されるイベントが始まるぞ
其のとき主人公のAGIが40越してれば
主人公がよけて先輩が転んでるCG
越してなければ二人がもつれ合って抱き合うCG

129 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/17(木) 05:06 ID:pv.CCRPE
ある裏技を使うとアルゴスCをアクセに挿す事ができる。
それでアルゴスCをベルトに挿すと……。

それ装備してる間は自分の意思に関係なくどんどん話が進んでいく。
しかもいつ外れるかはわからない。
その間に女の子たちに悪戯なんかしてたらガクブルなことになりかねん。
やるときは(恒例だが)直前セーブをお忘れなく。

130 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/17(木) 07:07 ID:YxRcfV9c
たちが悪いと♂シーフとやらないかエンド、もしくは♂シーフに殺されるエンド

131 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/20(日) 21:32 ID:vY/cAqDc
独り者エンドの女々しい逆毛共の歌を聞こうと思って
修行Onlyプレイしてたら中々のレベルになったんで
騎士団逝ったんですよ。
そしたら深淵の騎士に追っかけられてるレイドとレイド弓
を発見。巻き込まれてBDS喰らってしまったんですが・・・・・
GHギャグシナリオにでも入ってしまったのだろうか?

132 名前:前スレ644 投稿日:2004/06/25(金) 17:34 ID:Ef0HuV5.
OK、そのイベントはギャグシナリオへの第一段階だ
ついでにこのとき自分の頭装備がパンダ帽やデビルチ帽などのレア帽子だと深淵の騎士に装備を取られるだろう
その時レイドとレイド弓に話しかけるとGHギャグルート突入だ、素直に笑え
この時もし深淵の騎士を倒すと過去のスレにあった深淵たんルートとはまた違った深淵ルートに入れるらしい
・・・・が、相当Lvが高くAgiなど何かに特化していないとDSに耐えれない可能性があるので最低ラインは狂気のポーションが使えるくらいだろう

追伸 狂気のポーションを使うとまれに暴走するルートがあるらしいがそれに間違って行かないよう気を付けてくれ

133 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/27(日) 16:28 ID:eF6R8A/o
1.どっかで闘技場で戦うときに
 チームを主人公、シーフ♂、アコきゅんの3人で出ると
 途中で狂気ポーションつかって暴走した同じクラスの剣士♂が出てくる
 クリアすると魔剣ルートに入る
 ちなみに推奨Lvは70以上
2.狂気P使ったときに主人公のダーク属性が60以上だと発生する
 暴走すると選択肢も適当、けど戦闘は一瞬で敵を殺すすごい状態に。
 低い確率で狂気ルートに入る
 狂気ルートはもう(゚д゚;)
 アコタンとか襲っちゃて最後にはみんなぶっ殺して終了
 めっちゃ後味の悪いエンド

134 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/06/30(水) 01:00 ID:9qYj6wFk
>>133
2番、そういうの出来るなら や め な い か

135 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/07/01(木) 06:23 ID:P.dJjnwc
>>134
きっとそのシーンは伏せてるんだよ

136 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/07/05(月) 10:34 ID:.dPCekSE
魔剣ルート入ったらミストル持ちの騎士出てきて
全然勝てねえ・・・・・・全て捨ててレベル上げしないと
このルートの制覇は無理っぽいぞ

137 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/07/10(土) 17:08 ID:HUej7oyU
ジュノー中心部でイベント起こすとこっちも魔剣が手に入るぞ

138 名前:前スレ644 投稿日:2004/07/12(月) 01:36 ID:EkJ1pqDw
(゚д゚ )三( ゚д゚)コソコソ
やは、弱者の敵の644だyぶべらば!(自キャラに殴られる)

ラグナ学園は学校祭の時期です。何故かと言うと作者の学校祭が今の時期だから
本日はクラス出し物を決めているようです
(中略)
「てことで出し物は『ロミオと呪離獲通斗』に決まりました」
ロミオと呪離獲通斗とは
とある国の王子が族の頭の呪離獲通斗に恋をするという恋愛ドタバタホラーコメディーサスペンスである
「・・・って待て!肝心の決めるまでの過程を省略してどうする!!」
主人公が叫ぶ


続く

「待て言うとうやろぉぉぉぉぉ!!!」
主人公の叫びは作者の頭の中へと届くことも無く、虚空の彼方へと消えて行った


ゴメンナサイ__| ̄|○|||
次はまじめに書きますんd(FD→LA→JT)ギャァァァァァァァァ・・・・

139 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/07/12(月) 10:15 ID:Vg1AAa4c
はいここでちょっくら解説風に余計な事を。

ロミオとジュリエットはイギリスの劇作家ウィリアムシェイクスピアによって描かれたとされる台本です。
内容はあくまで悲劇ですが、その実悲劇の形をとった貴族体制批判だとされています。
お話の流れとしては、貴族間の対立により愛し合うロミオとジュリエットは仲を引き裂かれるわけです。
そこでジュリエットが侍従と一計を案じ、仮死状態になる薬を飲むわけです。駆け落ちするためですね。
しかしそれを見たロミオは本当に死んだものと思ってしまうわけです。そしてみずから毒を飲んで自殺します。
実はジュリエットは作戦内容を書いた手紙をロミオに送っていたのですが、その手紙は届けられなかったためすれ違いが起こったのです。
そして目を覚ましたジュリエットはロミオの死を知り、ロミオの短剣をもって自決します。
この物語を語る上で外せない重要な台詞は、最後の場面の牧師『All of the punish!(我々は皆神の罰を受けたのだ!)』の一言に尽きます。はい。

いやごめんなさい、好きなのよ、語っちゃうのよ、次はネタで語るから許してorz

140 名前:ロードナイトEnd 投稿日:2004/07/22(木) 04:32 ID:SMPTixIQ
 どれくらいの時間が経っていたのだろう?
 体から力が抜けて、立つ事もできない。最後の魔物を倒したのはいつだったろう?
 主人公は足を投げ出して校門に座り込んだ。ラストの魔物を切り伏せたときに目をやられた。
 今昼だろうか? 朝? それとも夜?
 暗闇の中で、それでも万が一の為に自身の体力を回復することに専念する。
 ふと、足音が聞こえた。
 魔物だろうか? もしそうだとしたら戦わなくてはならない。
 足に少しだけ力を入れてみる。どうやら後一度くらいは立てそうだ。
 武器は? 確か折れていない剣がそばにあったはず。手探りでなんとか掴むと、校門に寄りかかりながら立ち上がる。
 足音が止まった。見えないながらも相手の方向を向く。
「俺が相手だ・・・。皆の、俺達の思い出を壊させる訳には行かない・・・」
 やっと振り上げておろした剣は、簡単に受け止められてしまった。
(もう・・・だめ、か)
(せめて、相討ちくらいには・・・!)
 もう一度、剣を振り上げようとして、その手を止められた。
「・・・もう終わったよ。よくやったな」
「・・・隊長・・・ですか?」
 自分が在学していたころ、いろいろな教えを受けたロードナイトその人だった。
「魔物は・・・? 魔物はどうしました!?」
「援軍が来てくれたからね。皆退治されたよ。」
 一呼吸おいて
「よくこれだけの魔物を食い止めた。感謝する」
「そう・・・ですか。よかっ・・・た」
 その言葉を聞いて安心したのか、主人公は気を失った。
「!・・・っと!」
 慌てて主人公を受け止めるロードナイト。顔には少し涙が浮かんでいた。
「この大馬鹿! ・・・無理ばっかりして・・・」
 口ではそういいながらも、彼女の瞳からは涙がこぼれていた。
「心配したんだ・・・。君が、もし死んでしまっていたらって・・・」
 主人公をやさしく抱きしめる。
「本当に逞しくなった。私も・・・追い越されてしまったな」
 そのまま、二人の影が学校の校門の前にしばらくの間寄り沿っていた・・・。

141 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/08(日) 01:19 ID:ObQ0CL22
>>126

夕暮れの屋上。
気が付いたら、俺はまたそこにいた。
隣にはログ娘先輩。
二人並んで、黙って夕陽を見ていた。
赤い上着を、夕陽が真紅に染め上げている。
気が付いたら、と言うのは間違いかもしれない。
こういう二人の時間が欲しくて、俺は屋上に来ているのだから。
ずっと黙っていたログ娘先輩がこっちを見た。

ロ「なぁ、(主人公)・・・何であんたは、私のそばに居てくれるんだ・・・?」
主「何でって・・・何でそんな事を?」

ログ娘先輩は黙ってうつむいた。
銀色の髪が夕陽に反射して、黄金色にきらきらと反射した。

ロ「だって・・・わ、私なんてがさつだし、女の子らしくないし・・・
  大体、あんたの周りには可愛い子がたくさんいるじゃないか。
  なのに何で私なんかの・・・」

言葉の最後は聞こえなかった。
何でだろう。今までそんな事を深く考えた事はなかった。
ただ・・・そう、俺は・・・

主「うーん・・・そうだな。俺はただ、先輩と一緒にいたかっただけだよ。」

俺の台詞を聞いて、ログ娘先輩が信じられない、という様な顔をして俺を見た。

ロ「そ、それって・・・」

心なしか、先輩の頬が赤くなっている様に見えたのは夕陽のせいだろうか?
二人とも黙って、お互いの顔を見つめる。
どちらからともなく、顔が近づいた。
俺は先輩の細いあごにそっと手の平を掛けて・・・

ロ「・・・は・・・」
主「・・・・・・ハ?」
ロ「ハインディングっ!」

しゅん、と先輩の姿が消えた。

主「ちょっ・・・先輩!?」
ロ「ま、まだ私たちには、は・・・早いっ!」

はぁ、と無意識に溜息をついて・・・反省した。

主「そうだよな・・・ごめんな先輩。」
ロ「・・・何でおまえが謝るんだ?」

主「だってさ、好きでもない相手にキスなんかされそーになったら・・・
  そりゃな。悪かったよ。」
ロ「そんな事はないっ!」

ぼんっ!と先輩が再び現れる。
呆気にとられる俺をぐいっと先輩は引き寄せて・・・
先輩がぎゅっと目を瞑った。

ロ「す、好きでもないなんて、事は、ない・・・ぞ。」

一瞬のうちに、俺の頬に柔らかい感触と・・・ふわっとした、甘い香りがした。

ロ「わたっ・・・私は帰るっ!またなっ!」

再び先輩はハインディングで消え・・・後には呆然と、頬に手をあてている俺が残された。
気が付けば夕陽は沈み、空には一番星が輝いていた。


こうですか!わかりません!

142 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/08(日) 03:57 ID:S8Z1D.R2
>>141
ウマー

143 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/08(日) 11:39 ID:N3Wcr38k
私、普通の名無しに戻ります(挨拶らしい)

というわけで夏だ!海だ!山だ!スイカ割りだ!プールだ!し、〆切りだ・・・__| ̄|○
学園にも夏休みがやってまいりました、心なしか皆浮かれてます
さて、そんな夏休みに我らが主人公は何をしていたかと言うと・・・
(ここで一学期のテストが反映される。今回は赤点ばっかの補習ルート)

「ダルイー、なんで夏休みに補習に来なきゃならないんだー」
そう言いながら机に思いっきり突っ伏す主人公、やる気がまったく見られない
教室には自分以外誰も居ないので更にテンションが低くなった
「おし、休憩終わりだ、補習再開するぞ」
殴りプリ先生が教室の扉を開けて入ってくる。そして補習が再開された

「・・・と言うわけで今日はここまでだ。一応補習はこれが最後だが受けないように勉強コマンドもしっかり使うことも重要だぞ」
そう言いながら殴りプリ先生は教室を後にした。なんか良く分からない言葉も出てきたが要は勉強しろってことだろう
学校の外に出た頃には真っ赤な夕日が目に沁みた
トボトボと家路への道を歩く、もちろん一人でだ
いつも剣士たんとかアコたんとかと一緒に帰るからこれはこれで静かで新鮮だった
そんなこんなで家に着き、入ろうとしたとき・・・
「あ、主人公。丁度いいとこに」
後ろから呼びかけられる。振り向くとそこには逆毛姿の内藤様・・・じゃなくて
剣士たんが買い物袋を下げて家の前に居た
「補習どうだった?主人公の事だから身に入ってないだろうけど」
「いや・・・まぁ・・・ね?ハハハ」
反論できない所が悔しいとこだ
「剣士たんはお使いの途中か?剣士たんが料理作れるとは思わないし」
「う・・・、ちょ、ちょっとお母さんに頼まれてね」
相手も反論できないらしい
ちなみに以前調理実習の料理を無理矢理食べされられたのだがその日はトイレから出ることができなくなった
「まぁそんなことはどうでもいいのよ」
「そこ、露骨に話題変えようとしない」
「実は明々後日くらいに皆で海に行って遊ぼうって話し出てるんだけど」
思いっきりスルーされた・・・って海ぃ!?
「海ってあのサーファーが冬の冷たい中サーフィンをするあの海か!」
「意味分からないし・・・。まぁ兎に角そういう事なんだけど主人公も行かない?」
明々後日なら準備をする時間も十分あるし補習も終わったし・・・
どうするかな?
1:皆と海に行く
2:俺は無敵のソロ軍団!
3:流石ゴッグだ、なんともないぜ!

久々にまともにネタ出ししたから疲れたー('A`)
たまには書かないと腕が錆付くって本当ですね('A`)
というわけで後は自分達の脳内でイベントを進めてみてください(他人任せかよとか言うな)

144 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/09(月) 12:19 ID:kCqY2ruw
>>143
GJ!
ここはやっぱり選択肢3で1つ!(何)


しかし、なんとなくだけど主人公はノビからスパノビという感じに最後になったら格好良いと思う

145 名前:前スレ644 投稿日:2004/08/19(木) 19:59 ID:P6dglVuA
さて、では自分で>>143の分岐を書くとしますかな
今回は定石通りに行きますハイ。え?名無しからまたコテに戻ってるって?知らないなぁ(ぉ

1:皆と海に行く

「そうだな・・・せっかくの夏休みだし行くかな」
「分かった、じゃあ皆に伝えておくね。それじゃー」
そう言って剣士たんは家へと帰っていった
さて、まず今日中に用意できるものは用意しておかなきゃな
そして主人公も家の中に入り、自分の部屋へと赴く
そして準備をし始めた・・・が
「・・・何も無い・・・な」
主人公は海に遊ぶの何年ぶりかのことなので昔の物は使えない。よってまったく持っていける物がなかった
とりあえず旅行用バッグだけを準備して今日のところは寝ることにした

でもって次の日
「・・・ちょっとは時代とかそう言うの考えろよ作者・・・」
主人公はプロンテラデパート(8階建て)に来ていた。はっきり言ってご都合主義にもほどがある
まぁゲフェンタワーみたいなのに露店っぽい店が並んでると解釈してくれ
ちなみに何階かで売っているものもちゃんと違う
「・・・まぁいいや、兎に角水着を買わないとお話にならないな」
水着売り場に行くと、股間くっきりもっこりのビキニタイプと一般的なトランクスタイプがあった

1:ここは妥当なとk

主人公は考えることもなくトランクスタイプの水着を購入することにした
その後サンダルやタオル等を購入することにした。残金は後5000zといったところか
さて、この残った資金で何を揃えようかと考えていると・・・
「よっ、年中暇人間」と後ろから声をかけられる
振り向くとそこにはシーフたんが居た
「金なら今日は奢れるほど持ち合わせて無いぞ」
先に釘を刺しておく。なんか汗エモが出てきた気がしたがきっと気のせいだ、うん
「い、いやぁ、別にそういう訳じゃないのよ。ただ何買ってんのかなー・・・ってね」
「海に行くんだしそれ相応の準備ってのが必要だろう」
そのままその場を去ろうとするが、シーフたんに止められる
「いやぁ実はさ、もう一つお願いしようかと思ってね。はいこれ」
そう言われて渡されたのは新品のシートとパラソルだった
「・・・これを俺に持って行けってか」
シーフたんは涼しい顔をして
「あら、主人公はこんな重たい荷物を女の子に持たせる気?」
実際牛乳300個とかの方が重い気もするがそんなことはどうでも良い
「自分の物はじぶんd」
「じゃあ頼むね!そいじゃ!!」
そう言うが早いかシーフたんは脱兎の如く逃げ出した
・・・今度絶対泣かす
そう心の中で決心し、主人公は家まで戻った
そして当日・・・

続く
思ったんだけどビニキなのかビキニなのかどっちなんだろうと思った('A`
続きはまぁネタがある程度出次第って事で('A`ノシ

146 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/27(金) 22:11 ID:HhKJODnk
流れを叩き折り、「筆不精でも書く意思があればいいよね」ということで初陣。

>>143より選択肢3を(ぁ

「流石ゴッグだ、何ともないぜ!!」
・・・・・何だ?
不意に頭の中に浮かぶ意味不明な単語。
だけど、どこかで聞き覚えがある単語。
「主人公・・・どうしたの、急に考え込んだりして?」
「いや、なんなんだろうな〜、なんか引っかかる事があってさぁ」
「海に?主人公、たしか泳げるよね?」
なんとも的外れな応答が返ってくる。いや、的外れなのは俺の思考か?
ってかそもそもまず第一にゴッグってなんだ?
わからん、本当に心底わからん。これが俗にいう電波受信って奴なのだろうか
それとも連続した補習とこの暑さが加わって何かが覚醒してしまったのだろうか?
あぁ、刻が見えるわ・・・
「ねぇ、本当に大丈夫?無理ならやめておいたほうがいいんじゃない?」
うわ、本当に心配そうな顔。しかも病人を哀れむ特有のアレ。
どうもかなり不安がらせてるらしい、もうゴッグさっさと忘れてしまおう。

・・・と、思ったその時。俺の中で何かが浮かび上がる。

そうだ、あれはまだ俺がノービスになる前のことだった

147 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/27(金) 22:35 ID:HhKJODnk
青い空、蒼い海。
灼熱、と言わんばかりにふりそそぐ太陽の日差し。
子供心にもわかるまずい食い物を出す海の家。
もう何処だったのか、遠かったのか近かったのかすら覚えていない、どこかの海岸。
俺は剣士タン、アコタン、剣士タンの両親、そして名前も知らない誰かと一緒にいた。
勿論、海水浴の為である
「わぁー、きれ〜い」
そんな意味の言葉だったと思う。俺にとって海は見なれたものだったが、彼女らはそうでもなかった
・・・と、思う。詳しくは覚えていない。とにかく、昔のことなのだ。
とにかく、その日の海は蒼かった。深く、暗く、けどどこにも恐怖の無い、そんな澄んだ蒼。
その浅瀬で、俺たちは遊んでいた。
・・・そうだ、思い出してきた。ビーチバレーだった。黒くて丸い突起がいくつも付いていて・・・
モーニングスターを思い浮かべるとよく分かる。そんな形のボール。
「さすがゴックだ、何ともないぜ!!」
そう、その時だ。俺がその誰かに遊び半分でボールをぶつけたとき、その誰かがそう言っていた
「ねぇ、ゴッグってなぁに?」
アコタンだったか剣士タンだったか、それとも両方だったか、それを聞いた。
「はは、いずれ分かる時がくるさ!!」
その名前を知らない誰かはそう言っていた。
俺たちより頭一つ背が高くて、金髪で、陽気だった誰か。
いつだったか引っ越してしまった今となってはもう誰だかも思い出せない。

・・・で、だ。

とにかく俺たちはその「ゴッグ」とやらが気になって仕方なかった。
けど、結局は小さい子供。遊びに夢中になってすぐ忘れていった。

「行くか」
「・・・・え?」
不意を付かれた、きょとんとした顔でこっちを見る剣士タン
「海、行こうか」
「・・・うん、でも考え事は?」
不思議と頬が緩む。とても穏やかな、涼風のような気分。
「小さい頃海に行ったの、覚えてる?」
何かを思い出すような剣士タンの顔、その顔がパッと晴れやかになる」
「あー!!覚えてたんだぁ!!そっかー、主人公も覚えてたんだねー」
そうかそうか、と何度も一人でうなずく彼女。とても満足気な、そんな笑顔。

何で今になってそんなことを思い出したか、俺にはわからない。
けど、あの時遊んだ楽しさは  ほんの、ほんの少しだけ思い出せた気がした。
あの誰かはもういないけど、今は今の友達が居る。

そうだ、海に行こう。同じ場所とは限らないけど、同じように蒼い海が待ってるに違いない。
それで、ビーチバレーをぶつけられたらこう言ってやろう
「さすがゴッグだ、なんともないぜ!!」と。

148 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/27(金) 22:47 ID:HhKJODnk
(背景変更、陽炎の立ちこめる室内)

図書室、主人公らの上級生に当たる者2名が黙々とレポートを書き綴っている
「ぶぇっくしゅ!!」
静寂を引き裂く豪快な声とともに、彼の口からは大音響のクシャミ
「なんだ・・・夏風邪でも引いたか?気をつけろよ、夏風邪は治りにくいからな」
暑さにも関わらず落ち着き払った、凛としていながら落ちついた声、クルセ子先輩。
「いやー、装甲の厚さが昔っから取り柄なんだがなぁ。誰かに噂でもされたんだろ?」
その声とは対照的にどこか場に不釣合いな陽気さを孕んだ声。騎士夫先輩。
「ふん・・・装甲が厚くとも風邪は引くぞ?よくよく気をつけることだな」
「なぁに、当たらなければどうってことは無いさ」
「さ、無駄話をするほど時間は無い。明後日までに『国を守るものとしての自覚』
を書き上げねばならんのだからな。・・・・どうした?」
窓の外を見、呆けた声をあげる騎士夫
「いやー・・・昔のこと思い出しちまってねぇ・・・よく近所のガキと海にいったものさ」
「ふん・・・我々はいつまでも子供ではいれない。今は目の前のレポートを書き上げることが先決だ」
「へぇへぇ、ごもっともなこってございます、っと。あー・・・しっかし」
彼・・・持ち前の人懐っこさで幼少から人付き合いの多かった彼は、金髪をいじりながらつぶやく。
「あー・・・また海にでも行きてぇなー・・・」

149 名前:146 投稿日:2004/08/27(金) 22:49 ID:HhKJODnk
ごめんなさい本当にごめなさい駄文でゴメンナサイ文章がわかりずらくてごめんなさい
とにかく御目汚しでごめんなさい首吊って反省してきます。
いやマヂで。

絞首台|<誰かこれリファインしてやってくださいなー

150 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/08/29(日) 08:39 ID:qS3LCI.6
--------------------------------切り取り線-----------------------------
ニブルヘイム実装で仮復帰。思いついたのをおいていきます。
--------------------------------切り取り線-----------------------------
『うーむ』
アコたんの頭にのった黒い猫。
やけに胴が長くてやる気が感じられないがどことなく愛嬌のある顔をしている。
アコたん「ふにゃぁ」
珍しくアコたんが机に突っ伏して頭の猫と同じように机に垂れている。
『しかしこれじゃ帰れないな』
俺はアコたんの肩をゆする。
『アコたん、アコたん帰るぞ』
アコたん「んー・・・?主人公君?もすこしこのままでいるー」
……マテ。
『アコたーん』
ヌコ「フシャアアアア」
うああああああああああああああああああああ

ドタン

アコたん「わわわ、主人公君大丈夫?どうしたの」
『いつつ、いや、その猫がいきなり・・・』
アコたん「え、これぬいぐるみだよ・・・?」
頭にのった猫を指差すアコたん。
のんきに欠伸をしているようにみえ・・・るんだが、見間違えか・・・。
アコたん「主人公君疲れてるみたいだし帰ろうか」
『ん、あ。ああ』
ヌコ「ニャアア…」
泣き声が聞こえた様な気がしたけど気のせいだよな・・・・?
---------------------------------切り取り線----------------------------

151 名前:前スレ644 投稿日:2004/09/19(日) 23:52 ID:UMF2o1Ms
「もう秋だねぇ・・・」
誰かがふとそんなことを呟く
木の葉の色も深緑から紅へと代わりつつあるもの悲しい時期だ
そう、もの悲しい時期なのに・・・なのに・・・
「何でお前は7月中旬〜8月上旬の海の話引きずっとんじゃー!!」
主人公がそう海に向かって叫んだ。そう、どこに居るかも分からない作者に向かって・・・

楽屋ネタ以上

そして当日・・・
「ギャラクティカがぁー、ギャラクティカが避けれないぃぃぃ・・・」
一体何の夢を見ているのか主人公が爆睡していた。そこに・・・
ドゴーン!!!
突然大きな音が鳴り響く。その音で主人公は飛び起きた
「な、なんだ一体!?」
慌てて主人公が慌てて玄関まで来て見るとそこには剣士たんとシーフたんが居た
ついでに言えばその後ろには・・・まぁ簡略的に言えば1次職全員居たりする
ああ、そういえば今日は海に行く日だっけ
近くにあった柱時計を見る、まだ7時半と言ったところか
「いやー、時間伝え忘れちゃってさー。仕方ないから全員で起こしにきちゃった」
シーフたんが笑いながら言う
「そうか、じゃあ直ぐ支度するからちょいと待っててくれ」
そう言って自分の部屋に戻り、サクッと着替えて荷物持って玄関へ戻る
「OK、いつでも行けるぞ」
「それではさっそく出発しますか。ポータル出しますよ」
アコたんが青ジェムを取り出す・・・と、その前に
「とりあえず行く前に皆に言っておきたいことがある」
「何だ、急に改まって」
皆の視線が集まったことを確認し、俺は言った
「とりあえずドアの修理代は皆で全額負担してな」
そう、扉が無い状態で家を出るのだ。これで済んでありがたいと思って欲しい
なんてったって器物破損、住居不法侵入のダブルの罪なのだ
全員がorz見たいな感じになったところでさっそくポータルに乗り込んだ

一瞬周りが歪んだと思ったら目の前には真っ青な海が僕等を待って・・・いてはくれなかった
「えーと、ここモロクだと思うんだが・・・」
「だからここから歩くんだよ」
アコきゅんが死刑宣告をあっさりと言ってくれた
「おら、さっさと行くぞ」
そう言って♂アチャは真っ先に南門から出て行った
それを追う主人公達

道中水を飲んだり小休止したり、俺があまりのVit装備に熱暴走しかけたり更に冷やすためと言われて♂マジ&マジたんのフロストダイバーをツープラトンで直撃して意識が遠くなったり
レルグロからゴーグルを出してみたり・・・
そんなこんなで苦労すること大体4時間くらい

「海だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ようやくコモドについた
♂シーフが絶叫しながら走っていく。他の身軽だったり元気が余ったりしてる奴はそれに続いて走り出す
まぁぶっちゃけた所荷物持ちでカートを引きずっている♂商人とまーちゃん、それに太陽にやられてばたんきゅーなアコきゅんとそれを支える♂マジ
それと俺、何故ならお腹がすいて力が出ないから
とりあえず俺達は荷物を置くために旅館にチェックインしに行く事にした
そして無事に部屋に辿り着くこともできた
いや、無事でない人も居るわけだが
部屋割りは
104号室:剣士たん、アコたん
105号室:マジたん、まーちゃん
106号室:シーフたん、アチャたん
107号室:俺、アコきゅん
108号室:♂シーフ、♂アチャ
109号室:♂マジ、♂商人
とりあえず今この部屋ではアコきゅんがぶっ倒れている
さて、どうしようか

1:部屋に居る(アコきゅんを攻略したい人にお勧め)
2:荷物を運んでいるまーちゃんと♂商人のとこに行く(まーちゃんを攻略したい(略))
3:とりあえず海に行った仲間を呼びに行く(冒険着のまま海で遊ぶシーフたんやアコたんやら剣士たんを見たい方へのサービスカット付き)

どうする?

月日が流れるのは早くてもう9月ですよ__| ̄|○海イケネェシ
相変わらずの駄文ですがこのスレの活気がまた戻ることを思いつつネタ出しに行ってきます__| ̄|○
('A`。o(誰かどの分岐でもいいから書いて・・・)

152 名前:前スレ644 投稿日:2004/09/20(月) 19:52 ID:Uqo1Y07A
遅れたけどちょっと訂正てか修正てか追加と言うか

○:まぁぶっちゃけた所荷物持ちでカートを引きずっている♂商人とまーちゃん、それに太陽にやられてばたんきゅーなアコきゅんとそれを支える♂マジ以外が全員走り出した訳だ

153 名前:前スレ644 投稿日:2004/10/16(土) 01:32 ID:r2K1j2TM
あらすじ
紅葉の舞い散る秋の寒空の中、作者のNounaiではまだ夏だったために海に来ていた主人公達
・・・その話をぶった切って(ぉ
主人公と愉快な仲間達は珍しくPvPに居た
「てことで『男VS女、本当に強いのはさぁどっち?』が始まるわけだが。いくらネタにつまったけど過疎みてらんないからって無駄にSS投下しなくても・・・」
主人公が多少本音をつぶやく
「で、ルールの確認はしなくていいの?」
シーフたんが聞いてくる
「ルールったってやったら勝ち、やられたら負けってくらいでイグ葉無しくらいだろ」
♂シーフが分かりやすく且単純に説明を終える
「そんじゃ各自南北に分かれて合図をしたら開始な」
そして男性陣と女性陣はPvPの首都の北と南に分かれた

「てことで作戦を練らなければなるまいな」
♂マジが皆を集める
「どうする?剣士たんは突撃が怖いし、アコたんは支援してくるだろうし、シーフたんは避けるし、マジたんは凍らせてくるし、アチャたんは狙撃してくるだろうし」
♂シーフが言ったことは全て的を得ている・・・が、こちらも戦力は同じ。故に戦略が重要になってくる
ちなみに商人'sは立会い及び中立として参加しないで見ているとのこと
「誰でもいいからさっさと一人潰せば楽になるだろうよ。主人公、お前に意見はどうだ?」
♂アチャが話を振ってくる。そうだな・・・俺は・・・

1.剣士たんに狙いを定める
2.アコたんを速攻で倒す
3.シーフたんを足止めさせる
4.マジたんを一気に潰す
5.アチャたんをどうにかする

・・・待て、次号(ぉぃ)

154 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/10/30(土) 01:46 ID:Ocegeh7k
「ここは・・・どこだ?」
一人の騎士が呟く
「確か・・・俺は首都北を目指してたはずだが・・・また迷ったかな」
どうやらこの騎士が道に迷うのはいつものことのようだ
そしてその騎士の目の前には人の気配が見られない大きな建物がそびえていた
付近にあった門だと思われる物に目を向ける、そこにはボロボロになり、見難かったがこう確かに書かれていた

『国立ラグナロク学園』と・・・

騎士は何気なく中へと足を踏み入れる
門を抜けたすぐそこには昔は整備されていたであろう石畳がガタガタになっており、どこかの人に『足元注意だ!』とかいいながら転ばされそうになるほど悪い道だった
その横には風雨のためか倒れた木が何本も続いていた
そして校舎と思われる物の前に立つ。人気はまったく感じられない
だが、それでもなお学校として威風堂々に見えるのは騎士の目の錯覚だろうか
「飛電、お前はここでまってろよ」
そう言いながら騎士は愛羽を降り、校舎の中へと入って行った
中に入るとそこは当たり前だが生徒の下駄箱だった。騎士は上履きを持っているわけもなく、仕方なく土足で入ることにした
廊下に足跡がつく。だがそれは騎士のブーツの泥などではなく、長年の埃がブーツにより飛ばされたせいだった
そして各教室を見回る
過去では生徒が授業を受けていたであろう教室の中の一つが目に留まった
他の教室と違い、机や椅子などが並べたままになっている
流石にガラスの窓等は割れていたが、置きっ放しにされた教科書や教卓などが、今にも授業を始めるようにせがんでいるようにも見える
そして黒板にはただ一言。しかし強い意志がこめられた言葉が消えずに残っていた
『きっとどこかで会おうね』
と・・・
騎士は教室を出て先ほど見かけたおそらく職員室だろう場所に入る
ただ一つのホワイトボードに行事の日程や先生の動向などが僅かにだが残っている
そしてそのホワイトボードに一枚の写真が貼り付けられている。見るとそれは冒険者・・・いや、教員なのだろう
数人の二次職たちが笑顔で写っている
そしてその後も騎士は音楽室、家庭科室などを見て回った
外に戻ると彼の愛羽が居なくなっている
(・・・まぁそんな遠くには行っていないだろう)
彼はそう介錯して別の建物を見に行った
近づくとここにも何かが刻まれていた
『ラグナ学園寮』
どうやらここは寮のようだ。騎士はそのまま入ろうとする・・・が、扉が閉まっている
仕方ないので既に割れている窓から進入することにした
部屋にはベットやクローゼットが2〜3個付けられている。一部屋の人数がそのくらいだったのだろう
ここも埃が机やベッドなどの上にかなり溜まっていた
入ろうとしたところでどこか遠くで自分の愛羽の声が聞こえた
騎士は寮を軽く見て回ると、すぐさま愛羽の元へと走って行った

155 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/10/30(土) 02:01 ID:Ocegeh7k
走っていったその先は体育館だった
中には戦闘訓練に使用する物と思われる木の人形が寂しく佇んでいた
倉庫の中も空で、ステージの幕はずたぼろになっていた
倉庫の中を見ていると後ろで音が鳴った
すかさず騎士は剣を取り背後を振り返る・・・その瞬間
メキメキドガーン
・・・どうやら天井が崩れたらしい
彼は放っておいて外へと出た
そしてその体育館裏で愛羽が何かをブリッツビートを思わせる速さでつついていた
騎士は掘り出し、それを空けてみる・・・中には青ジェムやマフラーなどの装備品から収集品まで色々と入っていた
更に出てきたのは手紙の束。これはおそらく未来への自分へのメッセージだろう、中身は見なかったことにしてそのまま埋めなおした
そして愛羽に乗ること数分。この学園の敷地と思われる場所は全て歩いた・・・と思う
(無くしてはいけない・・・)
騎士は何故だかそう感じた
『おーい、首都北D行かんのかー?』
ギルドの仲間からのチャットが頭に響く
騎士は暫し考えた後ギルメンにこう答えた
「俺よ・・・やりたいことできちまったから。もう会えなくなるかもしれねぇ」
そう言い残して彼はギルドを去った
オーラを目指し、妥協し。レアを求め、心が荒み。ギルドもまた、騎士と騎士の友人の二人だけしか話さない
元々友人の誘いで入ったギルドは未練は無かった
そしてかれは愛羽を駆り、プロンテラ城の中へと向かった・・・

156 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/11/03(水) 20:34 ID:Niy0ozpo
このスレの住人は何処に行ったのやら・・・('A`

157 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/11/04(木) 01:02 ID:Xpi6Tq0Y
そして、誰もいなくなった

158 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/11/04(木) 01:50 ID:c65of/ao
('A`)ヴァー

159 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/11/04(木) 02:58 ID:DVmr3DD2
そう言うな、ちゃんと見てるから・・・

160 名前:154 投稿日:2004/11/27(土) 18:15 ID:StkvjEsE
       ,.ィ , - 、._     、
.      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   > 俺がこの学校を
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  買い取らせてもらう!
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    /
       l   `___,.、     u ./│    /_
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
.     l.   |:.:.:.!';';';';';';';'|  /:.:.:.:!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7 ))
        l  |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7
.      l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ  ::::::!′ :::|   .:/
.       l |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!   /ヽ::: `:::    ::::  ...

161 名前:154 投稿日:2004/11/27(土) 18:18 ID:StkvjEsE
  ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ       /ヽ
        ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ   /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
       [ |、!  /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
        ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''   ̄ ̄  |l   !ニ! !⌒ //
         i.! l .:::::     ソ;;:..  ヽ、._     _,ノ'     ゞ)ノ./
         ` ー==--‐'´(__,.   ..、  ̄ ̄ ̄      i/‐'/
          i       .:::ト、  ̄ ´            l、_/::|
          !                           |:    |
             ヽ     ー‐==:ニニニ⊃          !::   ト、

買い取るだけであってスレタイやらは変わらない
だが俺の心の中だけでは「学校を作ろう」なのりで進めていく。意義のある奴は今日中しか受け付けない
Ω
<ちなみにこのAAはノリと勢いが良いので使った代理の人だ

162 名前:154 投稿日:2004/11/27(土) 18:33 ID:StkvjEsE
ソンナコンナデカイトッタケドドーヨ?Ω  騎士友人(アサ子)→Ω ・・・

            ノ∩
           ⊂ 騎士   ごめんなs・・・ギャァァァ
            /( 。Д。 )っ
            U ∨ ∨
 [ソニックブロー!!]
   ∧_∧ ∩  :: :. なにやってんだ馬鹿野朗!
  (#・∀・)/ :: ::
  (つアサ子 :: :'
  人⌒l ノ  :: ::
  し(_)

「で、何か乗っ取ってやることでもあるのか?」
「ノンノン、乗っ取ったではなく『買い取った』ね」
「変わるかぁ!(ソニックブロー)」
「GYAAAAA。ご、ごめんなさい勢いd・・・」
「勢いで住民の怒り買ったらどうする気だお前はっ!(アニメ版ソニックブロー)」
「ウギャピー。ちゃ、ちゃんとやろうと思ったことあるんです、はい」
「ほう、言ってみろ」
「生徒のアコたんやら剣士たんとあーんなことやこーんなことを・・・」
「外道がぁぁぁ!(∞の字でウィービングをしてそこからその反動とともに繰り出すソニックブロー。別名デンプシーソニック)」
「うぐぁぁぁぁ・・・。ゴメンナサイカイトッタイジョウセキニンモッテケイエイシマス」
「分かればよろしい。・・・ところで、だ」
「な、なんでしょうか」
「教員とか居るのか・・・?」
「・・・」
「・・・」
「てへっ♪」
「てへっ♪じゃないだろうがぁぁぁぁぁぁ!!(遠距離カタール発動)」
「おあーお。ぼ、募集しますから勘弁してつかぁさい・・・」
「よろしい。放っておくと何するか分からんから暫らくは監視させてもらうからな」
「ふぁい・・・。ところで」
「何だ?」
「学園買うのに全財産使っちゃったから金貸して」
「ど阿呆ーーーーー!(蹴り上げる)」
おおーっと、騎士君吹っ飛んだー!

これからどうなるのかRO学園
続く・・・か?

163 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/11/27(土) 20:23 ID:Lpc8Wwu6
とりあへず、ニヤニヤしておこうと思いました まる

164 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/11/28(日) 03:03 ID:lVB1C75M
主人公「なんだ?この人だかりは」
♂シフ「よう」
主人公「おっす。なぁ、何かあったのか?」
♂シフ「お前知らないのか?うちの学園の理事長が変わったんだよ」
主人公「そうなのか?初耳だ」
♂シフ「なんでも、どっかの騎士が学園を買い取ったらしいんだけどな」
主人公「それで、何か変わったのか?」
♂シフ「さぁ?」

ピンポンパンポーン

校内放送『全校の諸君、おはよう。今日からこの学校の理事長になった者だ』
ざわざわ
おい、なんかはじまったぜ
この学園買い取って何をする気なんだろうな
別にどうでもいいよ、さっさと教室逝こうぜー
ざわざわ
校内放送『本日より、女子生徒は全員服の下にスクールみずぎゃぁぁぁぁ!!』

校内放送『・・・・・・・・』
ざわざわ
おい、なんか知らんがいきなりおわったぞ
どうでもいいよ、ほっとこうぜ
早くしないと授業始まっちまうぞー
ざわざわ

主人公「・・・俺たちも行くか」
♂シフ「おう」

165 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/12/08(水) 23:45 ID:j2VMXMJI
壁】ω・`)む・・・止まってる・・・
最近久しぶりにnounaiに接続してきたんですけど、
2ndアニバやってましたねー。
ところで、攻略しようとするとどうしてもイベントバフォに遭遇して、
取り巻き(♀キャラばかり)に囲まれて死にかけてるところを他の皆に見つかって
取り巻きごと吹っ飛ばされて好感度下がっちゃうんですが(´・ω・`)
別ルートなり救済措置なんてものはないのでしょうか?(´・ω・)=3
壁】ω・`)みなさまも良いnounaiライフを・・・

166 名前:154 投稿日:2004/12/10(金) 23:01 ID:sDHX0.7A
理事長室の騎士男とアサ子
「と、言うわけで教員を揃えてみたぞ」
「ただ面倒だから今までの教員をそのまま雇っただけだろうがっ!」(インベナム)
「ギャァー!!・・・いいじゃん別にぃ・・・」
「して、その心は?」
「一々考えるの面倒だしテキトーでいいや・・・ってね」
「散れ」(ソニブ)
「ゲファ!?」
「まったく、ろくな事しないなお前は・・・」
「ふ・・・だがしかし!新しい校則を作ったぞ!」
「・・・言ってみろ」(カタールを首筋にあてがう)
「女子生徒の制服は常に膝上20cmのスカートとする」
プシュゥー!(血が首筋から噴水のように噴出す)
「がぁぁ!!次に生まれる時はもっと女性にもてる顔にぃー!!」
「黙れ外道が!」(アニメ版ソニックブロー)
こうかは ばつぐんだ
きしお は たおれてしまった
きしお は めのまえが まっくらになった

167 名前:前スレ644 投稿日:2004/12/20(月) 00:31 ID:Uqo1Y07A
「はぁはぁ、全く死ぬところだったじゃないか」
「黙れ、胴体と首がお別れしなかっただけでも神に感謝しろ」
「よし、萌え神様にかんsy・・・」
どごっ!
「うぎょっ・・・鳩尾だけは・・・勘弁・・・」
「で、今回は何をする気なんだ?」
そう言いながらカタールをやっぱり首筋にあてがうアサ子
「ふっふっふ、俺が萌えのみを追求する理事長だと思うなよ?」
「能書きは良いから」
「今回の企画はこれだぁぁぁぁぁ!!」
そう言って騎士男が取り出した一枚の紙
「うん・・・何々、X'masに思い出を作ろう。必殺悩殺ダンスパーティ・・・」
「YES!ダンスパーティを開いて生徒や教員に楽しんでもらおうと言う企画だっ!」
「企画だっ!って言われてもなぁ・・・して、その本心は?」
「滅多に着る事の無いドレスを貸し出しして色んな生徒や職員の嬉し恥かしの姿を見たいから」
「さらりと言うことかぁぁぁぁぁ!」(ソニックブロー)
「ごはぁ!」
「・・・まぁ企画としては面白そうだな。やってみたらどうだ?」
「人を散々きざんでおいてそれかい。言われんくてもやるっつーの」
「で、ドレスやタキシードの当てがあるんだな?」
「問題はそこなんだが画期的な秘策を用意してあるのだよワトソン君」
「ワトソンって誰だ。で、秘策とは?」
「うむ、いわゆる自分で好きな衣装を作るなりしてくるフリーかつオープンな感じにしようと・・・」
「珍しくまともな意見だな」
「まぁそう言うわけで校内掲示板にこのポスターを張り出しておいてくれ」
そう言って一枚の紙を差し出す
まるでポ●モンフラッシュなみの色使いの悪さだった
「・・・」(無言でポスターを切り裂く)
「ああ!俺様の改心の作品を!」
「こんなものを見せられたら誰だって引く!」
「えー」
「仕方ない、私が直々にポスターを作ろう」
「んじゃ頑張ってー」
部屋を去ろうとする騎士男の頭を鷲掴みにする
「ちゃんと手伝うように」
笑顔で尚且つ妙に明るい声でアサ子が言う
第三者が居れば即座に逃げ出すだろう
「いたっ!頭痛いって!メキメキ言ってるから!」
こうして理事長室は夜が更けても明かりが消えることが無かったそうな

そのころの本来の主役であるはずの主人公
「そろそろクリスマスだな・・・」
と一人で呟きながら机に突っ伏してます。そこにシーフたんが近づいてくる
「なーにしょぼくれてんの?人生楽しまなきゃ」
主人公は顔だけ向けると
「いいよなぁ・・・シーフたんは悩みと無縁っぽそうで」
「・・・私だって悩みはあるよ・・・」
シーフたんがいつに無く暗い表情を、ほんの一瞬見せて呟いた
「え?何?」
「あんたみたいに悩み持って生きる必要なんて無いってことよっ」
いつものシーフたんの表情に戻り軽口を叩く
「ほれ、何時までもだらけてるとこうだっ!」
そう言いながら後ろに回りこみ、腕を主人公の首に回して首を絞める
「ぐげっ!ギブギブ!」
キーンコーンガーンホーウ
「あちゃ、授業始まっちゃうか。じゃあこれくらいで許してあげよう」
そう言って腕を解く。多分後一分遅かったら落ちてたな
「まっ!悩みすぎは体の毒ってことよ!」
そう言い残して自分の席にシーフたんが戻って行く
と同時に先生が入ってきた
「それじゃあ授業を始める。教科書86ページを開けー」
今日もラグナ学園は平和だ

しかし平和すぎて人が居ないんじゃなかろうかってほどに居ないな
昔の賑わいを取り戻すべく初心に帰って
アチャたんの弓壊しちゃった、イベント起きたがどうすれば良いか分からん
ボスケテー

168 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2004/12/22(水) 14:08 ID:FTdi0P3o
文章力が追いつかねぇorz

>>167
BS先生かホルグレンに相談するといいぞ。
ただしホルグレンには興味本位で再起不能にされないようにだけ注意な!
うまくいけばフェイヨンにいるという弓専門の修理師の情報が得られるはずだ。

169 名前:前スレ644 投稿日:2005/01/01(土) 02:08 ID:wdhu2Wf.
ラグナロクの世界と共にRO学園も年が明けました
それでは今日は各キャラクターの年明けの迎え方をちょっぴり覘いてみましょう

主人公、アコたん、剣士たんの幼馴染トリオの場合
ただいま大晦日。本日は主人公の家に集まって紅白歌合戦やら行く年来る年なんかを見ながら新年を待っているようです
「なぁ、年明けの瞬間ジャンプして『年明けた瞬間地上に居なかった』ってやらないか?」
「主人公・・・あんたいい加減そういうの卒業したほうが良いよ・・・」
剣士たんが呆れ顔で言います
「でもたまにはそんな迎え方をしても良いんじゃないですか?(にっこり)」
そんなアコたんの笑顔に剣士たんも押し切られて今年はジャンプして年を越すことになりました
「そいやぁ他の奴等何して年越しすんだろうなぁ」
「大体家族と一緒に過ごすんじゃないんですか?」
そんな他愛も無い話をしつつ年明けは近づいて行きます・・・
「あ、そろそろだよ主人公」
「そうか、じゃあそろそろ飛ぶ準備をしようか」
『こちらプロンテラ放送局です。新年まで後10秒を切りました!5、4,3,2,1、』
「とりゃっ!」
「よっ」
「えいっ」
『ハッピーニューイヤー!!!今年もプロンテラ放送局をよろしくお願いします!』
「明けましておめでとう!」
「おめでとー」
「おめでと〜」
新しい年を迎え気分も新たに三人は頑張りを誓うのでした・・・

シーフたん、マジたんの明暗コンビの場合
「・・・一体いつになったら着くのですか・・・?」
「あれ、おかしいなぁ。こっちのはずだったんだけど」
「ふぅ、貴方は一体何処に行きたいのですか」
どうやらシーフたんがマジたんを誘って何処かへ行く模様 in 天津
「いやー、この辺にご利益のある寂れた神社があってそこ行こうと思ったんだけどなぁ」
そう言いながら地図と格闘するシーフたん
「仕方ありませんね・・・何か目印など無いんですか?」
マジたんが周りを見渡しながら聞く
「確か近くに洞窟みたいなのあったかなぁ」
「なるほど、それならこちらです」
そう言って進みはじめるマジたん
「あ、ちょっと待ってよ!」
急いでシーフたんが追いかけます
数分後、人のまばらな神社に二人が来ました
「そうそう、ここ。何でマジたん分かったの?」
「・・・まぁ勘と言うことにしておいてください」
『こちらは天津放送局で御座る。今年も刻限が残り数えるほどになりて候、皆で時を数えようぞ』
『参、弐、壱。新年明けましておめでとうござりまする!』
「ありゃ、迷ってる内にもうこんな時間か」
「せっかくですから初詣を済ませましょうか」
お賽銭を入れ二人は自らの能力向上と恋愛に関してのお願いをしたのでした。

170 名前:前スレ644 投稿日:2005/01/01(土) 02:55 ID:wdhu2Wf.
まーちゃんの場合
まーちゃんは実家のアルベルタに戻り、お母さんと一緒に元旦の御節の用意をしています
お母さんが料理を作り、まーちゃんはそれを上手く盛り付けして行きます
「さって、これで御節完成かな」
「そうだねぇー」
親子そろって満足げな笑みを浮かべております
そうこうしている内に遠くから漁船を送り出す鐘の音が響いてきました
「おや、年が明けたかねぇ」
「お母さん明けましておめでとー!」
まーちゃんが元気に言います
「明けましておめでとう、まーちゃん」
お母さんも笑顔で答えます
そしてまーちゃんの家族は父親の漁船に乗り、海神の祠と呼ばれる所へ行き一年の無事と収穫を願うのでした

アチャたんの場合
アチャたんもフェイヨンに帰省していました
「うにゅ・・・眠いぃ・・・」
どうやら眠さの限界が来ているようです
「姉ちゃん、眠いなら寝たら?はい、フォーカード」
「うにゅ・・・もうちょっと起きてるぅ・・・ロイヤルストレートフラッシュ・・・」
どうやら弟とポーカーをやっているようです
その隣では・・・
「猪鹿蝶!青タン!」
「五光、花見酒と月見酒で俺の勝ちだな」
「えぇー、またぁー」
アチャたんの両親が花札やってます
そんな事をしている内にフェイヨンにも放送がかかりました
『こちらはフェイヨン放送局アル。ご主人がどこかに行っちゃったからムナが代理でお送りするアル』
『皆今年はどうだったアルか?ムナはもうちょっとご主人に構ってほしかったアル。それではカウントダウン行くアルよー』
『さーん、にーい、いーち、明けましておめでとうアルー!あ、ご主人、今頃来ても遅いアルよ』
「明けましておめでとー・・・って姉ちゃーん」
「・・・すぅ」
既にアチャたんはお休みしていました
この後弟が必死に担いでアチャたんをベットまで運んだようです
きっと良い初夢が見れることでしょう

♂騎士先輩と♀アサ先輩のライバルコンビ
「17戦0勝0敗17引き分け・・・これが今年で最後の勝負だ」
「今日こそ決着をつけるわよ」
二人はPvPに居た
♂騎士先輩がコインを投げ、そして落ちた。刹那
「ツーハンドクイッケン!!」
「ベノムダスト!!」
♂騎士先輩がベノムダストに構わず、♀アサ先輩を斬りつける。♀アサ先輩もまた、避けながら♂騎士先輩を斬りつける
黄金の影と紫色の影が幾度と無く交差した
そして・・・
キィン
金属音が当たりに響く。♂騎士先輩の一撃が短剣に直撃し弾いたようだ
それにより一瞬無防備になる♀アサ先輩。その隙を♂騎士先輩が見逃すはずが無かった
最小限の動きで最大限のダメージを与える。♂騎士先輩の一撃は確実に動脈を切り、致命傷を与えた
そして♀アサ先輩が倒れる。傷は即座に消え去り、代わりに体が動かなくなるほどの疲れが一気に襲い掛かった
「はぁ、はぁ、勝った・・・」
「ぐっ、はぁ、言って、置くけど、全力よ、ぜぇ」
♀アサ先輩は完全に息が切れている
「ふう、今回は運が良かっただけさ」
♂騎士先輩が息を整えて言う
「いいえ、負けは負けよ」
♀アサ先輩も既に息は整っている。これはアサシン故の技術だろう
『こちらはプロンテラ放送局です』(以下省略)
「年が明けたな・・・」
「そうね・・・」
♂騎士先輩は♀アサ先輩に近寄っていく
そして二人は無言で口付けを交わした
互いの強さを称えあい、互いの信頼を深め合い、互いの愛を確認するために・・・

後書き
新年明けましたおめったぅ
ときラグスレを見てくれている人のために筆を取りました、新年だし(何)
この中での設定はあくまで自分のNounai設定なのでFAじゃありません。
ここは違うぞ!って人は自分の妄想を書き殴るのだ!さぁ!さぁ!
それでは長くなってしまいましたが良いお年を  前スレ644

171 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/01/28(金) 12:53 ID:UIzplKMQ
「・・・それで、お前は何になりたいんだ?」
担任の♂騎士先生の言葉が脳裏によみがえる
「はぁ・・・」
夕暮れ時、中央噴水のベンチで首都の賑わいを眺めながらため息をひとつ
「結局、決められなかったな・・・」
買い物帰りの親子を横目に、誰にともなくつぶやく
・・・学院に入った生徒は、当然冒険者になる為の訓練を受けることになるのだが
事前に進路を・・・つまりはなりたい職業を決めるのが通例になっている
あらかじめ受ける授業を進路に適した科目で集中させることで、生徒に余計な授業を受ける手間を減らし、
結果として、より効率的に冒険者を「量産」するわけだ
ちなみに一般教養課程等の職業を選ばない科目は、容赦なく全生徒に降り注ぐのは言うまでもない
・・・俺は、その進路相談で職業を選ぶことが出来なかった
どの職業にもそれなりに魅力を感じるものの、決め手に欠けるように思えたのだ
とは言え・・・決めないことには科目も決まらないわけで、正式な授業過程に入れないというのも事実だった
そんなわけで、俺は「明日の朝までに決めておけ」と言う担任の言葉と共に職員室を追い出された後、
1人こうして帰宅途中で考え込んでいるという訳だ
「ここに来たのって、確か昼過ぎだったよな・・・」
自分の決断力の無さを、なんとも情けない形で再確認してしまった・・・
「はぁ・・・」
「はぁ・・・」
思わずため息を同時に吐いてしまう
・・・って待て!いくらなんでも1人で同時には無理だろ俺!
などと心の中でツッコミを入れつつ慌てて周囲を見渡すと、同じベンチに自分とよく似た格好の女の子が
座っているのが目に入った
明らかに落ち込んだ表情をしているが、ノービス特有の愛らしさは損なわれておらず
「笑ったら可愛いだろうなぁ・・・」
・・・思わず呟いてしまったが、聞こえてないよな・・・?
幸い彼女は自分の世界に没頭していたのか、反応が無かった
・・・よく見ると、小声でなにやらぶつぶつと言ってる様子だった
すかさず好奇心がむくむくと湧き上がり、腰を浮かせて近づこうとするが、やはりと言うか良心の歯止めがかかる
「さて、どうしたものか・・・」
自分の進路のことなどすっかり忘れ、中腰のまま葛藤する馬鹿丸出しな俺
彼女は相変わらずぶつぶつと何事かを呟いている

  やはり盗み聞きはまずい、ここは大人しく家に帰るか・・・
 ⇒やはり好奇心には勝てない、こっそり近づいて聞いてみよう
  やはりこそこそするのはよくない、ここは堂々と聞いてみよう

初カキコです、スパノビ子たん出会い編に挑戦してみますた
駄文ですが見てやってくだせぇ・・・
また思いついたら続き書きますorz

172 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/01/28(金) 14:12 ID:UIzplKMQ
懲りずにまた書き込みさせていただきますデス
でも思いついたのは選んだのとは違う選択肢の文章・・・orz

・・・いくらなんでも見知らぬ女の子の独り言を盗み聞きするのはまずいだろう俺・・・
自分にそう言い聞かせると、中腰の姿勢を止めてすっくと立ち上がる
大体、今は自分の進路を決めにゃならんのだ
明日の朝が締め切りである以上、余計なことに時間は使えない
「・・・帰るか」
自分に言い聞かせて、寮に向かって歩き出す
「何に悩んでるのかは分からんが、頑張れよ・・・」
去り際に、まだ色々とぶつぶつ言ってる彼女に小声で応援する
助けてやりたいのは山々だが、俺にも時間がないのだよ
ほどなくして寮に着き、自分の部屋のドアを開ける
・・・何故にカギが開いてるんだ・・・
その次に入ってくるであろう光景を想像して、思わず手が止まってしまう
「さて困った・・・」
考えること2秒
「・・・散歩してこぶはっ!」
言い終わる前に、突如として何者かの襲撃を受けて倒れる俺
「遅いわよ!どこほっつき歩いてたのよ!・・・ってあれ?主人公は?」
「お前の足元だ・・・」
ドアから出てきた襲撃犯、俺の幼馴染でもあるが、剣士子に答える
「・・・変わった帰宅のしかたね」
「お前がやったんだろうが!」
「あんたが逃げようとしたからよ」
「・・・なんで分かるんだよ・・・」
「ん〜・・・気配?」
「・・・そうか・・・」
・・・昔から、こいつとの喧嘩には勝てた例がないな・・・
「相変わらずがさつなやうぼふぁっ!!」
負け惜しみとばかりに毒づこうとするが、言い終わる前に再度迎撃される俺・・・
「うっさいわねー・・・さ、中に入りなさいよ」
「分かった分かった」
また殴られてはさすがに脳が修復不可能になりそうなので、おとなしく入ることにする
「わ!主人公君大丈夫?」
「随分男前になったじゃないか(ニヤニヤ)」
「早く座りなよー」
「うわ、ほんとにまだノビなんだ・・・」
「期限は明日なんだろー、どうすんだー?」
って、何人入ってるんだ・・・
「・・・俺の部屋はサロンや会議室じゃないぞ・・・」
悪友のシフ男に毒づくも
「そうだなぁ・・・会議室の方がまだ散らかってないだけましかもな」
あっさり切り返される
「ってか、お前らは何をしに来たんだ・・・」
俺の疑問に答えたのはアコたんだった
「うん・・・主人公君、今日面談で進路決まらなかったって聞いたから・・・それで
進路が決まった人で集まって、会議をしてたんだよ」
何やら不穏当な言葉が出たな・・・
「会議って、何の・・・?」
「そんなの、あんたの進路についてに決まってるでしょーが!」
びしぃ!と俺に向かって人差し指を立てて宣言する剣士子
・・・なんでこいつはこういう動作が変に似合うのか・・・
「んなもの、どうやって決めるんだよ?」
という反論にはシフ子たんが応じてきた
「まあ要するに、みんなにそれぞれが選んだ職業の素晴らしさを主張してもらって、
それを聞いた主人公君が選ぶってわけ」
またなんともめんどくさそうな・・・とはさすがに口が裂けても言わないが
足は自然に退路を確保しようとかさこそと動き出そうとする・・・が、
「・・・逃げないわよね?」
剣士子の一言により完全に沈黙・・・これでいいのか俺・・・
「さあ、それじゃあ誰から話す?」
「あ、じゃーあたしからでいい?」
「俺は2番目にしとくか」
「私は最後でいいよ」
・・・かくて、長く不毛な夜は始まったのだった・・・

(スパノビ子たんルート消失、通常ルートに移行、その後職業選択)

駄文長文失礼しますた

173 名前:前644 投稿日:2005/01/28(金) 16:05 ID:memD/eHo
ウホッ、いい文章
俺の微妙な文章、略して微文とは偉い違いだヽ(´ー`)ノ
久々に何かネタ出しでもすっかな・・・

174 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/01/29(土) 07:41 ID:zA5mnI8s
うおおおお!お褒めの言葉ありがとうごぜえますうううう!
ようやっとNounaiから浮かんできたようなので書き込ませていただきますデス

・・・やはり人は好奇心には勝てないものなのだ
そう自分で結論づけると、俺は少しずつ彼女との距離を狭めていった
「・・・まだ、聞こえないな・・・」
彼女はよほど鈍感なのか、それともそれほどに集中してるのか・・・まったく反応がない
「ええい、もどかしい・・・」
内心舌打ちしながらも亀のような足取りで慎重に距離を詰めていく
「・・・でも・・・だしなぁ・・・」
ぶつぶつと言う音が声に変わり始めたのを聞き、クローキング中のアサシンのように
極めて静かに隣の席目掛けて進軍を再開する俺
・・・さすがに小声も出せない距離になってきたな・・・
「・・・あそこは・・・いや・・・」
まだ断片的にしか聞こえないが、それももうしばらくの辛抱だ
周囲では「ママー、あの冒険者さん変だよー?」だとか
「しっ!見るんじゃありません!」だとか
「何あれ?カッコわるーい・・・」だとか聞こえるが気にしない、ええ気にしませんとも!
今の俺は盗み聞きに全てを捧げているのだ!
・・・何かが大きく間違ってる気がするが、今は問うまい・・・
よし・・・着いたぞ・・・
内心の喝采さえも最小限に抑えつつ、彼女の言葉を堪能しようと耳を向けようとする・・・その時!
「あぁ〜〜・・・もおぉぉぉ!」
突如として大きな声を上げて、持っていた剣を鞘のまま振り回す女の子!そして・・・!
「ぶべらっ!!」
「・・・へ?」
剣を「横に」振り回していた彼女は、「たまたまそこに居た」俺の脳天に強烈な一撃を
加えていたのだった・・・ゲフ

175 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/01/29(土) 13:29 ID:zA5mnI8s
うぅ・・・頭が痛い・・・ここは一体どこなんだ・・・
気がつけば、真っ暗な場所に1人になっていた・・・と言うか街中じゃないのか?
「どうすればいいんだ・・・ん?」
何かが聞こえる・・・が、遠いのかよく聞こえない
「・・・ーい・・・」
上手く聞き取れない・・・なんなんだこれは?
とりあえず、声のする方に向かうか・・・
「それにしても・・・」
後頭部の辺りに、妙に柔らかい感触を覚えるのは気のせいか・・・?
「・・・ぉーい・・・」
声が少しずつはっきりとしてきた・・・

「おーい・・・起きてよー・・・」
膝の上に気絶した少年の頭を乗せながら、彼女は17回目の呼びかけを行った
「いい加減起きてよー・・・もう日が暮れちゃうよぉ・・・」
泣きそうな表情で西日を眺める少女
・・・彼女が自棄になって武器を振り回したところ、何故か1人の少年が近くに居て
その子の側頭部を思い切り殴ってしまっていたのだ
そして、そのまま倒れてしまった少年の看病をその場でしていたようだった
「・・・応急処置は済ませたし、大丈夫だと思うんだけどなぁ・・・」
怪我をした箇所には、ハーブと包帯を使って簡単な治療が施されていた
「・・・こんな時に役立つとは思ってなかったけどネ・・・」
徐々に人通りも少なくなっており、もう半刻も経てば夜になるだろう
「ほんと・・・早く起きてくれないと・・・あたし帰れないんだけど・・・」
さすがに責任がある以上放ってはおけないが、治安が良いとは言い切れないこの時勢では
女の子が1人で出歩ける時間にも限界がある
「うぅ・・・お願いだから早く起きてよぉ・・・」
涙声になりながら、彼女は呼びかけを再開した

・・・やっと自分の状況を思い出せてきたぞ・・・
「えーと・・・まず進路が決まらず、ベンチに座って考えていたが結論は出ずにいて・・・」
思い出すごとに、感覚も鮮明になっていく・・・ってか、なんか痛いな・・・
「それから、そこでノービスの女の子を見たんだよな・・・」
・・・どうやら、痛いのは頭らしい・・・段々痛みもはっきりとしてきたぞ・・・
「彼女の話が気になって、それで盗み聞きしようとしたんだっけ・・・」
・・・こうして見直すと分かるが・・・そんなんでいいのか俺よ・・・
「それで、なんとか隣の席まで来て・・・そこから・・・」
そこまで思い出した後、何かに引っ張られるように急速に意識が戻っていくように感じた・・・

・・・どうやら俺はベンチか何かに横になってるようだった
なんとなくまだ目は開けてないが、感覚で分かる・・・のだが、
「頭の感触が柔らかいのは何故だ・・・おまけにずきずきと痛む部分もあるし・・・」
・・・痛いのは、俺がこうなってる原因となった一撃のせいなのだろうが・・・
「うーむ・・・」
などと考えていると
「おーい・・・まだ起きないのかー・・・」
すぐ近くで女の子の声が聞こえた
声はさっきも聞いたからあの女の子で間違いないが、明らかに近すぎる・・・が、そこではたと気付く
「これは・・・いわゆる膝枕状態なんじゃないか・・・?」
即座に心の中で議会発動、と共に満場一致で提案可決
俺は寝た振りを続行することにした・・・いや、まだ安静にしないとね。何せ脳だし
心の中で言い訳をしつつ、俺は彼女の膝の感触を堪能することにした
「むー・・・ほんとに起きないなぁ・・・」
嗚呼・・・なんて柔らかいんだ・・・
「いくらなんでも時間かかりすぎだよ・・・」
それになんかいい匂いもするなぁ・・・
「これは・・・最後の決断をしないとかも・・・」
極楽極楽・・・
「よし・・・ポリンの餌にしよう!」
「・・・って待てえぇぇぇぇぇぇぇ!」
「うわぁっ!」
不穏当な発言に我を忘れてつっこんでしまった・・・
「な、なんだ・・・起きてたの君・・・?」
取り繕う為か、変な汗を流しながら聞き返す彼女
「え!?まあ・・・ついさっきですが・・・ほんとに気付いたばかりですよ?」
こっちもやましい部分があるから、同じように変な汗を出しながらなんとか誤魔化す
「あ、そうなんだー・・・あは、あははははは・・・」
「あはははは・・・」
もうすぐ日が沈む時間に、ベンチの上で変な笑いを繰り広げる2人・・・傍目に見たら、怪しい儀式にでも
間違えられそうだな・・・
「・・・さっきはごめんねー」
先に切り出したのは彼女の方だった
「あーいや、気にしないでいいぞ、うん」
・・・盗み聞きをしようとした結果だしな・・・さすがに責められん・・・
「本当にごめんねー、まさか隣に人がいるとは思わなかったんだよー」
「そ、そうだよなぁ・・・まあ今度から気をつけなよ」
と、妥当なことを言って話をさっさと終わらせようとする俺・・・と、そこへ先ほど沸いた好奇心からか、
「ところで、何を悩んでたの?」
などと思わず口走っていた
「え!?あー・・・聞こえてた?」
なんともばつが悪そうに言う
「まあ、ね・・・言いにくいことだったらいいぞ?」
「いやー、言いにくいってこともないんだけど」
「ふむ・・・?」
「・・・その・・・いい狩場ないかなぁって、それだけだったりして・・・」
「・・・はい?」
また随分と大仰に悩むなぁ・・・だが、これで大体の見当はついた
要するに彼女はまだLVも低く、狩場もよく分からないのだろう
ここは先輩ノービスとして(情けない響きにも聞こえるが気にしない)彼女に教えてあげようじゃないか!
「最初は街の周辺の敵を叩くのが安全だと思うよ」
「ほへ?」
・・・あれ?俺何か変なこと言ったか??
「あー、ボクのことをまだLVも低いなりたてさんだと思ったんだねー」
「え?違うのか?」
てっきりそうだと思ってたんだが
「あはは、ボクこれでもLV20なんだけどなぁー」
苦笑いしながら答える彼女
「・・・それって、もう充分転職出来るんじゃないか?」
「ジョブはもう10だねー」
「転職しないのか?」
「するよ?」
なんだかわけが分からなくなってきた・・・
「あー・・・ひょっとして、君は知らないのかな?」
「知らないって、何が?」
そこで答えが返ってくると思ったが、
「さて、ここで問題です!」
逆に問題で返されてしまった
「ノービスからなれる職業を、全てお答えください!」
「はい?」
「いいから答えてみてー」
なんなんだ・・・
「剣士、マジシャン、アコライト、シーフ、アーチャー、商人の6種だろ?」
そこから更に、各職業につき2種の2次職へと進むことになるのだが、
「ぶっぶー」
いきなり駄目出しされてしまった
「え、でも他には・・・」
「ふっふっふ・・・それがあるのですよ!」
なんだか妙に嬉しそうだな・・・
「・・・スーパーノービスって、ご存知ないですか?」
「すーぱーのーびす・・・?」
なんだその、適当と言うか投げやりと言うかいい加減な名前の職業は・・・むしろそれ職業なのか?
「むー、信じてないなー?」
さすがに思いっきり顔に出てたんだろうなぁ
「まあ、初めて聞く単語だしな・・・早々信じられるものでもないだろう」
「一理あるね・・・よし、なら今から探そう!」
「なに!?」
まさかそう来るとは思わなかった
「待て待て、もう遅い時間だしあまりうろつくのはどうかと・・・」
常識的な物言いでなだめようとするも
「大丈夫だよ、ここは首都だしすぐ見つかるよ」
「そういう問題じゃ・・・」
なんとか止めようと説得の言葉を考えるが
「早く行こうよー」
そう言った時の彼女の笑顔に、俺は何も言えなくなっていた・・・

176 名前:enzeru 投稿日:2005/01/29(土) 15:05 ID:DhDb.MCs
暇をつぶすサイトを探してたら、ココがダントツで面白いっす。
同じジャンルで話すと、良し悪しが完全に分かれるんですけど
全部無料で(広告収入だから)、しかも止めたい時にすぐ止めれるので
試しに遊んでみてください。業界では確実にトップクラスなので
安心して遊べます。
家族で使うメールアドレスじゃなくて、俗に言う捨てアドレス(yahooのメールとか)で
参加すれば、彼女とか嫁さんにバレる心配がないです。

サポートにメールを出したら丁寧に対応してくれたんで、
その辺もちゃんとしたサイトでした。

http://www8.kir.jp/asus21/sgm/ril/

177 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/01/31(月) 11:52 ID:J73c8Rn.
夕暮れの町並みを小走りに進む2人の影
俺は、まだ名も知らぬ少女の姿を見失わないように足を速めた
・・・のだがすぐに止まってしまった
「よし、着いたー」
・・・って早いなおい・・・
中央噴水から少し南に行ったところで、2人は立ち止まっていた
「じゃあ、ここから南に向かって歩きながら探そーか」
「・・・なるほど、旅人通りになら確かにいそうだな」
「そーいうこと」
・・・正確には「プロンテラ南大通り」なのだが、この通りに露店や各種取引の持ちかけを行う冒険者が
多いことから、今では「旅人通り」と言ったあだ名の方が一般的になっていた
ここは遅い時間でもかなりの数の冒険者で賑わっているから、確かにすーぱーのーびすとやらも
いるかも知れない
「それじゃ、しゅっぱーつ!」
「・・・その前に・・・その、すーぱーのーびすってのはどんな格好してるんだ?」
火と探しをする以上ある意味当然の質問をする。なにせまったく知らないしな・・・
「ん?んっとねー」
軽く首をかしげる彼女・・・こういう仕草にも「綺麗」と言うよりも「可愛い」と思ってしまうのは、
彼女がノービスだからだろうか?
「・・・それはお楽しみにしておきましょーかねぇ」
・・・と思ってたらこれかよ・・・
俺が傍目にもわかるくらいに憮然としてたのだろう
「まーまー、見た目はあたしたちとよく似てるからすぐ分かるよ♪」
笑顔でフォローをいれてくる
「・・・とりあえず、行こうぜ?時間もあまりないんだし」
そう言って、先に歩き出す俺
「あ、待ってよー」
慌ててついて来る少女
・・・さっきの笑顔が想像したとおり・・・いや、想像以上に可愛かったからか、俺の心臓はバクバクと
激しく脈打ち、顔も熱を帯びているように思えた

気持ちを落ち着けるように、自分と似た姿の人を探し始める
辺りを注意深く観察するが、今のところはそれらしい人影には出くわさずにいた
「いないな・・・」
「そんなにメジャーな職業じゃないから、そんなに早くは見つからないよ」
俺のつぶやきに苦笑交じりに答える
・・・南十字路の辺りまで来たが、残念ながら未だ見つかってない
「うー、目が疲れるな・・・」
「そーだねー・・・」
どうやら彼女の方も、少し疲れたらしい
「少し、休憩にしよっか?」
「そうするか」
2人で座れそうな場所を探す
「あそこ、いいんじゃないか?」
壁際で、ちょうど十字路が一望出来そうな場所が空いていたので指差して伝える
「いいねー、そこにしよー」
2人してそこに座り、人の流れを眺める
・・・よく考えたら隣に座っているんだよな・・・
「あ、ちょっと聞きたいんだけど・・・」
変に意識してしまっている自分を誤魔化すように、俺は彼女に質問をし続けた
スパノビ(スーパーノービスの略称らしい)という職業についてや、今の彼女の狩場、
持ち物などなど・・・
「そういえば・・・」
雑多な質問を1通り終えて、ふと気になったことを聞いてみることにした
「なに?」
色々聞かれているのに、彼女は嫌な顔1つせずに答えてくれた
「なんでスパノビを目指しているんだ?」
「え!?」
・・・さっきまでとは明らかに反応が違うが、まずは答えるのを待つことに
「・・・ちょっと、ね・・・」
そう言う彼女の顔は凄く嬉しそうで・・・なのに俺は何故かそれを見て、胸がちくりと痛むのを感じた・・・

178 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/02/01(火) 00:22 ID:qySTQFQc
ゴメンナサイ気がつけば異常に長いですorz
出会うだけでどうしてここまで文章が続くのか・・・
もう少しで終わるんで、駄文にお付き合いくだせぇ

「あーー!?」
「ふぉ!?」
横でいきなり大声を出されて変な声を出してしまった
「そんな奇声あげてる場合じゃないよ!」
・・・上げさせたのは誰だ?
「なんなんだ、一体?」
「いたんだよー!」
「何が?」
「もー、スパノビ!スパノビー!」
そう言えばそうだった
話し込んでて忘れてた、とは言うまい
「どこだ?」
「ほら、そこのサンタ帽子の露店の前!」
言われた方向を見ると・・・確かに俺たちによく似ていて、しかし異なる格好のノビがいる
しかし、それほど大きな違いもないようだが・・・あれが彼女の言うスパノビなのか?
俺のそんな疑問を察したのか
「あの人が後ろに牽いてる物をよく見て」
と、アドバイスしてきた
「・・・なんだあれは・・・?」
なんと言うか・・・おまるのようにも見えるが・・・
「あれはねー、スパノビ専用カートなんだよー」
何故か得意げに言う
「カートだったのか、あれ・・・」
「あ、移動するみたいだよ!」
買い物が終わったのか、移動しようとするスパノビ・・・と、そいつを尾行するノビ2人
「むー・・・次はどこに行くんだろ・・・あ!?」
何故かまたも大声をあげる彼女
「どうした?」
「・・・気付かれたかも」
「ぇ」
慌ててスパノビの方を見ると・・・確かに妙に警戒されてるような・・・
スパノビは何事かを口ずさみ、そして・・・
「な!?」
「速度増加!?」
速度増加を自分にかけるや否や、即座に走り出した!
あれではさすがにどうにもならんな・・・
「逃げられたか・・・」
「何言ってんの!早く追わないと!」
だが彼女はそう思ってなかったらしい
「追うったって、速度増加までされたら・・・」
「いいから、走って追いかけるのー!」
「追いつけるのか・・・?」
「急ぐよ!」
そう言うと彼女は俺の手をとって走り出した!
「な・・・」
「ほら、走って走って!」
こんな時にも、彼女はなんとも楽しそうに笑う
思わずつられて走ってしまった
・・・とは言え、相手は魔法で強化してる分、やはりと言うかどんどん差は広がっていく
「速いねー・・・」
速度増加した人と追いかけっこしたことがないのか(そんな経験俺もないが)、
半ば感心したように言う
程なくして、スパノビの姿は雑踏の中に消えていった
「はふー・・・」
さすがに彼女も諦めたのか、足を止めて息を整えている
「あそこで気付かれなければ、もうちょっと観察出来たのにねー」
苦笑いしながら、俺の方に振り返って言う
「そうだなぁ、ところで・・・」
相槌を打ちつつ、俺は彼女が気付いてないであろう点を指摘することにした
「ん?」
「手、繋いだままなんだが・・・」
「え?・・・あ!?」
見事なまでに予想通りな反応、彼女は赤面しながら慌てて手を離す
「あ、その・・・追いかけっこ夢中になっちゃって、つい・・・」
しどろもどろになりながら言い訳を始める少女
「いや・・・気にしないでいいから・・・」
なんかこっちまでうろたえてしまった・・・
・・・ぎこちない沈黙を破ったのは意外にも同時だった
「きゅるるるる・・・」
「あ・・・」
2人して同じタイミングで空腹を訴え、顔を見合わせる
「そう言えば、昼から何も食べてないな・・・」
なにせ昼飯を食うのも忘れてずっと噴水のところで悩んでいたのだ、そりゃ腹も減るだろう
「あはは」
それを聞いて彼女が笑う
「じゃー、そろそろ帰らないとね」
「そうだな」
2人帰路に着こうとするが、俺は大事なことに気付いて足を止める
「なあ」
「へ?なに?」
「結局、まだ自己紹介もしてないんじゃないか?」
「あ」
「・・・そういえばそうだね」
座ってた時にも、結局聞くの忘れてたしな・・・
お互い、苦笑しながら自己紹介を済ませる
「主人公君は寮住まいかな?」
「ノビたんは違うのか」
帰り道が違うことに気付き、聞いてみる
「あたしはこの街出身だしねー」
家があるということか
「でも、学校でまた会えるかもな」
「そうだね、でも主人公君は早く進路決めないとねー」
ちょっと意地悪く言うノビたん
「う、分かってます・・・」
実は半ば決まったのだが、敢えて伏せておく
「明日までなんだし、今日は帰ってじっくり考えないとね」
「ああ、分かってるさ」
「うんうん、頑張ってね」
「任せろ、前人未到なやつにする」
応援のせいか無駄に気合が入る
「そこまではしなくていいから・・・」
「残念だ」
「ちゃんと選ばないと駄目だよー?」
逆に不安になってるし
「まあ、ちゃんと考えるから大丈夫だ」
「うん、頑張れ若人ー」
ノビたんもまだその若人だろうとは言うまい
「じゃあ、今度こそ解散だー」
「ああ、またなノビたん」
「またね、主人公君ー」
ノビたんは雑踏の中へと去っていった
「俺も部屋に戻るか・・・」
進路のこともあるし、腹減ったしな・・・
だが、今日の出来事のおかげで進路は見えたような気がする
・・・動機は不純かもしれないがな・・・
それでも足取りは軽く、俺は寮に戻っていった

余談だが、この後部屋に戻ると何故か友人連中が集まっていて、俺は進路選択の為に
そいつらの話を1通り聞く羽目になったのだった・・・orz

179 名前:前スレ644 投稿日:2005/04/15(金) 22:35 ID:A/auaRUE
「この名前で降り立つのも久しいな・・・と」
学園の中央に位置する場所に一人の男が現れる
風は無い。いや、吹くはずが無いと言った方が的確か
噴水の水は舞い上がることも落ちることも無く、どこから飛んできたのかビラが空中で停止している
学園の中では生徒達が笑ったり、走ったりしながら止まっている
「どこまでやれるか分からないが・・・」
男は何かの印を結ぶ。
「そして時は動き出す・・・・」
刹那、一陣の風が吹く
学園からは声が戻った。怒声も多少聞こえる
「本当に良かったのか?」
一人の女アサシンがいつの間にか後ろに立っている
「いずれケリを付けなきゃならんと思っていたからな。やってやるさ」
男は振り向くことも無く、言葉を返す
「仕方ない、付き合ってやろう・・・それで満足か?」
「・・・有難う」
男は歩きながら答える
女アサシンはそれに従うように歩いて行った

180 名前:前スレ644 投稿日:2005/04/19(火) 16:33 ID:CIaJTJRc
さて、どないなネタ出そうか('A`ミテルヒトイネーケド

181 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/04/19(火) 16:47 ID:JUu1ducQ
|A`) ミテルヨー

182 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/04/20(水) 09:37 ID:giO7i3s2
|∀゜) ミテルヨー

183 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/04/20(水) 23:19 ID:LZa9mbBk
|∀ー) ミテルトモー

184 名前:前スレ644 投稿日:2005/04/21(木) 08:31 ID:3/xIHZqc
そうだ、時期を先取りしてGWのネタを考えよう、GW過ぎるまで考えて(意味無

185 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/04/22(金) 17:02 ID:T1Iury4o
|ω・´) ミテルヨー

186 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/04/29(金) 17:16 ID:42T4RHs6
さて、皆様。
ときラグスレのキャラクター「主人公」があるスレにて特別枠として出演したので
宣伝と祝福の言葉を御贈り致します。

バトルROワイアル:ttp://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1103880460/

また、「主人公」の結末がどんなことになってもどうかご容赦を

187 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/04/30(土) 02:02 ID:9fXYYS1I
>>186
……正に凶報 だな。巡回スレに出まくってて正直嫌な気分だよ
その書き込み。

188 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/04/30(土) 23:35 ID:CbvuNtn2
頭が固いな

189 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/05/08(日) 14:12 ID:9Ff24zr.
ありがちですが、OP風妄想をば投下…

190 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/05/08(日) 14:13 ID:9Ff24zr.
 何時までも、変わらない日常がある。
 きっと、それは世界が終わるまで続いて行くのだろう。

 けれど、日常は変わらなくても、その中身は変わっていく。
 俺が、それに気づくのは、ずっと先の事。
 今は、そんな事を知る由も無かった。


----------------------------------------------


 闇。闇だ。俺の目の前には、闇が在る。

 ああ、でもどうした事だろう。
 それは、とても気持ちが良い闇だ。
 ぼんやりとしたぬるま湯に浸かっている様な気分と言えばいいか。

 …あと、あと少しだけ。近づいてくる光に背を向ける。

「…ぐー」

 意識が闇に、沈んでいく。後、十分…

「コラーっ!! PC!! 起きろ!!起きやがれ!!起きなさいてば!!」

 どんどんと、叫ぶ声と木を叩く音。…煩い。
 やーらかい布団を被って、丸くなる。
 音が小さくなって、意識がまた沈む。

 ガチャッ。

「さっさと起きなさい!!つーか、また二度寝っ!?あー…もう、信じられないわ。
担任の♂ナイト先生他先生達から、遅刻王襲名したの昨日の今日じゃないのよ!!」

 喧しい。大体、俺は何時だって起きようとしてはいる。

「意思が弱くて、欲望に勝てないだけだ」

「尚悪い!!」

 声が険悪に濁る。だが、敢えて無視。

「ぐー…」

「寝るなっ!!起きろっ!!そして布団から出ろっ!!」

「のわぁっ!!」

 安穏とした膜を、無理矢理引っぺがされる感覚。
 突如、世界に光が溢れ、そして俺はベッドの上で回転していた。
 そして、俺の視界には、その元凶が大写しになっていた。

「………」

 長いスカートに、長い髪。ジト目で睨んでいる、帯剣した少女。
 その子が、俺の目には逆様になって見える。

「お早う、いい朝だ。でも、逆立ちは無いんじゃないかな」

 しかし、スカートは、捲れては居ない。針金でも入れてあるのか。

「♀剣士」

 そして、そいつの名前を呼んだ。

「逆さになってるのはPCでしょうが…何言ってるのよ、全くっ…
いいから早く着替えなさい!!準備しなさい!!後5分以内にっ!!
私の全権限を持って貴君に命令します、三等兵!!」

「うぇーい」

「返事は『はい』!!」

「…はい」

 剣を抜きかけてる♀剣士に生返事をして、何時もの朝は始まったのだった。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


 俺達の朝は、大体、寮から、通っている学校までランニングで開始する。
 要するに、遅刻寸前になって、大慌てで走ってるだけなんだけど。
 毎日これじゃあ、基礎体力が必要以上についてしまう。

「あーっ、もう!! 牛乳売りの子、もう仕事してるじゃないのっ!!」
 ♀剣士が走りながら、俺達の学校の生徒が時計代わりにしているまーちゃんを指差す。

「むぅ…早起きだなぁ」

「PCが遅すぎるだけ!!」
 事実だけに反論の仕様が無い。
 黙って、後ろに続く。

「…」

 俺は、改めて腰に提げた剣が、上下に揺れている少女を見つめた。
 ♀剣士。俺の幼馴染で、同じ学校に通っている。
 まぁ、こう言うと聞こえはいいかも知れないが実態は違う。

 毎々朝々、俺を叩き起こしに来る脅威の惰眠バスターだ。
 腐れ縁で、同じ学校に入学した当時は、それでもまだ可愛げもあった。
 寝てる俺を揺さぶって起こしてくれたりとかしたし。

 しかし、今じゃあ命令違反は一秒バッシュの鬼畜米○だ。
 そして、そうなったが最後、その日の出席点はゼロになる。

 全く。生来、真面目でクラス委員なんかもしてる奴なんだけど、
 その性格のせいで、俺は毎朝恐怖に怯えている。

「急いで!」

「へーい…判ってるって」

 そして、もう一人。腐れ縁、となると外せない奴がいる。
 俺が、遅刻王、と呼ばれるきっかけになった男だ。
 そいつは、何時もこの辺りに生息していて…

「へーい、お二人さん!!今日も仲が宜しいで…」

 出た。奴だ。

「バッシュ!!」

 しかし、俺達の前に立ちふさがったそいつは、台詞の途中でぶっ倒れた。
 ♀剣士が鞘に入ったままの剣で強打したからだ。アーメン・ハレルヤ。
 まぁ、言われたからって訳じゃないが、流石にこれ以上遅刻はできない。

 俺と、♀剣士はそいつをジャンプで飛び越えて、更に走る。

「待てぇっ!!PC!!貴様、盟友を見捨てるのかっ!!」

「すまん!!我が身可愛さに敵前逃亡する俺を許してくれ!!」

「こ、この裏切り者がぁぁぁぁぁ〜〜〜…(フェードアウト)」

 流れ去っていく風景のなかで、そいつはあっと言う間に視界の外に消えた。

 ああ、因みに遅刻王、ってのは俺が実は二代目。
 んで、さっきの男は…

「遅れるよ!!急いで…ってぇ!?どうしてもう復活してるの!?Lv10なのにっ!!」

 殺す気かよ。まぁ、アクラウス宜しく後ろから追って来るそいつもそいつだが。

「まぁぁぁぁてぇぇぇぇっ!!幼馴染と一緒に登校等と言う美味しい目を貴様だけ味合う気かぁぁぁっ!!」

「流石は遅刻皇帝。並みの漢とは一味違う。我が盟友だけの事はある…」

 そう。そいつは、♂シーフ。先代遅刻王であり、現遅刻皇帝だ。
 余りに遅刻が多い生徒が遅刻王、なんて呼ばれる伝統を造った張本人。
 俺は、この男が時間通り登校してるのを見た事が無い。

 因みに、俺達の学年唯一の二回生だったりもする。
 緑色の逆毛がちょっぴりキュートでラブリーチャーミーなニクイ奴だ。
 だが、当然ながら♀剣士とはエラく仲が悪い。

「というか、むしろナイス漫才コンビ?」
 勿論、役割分担は言うまでも無い。

「そんなこと言ってる場合!?追いつかれるからペース上げるよ!!」

「…あいさ。判ったから、こっち睨むな」


 結局、その追いかけっこは俺達が学校に到着するまで続いた。

191 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/06/20(月) 22:35:18 ID:HSUmNI1.
iris鯖最強の転売商人「(*`ω´)」のサイト
http://mutu.s143.xrea.com/

192 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/07/08(金) 21:55:14 ID:kmg6JZ/U
ゲーム化して欲しい・・・

193 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/11/13(日) 05:00:38 ID:Nr/3d3KY
なんとなく保守

194 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/11/14(月) 00:46:16 ID:wnOnkhOc
じゃあ、お題。
・アコたん
・木陰で休憩
・なんとなく寄り添ってくる

195 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/11/20(日) 19:26:17 ID:P0GFtCxE
今日はいやに冷え込む
これも異常気象とか言う奴なんだろうか
そんなこんなで暖をとりにモロクくんだりまで来た訳だが
「砂漠なのに木陰が寒いってのはどうかと思うな」
アコ「大丈夫だよ。ルティエフィールドが隣にあるだけだもん」
「いや、それ充分ヤバイだろ」
アコ「なんで?逃げ水の原理じゃないの?」
「そうなのか?」
あこ「どっちにしろ悩むのはもっとえらい人の仕事だよ」
そっと寄り添ってくる
あこ「私は・・・あなたがそばに居てくれればあったかいよ?」
ああ、頬をほんのり染め上目遣いをしてくる姿がキュート
・・・まてよ?こんな巧い展開があるわけ無いんだ。俺の人生であるわけが。。。
ってことは?
あこ?「俺のバーニングハートを受け取れマイふれんどおおおお!!」
「なんですとぉ!?」
正気に戻った俺の目の前はあたり一面銀世界
そして背後に埋もれる暑苦しいクルセしかもこの寒さでハダカだ。異常だ。いっちまってる
クルセ「なぜ避けるんだいマイふれんど!暖めあおうではないか!」
「俺にその毛はねぇ!っつかここどこだよ!?」
クルセ「どこって君の提案でもろくの砂漠の只中で雪中行軍中ではないか」
こいつに寒さを感じる器官はないのか
「・・・異常気象は間違いないのな」
『バッシュ!ナパーム!ホーリーライト!アローシャワー!』
クルセ「しかも。アコさんの提案で死なないようにバトルロワイヤル中さ☆」
「萌えは何処に行ったんだよ!?」
クルセ「僕のハートさ」

196 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/11/24(木) 22:17:21 ID:G1DvFia.
次のお題
・↑のような夢をみたと雑談
・「よりそってきたのは誰よ?」と突っ込む誰か(お好きな職業でどうぞ)
・適度に回答。

正直にいい拗ねる相手をいぢるもよし、
本人だと嘘をついて、あわてる相手をいぢるもよし

197 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/11/26(土) 19:02:45 ID:MSG3kOQ2
なんとも萌え板のアルギン酸なすれだな

198 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/01(木) 02:51:33 ID:LigbCD1w
>>195・・・ってな夢を見てさ・・・最悪の目覚めだったよ」
後半の印象が強すぎて、前半の記憶が少し曖昧だった。
シフ子「ふーん。で、木陰で一緒に休んでたのは誰だったのさ?」
「いや、だから・・・な?」
シフ子「とぼけなくってもいいわよ。ほら、正直に言っちゃいなさ〜い」
腹部をぐりぐりと肘で突付かれる。
「マジで記憶が・・・ちょ、くすぐってぇよ!」
半分笑い声が混じってしまう。
シフ子「あはははは、ほらほらほら〜」
面白がってさらにエスカレートするシフ子。
「あっははは、まて、マジで待て・・・って、うわっ」
ぐいぐいと押されて、道端の石に躓いて盛大に転倒。
シフ子が俺にのしかかるような形になる。
シフ子「あ、ごめん・・・」
急にしょぼーんとなるシフ子。
「いてて・・・まぁ、大丈夫だけど・・・お前、ちょっとおも」
いぞ、と言葉の最後は飲み込んだ。
シフ子「?」
「いや、なんでもない」
とりあえず、シフ子は俺の上からどこうとしない。
シフ子(夢に出てきたの、あたしだったらいいんだけどな・・・)
「・・・どうした?」
シフ子「あ、ごめん、なんでもないよ!」
いそいそと立ち上がろうとするが、慌てているのかなかなか立てないでいる。
と、横から
アコ「あ、ふたりともおはようー」
「おはよう」
・・・・・・!
俺の頭の中に何かが走る。
そうだ。夢に出てきたのはアコだったんだ。
シフ子「・・・・・・!」
シフ子は少し落ち着いたのか、さっと立ち上がる。
シフ子「おっはよー。ごめん、ちょっとあたし用事があったんだ。またねー」
言うと、さっさと走ってどこかへ行ってしまった。
「・・・なんだったんだ?いったい・・・」
アコ「さぁ・・・?」

シフ子(そう・・・だったんだ・・・)

199 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/01(木) 23:28:34 ID:SllOSsqM
よーし。分岐だ。

 ・シーフたんの不可思議な行動が気になるので追いかける
 ・アコたんに夢の話を‥
 ・アコたんにシーフたんの不思議な行動を相談してみる

お好きな方でひとつ。

200 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/03(土) 02:52:38 ID:QAITLsV.
アコ「主人公君!」
「な、何・・・?」
のろくさと立ち上がった俺に、アコたんが叫ぶ。
アコ「追いかけないと!」
「は?」
アコ「こういう時は、男の子が追いかけなきゃいけない決まりになってるんだよ!」
イマイチ展開が理解できない俺にアコたんが追い討ちをかけるように畳み掛ける。
アコ「って、この本に書いてあったの!」
ばばん、と突き出される本。
『恋する乙女はバフォをも殺す』
果たしてそれは、どんな内容の本のタイトルなのだろうか。
アコ「これ、伝説の恋愛小説なんだって。マジ子ちゃんに借りたんだけど、面白いよ〜」
どういう伝説があるのかは知らないが、『伝説の』とか『幻の』とか『禁断の』とか、そういうのが大好きなマジ子のことだ。
その宣伝文を見て購入したのだろう。そしてそれが正しかったことを後に知ることになる。
アコ「ほら、早くしないと見失っちゃうよ!」
俺の背中をぐいぐいと押し始めるアコたん。
しかし、とっくに視界からシフ子は消えている。
「うーん・・・まぁ、ちょっと気になるし、行ってみるか」
荷物袋を漁り、ハエの羽を1枚取り出す。
ヒューン。

アコ(主人公君は誰が好きなんだろう。ライバルはいっぱいいるみたいだけど・・・)

テレポアウトした場所はさっきのところから少し離れた路地。
シフ子「きゃっ」
背中にどすっと衝撃を受ける。
振り向くとそこには鼻を押さえたシフ子がいた。
どうやらドンピシャの場所に飛んできたようだ。
「よっ」
シフ子「な、なんで主人公が・・・!?」
シフ子(これはまさか、運命ってやつ?)
「お前を追いかけてきた」
シフ子「その割には、あたしの前に出てきたじゃない」
シフ子(あたしを追いかけてきてくれた・・・?)
「俺の愛が通じたのさ」
ハエの羽を1枚、2本の指で挟んで見せてみる。
シフ子がぷっと吹き出す。
シフ子「あははは、なにキザなこと言ってんのよ」
「そんなに笑うなよ。お前の様子がおかしかったから、追いかけてきたのは本当だぜ?」
シフ子「嬉しいこと言ってくれるじゃない。それなら―――」
バックステップで距離をとるシフ子。
その指には俺から掠めたハエの羽が。
シフ子「その愛で、いつでも追いかけてきなよ。待ってるから!」
言うと、シフ子はテレポートする。

「やれやれ、最後の1枚だったんだけどな・・・」

201 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/03(土) 09:28:41 ID:fpZS1.h.
その後、蝿なしで追いかけるもよし。
蝿を買ってきて飛び回るもよし。
さくっと諦めて帰るもよし。

その夜、食堂あたりでばったりあったシーフたんとの会話を
取った行動に絡めてひとつ。アコたんとの会話もあり。

202 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/09(金) 03:37:57 ID:ZbvZeEC2
シフ子は自室のベッドの中にいた。
シフ子(学校、サボっちゃった・・・今学期はちゃんと出るって決めたのにな・・・)
枕に顔を沈め、布団を頭から被っている。
シフ子(あーもう、なんであんなこと言っちゃうかなぁ・・・)
思い出し、顔を真っ赤に染めるシフ子。
シフ子(どんな顔であいつに会えばいいのよ・・・)
自業自得、という言葉が浮かんだが、それは心の奥に押しやる。
シフ子(そもそも、あいつがあんなこと言い出すのが悪いのよ)
即座に怒りの矛先を『あいつ』に変更。
シフ子(だいたい何なのよ、人の気も知らないでさ!なんかムカついてきた。もう寝ちゃえ)
さすがに息苦しかったのか、布団を正常な位置に直し、ごろんと天井に向き直った。
シフ子(おやすみ、自分勝手な大バカ朴念仁)
かくして、太陽はまだ上昇を続けている。

主人公「っくし!」
剣士子「風邪でも引いた?」
主人公「んー・・・きっとどっかで可愛い女の子が俺のうわ」
剣士子「あー、バカは風邪引かないんだったわね」
主人公「さを・・・って酷ぇな」
剣士子「そんなこと言って、今まで風邪なんか引いたことあったかしら?」
主人公「無いな」
教室では、そんなやりとりが交わされていた。


陽が傾き、空に朱が差し込む頃。
シフ子「・・・お腹すいた」
寝ぼけ眼を擦りながら、空腹で目を醒ましたシフ子は、朝の出来事は概ね割り切れたようだ。
シフ子「買い置きの食料・・・は無いんだっけ。食べに行こうっと」
のろくさとベッドから這い出し、身支度もそこそこに近所の食堂を目指す。
同じ頃、主人公らもまたその食堂に向かっているとも知らずに。

203 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/09(金) 03:38:54 ID:ZbvZeEC2
馴染みの食堂はいつものように繁盛している。
客も大体が常連で顔見知りだったりもするが。
シフ子「で、結局こうなるわけね」
4人掛けのテーブルを囲むのは主人公、アコたん、剣士子、シフ子。
変わり映えの無い、いつもの面子というやつだ。
剣士子「今日はどうしたの?またサボり癖が再発したんじゃないかって心配したわよ」
シフ子「うーん・・・ちょっと、ね」
ちらりと視線を動かした先には、アコたんと一緒にメニューと睨めっこをしている主人公。
そのいつもと変わらない様子に、安堵半分寂寥半分と言ったところか。
シフ子(結局、あたし一人で暴走してたってわけね)
はぁ・・・と盛大なため息をひとつ。
シフ子「今日は飲むわよ!」
剣士子「ダメに決まってるでしょ!」

アコ「ねぇねぇシフ子ちゃん」
騒がしい店内で、隣に座っているシフ子に身を寄せてひそひそと耳打ちするアコたん。
もっとも、一番騒がしいのは向かいに並んでどつきあっている主人公と剣士子だが。
(主人公が一方的にどつかれまくってるだけ)
シフ子「ん?」
アコ「シフ子ちゃんも、主人公君が好きなの?」
シフ子「!!」
その表情から、シフ子の内情を悟る。
アコ「やっぱり・・・」
予想的中、と苦笑いのアコたん。
アコ「わたしもだよ。でも、他にもライバルがいっぱいいそうなの」
言いつつ、向かいの席の剣士子に目を向ける。
シフ子「そっか・・・」
アコ「うん。でも、頑張ろうね」
と、ライバルに向けて笑顔を見せる。
これは強敵だな、とシフ子は思う。
シフ子「ああ、あたしも負けないよ」

向かいの席では、主人公が剣士子にノックアウトされていた。
のびてる主人公の財布から食事代が支払われるのも、いつものことだったり。

204 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/10(土) 18:27:02 ID:WDGC2NpY
なんとなく一段落したっぽいので、
今までの分岐から別の展開に挑んでみるもよし。
新しいお題に取りかかってみるもよし。

お題
・なんとなく主人公とペアでふらふら
・ちょっと小腹が空いた(どちらかが)
・露店で買い食い

205 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/10(土) 19:21:18 ID:qakxhWFE
久しぶりに来たんですけど好きな所に書き込みがあるってうれしいですね

206 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/12(月) 06:55:46 ID:0HJTEA/M
放課後。
俺は予定が無く、誰か暇そうな人はいないかと校内をぶらついていた。
剣士子は相も変わらず自主トレ、アコたんは礼拝堂でお祈りの時間。
シフ子は授業終了とともに既にその姿は無く、マジ子は図書館に引きこもり。
アチャたんは溜まりに溜まったレポートに追われて涙目になっていた。
そしてようやく見つけた暇人(というのは失礼か)。
まーちゃん「真っ先に声かけてくれないなんて、主人公君のいけずー」
授業終了から俺が声をかけるまでの間、教室に残ってカートの中を漁っていたまーちゃんだ
主人公「ふっ……良い報せは遅れてきた方が嬉しいものさ」(キラン)
髪をかき上げつつ、最高の笑顔で気障ったらしく言う。
まーちゃん「自分で良い報せとか言ってるあたり、まだまだだよね」
当然、いつもの戯れだということを分かっているまーちゃんは落ち着いたものだ。

俺の肩ほども無い小柄なまーちゃんだが、荷物満載のカートを軽々と引き回す。
もしかしたら俺よりも腕力あるんじゃないかと思うほど、カートの存在が軽い。
前に聞いたところによると、「ちょっとしたコツがあるんだよ」とのこと。
ただし、それは「商人組合の秘伝だから、ちょっと教えられないねー」ということらしい。

いつものように寮までの道を並んで帰る。
帰るのだが、寮に直帰するわけではなく、大通りに出て露店を眺めながらの帰路だ。
剣士子やアコたん、マジ子たちと違い、商人である彼女の学ぶべき本分は街中にある。
学校の帰りは大通りのマーケティングリサーチ(ウィンドウショッピング)が日課なのだ。
剣士子と違って、俺は居残りしてまで訓練をするほど熱心ではない。
(剣士子が熱心すぎるだけで、俺は普通だ。むしろ他に居残り特訓している人を俺は知らない)
最初はそんな俺を捕まえて、「調査の目は2つより4つだよ!」と街中を引きずり回していた。
そんなわけで、実はまーちゃんとの下校は他メンバーと比べると一番頻度が高い。

主人公「なぁ、まーちゃん。マステラの実って、食べたことあるか?」
立ち並ぶ露店のなかにちらほらと見かけるそれ。
マステラの木から取れるよく熟した実で、栄養価が高く爽やかな甘味が人気の果物だ。
まーちゃん「うーん……昔、風邪ですごい熱が出たときに1回だけ……かな」
主な原産地が崑崙であり、それなりに数は産出されてるがそれでもやはり高価なものだ。
プロンテラでも売っているリンゴが15zenyに対し、マステラの実は3000〜4000zeny。
場合によっては5000zenyにものぼる高級品である。
かく言う俺は、当然ながら食べたことが無い。
主人公「へぇー。やっぱり、話に聞くような美味しいものだったか?」
まーちゃん「どうだったかな。小さい頃のことだし、風邪で味なんてわからなかっただろうし」
主人公「そっか。俺も食べてみたいところだけど、さすがにちょっと手が出ないかな」
1個くらいなら……と露店を覗き込みつつも、結局は購入に踏み切れない。
どこまでも貧乏性な自分を情けないと思う。
まーちゃん「だよねー。経済的な庶民には、やっぱりこれが合うよねー」
言いながらカートから取り出すのはミルクと肉。
主人公「まぁ、ね……。俺もよくお世話になってるよ、っていうか主食だしな」
苦笑しながら返事をする俺の荷物袋にも、当然のごとく入っている品だ。

まーちゃん「むむー……なんかちょっとお腹すいてきちゃったよ」
凹凸の少ない体の真ん中あたり(要はお腹)に手を乗せながらまーちゃんが言う。
まーちゃんがちょっと俺を睨んでるような気がするが、気のせいだろう、うん。
主人公「そういえば結構いい時間だな。何か適当に軽く食べて帰るか?」
まーちゃん「うん、そうしよっか。マステラは却下ね」
主人公「当たり前だ。俺も最近ちょっと懐がな……」
まーちゃん「うん、知ってる。主人公君、最近ほとんど狩りとか行ってないもんね」
主人公「まぁ、な……」
なんか、まーちゃんからの当たりがキツくなった気がする。
まぁ、気のせいだろう、うん。

207 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/12(月) 06:56:27 ID:0HJTEA/M
主人公「お?」
なにやら香ばしい良い匂いがしてきた。
ケミ「いらっしゃい、ゆっくり見ていくといいよ」
ミニグラスをかけた温厚そうなアルケミさんの露店からだった。
まーちゃん「これは……焼き芋だっ♪」
途端、まーちゃんの目が輝きだす。
そういえば、スモーキーも焼き芋が好物なんだっけなぁ。
まーちゃんが俺を向き、ジロリと睨みつけてくる。
気のせい気のせい。
ケミ「お譲ちゃん、焼き芋が好きなんだねぇ。彼氏さんも一緒にどうだい?おまけしとくよ」
にっこりと暖かな笑みで接客するアルケミさんと、顔を赤らめてモジモジするまーちゃん。
このアルケミさんに好感が持てるし、値段も良心的ときたもんだ。
主人公「じゃあ、2つください。あ、俺が奢るよ」
さすがにさっきからいじめすぎた(心の中でだが)引け目もあるしな。
アルケミ「はいはい、毎度どうも〜」
会計を済ませ、商品を受け取る。
焼き芋を茶色い紙袋に入れるのは、アルケミさんの趣味なのだそうだ。

まーちゃんと二人、プロンテラ中央の噴水広場のベンチまでやってきた。
その間まーちゃんは終始ご機嫌で、微妙にテンポのズレた鼻歌まで歌っていた。
ちょうどあいていたベンチに、並んで腰を下ろす。
主人公「ほい」
ガサガサと袋から焼き芋を取り出し、まーちゃんに手渡す。
まーちゃん「ありがとうー♪」
俺も自分の分を袋から取り出したところで違和感があった。
主人公「あれ?もう1個入ってる」
あぁ、そういえばアルケミさんがおまけしてくれるって言ってたっけな、と思い出した。
ふと隣を見ると、幸せそうな顔で焼き芋を頬張るまーちゃんが。
まーちゃんの体格と相まって、可愛らしい小動物を連想させる。
そんな姿に頬を緩ませながら、俺も焼き芋に齧り付く。
主人公「ん、美味い」
口の中に広がる香ばしい甘味、もふもふとした食感に丁度いい暖かさ。
まーちゃん「うん、すごく美味しい。きっと、マステラよりも美味しい」
それはさすがに言いすぎだろうと思いつつ、幻想の中のそれよりは遥かに美味しいと思えた。

はぐはぐとすごい勢いで焼き芋を頬張るまーちゃん。
とはいえ、元が元のためにそれほど速くはない。
俺も小腹を満たすために、自然とペースが上がる。
特に会話もないまま、しかし暖かい幸福感の中で、ほぼ同時に食べ終わる。
主人公「もう1個あるけど、どうする?」
まーちゃん「主人公君の奢りだし、主人公君が食べなよ」
微かに頬を赤らめながら、にっこりとまーちゃんが言う。
主人公「そうか?じゃあ……ほら」
残りの1個を半分に割り、片方をまーちゃんに差し出す。
まーちゃん「いいの?」
主人公「おう」
さっきの幸せそうなまーちゃんの顔を思い浮かべ、そのための代価だと思えば安いものだ。
むしろ安すぎだ。
まーちゃん「えへへ……ありがと♪」

ベンチで寄り添うように肩を並べながら人々の往来を眺める。
(実際には肩と頭を並べながら、だが)
先ほどとは打って変わって、ゆっくりと味わいながら焼き芋をかじる。
主人公「ほんとに焼き芋が好きなんだな」
まーちゃん「うん、大好物だよ。でも、今日はすごく嬉しかった」
美味しい焼き芋にありつけてかな?と思ったが、次の言葉で否定された。
まーちゃん「あのアルケミさん、わたしたちをカップルって見てくれたことが」
主人公「あぁ……」
そういえばあのアルケミさん、俺のことを『彼氏さん』と呼んでいたっけ。
まーちゃん「主人公君と歩いてると、いつも兄妹に間違えられてるもんね」
主人公「言われてみれば、そうだよなぁ」
その度にまーちゃんは口を尖らせて否定してるんだよな。
主人公「でも良いのか?俺なんかとカップルに見られちゃって」
まーちゃん「嫌なわけないよ。だって、わたし主人公君のこと……」
即答するまーちゃんだが、彼女にしては珍しく、後半は聞き取れないほど小声だった。
主人公「え?」
まーちゃん「え、えーと……えへへ……」
顔を真っ赤にして困ったように笑うまーちゃん。
今日はまーちゃんのいろんな顔を見た気がする。

まーちゃん「また、一緒に焼き芋食べようね♪」

208 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/18(日) 20:25:01 ID:FnK6f0i6
GJ

209 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/22(木) 05:56:51 ID:jHOKhrng
次の……次のお題は何だ……!
俺の精神衛生上、このスレを止まらせるわけにはいかんのだ!(すでに病み過ぎ)
えちぃの以外なら、燃えでも萌えでもグロでもダークでもほのぼのでもうほっでも書いてやる!
だからさっさとお題を出してくださいお願いします。
コンセプト決定が苦手なんですよぅ……

210 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/22(木) 05:58:03 ID:jHOKhrng
IDはH OKだけどえちぃのはイクナイと思います。

211 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/22(木) 17:13:54 ID:g9hEBkqM
じゃあ、クリスマスのサンタ変身ネタで一つ。

212 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/23(金) 02:56:55 ID:61.eak0M
主人公「……それはなんの真似だ?」
学校も休みなので街をぶらついていたらアコたんと遭遇した。
数日振りに会ったアコたんは、赤かった。
別に転生してるとかではないし、ましてや流血しているわけでもない。
アコ「主人公君、知らないの?これはサンタさんの服で、クリスマスに」
主人公「いや、それは知ってる。でも俺の知ってるサンタは爺さんだったような」
しかも爺さんがこんなファンシーな羽がついた服を着ていたら嫌過ぎる。
アコ「サンタジジだねー。でも最近はサンタさんも忙しくて人手不足なんだって」
主人公「そうなのか」
アコ「だからアルバイト募集してたの。男女問わずって書いてあって、これが女の子用なんだって」
主人公「なんか、俺の中でのサンタのイメージが崩れていく気がする」
なんとも夢の無い話に軽い頭痛を覚えながらも、周囲を見回してみる。
なるほど、そこかしこでサンタ服を着ている人が見て取れる。
主人公「で、アコたんもそのアルバイトに応募したのか?」
テレポートやポータルも使えるし、プレゼント配達にはうってつけかもしれない。
それに、どうせプレゼントをもらうなら、爺さんよりも可愛い女の子からの方が良い。
……もっとも、サンタからプレゼントをもらうような子供が、そんな邪な考えをしてるはずないか。
アコ「ううん、これはルティエで困ってる人のお手伝いしたらもらったの」
主人公「へぇ、やっぱり優しいんだな、アコたん」
アコ「えへへ……」
両手を頬に当てて照れてるサンタ姿のアコたんは、贔屓無しに可愛いと思った。


アコたんと別れた後、今度はシフ子と会った。
シフ子も例のサンタ服を着ていたのにはちょっと驚いたが。
シフ子「どう?似合う?」
主人公「ん……お前はバイトなのか?」
背中に白い袋を背負った姿が、なかなか様になっている。
細身のシフ子だが、なかなか見る機会が無い機能性無視の服は新鮮味がある。
シフ子「そ。この服はちょっと動きにくいけどね」
主人公「そうみたいだな」
スカートもちょっと短い気がするし。
シフ子「でも、人様の家に合法的に侵入できるなんて、最高じゃない?」
主人公「お前は子供のところから何を盗るつもりだよ……」
シフ子「お小遣いをちょっとばかし。ほら、やっぱりギブアンドテイクは基本でしょ?」
主人公「……おいおい」
シフ子「あははは、冗談だってば。いくらあたしでも、子供から物盗ったりしないって」
その親御さんは別として、というつぶやきは聞かなかったことにしよう。
シフ子「じゃ、あたしバイトの途中だから。またね〜」

213 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/23(金) 02:57:12 ID:61.eak0M
アチャ「あ、主人公くーん」
主人公「よう、アチャたんもバイトか?」
アチャ「ボクは面白そうだから露店に売ってたのを買っちゃった」
売ってるんだ……。
アチャ「主人公君は着てみないの?」
主人公「俺が着ても、普通な感じだと思うぞ?男用のはサンタジジのと一緒だし」
ほら、と近くを歩いていたサンタ服の男の人に目をやる。
アチャ「おー、なんか若いサンタジジって感じ!」
若いのにジジと呼ばれた彼は、肩をぴくりと振るわせてそのまま歩み去った。
主人公「……あんまりそういうことは大声で言うことじゃないと思うんだ」
何で?と言いたそうな顔を向けるアチャたん。
いや、何でって……察してくれよ、な?
アチャ「変な主人公君。それよりもほらほら、こうすると」
すぐさま興味をなくしたアチャたんは、いきなり弓を斜め上45度に構える。
主人公「ちょ!いきなり何を!」
アチャ「じゃーん!恋のキューピット!なんちゃって……あ」
背中の羽を強調するように構えていたためか、手が滑って誤射したようだ。
最後の「あ」はそういった意味だったのだろう、うん。
放たれた矢は店の看板をぶち抜いて、そのまま屋根に下から突き刺さっていた。
警備兵に(何故か俺も一緒に)厳重注意され、俺に泣きつくアチャたん。
主人公「さすがにアチャたんの不注意だからしょうがな……いや、まぁ……」
アチャ「うぅぅ……」
主人公「こ、今度から気をつけような……」


メインストリートを歩いていると、ちょっとした人だかりができている。
主人公「何があるんだ?」
人垣を掻き分けながら進むと、中心には一つの露店があった。
まーちゃん「いらっしゃいいらっしゃーい、クリスマスセールだよ〜」
そこにはやはりというか、サンタの衣装を着たまーちゃんがいた。
主人公「どれどれ」
商品を覗き込んでみる。
プレゼントボックス、ひとくちケーキ、クッキーを初め、ぬいぐるみや人形なども置いてある。
なるほど、客層を見てみると小さな子供がいそうな大人が多かった。
しかし、店主であるまーちゃんの方が貰っててもおかしくないような風貌だったりもするが。
まーちゃん「……」
まーちゃんがこちらを睨んでるような気がするが気のせいだろう、うん。
主人公「プレ箱1個売ってくれ」
まーちゃん「はい、まいどありー」
俺に対しても変わらない営業スマイルなのは気のせいだろう、うん。
じとーっとした視線を無視してプレゼントボックスのふたを開ける。
主人公「ほい、まーちゃん。クリスマスプレゼントだ」
箱に入っていたものを取り出し、まーちゃんに差し出す。
まーちゃん「あ……ありがとう〜♪」
彼女の手に渡った花束。
それはすぐに解かれ、露店の隅に活けられた。
まーちゃん「また来てね〜♪」
小さなサンタ姿に満面の笑みを浮かべるまーちゃん。
そんな笑みを向けられ、照れくさくなった俺は軽く手を振ってその場を後にした。

214 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/23(金) 02:57:31 ID:61.eak0M
主人公「いや、展開からして予想はしてたから、別に驚いたりはしないぞ、うん」
マジ子「私はWIZ姉さんに貰ったんだけどね」
聞くところによると、WIZ先輩が魔法の実験中にマジ子の家の暖房器具を壊してしまったそうで。
マジ子「着てみると意外と暖かいのよ」
ちなみにマジ子は自宅で本を読んでいて、息抜きにぶどうジュースを買いにきたのだそうだ。
主人公「ていうか、普段の服装がえらい寒そうだから、何着ても暖かく感じるんじゃないか?」
マジ子「それは言わないで」
本人も分かっているんだろう。
無駄……かどうかは分からないが、変に露出の多いマジの衣装は見てるこっちが寒くなる。
主人公「なら俺が暖めてやろうか」
マジ子「間に合ってるわ」
言いながら手のひらの上に小さな火球を作り出す。
主人公「冗談だ」
マジ子「そう願いたいわね」
俺の返答次第では、その火球がこっちに飛んできたんだろうなぁ。
主人公「ところで何の本を読んでたんだ?休みなのに勉強?」
マジ子「今読んでるのはクリスマス物の小説よ。執筆終了直後に作者が自殺したという曰くつきの」
主人公「……ジャンルは?」
マジ子「恋愛小説」
主人公「…………」
マジ子「…………」


いつものメンバーがそろってサンタの服を着ていた。
まだ一人残ってるが、まぁ大方予想通りの展開になるだろうな。
主人公「……とか思ってたんだけどさぁ」
剣士子「う、うるさいわね!笑いたければ笑えばいいじゃない!」
いや、さすがにこれは笑うに笑えない。
剣士子が着ていたのは普段着でもサンタ服でもなかった。
主人公「……さすがにトナカイは無いだろ」
顔のところだけ穴が開いたトナカイの着ぐるみだった。
剣士子「なんで私だけこんな……」
見ていて気の毒になるほど凹んでいる剣士子。
主人公「泣きたい時は泣いていいんだぜ?俺の胸でよければ貸してやるからさ」
剣士子「主人公……うぅ……なんで半笑いなのよ!!」
主人公「わ、笑っていいって言ったじゃないか!」
剣士子「うるさい!そういう時は普通我慢するもんでしょうが!」
着ぐるみから繰り出される剣士子のパンチは、もふっもふっとしていてあまり痛くは無かった。
主人公「いて!いてぇ!ちょ、ま!角は勘弁だ!」

215 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/24(土) 04:03:18 ID:hJgMkLNY
着ぐるみ。着ぐるみかw
オチで吹いてしまった・・・。

さて、次のお題ですが。
「大掃除」で一ついかがでやんしょ。
カプラ倉庫やカートを見ればその人の性格が判ると言われるもので、
あの子やあの子はいったい何をしまっているのでしょうね・・・

216 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:33:14 ID:hSQgj4o6
主人公「突撃!」
逆毛「ラブハ―――」
ごすっ。
主人公「隣の大掃除ぃぃぃ!」
逆毛「げふっげふっ……いぇーい!」
ヒューヒューヒュードンドンドンパフパフ〜〜。
主人公「さぁ、やってきました年の瀬!みんな、大掃除は済ませたか!?」
逆毛「自分の部屋は掃除してないくせ―――」
ごすっ。
主人公「大掃除に託けて、みんなの自室・倉庫・カートの中身を拝見しようというこのコーナー!」
逆毛「ぐふぅ……ちょっとプライバシーの侵害かもしれないけどな!」
主人公「だから見つかったらヤバい物はみんな今のうちに隠しとけ!」
逆毛「ここで言ってもいつものメンツは聞いてな―――」
ごすっ。
主人公「それではさっそく行ってみよう!ってどうした逆毛!顔が真っ青じゃないか!」
逆毛「お前、良い右持ってるじゃねぇか……世界を目指さないか……?」

217 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:33:31 ID:hSQgj4o6
悪友の逆毛シフを学校の医務室まで連れて行ったせいで、すっかり時間をロスしてしまった。
まったく、こんなことになるなら最初から呼ばなきゃよかったぜ。
気を取り直して。
俺は大掃除の手伝いと称して、まーちゃんの部屋への潜入を成功した。
まーちゃん「ほんと助かるよー。カプラさんの倉庫ももういっぱいになっちゃってさー」
その言葉どおり、預けきれなくなったいろいろな物が部屋中に散乱していた。
主人公「そんなに色々預けてるのか?俺なんてまだ半分以上は余裕あるけど……」
まーちゃん「わたしの場合、自分の物だけじゃなくて商品とかいろいろあるからねー」
あぁ、なるほど。それは確かにわかる。わかる、が。
主人公「これはどう見てもゴミだろう」
まーちゃん「あ!ダメダメ!それはどこぞのアサシンさんが集めてるんだよ」
主人公「……ゼロピーを?」
変わった人もいるもんだ。
主人公「なぁ、まーちゃんってそっち系の人?」
落ちていた触手とべと液を拾い上げて訊ねる。
まーちゃん「なに言ってるの。触手べと液は一番人気の収集品なんだよ?」
主人公「マジかよ……」
足鎖、手錠、マタの首輪とセットで露店に並べるのが一般的らしい。
俺にはよくわからない世界だ。
しかし、他人の趣味の品を何故まーちゃんが集めてるんだろう。
まーちゃん「いつか高値で買い取ってもらうため」
収集家のみなさん、この子には気をつけてください……。

主人公「ふぅ……とりあえずこんなもんかな?」
ああでもないこうでもないと四苦八苦しながらも、なんとか床が少し見えるまでにはなった。
捨てちゃいけないもの(ゼロピーやら触手やら)は、ひとまとめにして箱詰め。
明らかな不用品は売ることを決意させた。
まーちゃん「主人公君に大切なことを教わったよ。『捨てる勇気』『”いつか使う日”は来ない』」
別段大切なことでもなんでもなく、掃除・整理の基本だ。
しかし、山盛りになって色々と飛び出してるカートは見なかったことにしよう。
まーちゃん「これがわたしの部屋だなんて……」
本人も気にしてないみたいだしな。
まーちゃん「カートも良い感じに重くなって、カートレボリューションがパワーアップ!」
むしろ喜んでるし。
このカートを振り回したら、いろんな意味でレボリューションだなぁ。

218 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:33:47 ID:hSQgj4o6
シフ子「大掃除?んー……あたしは部屋は普段から結構キレイにしてるけど」
主人公「へぇ、なんか意外だな」
てっきり、部屋中が盗品でごった返してるのかと。
シフ子「男の子ってそういうギャップに弱いんでしょ?どう?ぐっときた?」
主人公「ちょっときてたが、今ので帳消し」
シフ子「あちゃー、墓穴掘ったか。やっぱり今流行のツンとかデレとかいうのが良いわけ?」
主人公「お前、そんな情報どっから持ってくるんだよ」
それ以前に、見直す所はそこじゃない気がしてならない。
シフ子「ん?それは秘密だよ。ドクジノジョウホウモウってやつ?」
主人公「まぁ、別にいいんだけど……。それ、あんましあてにしない方がいいと思うぞ」

シフ子「まぁ、そろそろ倉庫の整理はしようかと思ってたところだけどね」
ということで、倉庫整理の手伝いをすることになった。
シフ子「あたし、あんまし物は溜め込まないようにしてるから、すぐ終わりそうだけど」
主人公「盗品とかはどうしてるんだ?」
盗品と言っても、九分九厘はモンスターから掠め取った物だから誤解しないように。
……全部、と言えないのがちょっと悲しいところではあるが、職業柄しかたあるまい。
シフ子「不要な物は売ってるよ。だから倉庫の中も大体が装備品なわけ」
主人公「なるほどな。で、整理ってのは?」
シフ子「倉庫の中って普段見ないから、結構散らかっちゃってるのよ」
曰く、生活空間の環境だけは最高に保つ!だそうな。

シフ子「武器はこっちね。あ、短剣とその他は分けて。あと防具もちゃんと分類してそっち」
主人公「へーい」
何気に結構ハードな作業だが、自分から手伝いを申し出た手前、愚痴を言うわけにもいかず。
でも、少しくらい手伝ってくれてもいいと思うんだ。
シフ子「あたしは監督。整理はやろうかなとは思ってたけど、実際にやるつもりは無かったし」
そういう問題かよ。
武器類を運び終え、防具の分類に取り掛かる。
主人公「む……」
シフ子の防具は大体が布製がメインだ。
山積になった大量の防具類の中に、それはあった。
両手から少しはみ出すくらいの、小さな三角形の布。
まぁ、有り体に言えば下着だ。
シフ子「ん?どうしたの?」
主人公「い、いや、べ、別になななんでも……」
これはつまり、あれなわけで、それを俺が手に取って……。
シフ子「あー」
肩越しにシフ子が俺の手を覗き込んでいた。
主人公「あ!いや!これは、その!」
落ち着け俺、素数を数えて落ち着くんだ……。
2、3、5、7、11、13、17、19……。
シフ子「欲しいならあげるけど?」
主人公「な!いや、俺は別にそんな趣味は!」
シフ子「ゼロムから盗ってきたやつだけど」

219 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:34:03 ID:hSQgj4o6
マジ子「間に合ってるわ」
主人公「俺もそう思った」
マジ子の部屋は何度か見たことあるが、俺が手を出す余地なんて無かった。
むしろ、手を出したら逆に散らかりそうだった。
しかしそうなるとこのコーナーの趣旨が……。
主人公「あ、じゃあWIZ先輩の部屋は?」
マジ子「命を捨てる覚悟があるなら、どうぞ」
主人公「遠慮しておく」
あの先輩の部屋だ、ライドワードの1匹や2匹、飼っていてもおかしくない。
マジ子「でもそうね……せっかくだから書斎の方の整理を手伝ってもらおうかしら」
主人公「お、それなら俺でも手伝えそうだな」
書斎というからには、主に本の整頓だろう。

という考えは甘かった。
どれくらい甘かったかというと、ローヤルゼリーと蜂蜜を混ぜたところに猛毒瓶を入れたような。
具体的に言うと。
主人公「ここは図書館か」
マジ子「書斎よ」
といった具合だ。
見回せば机があり、散らかっているのは主にそこだけだ。
マジ子「ちなみに、散らかしてるのは姉さんよ。私は読んだらちゃんとしまってるから」
主人公「……ライドワードとか、いないよな?」
念のため、一応の確認はしてみる。
マジ子「少なくとも、私はここでみたことはないわ」
……大丈夫だろうか。
主人公「先輩って、いつもこんな量の本を読んでるのか?」
広い机に所狭しと積み上げられた本はざっと40〜50冊はある。
しかも一冊一冊が辞書のように分厚い代物だ。
マジ子「さすがに全部読んでるわけじゃないわ。参考資料がほとんどよ」
主人公「これもか?」
『一時間でわかる!魔術・呪術大全』
マジ子「ええ」
主人公「これも?」
『赤と黒の螺旋 〜惨劇〜』
マジ子「それは私の趣味」
主人公「なんの本なんだ?」
タイトルからは想像もつかないので訊いてみる。
マジ子「恋愛小説」
主人公「…………」
マジ子「…………」

220 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:34:19 ID:hSQgj4o6
ちょっと行くのが怖いが、次はアチャたんのところだ。
ハンター志望のアチャたんは今から罠の練習をしている。
しているだけならいいのだが、かなり間違った罠の練習をしてたり。
例えば、ドアをあけたらタライが落ちてくるとか。
例えば、大浴場の男湯と女湯の暖簾を入れ替えたり。
例えば、土の校庭に穴を掘り、そこに草木を上に乗せてあるバレバレの落とし穴を作ったり。
なんというか、罠と言うより悪戯と言う方がしっくり来る。
まぁ、命に関わることは無いと思うが……。
意を決してドアを開ける。
主人公「よう、アチャたん。掃除の手伝いに……なんだこれは」
そこに”落ちていた”のは設置用トラップ。
もちろん、何の細工もされておらず、機能していない。
アチャ「じ〜……」
物陰から俺を見ているアチャたんがいた。
主人公「あー……アチャたん。これを使うのはハンターになってからだな」
トラップを拾い上げ、アチャたんに差し出す。
アチャ「リムーブトラップ!!?」
……頭痛い。

改めて部屋を見回してみる。
空き瓶、木屑などの収集品から矢、弓、服、靴、ポーション類。
それらが無秩序に散らばる様は混沌(カオス)の渦。
アチャ「罠を仕掛けるなら、やっぱりこういうところが最適だよね」
確かに正しくはあるが、アチャたんは自室に罠を仕掛けてどうするつもりなのだろうか。
主人公「しかし、いろんなゴミがあるなぁ」
アチャ「ゴミじゃないよ、矢の材料だよ」
そういえば、収集品から矢が作れるんだったっけな。
主人公「……これは?」
触手だ。
アチャ「それはコレクション」
ここにいた!!?
アチャ「どうしたの?」
主人公「……なんでもない」

とりあえず、矢が作れないような収集品をまとめて袋に詰め込む。
主人公「ちゃんと収集品商人さんに売るんだぞ?」
アチャ「わかってるよー」
それだけでもある程度は片付いたが、まだまだ混沌であることに変わりは無い。
アチャ「主人公君、ちょっと休憩しようー。はい、これ」
主人公「お、サンキュー」
差し出されたミルクを受け取り、口に含む。
主人公「ごふっ!」
そして吐き出した。
主人公「アチャたん、これ、買ったのいつだ?」
アチャ「3ヶ月くらい前かな?あはは、主人公君変な顔〜」
ゴミ袋が倍近くに膨れ上がった。

221 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:34:35 ID:hSQgj4o6
アコ「あ、主人公君。いらっしゃーい」
主人公「よう。お、大掃除中か」
ナイスタイミングだ。
アコ「うん。もうちょっとかかりそうだけど、入って待ってる?」
主人公「いや、手伝うよ。そのために来たんだし」
アコ「ほんと!?ありがとう〜♪」
アコたんは諸手を上げて喜びを表現する。
善意半分、興味半分でやってることだから、ここまで喜ばれると少々気が引けてしまうが……。
亡き友・逆毛のことを思えば……!
逆毛(死んでねぇYO!)

主人公「よっ……と、こんな感じで良いか?」
中身をある程度出した本棚を下ろし、部屋の反対側から見るアコたんに訊ねる。
アコ「んー……うん、そこでいいよ」
掃除は大体終わっていたようで、その後の模様替えに時間を使うつもりだったらしい。
アコ「あとはベッドを動かしておしまいっ。主人公君、そっち持って〜」
ベッドの頭の方を指し、アコたんは足側の方を持ち上げるべく構えている。
主人公「OK、せ〜の……よっ、と」
予め指示されていた地点に向けてゆっくりと移動を開始する。
すんなりと目的の位置に移動し、ベッドを床に降ろす。
主人公「……なぁ、アコたん。あれ、何だ?」
前までベッドがあった場所……つまり、旧ベッドの下に、一冊の本が。
ベッドの下にある本なんて、どこの世界でもアレでナニな物なわけで。
しかしアコたんは女の子で。
アコ「あ、これ?」
それ(エロ本)を拾い上げ、俺に差し出してくるアコたん。
アコ「主人公君の忘れ物だよ?」
主人公「なにぃぃぃぃ!!?」

確かに、そんな心当たりが無いわけではなかった。
それ(エロ本)は前に逆毛から借りた物で、その帰り道にアコたんと会って夕食をご馳走になった。
その後、自室に帰ってから荷物を見たらそれ(エロ本)は無かった。
大方、どこかに置き忘れたか落としたかしたのだろう、と思っていたのだが……。
まさかそれ(エロ本)がアコたんの家に忘れられ、あまつさえアコたんに保管されているとは。
アコ「こういうの(エロ本)って、ベッドの下に保管しておくものなんでしょう?」
という、アコたんのちょっと間違った知識を披露されたりしたが、それはこの際関係ない。
アコ「主人公君、こういうのが好きなんだね」
言いながら顔を赤らめるアコたんを、こんな状況ながら可愛いと思ってしまった。
結局それ(エロ本『性職者の宴――巨乳アコプリ特集――』)を引き取ることになった。
微妙な空気を残しつつ、俺はアコたんの家を後にした。

222 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:34:51 ID:hSQgj4o6
さて、残るは剣士子のところだ。
とはいえ、あいつは結構きっちりやってるタイプで、マジ子同様に俺が手を出すまでもないだろう。
剣士「ありがたいけど、私はもう終わらせちゃったわよ」
主人公「だよなぁ」
きちんと掃除・整頓された部屋を見回し、俺の予想通りだったと確信する。
剣士「せっかく来たんだし、お茶でも飲んでいく?」
主人公「そうだな、ご馳走になろう」
実際、今日一日でかなりあちこちを駆けずり回った。
思い出すと体があちこち軋んでいる気がしてくる。
剣士「じゃ、少し待ってて」
剣士子がキッチンに姿を消す。
それを見ながら、なんとなく人差し指で棚の上を撫でる。
主人公「むぅ……」
俺の指には埃一つ付いていなかった。
本棚の上に居座るぬいぐるみ達が、俺を嘲笑っているかの錯覚。
主人公「なんだよこの野郎、やる気か?」
クマ(ぬいぐるみ)相手にファイティングポーズをとる俺。
主人公「我に秘策有り!くらえ!」
本棚の空いたスペースに、あれ(エロ本)を挿し込む。
主人公「ふはははは!見たいか!だがここにあっては見れまい!」
そう、それ(エロ本)はクマどもの足の下、木の板を隔てた先にある。
剣士「うちのジュリエッタ(ぬいぐるみクマ・♀)に何を見せるつもりなのかしら?」
振り向くと、お盆を片手に、もう片方の拳を握り締めた剣士子がいた。
主人公「これ(エロ本)」

剣士子の淹れたお茶をすする。
主人公「ん……美味いな」
一緒に出されたお茶菓子のクッキーと相俟って、さらに美味しく感じる。
物理的に頭が痛いことを除けば、至福と言ってもいいだろう。
剣士「女の子の部屋にあんなの(エロ本)を持ってくるバカがどこにるのよ……」
顔を真っ赤にして俺を非難しながらも、お茶を出してくれる剣士子は良い奴だと思う。
主人公「しょうがないじゃん。時間無かったからうちに置いてくる暇が無かったんだよ」
ちなみに、あれ(エロ本)は剣士子のマグナムブレイクによって灰になった。
悪いな、逆毛。恨むなら自分か神様にしてくれよ。
主人公「そんなこと言って、剣士子も興味あったんじゃねぇの?」
ごすっ。
剣士子の拳が飛んできた。
文字通り飛行してきたわけではないが、テーブルを挟んで剣士子と俺の間には若干の距離がある。
主人公「お前、モンクのほうが向いてるんじゃないか?」
剣士「うるさいわね。私は剣に生きるのよ」
そっぽを向かれてしまった。
主人公「まぁいいや。頭も痛いし今日はそろそろ帰るわ」
剣士「はいはい、それじゃあね」
主人公「お茶ご馳走さん。これ、置いてくぞ」
来る途中に買った一冊の本をテーブルに置き、立ち去った。
『騎士子ふともも大全(エロ本)』

主人公「背中が煤けるぜ」
文字通り、俺の背中は剣士子のマグナムブレイクによって黒焦げだった。

223 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/28(水) 07:39:36 ID:hSQgj4o6
なんかもうぐだぐだ……。
半分くらいは大掃除関係ない気がするし。
俺の中で剣士子のイメージがオチ担当になっちゃってるし。
季節物のため、さっさと投下しようと相当やっつけ仕事だし。
全キャラ分書こうとするとやはりネタ切れになってしまう。
次のお題からは、できればメインキャラの指定もおながいします……。

224 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/29(木) 11:08:37 ID:XDjLYPf6
すまぬ。引越でNW環境がしばらく整わなかったため、
お題だせませんでした。1人頑張る書き手の人、GJ。

とりあえず全キャラに挑まなくてもいいと思うんだが、
なんとなく、キャラの個性も見えてきた気がするので、
適当にピックアップさせてもらうぜ。

下記お題で、マジ娘+Wiz先輩でひとつよろしゅ。
2nd希望はシーフたん+ローグ先輩。

お題
・お世話になっている二次職の先輩へのお歳暮。2-1,2-2はお好みで。
  - 一次職と一緒になんか買ってご挨拶するもよし。
  - 今年を振り返ったイベント追想、来年の抱負等々
  - 一次職そっちのけで♀先輩と戯れるもよし
  - ♂先輩にご挨拶で、一次職との仲をひやかされるもよし

他の書き手もかも〜ん。

225 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/31(土) 00:26:08 ID:0aP2mAlk
224氏のお題を無視して(ごめんなさい!)アコたんネタ書いてみる。
ちょっと下ネタっぽいので、まずければスルーしてください。
一応主人公シーフってことで書いてます。
――――――――――――――――――――――――――
主人公「急げえぇぇぇ!!」
剣士子「マグナムブレイク!!マグナムブレイク!!マグナムブレイク!!マグ(ry」
主人公「突っ走れえぇぇぇ!!」
アチャたん「アローシャワー!!アローシャワー!!アローシャワー!!アロ(ry」
剣士子とアチャたんの波状攻撃で、周囲のオークゾンビたちが沈んでいく。
主人公「行くぞおぉぉぉ!!」
剣士子「ちょっと!叫んでないで主人公も手伝ってよ!」
主人公「だって俺範囲スキル持ってないし」
アチャたん「だったら早く転生してメテオアサルト覚えてよ!」
無茶言うな……

俺たちがこんなにも急いでいるのには理由がある。
剣士子「早くしないとアコちゃんが!!」
そう言って、剣士子は後ろを見た。
今アコたんは真っ青な顔をして、俺の上着の裾を掴んでいる。
その顔には冷や汗が流れ落ちていて、誰が見ても危険な状況なのだとわかる。
アチャたん「だ、大丈夫!?」
アコたん「う……ぁ……」
もう声を出す気力もないのだろう。
足取りもフラフラしている。
主人公「アコたん……耐えられそうか?」
俺の声に、アコたんはゆっくりと青い顔を上げ、涙を浮かべて呟いた。
アコたん「も……漏れちゃうよぉ」
上着の裾を握り締める手に、さらに力がこもった。

226 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/31(土) 00:27:37 ID:d94idaUE
<ここから回想>
主人公「なぁ、今日の放課後久しぶりに狩りに行かないか?」
剣士子「ん? 珍しいわね、アンタから誘いに来るなんて。どういう風の吹き回し?」
主人公「俺もついに真面目に修行する気に……!? はい、嘘です。最近金欠だから収集品で儲けようと……」
突き付けられた剣に、本音を吐いた。
と同時に背後から声がかけられる。
アチャたん「あ!アタシも行っていい?アマシも金欠で……あはははは」
アコたん「わたしもいい?回復役がいると便利だよ?」

主人公「……というわけで、4人でODにやってきたのだが」
剣士子「……誰に言ってんの?」
主人公「……気にするな」
……ともあれ、狩りは順調だった。俺がタゲを取り、剣士子とアチャたんが袋叩きにする。傷つけばアコたんが癒す。

アコたん「一回上に戻って精算しない?」
2時間ほど狩った頃、アコたんが言った。
主人公「まだまだ余裕なんじゃないか?重量も体力も」
実際、精算するには少し早すぎる時間だ。もう少しくらい続けられるだろう。
アチャたんと剣士子も同意見のようだ。
アコたん「あ、うん……でも……」
主人公「?」
アコたん「えと……あの……」
もじもじと足を擦り合わせるアコたんに、俺は察しがついた。
主人公「あぁ、トイレk……ぐぁっ!」
剣士子……延髄にバッシュは勘弁してくれ……
剣士子「女の子にそんなことハッキリ言うな!」
アチャたん「まったく、主人公君は……。とにかく、戻ろうか」
アチャたんの言葉に頷くアコたん。
アコたん「我の覚えし地への扉よ!開け!ワープポーt……あれ?」
主人公「イテテテ……アコたん、どうした?」
アコたん「あ……青ジェム持ってくるの忘れちゃった……」
アチャたん「マジで……?しょうがないね……急いで戻ろうか」
アコたん「ごめんね〜〜(泣)」
……その直後だった。俺たちの周囲に大量のオークゾンビが沸き始めた。
主人公「こんな時に鬼沸きかよ……どうする?」
剣士子「行くしかないでしょ!潰すわよ!!」
</回想ここまで>

227 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/31(土) 00:29:45 ID:SRzCwiBQ
運が悪く、オークゾンビは何度倒しても同じ場所に沸いてくる。
主人公「クソっ!きりがない!」
アコたんはヒールさえも出来ない。剣士子とアチャたんの体力も底を尽きかけていた。

その時だった。背後からアコたんが叫んだ。
アコたん「……っ!主人公君!こっち見ないで!」
主人公「え?」

アコたん「アクアベネディクタ!!」

主人公&アチャたん&剣士子「ええぇぇぇ!?」

ん?その後どうしたかって?無事に切り抜けて生還したさ。収集品も、まーちゃんに代売してもらって結構な金額になったし。
結局振り向いちゃって、剣士子からMB、アチャたんからDS、おまけにアコたんからスタナー食らったのは言うまでもないけどな。
まぁ、なんだ。
とにかく……

ホカホカの聖水1個獲得

228 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/31(土) 00:30:17 ID:YDgFXIkI
<あとがき>
すいませんすいませんすいませんorz
なんか脳がポリン化してるようです。煩悩に歯止めが掛けられない……
そんな煩悩から生まれた作品です。おもいっきりけなしてやってください……
それでは、お目汚し失礼致しました〜〜
</あとがき>

229 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/12/31(土) 08:23:05 ID:VZK6Kh9w
ホカホカの聖水!
ホカホカの聖水!
どうやらポリン脳は感染するようですね。

俺「なぁ、お歳暮って、年明けてからじゃ……遅いよな?」
マジ子「a year-end present. この意味をどう取るかはあなた次第ね」
主人公「つまり年明けちゃったらお歳暮じゃないってことだな」
俺「だよなぁ……でももう時間ないのよね」
マジ子「自業自得よ。いくらギリギリまで転生キャラ育てたいからって、書き始めるのが遅すぎだわ」
俺「でも、予定ではそろそろ完成して投下してるはずだったんだよ!」
主人公「不測の事態で予定が変わった、と。ギリギリのタイムスケジュールを組んでるのがいけないんだ」
マジ子「自業自得」
俺「面目ない……」
主人公「まぁ、俺は使われる側の人間だし、お前さんがどうなろうと知ったこっちゃないけど」
俺「あ、ひでぇ」
マジ子「自分で言い出してそれを放棄するなんて、無責任すぎるわね」
俺「半分くらいは書き上がってるんだよ!あんなことがなければ、今頃は……!」
WIZ「ところで、時間は大丈夫なの?」
俺「そろそろヤバいっす。というわけで、時期は外しちゃいますが、年明けてからの投下になります」
主人公「次からは気をつけるこったね」
WIZ「それじゃ、みなさん良いお年を〜」

230 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/04(水) 23:42:07 ID:gtZywCKo
新年早々、お題でも。

・狩りにいく
・やたらに寒いので‥‥

火を熾すもよし、建物に逃げ込むもよし、
走り回るもよし、ぴったりひっつくもよし。
狩場も任意、お好きなキャラでどうぞー。

231 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/11(水) 00:05:05 ID:76EUQZQc
http://masmi.neko.ne.jp/game/block/bl_16/blw/blw_bm.JPG

232 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/11(水) 17:40:02 ID:gxGRFXk2
俺は新学期が始まって挨拶回りをしていた。
お、シフ子とログ子先輩じゃないか。
あけおめ〜。何をやってるの?
シフ子「冬休みの宿題集めが上手くいかなかったから、先輩にコツを聞いてたのよ」
なるほど。で、解ったの?
ログ子「シフ子が聞いただけで解るほど頭が良いと思う?」
いえ、まったく。
シフ子「(/・・・)」

ログ子「よし、ちょっとそこに立って実験台になりな」
え?ちょ、ちょっと。人にスティールかけるのは禁止されてるんじゃ
ログ子「あんたが言わなきゃわかりゃしないよ」
わ、わ。有無を言わさず手をあげ、いや、ギャーッ

チリーン♪
♀ローグ「なんだいダッサいブリーフだね。
もっとこう色気のあるパンツでもはかないとモテないゾ?」
女シーフ「(/くすくす)」
うぁぁぁぁ・・・・・(泣

233 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/11(水) 17:40:28 ID:gxGRFXk2
年越しネタを投げてみた。
すまぬ。

234 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/12(木) 05:03:34 ID:0oUQJtRE
俺「遅ればせながら、あけましておめでとうございます」
主人公「日数が1桁ずれてるんじゃないか?」
俺「うっさい」
マジ子「ここに顔を出すからには、ネタは仕上がったということかしら?」
俺「おうともさ。……まぁ、時期は大幅に外しちゃったけど」
WIZ「無様ね〜」
俺「…………」


マジ子「ところで主人公」
主人公「なんだよ」
マジ子「結局、姉さんにお歳暮は渡したのかしら?」
主人公「あー、渡したというかなんと言うか……。まぁ、目的は果たせたかな」
マジ子「へぇ。姉さん、ずいぶんご機嫌だったから、何があったのかしらと思ってね」
主人公「まぁ、いろいろとな……ん?」

主人公「おいてめぇ、なに過去にあったこととして話を進めてやがる」
俺「しょうがないじゃん。それとも、今年の暮れまでお蔵入りにするか?」
主人公「……ネタ帳のデータ、99%紛失するな」
俺「だから大人しく、作られた記憶を語るがいい」
主人公「なんだか癪だが、しかたないか……」

235 名前:1/3 投稿日:2006/01/12(木) 05:03:59 ID:0oUQJtRE
主人公「なぁ、マジ子。いつもお世話になってるWIZ先輩にお歳暮を、と思ってるんだが」
マジ子「何を贈ったら良いか迷ってる、ってこと?」
主人公「そうなんだよ。タオルとか石鹸とか、ありきたりな物じゃつまらないだろ?」
マジ子「私としては、妙な物を持ってこられても困るけど」
主人公「お前からそんなセリフを聞くことになるとはな」
普段から変な物・妙な物・怪しい物を好き好んで買い漁っているのは他でもないマジ子だ。
マジ子「私はいいのよ。それが姉さんの手に渡るのが危険だって言ってるの」
言われてみれば、ありきたりな物を渡しても危険なことになりそうな気がしてきた。
主人公「……どこをどういじっても、危険が無さそうな物って何か無いかな?」
マジ子「それは難しいわね……。どんな物だって事と次第によっては危険になり得るわよ」
程度の大小はあれどね、と付け加える。
主人公「じゃあ、どう頑張っても極力害の無さそうな物のピックアップを頼みたい」
なんでお歳暮を選ぶのにこんな条件を出さなければならないのだろう。

結局、物体として存在してしまう以上、何かしらの害が生じてしまう可能性がある。
そこで、その存在を無くす(と言うのは大げさだが)ことのできる物。
主人公「で、食べ物になるわけだな」
マジ子「とりあえずこの件に関して、食あたりなんかの危険は除外してあるから」
主人公「まぁ、そこまでは俺もどうしようもない。それで、先輩は何が好きなんだろう?」
マジ子「別に誕生日やクリスマスのプレゼントってわけじゃないんだし、本人に聞いてみれば?」
確かに、サプライズを狙う必要は無い。
主人公「そうするか。先輩は今どこに?」
マジ子「居間で寝てると思うわ」

WIZ子「く〜……」
主人公「マジかよ」
本当に寝ていた。
椅子に座っていつものマントに包まり、テーブルに下向きで突っ伏している。
そこに数冊の本があることから、本を読んでるうちに寝てしまったのだろう、と推測してみる。
主人公「しかし、起こすのも気が引けるな……」
それくらい気持ちよさそうに眠っているのだ。
主人公「しかたない、起きるまで待つか」
俺は先輩の向かい側の椅子に腰を下ろした。
ちなみにマジ子は『冬休みの課題があるから』といって自室に引っ込んでしまった。
客が来てるというのにそれは酷いんじゃないだろうか。
まぁ、だから俺を先輩のところに放り出したんだろうけど。
主人公「どんな本、読んでたんだろう」
テーブルに転がっていた本のタイトルを見てみる。
『机上の空論シリーズ13 バフォメットの倒し方』

236 名前:2/3 投稿日:2006/01/12(木) 05:04:21 ID:0oUQJtRE
主人公「はっ」
ついついその本に夢中になってしまった。
時計に目をやると、30分ほど読み耽っていたらしい。
確かにこの本のとおりにいけば倒せそうではある。あるのだが。
主人公「机上の空論、だよなぁ」
そもそも、前提からしておかしいのだ。
中でも一番ぶっ飛んでた案は……。

1、デザートウルフの子供を連れて行く。
2、「パパー、この犬買って〜」
3、バフォ「ボーナスまで待ちなさ―――」
4、子デザ「きゅぅぅん」
5、バフォ(あはは、うふふ)←妄想

主人公「戦術指南書だと思って読んだら、ただの娯楽書だったなんて……」
思い出しただけで苦笑いがこみ上げてくる。
WIZ「うぅん……」
主人公「あ、先輩」
どうやら俺の独り言で起こしてしまったようだ。
……どれだけ独りで喋ってるんだよ、俺。
WIZ「んんん……おはよう、主人公」
目を擦りながら体を起こす先輩。
主人公「おはようございます、先輩。おデコが赤いですよ」
あと、寝癖で髪があちこちちょっとハネてます。とは言わないでおいた。
WIZ「ん〜……そんな細かいこと気にしてたら大物になれないわよ」
言いながら額を手でさすっている。
主人公「ちょっと先輩に聞きたいことがあるんですが」
WIZ「何?私がわかることなら教えてあげるけど」
主人公「先輩の好きなものってなんですか?」
WIZ「可愛い男の子」
……聞かなかったことにしよう。
よく考えたら、質問の仕方がいけなかったんだよな、うん。
主人公「先輩の好きな食べ物ってなんですか?」
WIZ「可愛い男の子」
やはりこの人は危険だ!
若干引きつつも、まだ目的は達していない。
主人公「えーと、そういう比喩ではなく、文字通り口に入れて胃で消化する物でお願いします」
WIZ「なんだ、食べ物のことだったの?遠まわしな告白かと思っちゃった」
どこをどう受け取ればそんな解釈になるんだろうか。
WIZ「特に好き嫌いは無いけど……そうねぇ。強いて挙げるなら甘い物かな?」
そういえばマジ子もああ見えて結構な甘党だったっけな。
WIZ「さらに言えばプリンとかプリンとかプリンとか」
要はプリンが好きということか。
WIZ「何?くれるの?」
主人公「お世話になってる先輩にお歳暮を、と思って」
隠す必要も無いので正直に言う。
まぁ、特に嫌いな物が無いという時点で、何を贈っても良いという結論は出たのだが。
どうせなら喜んでもらえるような物を上げたいと思うのは当然のことだろう。
それが美人な先輩ならなおさらだ。
主人公「それじゃ、買いに行ってきます」
WIZ「あ、ちょっと待ちなさい」

237 名前:3/3 投稿日:2006/01/12(木) 05:04:43 ID:0oUQJtRE
俺は今、近所の甘味屋のテーブルでWIZ先輩と向かい合って座っている。
WIZ「ん〜〜、やっぱりここのプリンは最高だわ〜♪」
主人公「は、はぁ……」
プリンを口に含み、舌でころがすようにしてじっくり時間をかけて味わっている先輩。
俺はそんな先輩の向かいで、珈琲をすすりながら苦笑い。
苦笑いしつつも、そんな先輩の姿に心が和んでいくのがわかる。
あぁ、そうか。
苦いのは珈琲だったか。

WIZ「物が物だし、せっかくだから一緒に食べに行きましょ」
主人公「え?」
先輩の提案が、一瞬何を意味するのか理解できなかった。
WIZ「だから、ごちそうになるお礼にデートしてあげるって言ってるのよ、デ・ェ・ト!」
主人公「え、えぇぇ!?」
混乱していた頭が、さらに混乱してきた。
先輩が俺をデートに誘ってる?
WIZ「それとも、私と一緒じゃご不満かしら?」
その意地の悪いニヤニヤとした笑顔を見て、確信した。
俺、からかわれてるんだな。
そう思ったら、今まであたふたしていた自分が情けなくなってくる。
主人公「そんなことないですよ。美人な先輩と一緒なら、俺も嬉しいし」
普段なら言わないようなことを発言に混ぜて、ちょっと反撃してみる。
WIZ「ん。それじゃあ、さっそく行きましょうか」
あれ?

WIZ「どうしたの?私が美人だから見惚れちゃってるのかしら?」
ちょっと回想している間、ぼけーっとしていた俺に声をかける先輩。
どうやら、出かける直前の反撃は逆効果だったらしい。
具体的には不死種族・闇属性のインジャスティスに闇ブレスをかけてしまったような。
WIZ「Napalm Beat」
バンッ!!
主人公「うわっ!」
突然、目の前で小さな爆発が起こり、思わず背中を仰け反らせてしまった。
WIZ「失礼なこと考えてたでしょ」
むっとした口調で問い詰められる。
とりあえず、本気で怒ってるわけではなさそうだ。
主人公「ご、ごめんなさい、つい……」
まぁ、非は俺にあるので素直に謝れば、心の広い先輩は許してくれるだろう。
WIZ「ん、よろしい。で、こんな美人を前にして何を考えてたのかな〜?」
プリンを食べ終えた先輩が、またあのニヤニヤ顔で詰め寄ってくる。
反撃は逆効果だということを学習した俺だが、現状ではどうすればいいかがわからない。
主人公「え、えぇと……」
返答が見つからず、どもってしまった。
WIZ「お姉さんには言えないようなことを考えてたのかな〜?」
主人公「い、いや、そういうわけじゃ……」
WIZ「大人しく白状しちゃいなさい。うりうり〜♪」
そのまま先輩が飽きるまで弄り倒される羽目になってしまった。


WIZ「ふんふんふ〜ん♪」
帰り道、先輩は上機嫌で鼻歌を歌いながら歩いている。
俺はというと、その隣で相変わらず苦笑いを浮かべながら。
なんでこんなことになってしまったのだろう。
『先輩にお歳暮を』
ただそれだけの筈だったのに。
まぁ、結果的には楽しい時間を過ごせたのだが。
WIZ「さてと、このあたりで良いわよ」
先輩が足を止め、声をかけてくる。
そこはもう、先輩の家の目と鼻の先。
WIZ「とっても楽しかったわよ〜。ありがと♪」
そりゃ、あれだけ人を弄りまくったら楽しいでしょうよ。
WIZ「んー……えいっ」
ふわり、と先輩が俺に密着してきた。
ちゅっ。
主人公「え……っ?」
頬に残る、暖かく柔らかい感触。
WIZ「ふふっ、一足早いお年玉よ。それじゃ、良いお年を〜♪」
主人公「あ、うん……。良いお年を」
俺が返すのを聞き、先輩は満足げに玄関をくぐっていった。

238 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/12(木) 05:13:53 ID:0oUQJtRE
前半と後半で書いた時期が違うので、何か感じが変わってしまった……。
しかもその間にやってたエロゲの影響で、当初予定していた先輩のイメージが全然違う方向に。
とはいえ、投下した以上もう後の祭り!
肩の荷を降ろしたところで、次のお題( >>230 )に取り掛かるとしますか。


>>232
シフ子は、彼氏はブリーフ派に一票。

239 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/14(土) 14:54:35 ID:zrZp6WQ2
>>238
お年玉まで良いなぁ。
次も期待してます。

コレが終わる頃になると、次はバレンタインネタが
丁度シーズンで御座いますやね。

240 名前:1/3 投稿日:2006/01/16(月) 05:47:57 ID:/rkbpsWk
アチャ「主人公君、矢筒ちょうだ〜い」
主人公「ほいよ」
アチャ「〜♪」
俺が手渡した矢筒(中身は火矢)を、手際よくバラすアチャたん。
普段がおっとり天然キャラなだけに、そのギャップにしばし目を奪われてしまった。
ばらしたばかりの矢を弓につがえ、狙いもそこそこに矢を放つ。
主人公(ああ見えて、結構狙い定めてるんだな)
ジオグラファーに向けて放たれた矢は、正確に対象を捉えていた。
アチャ「どんどんいくよ〜♪」


冬休みも残り僅か。
このところずっとねちねちごろごろの生活をしていた俺だった。
剣士子「あんた、少しくらい狩りに行かないと鈍るわよ」
俺は毎日毎日、誰かの家に入り浸って時間を潰していた。
一人でいてもつまらないからな。
今日も今日とて剣士子の家に上がりこんでいた(何気に頻度が一番高かった気がする)。
それでも、嫌な顔をしながらもお茶(とお茶菓子)を出してくれる剣士子はいい奴だと思う。
主人公「狩りなぁ……最近懐も寒くなってきたけど、外は寒いしなぁ……」
剣士子「モロク方面に行ってみたら?」
主人公「それは暑そうだ」
剣士子「子供じゃないんだから、聞き分けの無いこと言うもんじゃないわよ」
呆れ顔で窘められるが、提案が極端すぎると思うのは俺だけだろうか。
主人公「ん?どこか行くのか?」
俺がまったりと寛いでいる間、剣士子はせわしなく出かける準備をしていた。
剣士子「私はこれから狩りに行く約束があるの。悪いけどそろそろ出なきゃ」
主人公「そうか。じゃあ俺もそろそろ帰るかな」
さすがに人の家で一人にされるのは耐えられん。
剣士子を見送りつつ、俺も剣士子の家を後にした。

その後、大通りを歩いていると見知った顔があった。
主人公「よう、アチャたん」
アチャ「あ、主人公君。ちょうどいいところにっ」
俺が声をかけると、嬉しそうに駆け寄ってくる。
もしかしたら、アチャたんの前世は犬だったんじゃないだろうか。
アチャ「はい、これ持って〜」
にこやかに差し出された物を、俺は普通に受け取ってしまう。
主人公「って、これは火矢?」
アチャ「うん。宿題の絵日記に書くことがなくなっちゃって、狩りに行こうと思ってたの」
あれ?宿題に絵日記なんてあったか?
ふと、思い当たる節があった。
主人公「もしかしてそれって」
アチャ「うん、夏休みの宿題」
……やはり、な。

241 名前:2/3 投稿日:2006/01/16(月) 05:48:25 ID:/rkbpsWk
主人公「ところでアチャたん、矢が重いのはわかるが、いっそ矢筒にして持っていったらどうだ?」
アチャたんに渡されたのは生のまま(というのも変な話だが)の火矢だった。
アチャ「矢筒?矢筒って何?」
……その後、数分をかけて説明し、俺たちはフェイヨンに飛んだ。
アチャ「うわー、軽い!軽いよこれ!こんなに軽いのに500本も入ってるなんて、ミラクル!」
主人公「最近の弓手ならみんな知ってると思ってたんだけどな……って何してるの!」
アチャ「え?」
不思議そうに応えるアチャたんは、作ってもらったばかりの矢筒を解いていたのだった。

主人公「なんか、心配でついてきてしまったが……」
ここはアインブロック周辺のフィールドだ。
ジオ相手に俺はやることがないので、群がってくるメタリンを叩くことにした。
アチャ「このポリン、可愛くないね……」
額から飛び出してるチューブを引っ張りながら、アチャたんがぼやく。
主人公「ポリンの可愛らしさを捨てて強さを手に入れた奴だからなぁ」
それは誰に聞いた話だっただろうか……。
しかしまぁ、おかげで躊躇無く殴れるし、収集品も稼げるし一石二鳥ということだ。

アチャ「少し休憩しようか?」
狩りを始めて数時間、ふとアチャたんが提案する。
そういえば、ここに着いてからずっと動きっぱなしだったな。
主人公「そうだな、言われてみたら体は結構疲れてるかもしれない」
断る理由も無いし、二人で並んで腰を下ろした。
しばし何気ない雑談をしていたのだが……。
アチャ「なんか、ちょっと寒いね」
主人公「さすがに北の大地だしなぁ」
なにより時期が時期だ。
雪こそ降ってはいないものの、結構冷え込む。
主人公「動いてる時は気にならなかったんだけどな」
この寒い中、狩りに行く人の気が知れないと思っていたが、なんとなく理解できた。
主人公「火でも熾してみるか?」
さすがにじっとしているとこの寒さはキツいかもしれない。
アチャ「うん、そうしよっ」
言うが早いかアチャたんはジオグラファーの根を数個放り、そこに火矢を撃ちこんだ。
その間、僅か5秒足らず。
この辺の素直さと行動力がアチャたんの魅力だよなぁ。
主人公「って、何考えてるんだ俺は」
アチャ「??」
主人公「いや、なんでもないぞ?」
変な主人公君、と呟きながら火に手をかざすアチャたん。

242 名前:3/3 投稿日:2006/01/16(月) 05:49:02 ID:/rkbpsWk
肩を並べて寄り添う俺たち。
そろそろ話題も尽きたのか、双方とも口数が少なくなってきた。
それは重い沈黙ではなく、ゆったりと流れる時に身を任せるイメージだ。
主人公「たまにはこういうのも悪くないよな」
アチャ「…………」
返事は無かった。
しかし、その代わりにアチャたんが、俺の肩に体を預けるようにもたれかかってて来た。
主人公「……いや、予想はしてたけどさ」
アチャ「くー……すー……」
つまりそういうことだった。
主人公「アチャたん、こんなところで寝たら風邪ひくぞ」
体を少し揺すってみるが、起きる気配は無い。
アチャ「うぅ〜ん……」
寝返り(?)をうったアチャたんは、今度は胡坐をかいた俺の下半身に倒れこんだ。
完全に熟睡してしまったアチャたんだが、その寝顔を見ると起こすのも憚られる。
火の番をしながらアチャたんの寝顔を観察することにするか。

アチャ「ん〜〜……」
のそりとアチャたんが身を起こす。
回りをキョロキョロと見回し、俺の顔を向いて動きが止まった。
主人公「おはよう」
顔はこちらを向いているが、どうにも焦点は合ってなさそうだ。
すると突然。
アチャ「主人公くぅ〜ん……」
俺の名前を呼びながら、抱きついてきたのだ。
主人公「な!ちょ、アチャたん!?」
突然のことに動揺し、思わずアチャたんの背中に手を回して抱き返してしまう俺。
いや、別にやましい事なんて何もないぞ?
つい反射的に体が動いてしまっただけだぞ?
アチャ「幸せになろうね……」
なんですと?

アチャ「あーあ、せっかく主人公君がプロポーズしてくれた夢見てたのにー」
ようやく落ち着いたアチャたんから事情を聞きだすことに成功した。
ちなみに、プロポーズのセリフは『ずっと、俺が宿題を手伝ってやる』だそうだ。
全然プロポーズの言葉には聞こえないし、なにより俺が言えるセリフではない。
アチャ「でね、結婚式の時に赤ちゃんが産まれる!って時に目が覚めちゃったの」
なんというか、それはある意味で悪夢のような気もしてきた。
主人公「まぁ、それは夢のままにしておいた方がいいと思うぞ」
適当にお茶を濁す俺。
主人公「さて、そろそろ結構な時間だし、帰るか?」
アチャ「うんっ」
夢が夢だと知って少しガッカリしていたアチャたんだが、既にいつもの元気を取り戻している。
やっぱりアチャたんはこうでなきゃな。


後日談。
彼女は何を血迷ったのか、(夏休みの)宿題の絵日記に例の夢の内容を書くという暴挙に出た。
それは何の躊躇も無く提出され、掲示される。(宿題遅延のペナルティのようなものだ)
そして、それを見た剣士子やシフ子にどつかれる俺だった。

243 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/16(月) 06:00:08 ID:/rkbpsWk
バンアレン帯……バンアレン帯か……。


バンアレン‐たい【バンアレン帯】

地球の赤道上空を中心にドーナツ状に取り巻く放射能の強い領域。
宇宙から飛来する高エネルギーの陽子や電子が地球磁場にとらえられてできる。
一九五八年に米国の物理学者バン=アレンJ. A. Van Allenが人工衛星の観測によって発見した。
放射線帯。


まぁ、閑話休題。
とはいえまだ1ヶ月も先のこと。
いくら遅筆な俺とは言え、今から書き始めてたら時期尚早になりかねん。
ここはひとつ、間にもうワンクッション入れておきたいところ。

べ、べつにバレンタインに無縁な生活だから、バレンタインでどんな気持ちになるか分からないわけじゃないんだからね!
ほ、本命チョコだって貰ったことあるんだから!(ギャルゲ・エロゲなどで)
ケッ、バレンタインなんてお菓子会社の陰謀なんだよバーヤバーヤ!ヽ(`Д´)ノ
どうせ今年も……|||orz

244 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/16(月) 11:16:56 ID:fygIq0ds
ツンデレな243にテラモエス

寒いから鍋ネタとか暖かい食べ物ネタで一つ
ワンクッションおいてみたりしますか?

245 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/17(火) 08:52:22 ID:BV3GLc5Q
今まで散々書いてきてこんなこと言うのもアレなのですが。
主人公ら登場人物に、暫定的に名前が欲しいなぁと。
「主人公君」とか、書いててすっごい違和感があるんですよね。
アコたんやら剣士子やら、そっち側のキャラには特になんとも思わないのですが……
さすがに主人公だけ名前つけて、他は職で呼んじゃかえっておかしくなりそうなわけで。

で、このスレ的に名前をつけるとしたら、今までに出てきたミニゲームやら体験版やらで使われた、
ケイオス(以下鯖名というか原作キャラ名?)を使うのがベターでしょうか?(原作は知らないわけですが)
先輩方にも名前をつけるとなると、ちょっと鯖数が足りなくなりそうですけど。

まぁ、無い方がいいなら今まで通り、現状維持でいきますが。

246 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/17(火) 22:17:59 ID:cWJZwCxE
>>245
比較的自由のきくスレですから、名前を採用、もいいかもしれません。
しかし、固定ネタになりかねないため、別の書き手様が書き込みづらくなってしまう可能性もあります。

そこで提案なのですが、名前を付けたい場合、SSの前に、
ロアン……♂剣士
ユーファ……♀アコ
タキウス……♀マジ
マーヤ……♀商人
のように、名簿を書いてから投稿するのはどうでしょうか?
これなら今までの方がいい人はそのまま続けられますし、名前を決めたい人はそれで書き込めます。

私個人で勝手に考えた案なので、不備もあるでしょうし、賛同できない方もいると思いますので、ご指摘、ご指南をよろしくお願いします。

※キャラ名はROニメから拝借させて頂きました。
※現在、鍋ネタを執筆中。センター試験までに書き込めたらいい……か……なorz

以上、長文失礼致しました。

247 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/18(水) 10:51:05 ID:wy.2qZ56
名前付けてもまぁ良いと思うってのは>>246に同意。

ただ、名前付けちゃうんだと、小説スレとかでも良いんじゃないの?
って考えもあるので、そこらへんはどう考える?

248 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/18(水) 11:42:11 ID:5krIEi4s
じゃあ投下人の数だけ名前があるってことで

249 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/18(水) 23:42:30 ID:PG247S6U
次回は試験的に>>246の案で名前を使ってみようと思う。

なぜ名前をつけたかったんだろうと振り返ってみると、来るべきゲーム化の時のことを考えていたのかもしれない。
以前、ときメモ風の育成型シミュレーションをベースに作っていたのだが……
やおいネタに走った上に、基本システムが8割方完成したところでHDDと共に崩御なされた。

散っていったデータが無駄ではなかった証のために、
再びスレの理想を掲げるために、
ゲーム化成就のために!

吉里○里よ、私は帰ってきた!

最近はもっと簡単で高性能なのもあるらしいが、それはそれ。
いつか、日の目を見ることができる時が来ることを願う。

250 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/21(土) 10:00:18 ID:GAuQjsoM
なんですとー!?

251 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/21(土) 12:34:03 ID:7kSiyAwI
しかし!絵がないんじゃないか?

252 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/22(日) 11:39:02 ID:cvJB.KgA
スレが活性化されれば絵神が再来してくれますって。

>>245
まぁ書き手が書きやすいやりかたでいいんだが、
「○○くん」程度でいいんじゃない?
暗黙の了解として、そこは無個性のままでみんな頑張ってた気がする。

253 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/23(月) 15:58:11 ID:BThjliUc
とりあえずも忙しそうだから期待は出来んなぁ

254 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/23(月) 17:55:34 ID:M6GofTy.
まぁ、絵心ない俺らはネタという刃を研ぐのさ。

とりえあず>>246はセンター無事におわったんかねぇ。

255 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/24(火) 18:55:39 ID:Otznz4YY
ネタという刃ねぇ。
すまんが俺の刃はこんなのしかないぞ↓

http://kcrdirty.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060124185241.jpg

256 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/01/24(火) 18:57:39 ID:Otznz4YY
あ、直に見れないんだったごめんorz

257 名前:246 投稿日:2006/01/25(水) 22:15:28 ID:ODxy.nTA
ごめ、センター試験の調子が良かったから、本気で受験に専念します……
ということで、鍋ネタはおあずけ……ゴメンナサイorz

これだけではアレなので、ネタだけ投下しておきますね
<ネタここから>
金欠の主人公、飢える
[>[手先の器用なアルケミ先輩に作ってもらう]
[ダメもとで、シフ子に相談してみる]
[優しいプリ先輩に癒してもらう]
[幼馴染みなんだから剣士子が作ってくれるに違いない!]
[必要なのは漢の友情だ!]


アルケミ先輩に頼んでみる主人公。
アルケミ「焼き肉つくるから一緒に行こ?」
喜んで付いて行く主人公。しかし、何故か行き先はピラ地下。
ミノにデモストするアルケミ先輩。主人公ビビる
</ネタここまで>

大学受かったらまた来ます。
このスレの繁栄を願っておりますm(__)m

258 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/01(水) 16:56:44 ID:KzoFilBc
>>246=257
ちょ、センターの調子悪くても受験は本気でやろうよ!

>>252
無個性というには少々難しいところまできてしまった気がする……。
書き手によってそれぞれ違ったちょっとした個性があったりするのも見ていて楽しかったのだが。

まぁ、閑話休題。

というわけで鍋ネタいきまーす。
以前申告していたとおり、試験的に名前を採用してみることに。

登場人物
主人公………ケイオス
アコたん……アイリス
剣士子………サラ

259 名前:1/2 投稿日:2006/02/01(水) 16:57:10 ID:KzoFilBc
陽が沈んで少し経つ頃。
空に闇が映え、プロンテラの街並みには明かりが灯る。
そんな中で俺は一人、アイリスの家に向かって歩いていた。
肩に担いだ袋は僅かに湿っており、少々生臭い。
サラ、アイリス、俺の三人でイズルードの海底ダンジョンで狩りをした戦利品だ。
袋の中身はかにニッパ、貝、肉(ヒドラ産)などの海産物。
そして俺がウケ狙いでこっそり入れた触手が数本。
なぜそんな物を担いでアイリスの家に向かっているのかと言うと。


サラ「今日も冷えるわね」
狩りの途中、小休止を入れているときにサラが呟く。
時期も時期だし、場所も場所だ。
さすがに動きのある海水が凍ることは無いが、干潮による潮溜まりには薄っすらと氷が張っていた。
ケイオス「こう寒い日には、暖かいものが食べたいよな」
湿った洞窟の地面に座るのが嫌なのか、俺以外は壁面に寄りかかるようにして休息している。
……かくいう俺も、尻が冷たくなってきたが。
尻に不快感を覚えた俺は、立ち上がってアイリスを間に挟み、サラの反対側の壁に寄りかかる。
アイリス「あ、そうだ。今日はうちに来て、みんなでお鍋にしない?」
そう言うアイリスの視線は、のそのそカパカパと平和そうに歩いているバドン。
ケイオス「アイリスって、可愛い顔して結構エグいこと考えるよな」
アイリス「え……やだ、ケイオス君ったら、可愛いだなんてっ♪」
赤らめた頬に両手を当ててイヤイヤするアイリス。
どうやらセリフの後半は脳内で削除されたようだ。
サラ「そうねぇ。私たち三人でご飯食べるのも、たまには良いかもね」
言われてみれば。
幼馴染の俺たちは揃って学園に入ったのだが、それからはいつも新しい仲間たちと一緒だった。
ケイオス「俺も賛成」
アイリス「じゃあ決まりっ♪」

ポータルを開いてプロンテラに帰還した俺たち。
アイリス「じゃあ、わたしは先に帰って準備してるね」
サラ「私も手伝うわ。ケイオスは荷物と食べれる物の選別をお願い」
ケイオス「了解」
サクサクと役割を分担され、二人から戦利品を預かる。
先に帰る二人を見送り、俺は荷物袋を漁り始めた。
ケイオス「まずかにニッパは外せないだろう。あとはこの貝もいけそうだ」
『食べれる物』と『食べれない物』の袋にそれぞれ分類していく。
ケイオス「オボンヌのエラとか心臓は……食いたくないな」
人魚の肉を食べると不老不死になる、とかいう伝説は聞いたことがあるようなきがするけど。
もしそれが本当だったら、人口が増えすぎてあっという間に食糧難だ。
ケイオス「っと、くだらないこと考えてる場合じゃないな。つぎつぎ……」
鍋のためと思えば、俄然やる気が沸いてくるというもの。
十分足らずで作業を終え、俺もアイリスの家に向かうことにした。

260 名前:2/2 投稿日:2006/02/01(水) 16:57:31 ID:KzoFilBc
コンコン。
アイリスの家の扉を叩く。
アイリス「あ、ケイオス君。さぁ、入って入って〜」
アイリスに促されて玄関をくぐると、早くもいい匂いがしてきた。
サラ「早かったわね。こっちも今下ごしらえが終わったところよ」
台所の方からサラの声が聞こえてくる。
ケイオス「なんか、一気に腹が減ってきた」
言いながら材料を渡す。
アイリス「じゃあ、急いで洗ってくるね」
海産物を抱えて台所に向かうアイリスと入れ違いで、サラが居間に入ってきた。
サラ「そこのコンロに火、点けて頂戴」
両手で湯気の立ち上る鍋を持ってきたサラが俺に指示を飛ばす。
テーブルの中央に置かれていたのは小型だが高火力を誇るコンロだ。
ゲフェンの魔術師協会と鍛冶屋ギルドが共同で開発した便利な日用品。
ジェムを触媒にして火を熾す魔術式を組み込まれた物に、職人が外装を取り付けた物である。
一般に広く出回ってるもので、凝った装飾などがされていない物であれば割と安価で手に入る。
火力にもよるが、ブルージェムストーン一つで、三時間から四時間ほどの持続力。
また、この魔術式は現在も消耗効率改良・性能向上の研究がされていたり。
閑話休題。
ケイオス「ん……オッケー」
火が点いたのを確認すると、そこにサラが鍋を下ろす。
サラ「台所の方で沸かしてきたから、あとは具を入れるだけね」
食器は既に用意されており、俺とサラは椅子に座ってアイリスの到着を待つことに。


それから数分後、目の前の鍋は混沌としていた。
サラ「これはどういうつもりなのかしら?」
厳しい弾劾の声を俺に向けるサラ。
ケイオス「……ネタとして持ってきたことは認めるが、まさか鍋に入るとは思わなかった」
アイリス「え?わたしはてっきりしらたきの代わりに、ってことだと思ったんだけど」
サラ「…………」
そう、鍋の中に投入されたのはヒドラの触手だった。
アイリスがこういう性格だということを失念していた俺の責任か……。
ケイオス「はいはい、食べますよ!食べればいいんでしょ!」
意を決して鍋から触手を1本引っ張り出す。
思いの他太い触手を見て、女の子がこれにうねうねされているところを想像してしまった。
ガッ!
ケイオス「いてぇっ!!」
妄想がエスカレートする前に、俺の頭に物理的な衝撃が走った。
サラの拳だ。
その据わっている眼が全てを物語っているので、俺は何も言わずに触手を口に運んだ。

翌日の俺は、トイレの住人になっていたとさ。
めでたくねぇ……。

261 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/01(水) 17:00:33 ID:KzoFilBc
さて、次はいよいよバレンタインネタか……と言いたいところなのですが
実はもうひとつ、試験的にやってみたいというか、やってるものがあるのです。
バレンタイン前に上げるつもりですので、期待しないでお待ちください。
無論、14日にバレンタインネタを仕上げることも忘れはしませんのでご安心(?)を。

262 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/01(水) 17:45:25 ID:wraBUbs6
>>258
GJであります。
だが、その、なんだ。作品とは関係ないんだがな。
昔は触手のアイテム説明欄に、「醤油か何かで食べるとツルツルと美味しい。」
みたいなことが記載されててな。驚くべきことに食用なんだ、あれ。
記載が今ないことを考えると、ヒドラ達の突然変異で食えなくなったのかもしれんがなー。

…と、そこまで考えて気がついたのだが、
バイオプラントでヒドラが出せるケミ先輩とかの所為なのかも知れぬ。

263 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/02(木) 00:05:20 ID:O0M11uKY
>>262
なんということだ……確かに、俺は知らない時代だが、かつてはゼロピーすら食えたと聞く。
そう考えると、触手が食えても何も問題なかったのか。
サイズとかも考えて、蟲の触角にした方がよかったかな。

それと、超スルーしちゃったが、>>255超GJ。
半ネタキャラ扱いしてきたアチャ子に愛着が湧いてきたぜ!

264 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/12(日) 07:39:02 ID:LbnnHAgA
予定よりちょっと遅くなったけどバレンタイン前のちょっとした試み。(バレンタインは関係なし

今まで、特定はしてなかったのですが主人公=剣士なイメージで書いていたのですが。
もし主人公が別職で、とした場合、どんな感じになるのかなぁ、と。

で、試験的に今回は主人公=マジで書いてみました。

265 名前:1/2 投稿日:2006/02/12(日) 07:39:16 ID:LbnnHAgA
放課後、誰も残っていない教室で、俺たちは向かい合っていた。
主人公「いくらなんでも、それは削りすぎじゃないか?」
俺はマジ子の組んだ式を見て、率直な意見を述べた。
マジ子「魔術は芸術や娯楽じゃないの。余分な装飾なんて、極力削ぎ落として然るべきなのよ」
確かに一理あるが、術の主式(根源)のみで組まれた魔術式は、教本以上に味気ない物に思える。
それを言ったところで、帰ってくるのはほぼ同義の言葉か。
主人公「まぁ、確かにその時その時で最適な術式を選んで使えれば問題無いだろうな」
そしてそうするだけの知識と技術を彼女は持ち合わせている。
マジ子「あなたの式は副式が多過ぎるんじゃない?各状況に対応するのは式が複雑になりすぎるわ」
対して俺が組む魔術式は、総じて副式(伏式とも言う)を多用する傾向にある。
簡単に言うと、あらかじめファイアーボルトの詠唱にファイアーウォールの式の一部を組み込む。
そして、状況によって発動させる術を変更(移行)することができるような物だと思えばいい。
主人公「式は複雑になるが、ある程度の状況を想定しておけば式の総数はお前より少なくできるぞ」
そういう利点は極力利用することにしてる、と付け加える。
マジ子「……確かにそれは認めるわ。でも主術から副術に切り替えるための判断力はどうかしら?」
主人公「そりゃ……経験を積むしか無いわな」
俺にしろマジ子にしろ、結局のところはそこに行き着くわけだ。

マジ子「それにしたって、最初から私みたいな式をたくさん覚えておけばいいんじゃないかしら?」
主人公「俺はお前と違って、そんなできた頭持ってねぇの。それに、試験と実戦は違うさ」
そう、今はテスト直前の(俺は)悪あがきの最中だった。
マジ子「試験でできないことなんて、実戦でもできないわよ」
筆記・実技・実戦の全てで優秀な成績を誇る彼女の言うことは、おそらく間違ってはいないだろう。

266 名前:2/2 投稿日:2006/02/12(日) 07:39:32 ID:LbnnHAgA
マジ子「それにしたって、最初から私みたいな式をたくさん覚えておけばいいんじゃないかしら?」
主人公「俺はお前と違って、そんなできた頭持ってねぇの。それに、試験と実戦は違うさ」
そう、今はテスト直前の(俺は)悪あがきの最中だった。
マジ子「試験でできないことなんて、実戦でもできないわよ」
筆記・実技・実戦の全てで優秀な成績を誇る彼女の言うことは、おそらく間違ってはいないだろう。

テストで良い点数を取りたければ教本に従え、とはマジ子の弁だ。
同時に、テストで良い点数を取ることになんの意味も無い、とも言っている。
主人公「うーん……こんなもんか」
マジ子「テストの点で言えば、70点ってところね」
涙を呑んで副式をいくつか削った俺の式を、マジ子が辛口に判定する。
主人公「お前の採点だと?」
マジ子「60点」
主人公「厳しいな……」
聞かなきゃ良かった。
主人公「でも、なんだかんだ言ってお前もテストのときは点を取りに行くよな」
実際、テストではほぼ満点を連ねるマジ子。
中にはマジ子独自の解釈を良しとしない教師もいるため、減点を食らうこともあるが。
マジ子「私も一応は学生の身よ。それに、無様な点なんて取ったら姉さんになんて言われるか……」
WIZ先輩ならおしおきと称して無茶な実験の実験台にされるかもしれないな。
主人公「さて……今日はもう遅いし、そろそろ帰るか」
マジ子「そうね」
主人公「そうだ、最近テスト勉強ばっかで鈍ってるからさ、明日どこか狩りに行かないか?」
明日はテスト期間前の休日だ。
デート……と言うには色気無いが、そもそも俺たちはそういう関係じゃないしな。
マジ子「私は別にいつも通り狩りはしてるけど……まぁ、付き合うわよ」
主人公「ん、サンキュ。それじゃ、また明日な」

267 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/12(日) 07:42:11 ID:LbnnHAgA
この狩りの中で
マジ子ピンチ!→主人公がの自分の式で助ける→マジ子も主人公の式を真似る→悪くないわね→ちょっと見直す
という展開が!という脳内。
まぁ、ぶっちゃけROの中ではありえない話ですけども。
イメージとしてはこの主人公はSage志望ってところですかね。

閑話休題。
バレンタインネタの仕上げにかかります。

268 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/14(火) 22:57:47 ID:EMsinsik
なんか知らないが書き込み禁止になってた罠。
まぁ、どうせ遅刻の常習犯だがな!

というわけでバレンタインネタ。

269 名前:1/3 投稿日:2006/02/14(火) 22:58:23 ID:EMsinsik
朝、学校に着くといつもと違う空気に少し途惑った。
今日に限ったことではなく、ここ数日はなんとなく妙な雰囲気ではあったが、今日は格別だった。
主人公「みんな、なにそわそわしてるんだ……?」
普段からテンションが高い連中はさらにテンションを上げてお祭り騒ぎ。
逆に大人しく目立たない人達もキョロキョロと見回し周囲を伺っている。
いったい何だっていうんだ?

わけの分からないまま、窓際の自分の席に腰を下ろす俺。
主人公「おはよーぅ」
いつものように隣の席の剣士子に挨拶をするのだが。
剣士子「あ、しゅ、主人公……お、おは、おはよう……」
頭に血が上りやすくすぐに拳が飛ぶが、基本的に冷静な剣士子の様子もいつもと違っていた。
見ると顔が真っ赤になっている。
何か怒っているのか、はたまた体調が悪いのか。
とりあえず前者に関して、俺に心当たりは無い。
主人公「どうしたんだ?風邪でもひいたのか?」
剣士子「べ、別になんでもないわよ。き、気にしないで」
怒っているわけでは無さそうだが、そっぽを向かれてしまった。
主人公「ならいいけど……。あんまり無理すんなよ?」
剣士子「うん……あ、ありがと……」
剣士子にしては珍しく、消え入りそうなほど弱々しい声で返事が来る。
まぁ本人がなんでもないって言ってるんだから、俺がどうこうできるもんでもないだろう。
いつもなら剣士子と談笑でもしてるところだが、今日は窓の外を眺めて始業を待つことにした。

シフ子「主人公!こっち向いて!」
主人公「あ?―――んがっ!?」
呼ばれた声に反応してそちらに顔を向けた瞬間、黒い物体が俺のほうに向かって飛来していた。
それが半開きになっていた口の中に見事に吸い込まれ、『んがっ!?』というわけである。
直後、口の中に広がる少々苦味のある甘さ。
主人公「んぐ……なんだ、チョコレート……?」
シフ子「ビンゴッ♪」
パチンと指をひとつ鳴らし、チョコレートをもうひとつ放り投げてきた。
今度は緩やかな放物線を描き、難なくそれをキャッチする。
主人公「5ゼニーチョコ……?」
手の中を見ると、広く市販されている5ゼニー硬貨を模して作られたチョコレートが。
いったい何のつもりだ?と思ってシフ子の方を向き直ると、そこには既にシフ子の姿は無かった。

剣士子「あ、あのさ、主人公……」
それを横で見ていた剣士子が声をかけてきた。
主人公「ん?欲しいのか?」
その視線が、俺の手の中にあることに気づいて聞いてみる。
剣士子「そ、そうじゃないわよ。それに、それはあんたが食べた方がいいわ」
主人公「変なやつだな」
言われるまでも無く、5ゼニーチョコを口に放り込んだ。
剣士子「今日は、さ……その、2月14日じゃない?」
剣士子のやつ、いきなりどうしたんだ?
主人公「14日だけど……なんだ、持って来る教科書間違えたのか?」
剣士子「え、いや……」
剣士子にしては珍しいこともあるもんだ。
教科書を見せてくれと言うのが恥ずかしかったんだろう。
主人公「いいよ、ほら。いつも見せてもらってるお返しだよ」
言いながら自分の机を剣士子の机に寄せる俺。
剣士子「え!?ちょ……!」

BS先生「ん?なんだ、主人公はまた教科書忘れか」
主人公「いえ、今日は剣士子が忘れです」
BS先生「はいはい、いらん言い訳はいい。主人公減点1っと」
一限の鉱物学の担当のBS先生は聞く耳持たん、と言わんばかりにチェックをつける。
酷い。
主人公「先生、参考までに聞きますが、俺の減点ってどれくらい溜まってます?」
BS先生「-167点だ」

270 名前:2/3 投稿日:2006/02/14(火) 22:58:48 ID:EMsinsik
主人公「いやー、まいったまいった」
剣士子「ご、ごめん、主人公……」
主人公「いいよ、別に気にすんなって」
今更1点増えたところで、何も変わらなかった。
アチャ「さすがだよね、忘れ物大王の主人公君っ」
主人公「はっはっは、そう言うな、忘れ物女王」
ちなみにアチャたんは-159点だ。
アチャ「そんな主人公君にこれ、あげるよっ」
差し出される小さな包みを受け取る。
主人公「サンキュ。ってこれ何?」
アチャ「チョコレートだよ。しかもボクの手作りっ!」
包みを開けてみると、グリフォンの形をしたチョコレートが出てきた。
主人公「これは……すごいな」
器用なアチャたんらしく、細部までよく作りこまれており、食べるのが勿体無いくらいだ。
……アチャたんの手作りということは、これは食べないのが吉だろうな、うん。
主人公「えーと……大事にするよ。っていうか、なんでチョコレートで?」
アチャ「だって、今日はバレンタインデーだよ?」
主人公「あ……」
2月14日。
すっかり忘れてた。
主人公「なるほど、それでみんな落ち着きが無いのか」
アチャ「主人公君らしいねー。女の子にとっては大事なイベントなんだよー?」
主人公「浮ついてるのは男の方ばっかだけどな」
いつにも増して女の子を追い掛け回していた、最近の逆毛シフの行動の意味がようやく分かった。
ていうかあれは逆に顰蹙を買うのではなかろうか。

にしても、バレンタインチョコのデザインにグリフォンを選ぶアチャたんのセンスはどうかと思う。
曰く『男の子はカッコイイのが好きだと思ったから』だそうな。
いや、確かに好きではあるのだが……うーむ。
主人公「そういや、剣士子も誰かにチョコレート渡したりするのか?」
剣士子「え!?えーと……うん」
今まで蚊帳の外だった剣士子に話を振ってみると、意外な返答が。
主人公「へぇ、剣士子にチョコレートを貰う不幸な奴は誰だろうなぁ」
剣士子「ちょっと、どういう意味よ!」
さすがにこれはちょっと怒らせてしまったか。
主人公「悪い悪い、冗談だって。お前がそういうの得意だってことくらい分かってるよ」
家事全般をそつなくこなす剣士子は、中でも料理が得意なのだ。
俺も時々……もとい、頻繁にご馳走になってるわけだしな。
主人公「で、誰に渡すんだ?俺が知ってる奴なら声かけてきてやるけど」
いつも世話になってるし、こういう時くらいは応援してやりたいところだ。
剣士子「え……べ、別にいいわよ、そんなの」
主人公「遠慮するなって。恥ずかしがるなんてお前らしくないぞ?」
剣士子「だって、私が渡したい相手は―――」
キーンコーンカーンコーン。
モンク先生「おーし、全員席に着けー!」
主人公「っと、また後でな」
剣士子「う、うん……」

271 名前:3/3 投稿日:2006/02/14(火) 22:59:05 ID:EMsinsik
その後も剣士子の相手を聞こうとすると、タイミングを見計らったかのように何かが起きる。
逆毛シフのしつこさにぶち切れた殴りアコさんがぶん殴って、逆毛がこっちに飛んできたり、
剣術の騎士先生に呼び出しくらったり、ローグ先輩にトンドル→インティミくらったり。
最後のはローグ先輩からチョコをもらっちゃったりして、気づけば昼休み。
主人公「はー、腹減った……」
今日の剣士子は厄日なんだろうか。
一度諦めて、放課後にでもなんとかしよう、うん。
主人公「悪い、剣士子。放課後でよければ協力する」
剣士子「う、うん。じゃあ、みんなが帰るまで教室で待ってて欲しいんだけど」
主人公「了解。んじゃ、俺学食行ってくる」

バレンタインなのはわかったが、学食メニューが『チョコ○○』になってるのはどうかと思う。
つーか飯とチョコを組み合わせるなよ……。
しかも男子限定で女子は普通のメニュー。
これはある意味虐待のような気がしてきた。

その後もいろいろありつつも、放課後を迎えた。
が、なかなか人がはける気配が無い。特に男子が粘る。
いや、お前らもう諦めて帰れよ。
逆毛「認めねぇ!俺は認めねぇぞ!」
叫ぶ逆毛シフ。お前、傷増えてないか?
主人公「なかなか人減らないな……」
剣士子「そうね……しかたないわ、帰りましょ」
主人公「え?だってお前、まだ渡してないんだろ?」
剣士子「そうだけど、大丈夫よ」
朝から昼に比べれば、剣士子もだいぶ落ち着いてきたようではあるが……。
今ならもうサクっと渡せちゃう、ってことなのか……?
主人公「まぁ、お前がそう言うなら……」
そして、黙ったままの剣士子の数歩後ろを歩きながら、一緒(?)に校門を出ることになった。

主人公「なぁ……諦めちまうのか?大事なきっかけなんだろ?」
俺の家と剣士子の家への分岐点付近で、俺は意を決して聞いてみた。
剣士子「そんなつもりは無いわよ」
立ち止まって振り返る剣士子。
その表情は剣術の稽古をしている時以上に真剣そのものだった。
剣士子「はい、これ」
言って、差し出される小さな包み。
主人公「え……?」
中身は確認するまでもない、チョコレートだ。
主人公「どうして……」
剣士子「別に諦めたとかそういうわけじゃないわよ。最初から、あたなに渡すつもりだった」
それを聞いて、俺は呆然としていた。
剣士子「今日は……いろいろありがとう。それじゃ、また明日!」
また顔を真っ赤にして、叫ぶように言い放って剣士子は駆け出した。

主人公「……まいったな」
応援しようと思ってたのに、その相手がまさか俺だったなんて思いもしなかった。
結果的に俺が受け取ることになったけど、ひとりで空回りしてたと思うと情けなくなる。
主人公「やっぱり、美味いな」
剣士子に貰ったチョコレートは、俺の好みの味だった。


余談。
アチャたんから貰ったチョコグリフォンは、冷蔵ケースに入れて飾られている。

272 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/14(火) 23:01:42 ID:EMsinsik
本当は今朝書き始めて、今朝投稿しよう思ったら書き込めなかった。
ダメなら遅刻してもいいやーと思って書き込みしたら書き込めた。

さて、時事ネタもいいですがたまにはROならではのネタもどうかなぁと思うわけです。
ROというか、ときラグなネタというか。

というわけで、引き続きネタを募集してみる。

273 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/15(水) 02:36:16 ID:dOXg1TcU
|∀・)ばれんたいんはいいねぇ

ttp://kcrdirty.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060215023448.jpg

274 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/15(水) 03:11:18 ID:8qAGU7QM
>>273
うおをーぉぉぉ!!!!
なんということだ!俺の妄想が!妄想がぁぁっ!!!
超!G!J!であります!
まさかこんな文を絵にしていただけるは、感激の極み……!!
俺もまだまだ精進せねば……という気が湧いてきました。
ガンバルゾー。

275 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/15(水) 18:01:06 ID:02rBLTXk
剣士子なのに剣士子なのに、綺麗にオチがついてるぅぅぅ?!w
ネタ担当だとばかり思ってたよ(うДT)

ROならでは・・・ですか。
各地の娯楽施設(アルデバランターボトラック)やPvルーム、
酒場とか名物料理等のネタも有るにはありますが・・・
さすがに魔剣クエストやThe Sign等のクエスト関係は厳しいでしょうし・・・。
アマツの寿司刺身、アユタヤのトムヤンクン、龍の城の蛇スープとか。

最近実装された1次職クエをお代にするとかですかねぇ?

276 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/15(水) 22:53:38 ID:ERpDWjRc
ほ、ホントだ!!剣士子ネタなのに主人公が吹っ飛んでないよ!!
正に奇跡か………

277 名前:246=257 投稿日:2006/02/16(木) 01:58:58 ID:gmLqYaug
さて、無事に大学合格しましたので執筆を再開します〜
最近、ギャグネタが増加傾向なので、たまにはシリアス系でも……ということで、あえて難しそうな魔剣ネタにチャレンジしてみようかと。
数日お待ちください〜〜

278 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/16(木) 13:33:42 ID:fygIq0ds
最後は未実装でがっくりオチか・・・?

279 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/16(木) 21:29:04 ID:Zn0ntA16
>>275,276
べ、別に剣士子がオチ担当ってわけじゃないんだからね!か、勘違いしないでよね!
ただ俺は、ふともも候補の剣士子が本命なだけ……って、なに言わせるのよ、バカ!

>>277
合格おめでとう!
シリアス担当は任せたぜ!俺はギャグしか書けない体質なのでね……。
頑張って目指せゲーム化……。

それでは、俺は一次職クエストについて調べてみるか……。
最近のこういうクエスト、全然知らないから楽しませてもらうぜ!

280 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/20(月) 14:44:54 ID:pgKsYolk
魔剣……まけん……マケン……

あーなんと言いますでしょうか。


書けませんでした!orz
いや、一応書いてみたんですが、かなりブラック&イタタな内容になってしまいまして……

結果……無理は(・∀・)イクナイ!ってことですね……
もっと精進してきまふ……

281 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/22(水) 11:54:04 ID:g9hEBkqM
>>280
ちょっと改造して完成して小説スレになげるとかどうでしょう。

次のネタ期待してますー

282 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/02/23(木) 06:30:48 ID:rko1xd1A
諸々の事情によってしばらくROというかネット接続が厳しくなることに。
PCをいじる時間はありそうなので、その時間を利用してゲームっぽいのを作ってみようかなと思ってます。
素材に関しては今のうちにかき集めておくつもりです。

晒せるような出来になって、ネット環境が整ったら投下させていただこうかと。
というわけで、それまでこのスレを頼んだぜ!

と、279が申しております。
( ・ω・)ノシ

283 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/06(月) 13:32:13 ID:IqRhynCk
なんとなく、最近流行り(?)の高レベル1次ネタを振ってみたくなった。

主人公 「梅、ですか?」
廃アコ子「ええ、私はこの花が好きなの。
      桜が華やかに咲く少し前に、雪に隠れてひっそりと咲くこの花が、ね」
主人公 「う〜ん、俺は桜の方が好きですよ。綺麗だし」
廃アコ子「ふふっ。そうね、君にはまだこの良さは解らないかしら」
主人公 (ムッ)
廃アコ子「そうやってむくれてるうちはまだまだ子どもよ。
      ・・・・・貴女も、ね?」
アコ子 「・・・・・!」
主人公 「げっ、何時の間に!?」
廃アコ子「そうね、せっかくだからヒントは教えてあげる。
      花の美しさは花だけから感じ取るものではないの。
      花の、そして樹の源である大地、樹々の間を吹き抜ける風、その先にある空・・・・・
      華ばかりに気を取られて、もっと大きなものを見失ってはいけない。
      この世界は、そんなに簡単に出来ているわけではないから」
主人公 「うう、なんか頭がパンクしそう・・・・」
廃アコ子「簡単に言えば、目先の物事に囚われるなということよ。
      でも、言葉は簡単でも実行するのはとても難しいわ。
      人は皆、安易に力やお金、名声を欲する・・・・・人の業なのかしらね。
      私がプリーストの資格を取らないのは、戒めでもあるのだから」
主人公「・・・・・」
アコ子「・・・・・」
廃アコ子「ごめんなさいね、あなた達にも予定があるでしょうに、
      私の都合で時間を使わせてしまって」
主人公「そんなことないですよ、話せて良かったです」
廃アコ子「うふふ、それならよかった。
      それでは、ごきげんよう。あなた達に神の祝福がありますよう。
      縁があるなら、この広い世界の何処かで、また会いましょう」

284 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/12(日) 13:28:45 ID:/Dkhjabs
>>283
あとで、逆毛とかから、
「聞いたか?ピンク色の転生アコたんがこの学園に来てるらしいぜ」
ってあとで噂を聞いたりするんだね、きっと

285 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/14(火) 11:56:42 ID:zrZp6WQ2
ホワイトデーなのでそんな内容のを投げてみる。
空気を読んでないはすまん

 おや、あそこでアンニュイな雰囲気に浸っているのはシフ娘か。
口を開かなければ美少女で通るのに・・・。
逆「主人公よ、それは禁句だ」
主「逆毛よ、人の心の声を勝手に読むな」

本人に聞くのが一番早いよな
主「シフ娘、どうしたんだ?」
シ「ああ、主人公達かぁ・・・」
シ「バレンタインデーがあったじゃない?」
逆「俺達、貰えなかったがな・・・」
主「・・・(アチャ子と剣士子、シフ娘にも貰ったとは言えないよな)」

シ「私もチョコもらったのはいいけど、食べると体型維持するのが大変で・・・」
逆「なるほど、ここら辺に肉が付くわけだな(むにっ)」
(ドガッメキッ)
シ「サイテー。いきなり人の脇腹触るなんて!」
主「逆毛よ、生きてるか・・・?」
逆「な、なんとか・・・」

シ「お礼もしなきゃいけないし、どうしようかなぁって悩んでた所なのよ」
主「だったら、玩具工場でクッキーでも集めたらいいじゃないか」
逆「手際の良いアコきゅんあたりは、ホワイトチョコをバレンタインデーにすでに用意済みという話だしな」
主「かわいい顔して、慣れてる辺りがすごいよな」
逆「まったくだ」
シ「諦めてクッキー集めに行かなきゃだめよねぇ・・・」
シ「そうだ、一緒に手伝ってよ。お返しあげる相手いないなら、暇よね?」

286 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/14(火) 11:58:52 ID:zrZp6WQ2
−玩具工場にて狩りを初めて1時間後−
シ「そっちの調子はどう?」
主「うーん・・・逆毛やシフ娘みたいにスティール出来るわけじゃないから
  思ったよりは集まらないもんだな」
袋によりわけてある数個のクッキーを見せる
シ「それでもまぁまぁじゃない?」
クッキーを手にとってシフ娘は口に放りこんだ
主「折角集めたのに・・・」
シ「良いじゃない。私の分、忘れてたわけじゃないでしょ?」
主「・・・まぁ」
シ「(もぐもぐ)友情の為に黙っていてあげるんらから」
主「逆毛の奴は?」
シ「なんれおれにこんらにでるんらーって、(ごっくん)叫んでる」

−さらに1時間後−
逆「女王様、献上品にござるwwww」
シ「くるしゅうないぞwwww」
主「なんか、キャラ替わってないか、おまえら」
シ「まぁまぁ、でもありがと、助かったよ」
主「お、おう」
シフ娘は手を振ってクッキーの入った袋をかかえて、走っていった。
これからお礼に配りにまわるんだそうだ
逆「主人公よ、あいつ見掛けより律儀なやつ、とか思ってるだろう」
主「逆毛よ、だから人の心の声を読んでコメント付けるな」

手元には、逆毛と俺とシフ娘で三等分したキャンディー
あと、こっそりとっておいたケーキが2個
逆毛に隠れて剣士子とアチャ子にどうやって渡しに行くか、
俺はこのあと悩む事になった・・・

287 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/14(火) 12:01:26 ID:zrZp6WQ2
なんとなく>>269を読んで書いてみた
お馬鹿な友達3人のホワイトデーって感じにしたかったのでござるよ

お目汚し、重ね重ね失礼しました

288 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/21(火) 05:15:23 ID:Xz3CF5Qc
先生!ローグ先輩からのチョコへのお返しは
しなくて良いのですか!
実は手作り本命というオチが…ナイカナ

剣士子可愛いよ剣士子(*´▽`*)

289 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/22(水) 14:43:56 ID:g9hEBkqM
ログ娘先輩へのホワイトデーのお返しをすっかり忘れていた俺は・・・
インティミで拉致られ街の食堂へ連行されている

ロ「オバチャン、高い方からメニュー全部もってきて!」
主「せ、先輩。も、もうちょっとお手柔らk・・・」
ロ「女の子から貰っておいて、お礼忘れるような甲斐性無しにはコレくらい当然よ」
主「とほほ・・・一ヶ月の稼ぎが・・・orz」

ロ「リンゴジュースに、ケーキ、あ、クッキーも美味しそうね。それも追加で!」
主「ま、まだ食べるんですか」
主「そのおなかのどこに入ってるん・・・」
ロ「何言ってるの、冒険者にとって早食い大食い即消化は必須の技能よ?」
ロ「このくらいでへたばってないでアンタも食べなさい。強い男に成れないわよ」
主「・・・・orz」

そして俺はログ娘先輩から解放された時、2〜3日はとれなそうな胸焼けと
膨れるだけふくれた胃袋、「冒険者の心得その531」を手に入れた

290 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/27(月) 17:22:18 ID:FqoqRE.6
スレが止まってるので燃料投下でもしてみる


まだ風が冷たいけど春の日差しを感じる休みの日
たまにはきっちり休もうと思った…が、どうせなら誰かと一緒に休もうと思った。
さて、誰と一緒に行こう?

選択肢
・各キャラと一緒
・やっぱり一人で

話の流れとかは皆様にお任せ。
|∀・)。o(風に吹かれてスカートの中身が!!てのもアリかも?)

291 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/28(火) 00:12:02 ID:Che/22hc
なんとなくひさしぶりに漠然と燃料を燃やしてみる。落ちはない。
----------------------------------------------------------------------

春の日差し。
このぽかぽか陽気に、狩りなんてやってられん。
だるい演習はさぼって、のんびり昼寝でもするしかー。

と、プロ西の高台にでも向かってみたら。

弓「さぼり魔、はっけーん」
主「その言葉はそっくりそのまま返そう」

あちゃたんを捕獲した。

***

高台の南斜面。
照らす太陽にまぶしそうに目を細めながら
俺を見上げるあちゃたんの、その言い訳を聞いてみることにした。

主「シーフたんならともかく、まさか、あちゃたんがさぼるとはなぁ‥」
弓「いやいやいや。これはさぼっているんじゃなくてですね、
  将来、優秀なハンターになるためには、このうららかな春風を我がものとし‥」
主「ほぅほぅ」
弓「かすかな大気の流れを掴み、放った矢の行く先を操り、
  大空を舞う鷹を思い通りに導くための修練というかなんというか‥」
主「ふむふむ」
弓「大空だけでなく大地と一体になることも重要な要素だったりするわけで、
  全身からその鼓動を感じ取るためには、そりゃーもぅ横たわるしかないわけで‥」
主「なるほどなるほど」
弓「そんな訳で、この地にて横になっているのは
  弓手としての必須修練の一環だったりしなかったり‥」
主「ほほぉ〜」
弓「んで‥えーっと‥」
主「それで、それで?」
弓「‥‥なんでもないです‥」
主「惜しい。もう一頑張り欲しかったぞ」
弓「ちきしょー。○○くんなんて嫌いだー」

あ、拗ねた。
あちゃたんには珍しい理論武装を堪能したのがまずかったか。

主「悪かったってー。そうそっぽむくなー」
弓「うるへー。」
主「まぁまぁ。お。よく冷えたリンゴジュースがこんなところに。」
弓「それっぽっちじゃ納得いかねー」
主「じゃあ、とっておきの米菓1袋つけるぜ」
弓「やったー。おやつげっとー」
主「安っ」
弓「こんないい天気の日に、拗ねてたってしょーがないじゃなーい」
主「確かになぁ」

292 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/28(火) 00:12:37 ID:Che/22hc
多少白みがかる青空。新緑の木々達。
のんびり流れる白雲。暖かな春の日差し。
そして、あちゃたんの満面の笑み。

主「おやつ喰うか」
弓「おー」

米菓をぱりぽり。
吹きゆく薫風を堪能する。

リンゴジュースは1個しか買ってないから。

主「はい、これ」
弓「さんきぅー。んむ。なかなかの冷えっぷり。うぃ。」
主「ん?全部飲んでもいいぞ?」
弓「いやいや。さすがにそれは悪いって。」
主「そうか?ふむ。」

戻してもらったジュースを抱えながら、一瞬躊躇う。

主(これって間接キスって奴だよなぁ‥‥)
弓「誤差!気にしない!」
主「!?」

親指を突きつけてくるあちゃたんの頬がかすかに染まっているのは
やわらかな日差しのせいだったのかもしれない。

主「らじゃ。誤差だなー」
弓「うむ。誤差だぞよー」
主「うん。よく冷えてるなぁ。うまい」
弓「そうだろー。」

隣りに並んで。
なにもせず、ただ呆とする刻。

***

293 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/28(火) 00:13:10 ID:Che/22hc
さて。腹もふくれたし。
とりあえず、あちゃたんと並んで横になることにした。

主「寝るかー」
弓「おー」

全身で日差しを浴びる。
吹きゆく風が心地よい。

主「気持ちいいな」
弓「うむー」
主「空が高いなぁ」
弓「だなー」
主「いいもんだなぁ」
弓「いいもんですよぉ」

ただただ、静かに過ぎていく時間。
なんとなくとりとめのない会話を交わす時間。

主「なー。腕枕とかいるか?」
弓「んー。まぁ、いいよ。また今度の機会によろしくー」
主「はいなー」
弓「じゃあ、膝枕とかするー?」
主「是非っ」
弓「やっぱ、またの機会にー」
主「ちきしょー」
弓「あっはっは」
弓「わはははは」

1人でさぼるのもいいけれど、
隣りに誰かがいるというのも、
この時間を共有する人がいるというのも、
正直いいものだとおもった。

***

そして数刻が過ぎ。
風の冷たさを徐々に実感してきたころ。

弓「さーて。そろそろ帰りますかっ」
主「ん。」

すっくと立ち上がり、ぱんぱんとはたいて草を落とすあちゃたん。
見上げる横顔は、夕陽に赤く染まっていた。

弓「今日はなんもしなかったね」
主「でも、いろいろと楽しかったぞ」
弓「そうだねぇ。なんもしないのも楽しいもんだねぇ」

そういいながら、先に歩き始めるあちゃたん。

弓「また‥一緒にさぼろーね」
主「おぅ」
弓「その前に、今日の遅れを取り戻すべく狩りにいこう」
主「それもそうだな。行くぞー」
弓「おー」

足取りも軽く首都への道を歩く2人。
その2つの影は、暮れゆく西日に照らされ、長く長く伸びていた。
----------------------------------------------------------------------

294 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/28(火) 21:47:42 ID:R.CQkxwE
>>293
二人のゆるゆるな感じがたまんねwww
超GJですぞ

このスレが更新されてるのが、何気に一番嬉しかったりする。
そういえばそろそろお花見の季節じゃのー。
今年の花見はみんなでにぎやか?
それともあの子と二人っきりで?

295 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/03/29(水) 15:48:03 ID:ydO.1SKc
一人ひっそりといなくなった旧友たちを思う。

296 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/04/13(木) 17:45:19 ID:Orr.8rkk
桜パッチ撤去されちゃったのでネタだけ

あれはこんな桜の咲く頃だったなぁ・・・
プロンテラを歩いて居たときに出会ったんだっけ
桜の下に敷いてあるゴザでつまらなさそうに桜を見上げてる先輩に出会ったんだ
俺「あのー、先輩の職業って何なんですか?」
アサ子先輩「・・・私? 忍者だよ? 凄く弱い秘密の職業なんだ」
(以下略)

297 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/04/20(木) 08:12:37 ID:h/jMbCgo
またスレが停滞してるので燃料を投下

桜の花が散った木。
用事があって一緒に行動している、主人公と女の子(女主人公と男の子も可?)。
桜の木を見てちょっとした雑談。

前回と同じ、内容もどのキャラと一緒かもお任せします。

298 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/04/20(木) 19:15:28 ID:WFYqoB1M
ときめきラグナロクガールズサイドか……

299 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/05/04(木) 23:59:39 ID:KQXhC5zQ
うはwww過疎りすぎwwwwwもっとnounai鯖の現状うp汁wwwwww
つーわけで投下するぜwwwwwっうぇ

─────────────────────────
(主人公)「やっと集まったなぁ・・・・・」
俺が受けたウィザード転職の何倍も疲れたような気がする。
(主人公)「デビルチを狩るより露店で買い占めた方がよっぽど良かったんじゃないのか?」
今更になって愚痴る。
(騎士子)「五月蝿いわねぇ、私は買占めとかそんなお金もないのよ。」
(主人公)「幾らなんでもGD3F中のデビルチをありったけトレインする必要なんてないだろうが・・・・」
他にも言っておくと彼女は何をトチ狂ったのかDOPに単身特攻しようとしたり、モンハウを釣ってきたりと・・・・・
まあ他にも問い詰める事はあるのだが・・・・・彼女の尊厳も考慮しあえて言わないでおこう。
(騎士子)「何浮かない顔してるのよ。」呆れた様に呟く。・・・・・実際は俺のほうが呆れてるのだが。
(騎士子)「・・・・・コレ」そういうと同時に彼女は1つ、俺に向かって槍を差し出した。
・・・・・グリフォンの爪を集めている時に入手したものだ。未鑑定だがこのずっしりとくる重みから見てポールアクスに間違い無い。
(主人公)「なんだぁ?重量オーバーか?悪いけど俺ももう48%超えてるんだぞ?こっちの身にもなってくれよ」
(騎士子)「・・・・・報酬」
(主人公)「へ?」
(騎士子)「べ、別にお礼とかじゃないから!タダ働きさせるのもあれだし、お金も無いだけ!本当なら私が頂くところよ?」
赤面しながらそう言われてもまったく説得力が無いんだが・・・・・
(主人公)「ほら、よ」そう言って俺は彼女から受け取った槍を渡す。
(騎士子)「・・・・・?」
(主人公)「俺は別に報酬を求めはしなかったしさ。だからお前にやるよ」
(主人公)「だからとっとと行って来い、お姫様?」
(騎士子)「・・・・・!」
赤面。そしてからかわれた事への苛立ち。それを表情に出し彼女は恥じらいながらも歩き出す。
(主人公)「やれやれ」・・・・・・このちょっと物騒な装備をしたお姫様とは、もう少し長い付き合いになりそうだ・・・・・

300 名前:299 投稿日:2006/05/05(金) 00:01:34 ID:NCUJz2mU
うはwwwこうして見ると俺様文章力無さ杉wwwwwwwwwww
修正されるねwwwwwwwwっうぇ

301 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/05/21(日) 00:59:51 ID:smLSWKV.
ひさしぶりに覗いたので足跡ついでに妄想でも。
----------------------------------------------------------------------

とある放課後前のHRにて。

「べつに提出すること自体に意味はないが、自分のことだ。たまには考えておけよ」

そういって、♂プリ先生が配った紙には進路希望調査の文字があった。

ざわつく教室。騒ぎ出すお調子者達。
アコたんや剣士たん、シーフたんあたりの視線を感じつつ、
俺は無言で席を立ち、そのまま教室をあとにした。

***

主「ふぅ‥‥」

あてもなく校舎内を歩き回り続けて数時間。
普段、立ち寄らない用具室や音楽準備室、旧校舎などで無意味に時間を潰して。
夕焼けが赤くたなびくこの屋上にようやく辿り着いた。

影が長く長く伸びる時刻。
この数時間抱え続けた煮え切らぬ想い。
壁際に座り込み、投げ出した足をぼんやりと見つめながら。
俺は重い溜息を1つ吐き出した。


そのまま呆けることしばし。

?「よぅ、少年。今日はどうした」

どこぞから柔らかな声をかけられた。

ゆっくりと辺りを見回しても人影はない。
となると‥‥。

主「あぁ、ローグ先輩ですか。どうもっす。」
悪「なんか元気ないな。めずらしい」
主「いや、ちょっと‥」

返す会話もどうにも鈍い。
自分でもわかってはいるのだが‥‥。

悪「ふーむ。なんか女子らに悪戯でもして自己嫌悪にでもなったか?」
主「どうしてそうなるんですか。ちがいますって。」
悪「そうか? いやさ、今日はしばらく屋上で昼寝していたんだが」
主「はぁ。」
悪「さっきから、君を捜す女子らがちょこちょこと覗きにきていたりするのでな」
主「‥あぁ、剣士たん達ですか。 まぁ、そうなりますかね‥。やっぱり。」
悪「ふむ。。。なんなら話くらいは聞いてやってもいいぞ。無理にとはいわないがな。」
主「‥‥そう‥ですね‥。」

暫しの勘案の後。
とりとめもない雑談に付き合ってもらうことにした。

主「その前に‥」
悪「ん?」
主「なんでそう、さっきから落ち着きなく、声の発信源が移動してるんです?」
悪「djdj」
主「いや、まぁいいんですが‥‥‥。」

302 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/05/21(日) 01:00:07 ID:smLSWKV.
***

というわけで。

主「かくかくしかじか」

この8文字に隠された情報量の多さといったら、
Wiz先輩らの古代魔法呪文にも勝るとも劣らないんじゃなかろうか。

悪「ふむ。なるほど。進路希望か。」
主「自分の中では一応 騎士 を目指しているし、
  いまさら迷うこともないはずなんですが、なんかこうもやもやしたものが‥」

姿は見せないままだが、
ふむふむと頷いている素振りがある。

悪「それはあれだな。まりっじぶるー」
主「いや、絶対違いますって」
悪「そうか? 将来を決める分岐路にて今後歩いていく方向は頭では理解しておきつつも
  覚悟がまだできていない時のうじうじっぷりを専門用語でそういうんだぞ」
主「うじうじって‥」

悪「さーらーに。そんな状況で周囲からあれやこれやと話しかけられると
  迂闊なことをいいそうなのが怖くて、逃げるように今まで時間を潰してきた
  自分のへたれっぷりも落ち込みの1つだろ」
主「うっ」

悪「そのうえ、かれこれ3年近くも剣士をやっているのに、
  まだまだ技術も経験も不足している自分の現在と、
  夢描いている騎士の理想像のギャップも追い打ちをかけているわけで」
主「ぐはっ」

悪「もっといえば、うすうす君自身でも気づいているだろうが、
  周囲の女子達とこのぬるま湯のようで曖昧なままの関係を
  今後も続けてきていいのかどうかとか‥」
主「orz」

痛い。
痛すぎる。
やわなハートにぐさぐさと突き刺さるそれらの言葉に
思わず胸を押さえていると。

悪「まー。最後のを除いては、一次職の流行病だ。気にするな」
主「へ?」

音もなくあらわれたローグ先輩は背中を向け夕日を見つめながらそういった。


よっ、と軽い身のこなしで一段高くなった柵の上に腰をかけ。
視線は高く、紅に染まる絹雲を見つめつつ。

悪「誰でも、まだ見ぬ進路に不安になるのは当然のこと。
  いいんじゃないか? 色々悩むのも。」
主「はぁ‥。」

悪「周囲との関係も踏まえていろいろ悩むのも責任感の裏返しだしな。
  あくまでも他人がいてこその自分だし、独りよがりの決断は他人を傷つけるもんだ。
  その点、♂シーフの奴は自分の将来を考えなさすぎる。
  どうせあいつ、悪漢になるとか騒いでいたろ。」
主「えぇ、そういえば‥俺はスティコで一攫千金大金持ちになるとか‥」
悪「ったく。どーしてこう悪漢になる奴はああいうのばかりなんだろか。
  まぁ‥‥。あいつはどうせいいローグになるだろうよ。(フフリ」
主「‥‥なんか、よーくわかりました‥」

303 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/05/21(日) 01:00:27 ID:smLSWKV.
***

悪「というわけで、だ。
  今すぐ決める必要もないし、いつか転職の日までゆっくり悩めよ。少年。
  今のうちしか悩めない問題ってのは貴重なもんだ。」

そういって微笑むローグ先輩。

悪「といっても私自身は、ローグになるしか道はなかったし、
  あまりそのあたりで悩みはしなかったんだがな。」
主「え? ‥というと?」
悪「あぁ。話したことはなかったか。私の両親は共にローグだったんだが。
  ある時、夫婦そろっていなくなってから
  私自身や妹達を養うには、手っ取り早く稼げる道を選ぶしかなくてな」

過去形&いなくなったというと、事故かなにかで‥?

悪「あぁ。いや。両方ともたぶん健在だ。長女の私が多少自立できるまで育ったあたりで、
  自由を探してくると連れだって放浪しはじめた根っからのローグ夫妻なんだよ‥‥」
主「そ、それは‥‥さすがというか‥」

悪「まぁ、幼い頃から楽しげに馬鹿やっている両親をみて、ローグに憧れていたのもあるしな。
  自分ではこの道を選んだことに後悔はないし、まだまだやりたりないことも多い。
  唯一の手違いは、妹2人もローグになるとはな‥‥」
主「‥‥ローグ一家ですか」
悪「妹達はまっとうな人生を歩んで欲しかったんだがなぁ‥‥」

溜息一つ。

主「でも、ローグだってまっとうじゃないですか。
  先輩みたいな人がいるんだし。」
悪「ん? あ、あぁ。そうだな。あいつらもローグを楽しんでいるようだし。
  なにより、やりたいようにやるのが我が家の家訓だしな。」
主「そうですよ。俺自身にはあまりローグの知り合いはいませんが、
  楽しい人、優しい人も多いという話も結構ききますし。
  一部の悪評もありますが、ある意味羨ましいですよ。」

悪「ほほぅ。じゃあ、君もローグを目指すか?」
主「いっ、いやっ、俺、一応剣士ですし。」
悪「ん〜。平気、平気。うちらはそんな些細なことは気にしないって。
  なんならマキに話つけてきてもいいし。」
主「ぃゃぃゃぃゃぃゃぃゃぃゃ」
悪「ちっ。つまらん」
主「勘弁してくださいよ〜」

***

そんなこんなで。
多少、胸のもやもやも薄れかけたころ。

悪「む。そろそろかな。 よし、少年。今日はこの辺で。あと、これあげる。」

そういって一瞬のうちに姿を消すローグ先輩。

主「あ、はい。今日はどうもでした」

戸惑いながらも返事をした瞬間。
屋上の扉が大きな音を立てて開き。

剣「あー。ったくこの馬鹿。いままでどこにいってたのよー!!」
ア「心配したんだからねー。何度も見に来たんだよー。」
魔「どうせ○○のことだから、進路のことで1人悩んでたんでしょ」
弓「水くさいよ。相談してくれればいいのにー」

わきゃわきゃと騒がしい群れが襲いかかってくる。

盗「あら。思ってたより元気っぽい」

一歩離れたところから冷静なコメントを零すシーフたん。

商「あ。そ、それは南蛮渡来の高級お菓子、苺ポッキーではないですかっ」

手の中にある逸品をめざとく見つけるまーちゃん。
というか、このポッキーはいつのまにっ。


こんな状態でそうそう落ち込んでもいられない。
悩むのはあとにして、とりあえずは目先の一歩を踏み出すとしますか。
そんな風に思いつつ、みんなと一緒に屋上をあとにすべく歩き出す。


そんな俺の耳に、

悪「そうそう。さっきはローグを真っ当といってくれてありがとうな。嬉しかったよ。
  これからも賑やかにまっすぐ頑張れよ、少年」

かすかに聞こえた先輩のささやきとクスリという微笑は
暮れてゆく夕風に融けてすぐに消えていった。

----------------------------------------------------------------------

304 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/05/24(水) 11:19:13 ID:1jGAkD2o
ローグ先輩(*´Д`)

305 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/24(土) 20:44:56 ID:OKEm4J.A
これはとてもいい先輩ですね!!

最初男か女か判らんかったがね。

306 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/26(月) 14:27:34 ID:H59DNOag
そういわれたら、後半はともかく、
ローグ男先輩でもこれは良いエピソードな気がしてきた。

307 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/27(火) 00:42:06 ID:HGQXJ3cc
おまーら。
ローグ♂先輩はなぁ

djでパンチラ三昧とか。
djで更衣室のぞき三昧とか。
djで体育館裏の痴話喧嘩に偶然遭遇して一人であたふたとか。
djで好きな娘の後をつけていったら、実は相方がいることを知って愕然とか。
djでふらついていたら、お調子者のあの子が真面目に練習していてちょっと見直したー、とか。

いろいろ忙しいから、後輩の相手なんかしてられねーんだよ!!

ほかにも、
プリ先輩にイヤリングプレゼントするために必死にオーク姉貴相手にゴマすったり、
いかに華麗にdjから姿を現せば皆の気を引けるか日々特訓したり、
花売り少女にCDC発動しようと凄んでみたら泣かせちゃってお詫びにぬいぐるみプレゼントしたり、
Wiz先輩に鼻で笑われたのが悔しくて必死に縦FWの練習したり、
座っていた♀ローグ先輩の隣にdjから現れ見事にG☆Pを決めたのに
無視して立ち去られて、そのまま膝を抱えて(´・ω・`)したり、
ローグ仲間つるんで今日こそはジルタス女史を嬲るぜ!!と挑んでは蹴散らされたり、
まだまだ世間を知らないノビの目の前でMob相手にスティコを決めて、悪の道へと誘惑したり、
そろそろ入荷したかと画材屋を覗いては、顔なじみの店長にまだなんだよーと謝られたり、

いろいろ忙しいんだよ!!

308 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/27(火) 00:46:46 ID:Hlm6l/oQ
>>307
お前がローグ♂先輩を大好きなのがヨーク分かった。

309 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/04(火) 14:11:55 ID:dinlySpg
主人公「あれ?あそこにいるのは……」
俺の視線の先には、いつもdjで移動してるため、ほとんど姿を見せることの無い♂ローグ先輩。
1ヶ月に1回姿を見るかどうかというくらいなのに、昨日今日と続けて遭遇するなんて奇跡に近い。
ログ「おう、主人公じゃねぇか」
主人公「こんにちは。……どうかしたんですか?」
声をかけられたが、俺の中のイメージとは程遠いような、気落ちしたような声だった。
ログ「ちょっとな……花売りのガキのところに買い物に行ったら、いきなり泣かれたりしてよぉ……」
確かに、先輩は見かけかなり強面でカタギには見えない。まぁ、実際カタギではないが。
ログ「憧れのログ子の隣でG☆P!と思ったら既に先客(♀ログ)がいて近づいたら逃げられるし……」
さらっと言っちゃってるけど、♂ローグ先輩って、♀ローグ先輩のこと好きだったんだ……。
ログ「数年間、通いに通ってる画材屋は未だに画材を入荷してくれねぇし……」
それは……お察しください。
ログ「よぉ主人公!オレっていったいなんなんだよ!」
主人公「なんなんだと言われても……」
正直、最初にあるとおり、俺→♂ログ先輩にはほとんど面識が無かったりするのだが……。
それでも俺を知っていて声をかけてきたということは、先輩は俺のことは知ってるんだろう。
djで。
主人公「げ、元気出してくださいよ……きっといいことありますって」
ログ「ケッ、気休めはいらねぇよ」
どうしてほしいんだよ、この人は。

ノビ「あのー」
声のするほうを振り返ると、一人のノービスがいた。
ログ「おう、おめぇはこの間あったヤツだな」
ノビ「はい!わたし、立派なローグになって悪の道を極めますっ!!」
白昼堂々と、しかも大通りのど真ん中で叫ぶノビ子。
俺と先輩はぽかーんと間抜けに口をあけていた。
ログ「ククク……ヒャーッハッハッハ!」
突然大声で笑い出した先輩に、ノビ子も驚いて30cmくらいは飛び上がっていた。
ログ「いいぞいいぞ!よし、オレの弟子にしてやる!ついてこい!」
ノビ子「はい!師匠!」
二人は連れ立って雑踏の中へと消えていった。

先輩も元気が出たようだし、一件落着……かな?

310 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/04(火) 19:25:32 ID:TVfhgrRQ
そしてこのノビ子は、
「悪の道を極めるならアサシンギルドからs3グラを貰ってから転職しろよ」
っていわれて
うっかりスク水になってしまうようなうっかりさんだったりはしないのか?

311 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/09(日) 01:48:53 ID:G9xZTKA6
久しぶりに覗いたらまだ続いてたのが嬉しくてつい描いた。
>>291氏の話に触発されて、シチュが逆だったら〜みたいな感じで。

ttp://kcrdirty.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060709013528.jpg

312 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/13(木) 09:47:00 ID:T092IvGE
うはwwwおkwwwww・゚・(ノД`)・゚・

313 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/13(木) 09:51:05 ID:T092IvGE
ごめ、接近に失敗しました。

で、久々にやったらこんな状況派生
マミーとオシにセクハラ受けパトりそうになったところに
イシスが乱入。もうその様は舞踏だったね・・・
A:なんて素敵なイシス様!感動!
b:なんて素敵なイ。。。グリムトゥース痕・・・?(同じ名前を持つ朝黒)

俺はどっちを選べばいいんだっ?!

314 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/13(木) 10:12:11 ID:.nr4qrD.
そしてここは俺の独壇場!

アルケホム持ちフラグキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
多分関連イベント『マジマジで禁呪を狙う』『主人公の優雅な入院』『ジュノーから来た放浪者』
関連状態:一回以上の死に戻り

病院
毎度のことながら死に戻りを果たし五体満足満身創痍の主人公
しかしながら懲りるはずもなく来る医師ごとに退院させろとせがむ
そこへ主人公以上の満身創痍を絵に描いたような一見商人のような格好の
男が入って来た。年の頃は主人公よりも少し上くらいであろうか。
そしてそのまま病室の注目を独占したまま・・・倒れた。
話に聞くと今日の午後街で倒れていたのを街の人がなんとか運んできたらしい。
そしてなぜか主人公はその人物の看病に当てられていた。
「・・・・あれ?俺も病人扱いじゃなかったの?」
よく観ると美丈夫である。主人公にその気はないが迫られたら断りきる自信もない。
それくらい迫力のある美丈夫である。
数日後、やっと気がついた旅人は何か荷物を漁り
ホムンクルスを召還した。
最近見かけるホムンクルスとはどこか違う感じに主人公は興味を覚えた
「貴様に話したところで理解も及ばんだろう」
言葉をそのまま受け取ればムッとしてもいいはずだが主人公はその声に
うっとりしていた。声も美丈夫であった。
栄養失調とその他諸々の原因によりしばらく入院を言い渡されたアルケミスト
は動けないものは仕方なしとおとなしく従うことになった。
そして数日して、主人公が甲斐甲斐しく看病していると
「君、すまないがこの街に魔術学院があったらそこの。なければ図書館で禁呪系の本を
 借りてきてくれないか」

315 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/20(木) 00:21:45 ID:tDB8n/p6


316 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/20(木) 07:58:28 ID:5XU0j91k
おい・・・妹ってアコ確定だと思ってたらアサにもなるんだな・・・
アサ妹「彼方と私の間にある血を殺す。そしてこ(げふんげふん)とにかく死なす」
ってアコきゅんともども襲われたぜ。なんでだろうなぁ

317 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/22(土) 07:24:48 ID:9lO6Gp/w
絵師がきてくれたからには、シチュを逆にしてみよう。すまんが萌えはない。
----------------------------------------------------------------------

夏の日差し。
この照りつける直射日光の下、狩りなんてやってられん。溶ける。
こういう日は日陰だ。川辺だ。マイナスイオンだ。
足を水辺につっこんで昼寝しかあるまい。

と、ゲフェン西の橋の下でうとうとしていたら。

弓「さぼり魔、はっけーん」
主「んぁ?」

あちゃたんに捕獲された。

***

弓「ダメだよ、さぼっちゃ」
主「そうはいうがな、大佐。この暑さは厳しいっす〜」
弓「あー。確かにここしばらく、ほんと暑いねぇ」

そういいながら、俺の隣に腰を下ろし。ブーツを脱いで水ぱしゃぱしゃ。
白い素足が飛ばす水滴が周囲にきらめきをまき散らす。

主「もうダメ。ムリっす。鎧なんてきてられん」
弓「あぁ‥‥。そうかも‥。」
主「砂漠横断なんかした日には、軽く火傷したりするんだ、これが」
弓「うひゃー。重装備できるってのも大変だねぇ」
主「もうコットンシャツでいいよ。ブリーフだけでもいいよ」
弓「いやー。それはさすがにー」
主「なんならその装備で一緒に狩りいく?」
弓「全力で遠慮しますっ」
主「うははははは」
弓「あっはっは」

こういう馬鹿話の相手はあちゃたんに限る。

剣士たんは真面目すぎて怒られるし、アコたんは純すぎてこっちが照れる。
シーフたんは隙を見せるといぢられるので、一言一句に油断できない。
マジたんはさらにお堅いし、まーちゃんとはなんとなくこういう話題にならんしなぁ‥。

主「そういうあちゃたんは、涼しげでいいよなー」
弓「せんせー。その視線はセクハラですっ!」
主「ぃゃぃゃぃゃ、純粋に涼しくてよさそうだなぁって思っただけだってー。
  天地神明に誓って下心はないっ!」
弓「じゃあ、嘘ついてたらDex料理おごりでっ!」
主「OK、その勝負うけたっ!」
弓「どこみてたよー?」
主「そりゃーもぅ、その生足!!!」
弓「はい、アウト〜!!」
主「Σ」

弓「よーし。帰ったらチョコムースだ!やっほーい」
主「せ、せんせー。嘘ついてませんよっ!」
弓「下心ないいったのはどこの口だ!」
主「いやもぅ、心の底からまっすぐ純真に生足を堪能しただけですよっ!」
弓「○○くん、おやぢくさーい。罰としてピーチケーキに格上げね♪」
主「Σ」

318 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/22(土) 07:25:11 ID:9lO6Gp/w
***

そんなこんなでのんびりまったり、だべりながら。
吹き抜ける川辺の涼風に浸る昼下がり。

橋の裏側をぼぉと見上げていると、
揺らめく光の模様がつきることなくゆらゆらと‥‥。
あぁ、これを見てるとだんだん眠くなって‥‥。

弓「うみゅ。眠いかも‥。」

ここにも同じ罠にはまったのが一人。

主「‥だなぁ」
弓「ちょっと寝るー。腕貸りるー。」
主「うぉっ」

おもむろに俺の腕を枕にして。

弓「すぴーすぴー」
主「はやっ」

すっかりお休みの眠り姫。

主「まぁ‥‥いいか‥」

襲いかかる睡魔には耐えきれず。
俺もそのまま眠りに落ちた。


数刻後。
頬をつんつん突つかれる感触に目を覚まし。
ぼんやり開く視界の向こうに、やわらかに微笑むアチャたんの笑顔。

主「ン‥。」
弓「おはよ。もう夕方になっちゃったよー」
主「お? あぁ。ちょっとは涼しくなったなぁ‥。」
弓「だねぇ」
主「ふわーー」
弓「大きなあくびだー」

周囲を見回すと斜めに差し込む赤い夕日。
ほのかに冷えた身体をみしみしいわせつつ、立ち上がり大きく伸びをして。

主「ふむ。そろそろ帰る?」
弓「うむ。帰ろうか。」

肩を並べて歩き出す。

弓「今日のデザートは豪華だなー♪」
主「な、なんのことでしょうか‥?」
弓「ちょこむーすー♪ 桃ケーキ〜♪ クリームサンドに天上ジュース〜♪」
主「せ、せんせー! なんか種類が増えてません?」
弓「誤差っ!」
主「誤差じゃねー!!」
弓「あっはっは」
主「勘弁してくれよー」

今日もなにもしなかった。
でも、決して無駄ではなかった。
そんなことを思いながら、川辺を後にした。

319 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/22(土) 07:25:30 ID:9lO6Gp/w
***

数日後。
自室でまったりとくつろいでいると。

剣「○○、ちょっと顔かしなさい」

すごく綺麗な笑顔のアコたんと剣士たんがやってきた。

主「え、えーっと‥特に心当たりはないんですが‥」
ア「いいからくるのっ」
剣「手間かけさせないっ。ほら、きりきり歩くっ」
主「いや、ほんとに、なにがっ、あーれー」


連行されたのは小講堂。
えーと。なになに? プロンテラ日曜絵画展?
主催はプロンテラ商店街。へー。こんなのあるのか。

きょろきょろと見渡していると。

剣「ぼーっとしてないで、さっさとこっちきなさい」

あまりにもご無体な言葉。


引きずられるままについてきたのは、
それなりの人だかりのできている一枚の絵の前。

ア「シーフたんたち、お待たせー」
魔「ようやくきたわね。」
弓「あ。○○くん、やほー」
主「おはよー。アチャたん。で、これは?」
弓「よくわからん。シーフたんにつれてこられた。」
盗「さーて。じっくり説明してもらおうかしら。」

えーっと。。。なんのことですか?
ちょいちょいと絵を指さすシーフたん。

主「ほー。特別賞ですか。どれどれ‥‥うはっ!?」
弓「な、なにこれー!」

そこには、河原でぴったり寄り添い眠る二人のスケッチが。

剣「これはどういうことかなー(にっこり)」
主「ぃゃぃゃぃゃ、これはですねぇ」
ア「そういやこの前演習さぼってたねぇ‥(ぢー)」
主「確かに昼寝はしたけど!腕枕もしてた気はするけど!」
盗「ほほぅ。腕枕したんだぁ〜。どちらかというと、抱き枕じゃない?これ?
  しっかり腕の中に抱え込んでるようだけど〜?」
主「誠に遺憾なことに、さぱーり記憶にございませんというか!」
魔「そこんとこ、どーなのよ?」
弓「きっと、夕方になって涼しくなったからじゃないかなぁ? えへ」
商「と片方はいってますが、被告人の意見は?」
主「いやもう、本当に知らないんす!」


きゃいきゃいわきゃわきゃ。
別のことで人だかりができる特別賞の前。

剣「ちょっとここは人目があるわね。詳細は別室にて」
主「ま、待てっ、耳ちぎれるっ、痛たたたたっ」
ア「さて。アチャたんも行きましょうか(にっこり)」
盗「そうそう。逃がさないからね。(がっし)」
弓「へっ!? いやそのほれ私はなにもしてないというかー」
商「そういや、いつぞや、やたらご機嫌だった日があったねぇ」
魔「そのあたりも含めてじっくりとねー」
弓「あ、あは、あはははははは‥‥」

320 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/22(土) 07:25:54 ID:9lO6Gp/w
***

徐々に遠ざかる騒動の一角から少し離れた壁際。

悪♀「‥‥。」
悪♂「いや。お、俺が悪いんじゃないぞ‥。」
悪♀「誰に言い訳してるのよ‥」
悪♂「いや、なんとなく‥。」

地べたに座り込んでひそひそと会話を交わすチンピラ二人。


悪♀「しかし、よくもまぁこの顔で特別賞なんて取るわねぇ」
悪♂「うるへー。顔はほっとけ。こんなの序の口よ。目指すは秋のプロンテラ芸術祭だからなー」
悪♀「そんなの目指してどーするのよ」
悪♂「芸術祭で入賞すると、割引価格で画筆が購入できるらしいんだよ!」
悪♀「筆‥?」
悪♂「落書きするに決まってるだろっ」
悪♀「あぁ。私は盗作10だしー」
悪♂「いいんだよっ。あれは漢の夢なんだ。」
悪♀「つまんねー夢‥」
悪♂「なにをー!!」


悪♀「しかし。あんな絵、どっから書いたのよ? 視点おかしくない?」
悪♂「へ? あぁ。いやー。なんとなくdjしながら橋を渡ってたら、
   橋の下におもろい被写体見つけたってわけ。」
悪♀「‥‥あんた、もしや潜りながら書いてたわけ?」
悪♂「いやー。これがまたなかなか大変でよー。腕は痺れるわ、頭に血が上るわ
   気づくとプパが上にいて邪魔だわ、あやうく突き抜けて川に落ちかけるわ‥」
悪♀「よーやるわ‥」
悪♂「つまらんことこそ本気で取り組むのがモットーだからな!」
悪♀「えばる話じゃないでしょーに‥。でもまぁ、なかなかいい絵かもね。
   まだまだお子様な2人だけど、だからこその純真さがまぶしいわねぇ」
悪♂「うむ。 だが、ここで重要なのは、それを表現できる俺様の腕があったからであって‥」
悪♀「はいはい。でも、無防備な寝顔をじっくりたっぷり写生するってのはどーなんよ」
悪♂「ふっ。そんなことを気にしているようじゃdjマスターの称号は得られねーぜっ」
悪♀「そんな称号いらないって‥」
悪♂「モヒ毛様に恥じない行動している限り、これっぽっちもやましいことはないんだよ!」
悪♀「はいはい。いってなさい、いってなさい」
悪♀「(´・ω・`)」


悪♀「さーて。んじゃ今日は受賞祝いってことであんたの奢りでぱーっといきますかっ!」
悪♂「まかせろ。特別賞の賞品みて驚くなよー」
悪♀「どれどれ? おっ。提携レストランの御食事優待券?」
悪♂「1回限り40%割引だぜー。食うしかっ!」
悪♀「よっしゃー。今日は飲むわよー!」


日差しの中を駆けていく2人の影は濃く黒く。
吹き抜ける風は熱さに満ちていて。
まだまだプロンテラの夏は始まったばかり。

321 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/22(土) 15:50:09 ID:GVq/bQAk
( ,_ノ` )b GoodJob!

322 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/25(火) 22:57:49 ID:C3egkrgs
萌えはあるよ、ここにあるよ

323 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/26(水) 22:40:40 ID:YgLo4Ucs
さては引退組みが多いのか・・・
しかたないなぁ、ノブタ君は。
ここに新規垢チケIDを置いとくから先着一命
萌え探求にいそしむんだ
F30846BbfYuPKGFe

324 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/31(月) 19:53:54 ID:1qSBD1IE
このチケで生のテコン系を見て来いということか…

325 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/08/03(木) 07:51:30 ID:Lr3WYznw
いや、ほむもなかなか

326 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/08/09(水) 20:25:21 ID:QEIOEOTA
つか進化したらブラ無しかよっがっかりだっ!糸色望したっ

327 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/09/12(火) 10:59:20 ID:1fZAbNE6
突然電話が鳴った。
電話なんだからそりゃ突然だわな。
予告する電話ってのがあったとしてもその予告が分からなければ結局同じだしなぁ。
手紙で予告しておく?それだったら手紙で済ますよな・・・
そんなことを考えるほど徹底的に今日は主人公にとって休日だった
と言うのも今日は各課合同訓練日であり
職業と言う概念からはずれたスパノビである主人公は当然お誘いは来ない。
いや、参加しようとすれば出来るのだが。
アチャたんやアコたん、剣士たんとかは気にしていないが
その実主人公に向けられる視線は侮蔑と憎悪以外あまり無い
ノービスの姿をしながら自分たちのスキルを習得する主人公は異端以外の何者でもない
当然のように村八分状態であった。
「こっちもそれなりに苦労してんだけどね・・・」
本職には到底敵わないところをこの人物は努力と根性と言うそれだけで補っていた。
カードで補い、手数で補い、思考で補い、その差を埋めてきた。
モンスターを狩る毎日よりも主人公はこうした何も狩る事無く無駄な思考をすることを好いていた
今日は休日である。そう決めた日である。
今日は何があっても狩るという行為自体がタブー。
「昼ナニ食おうかな〜」
ドドドド
飯処に向かう方向から土煙が上がってくる
「・・・?」
見覚えのある飯処の店主とその他軽食屋の店主たちが鬼のような形相でこっちに向かってくる
「はて?今日なんかしたっけ?」
ツケはこの前払ったし。出前を無理に頼んで場所間違えて教えたのは謝ったし
バイト中に客に皿投げつけてパイ投げやらかしたのも金で解決したし
「ん?誰か追いかけられてる?」
見たことも無い服装ではだしで走る女の子がその先頭を走っていた
って結構早い?
「おいおい。ぶつかる早さだな・・・」
「どきなさいっ」
と言ってどける速さでもなかった
ドン
衝撃、そして持ち上げられてる感覚
「これって・・・お姫様抱っこってやつですか」
「黙ってなさい!舌噛むわっべ」
「自分で噛んでりゃ世話ないわなぁ」
「うっさひわねっ!それより道案内しなさいよ!」
後ろにはなおも追いすがる店主一同、あ、コーヒー屋店主脱落した。
「と言われても。」
実際逃げる理由も主人公には無い。そしてこの娘が逃げる理由が分からない以上
加担する理由も無い。
「増えたぞ!あんにゃろう!またあいつか!」
理由が発生した。とんでもなく誤解だが。
しかし考えてる間にも走り続けていたため主人公があまり来ない区域にまで来ていた
正直明るくない
「たしかその道右だったかな」
「右ね!」
そして行き止まりだった
「あんた役に立たないわね・・・」
「申し訳ない」
情けない
「追い詰めたぜ!お醸ちゃん観念しな・・・」
後ろは壁前は店主一同。絶体絶命
「しかたないわね・・・諦めてただ働きでもなんでもやるわよ。なんてね」
凄いG。下に見える店主。遠ざかる地面
「ぐぇ」
すたっ
「ちょろいわね大人なんて」
華麗に着地し走る
そしてまだお姫様抱っこの主人公

328 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/09/14(木) 20:50:09 ID:YdaSBZ1.
スパノビ主人公と♀テコンですか、いい感じなので続きが気になります

329 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/06(月) 18:35:10 ID:OE1jOEYU
ハートファンデーションとスイートジェントルとタバコ装備の♀ガンスとか大好き

330 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/27(月) 18:29:15 ID:fpOxakg2
正直自分のホムが可愛くてしょうがない

331 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/12/22(金) 04:02:48 ID:08mZfpi2
正直自分のペットのバフォjrが可愛くて仕方がない

332 名前:接近に失敗しました 投稿日:接近に失敗しました
接近に失敗しました

333 名前:327 投稿日:2007/01/18(木) 02:03:17 ID:0VCZ.Y4Q
さっきのGの名残で目の前のリボンを掴んでいた
大抵の事は大丈夫な主人公も高所だけは苦手である
恐怖で体がいまさら硬直してくる
自然。
「ぐ・・・ちょ・・・あんた・・・く、くび・・・」
気づく主人公。だが恐怖で硬直した体はなかなか言う事を聞かない
「ご、ごめ、からだが」
口も強張りなかなか言葉が出ない
「だ、だめ・・・息がっ・・・・」
メメタァ
派手にもつれて転がる二人
「ぶはぁ。はぁはっ・・・あんたねぇ」
「ごめん・・・高いところ苦手なんだ」
自分の非は素直に認める
「そうだったの。こっちこそ悪かったわね。」
もうなんでもないように謝り返される
「にしても、驚いたわ。まさかこっちで通貨が違うなんてね」
「え?」
「お腹がすいたからね。ご飯を食べたのよ。持ってるお金見せたら」
ああ、追いかけられてた理由か
「なんじゃこりゃ?お嬢ちゃん玩具じゃなくてお金。マニマニーって言われちゃってさ」
あー店主らはこの町から出たことある人少ないもんなぁ
反対方向の区画には交易の為の場所が開かれていて比較的どこの通貨も使えたはず
「で逃げたと・・・って思いっきり食い逃げじゃないかよ!」
「失礼ね!払う意志は見せたわ!」
「・・・払ってなければ食い逃げじゃないか?」
「あれよ、そう!主観の相違」
すごい笑顔
「ま、いっか。で?どこいくんだ?案内くらいはするよ」
気まずげな顔
「・・・それが、ね。紹介状どっかに落としたみたいなのよ」
紹介状・・・と言う事は商館の商品か・・・
DCのスキル取得の授業を思い出し暗澹たる表情になる主人公
健全に見えるここですら裏では春を売る商売が成り立っている
そしてそれら『商品』を扱う市場もある
「ねぇ・・・ちょっと?」
「ああ、そうだな・・・行くか」
たどり着いた娼館前、昼は唯のカフェテラスである
「へぇ・・・小洒落てるわね」
とりあえず主に話を通して・・・俺の出来る事は終わりだな
「マスター。紹介状を無くしたらしいんだが。ここで分かる?」
「あん?商品が届く予定なんて無い上にうちは部屋埋まってるぜ」
おかしなことを言う。商品が紹介状をもらってきてる以上手違いは無いはずだが
「ちょ、ちょっと?商品ってなんのこと?」
「は?紹介状もらった時に聞いただろ?」
紹介状をもらうって事はすなわち事情、違約時の対処等念入りに説明を受ける
「あたしはただ師匠に、そこに行けばあんたの道も決まるでしょうよって」
マスターと顔を見合わせる
「・・・おい。兄さんよ、この子の行く先はもしかして学園なんじゃねぇのかい」
「・・・のようだ。」
学園に来るのは自主受験者のみだという頭があったからすっかり商品だと思ったが
「行くか。」
「待ちな。事務があくまでまだ時間が有るだろう。なんか軽く食っていけ」
そういえば昼時、そして食いッぱぐれていたのを思い出す
ぐぅ〜
「腹が減ったしそうするか。」
「あたしも」
「お前は食ったろうがっ」
「走ったからお腹減ったのよ。いいでしょ」
「まぁまぁ、ほれよ。牛焼肉定食だ。」
ここのは味付けが辛口だ。その分飯も大盛りで安く済ませるにはいい場所である
「いただきます」
行儀良く食べ始める娘
「・・・か、からひ・・・水水!」
それにしてもころころと表情が変わる事だ
「ほいよ」
素直に水を渡す。
「あにひょこれ!からすぎるじゃないにょ!」
顔を真っ赤にして怒ってらっしゃる
「・・・俺のせいなのか?」
腑に落ちない主人公

334 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/01/26(金) 18:44:20 ID:XLQPRrVc
ちょいと書いてみました。とりあえず前編です。いちおう、主人公は剣士で、剣士たんルートに入ってるってことで。
また、♂アコ、♂シーフは、それぞれアコたん、シーフたんと結ばれてる設定です(気に入らなかったらごめんなさい)
剣士たんルートとは言いましたが、ある別のキャラへのルート分岐地点です。なんのキャラなのかは後編にて。


「ぐっ……おい、これはやばいんじゃないか?」
 既に分かりきったことだが、言わずにはいられなかった。
「そんなこと分かってるっての!無駄口叩いてないでバッシュ連打しろ!」
シーフたんの叱責が飛ぶ。

 俺たちは今、絶体絶命の窮地に立たされていた。
 アコたんは回復魔法の連続で精神をすり減らし、今にも倒れようとしている。
 ♂アコはアコたんをかばって攻撃を受け続け、自分の回復で精一杯。
 アチャたんの矢をつがえる手は震え、もう照準さえままならないようであった。
 剣士たんは真っ先に敵の中心に飛び込み、おびただしい数の傷を全身に受けながら、戦い続けている。
 シーフたんも、この数の敵はさばききれず、その顔には幾筋もの流血が見える。
 ♂シーフはシーフたんをかばって、ついさっき力尽きた。
 マジたんも力尽き、遠くの地面に伏しているし、戦闘自体を得意としないまーちゃんは早々と戦線離脱していた。

「くそ!誰なんですか!こんな街中で枝を折ったのは!」
 半泣きになりながら愚痴る♂アコ。
 そう、これはテロだ。最初は、よくある小規模のものだと思った。だが、いつものようにすぐに鎮圧、はされなかった。
 アルベルタとモロクで小規模のテロが発生、勇敢な上級冒険者たちはそれらの鎮圧に向かった。そして時間差でのプロ大規模テロ。現時点でのプロンテラの勢力では、なすすべも無かった。

「ごめん……みんな……私が飛び出さなければ、こんなことには……」
 謝る剣士たん。だが、それを責めるものはいない。
 本来なら俺たち訓練生は、避難する側だ。しかし、子供が襲われるのを目の当たりにした剣士たんは、一気に飛び出していき、俺たちはそれに続いたのだ。
「剣士たんの判断は正しいって!私でも同じことしたと思うもん」
 アチャたんの言うとおりだ。剣士たんに続いたのは俺たちの意思だし、それが正しいに決まっている。

 だが。
 俺たちはあまりに無謀だった。
 このままでは全員……ッ!

 次の瞬間。

 俺の目の前に馬にまたがった巨大な騎士が立ちはだかっていた。
 その腕にはすでに剣が振り上げられていて……
 俺の精神力は尽きていて……

 そして。

 振り下ろされた。

「いやあああああああ!」
 叫ぶ剣士たんの声が聞こえる。どうやら、自分が相手をしていた敵は倒したらしい。でも……間に合わないだろうな。
 目の前に迫った巨大な剣を眺めながら、ずいぶんと冷静に、思った。
(あ〜あ、こんなことなら、剣士たんに早く告白してればよかったかな……)

一瞬時が止まった気がして。
突然、俺の全身を、ものすごい衝撃が走りぬけた。

(後編へ続く)

335 名前:334 投稿日:2007/01/26(金) 20:13:28 ID:XLQPRrVc
後編です。尻すぼみになってしまいましたが……orzユルシテ

 あまりに強い衝撃。
 だが、それが俺が真っ二つにされる衝撃ではなく、俺自身が剣で攻撃を受け止めた衝撃なのだと気付くまで、さほど時間はかからなかった。
「え……嘘だろ……」
 俺の剣は両手剣、ブロードソードだ。それを俺は、片手で持ち上げ、あろうことか深淵の騎士の大剣を受け止めていたのだ。
 体に力がみなぎっているのがわかる。疑問に思ったが、そんなことは後回しだ。
「バッシュ!!」
 剣に力をこめた瞬間、確かな手ごたえとともに敵は吹っ飛び、バラバラになった。
「なんなんだよ、これ……」


 それは俺だけではなかった。
「ダブルストレイフィング!」
 アチャたんが放った2本の矢は目の前の敵をいとも簡単に貫通し、後ろにいたキメラを一撃で葬り去った。
「え?え?なにこれ?私ってこんなに強かったっけ?」

「マグナムブレイクッ!」
 剣士たんの炎の衝撃波は周囲の敵を一瞬で消滅させ、足元に強大なクレーターを形成した。
「す、すごい……体に力が集まってる……まるで……」


「自分の体じゃないみたい?……半分正解ね」
 突如、俺たちの背後から声がした。
 振り返ってみると、そこには着物のような服を着た女の子が佇んでいた。
「伝説の戦士たちの魂を吹き込んだのよ」
「……なんだって?」
 聞きなれない言葉が出てきた。伝説?魂?
「おっと、質問は後にしてね。まだ終わってないわ」
 そう言うと、彼女はものすごい速度で走り出し、敵が密集している中心へと突っ込んでいった。
「ちょっ、危ないって!なにやってんのさ!」
 あわててシーフたんが叫ぶが、間に合わない。敵の攻撃は、彼女に集中し、直撃した。
 そのまま彼女は崩れ落ち……って、あれ?
「な、なんであの人、平然としていられるの?」
 わけがわからない、といった表情で俺を見るアコたん。俺もわからないってば……。
「あなたたち、早くこいつら倒しちゃいなさい」
その声は、余裕に満ち溢れていた。ならば、俺たちはためらう必要はなさそうだ。
「いくぞ、みんな!」
俺たちは、敵に向かって突っ込んでいった……。


以上です。ソウルリンカーって打たれ強いんですね〜先日MHに余裕で突っ込んで盾になってるリンカーを見て驚きました。
ちなみに、実際は剣士とかアーチャーの魂は無いけど、その辺は、みなさんの萌力でカバーしてください……

336 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/07(水) 21:12:23 ID:8CJpFpOk
電波受信したので執筆中・・・
読めるものができるのだろうか(´・ω・`)

337 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 08:21:46 ID:D2IeRkg6
ぼちぼち頑張れー。
書ききれなかった場合も受信したお題をだしておけば
他の人もなにか書くかもしれないぞ。

338 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:41:28 ID:O1dJnqkc
投下〜

キーンコーンカーンコーン
始業ベルが鳴る、そういえばアンゼルスの鐘は何でできているんだ?
そんなどうでもいい事を考えていると

♂プリ先「よーし、はじめるぞー」

ぶっきらぼうに教室にはいってきたのは♂プリ先生、戦闘系担当の先生だ・
と、いうことは今日は実地実践演習か?

♂プリ先「今日は実地実践演習を行う、各自PTを組んで日没までに戻るように」

実地実践演習はPT人数、構成を問わない実践演習だ
行き先も自由でアイテムも生徒間で分配でき(収集品の半分は学校側に上納だけど)、
回復財も支給してくれる画期的なシステムだ。
万年金欠な俺にはとてもありがたい授業の1つ。
ただ、装備品は支給なし、獲得したアイテムの集計を報告するのは義務付けられている。
獲得した物で内申に影響があるらしい(?)
さすがにポリンとかでは影響しないだろうが・・・

♂プリ先「いつもと同じ演習だが、校内指定区域にいく場合はアコライトを必ず1人以上PTに組み込むように。
 あ、あと今回は全校合同演習だ、上級生も参加しているので上級生とPTをくんでもいいぞ、以上!」

主人公「珍しいな、全校合同なんて」
♂シフ「今回は内申に影響なさそうだな、金ないから助かるぜ」
主人公「内申を考えなければ上級生と組むヤツは儲かるな、まぁ知り合いがいるやつなんて一握りだろうけど」
♂シフ「あ〜、ハイプリさんとかにお近づきになりてぇ〜」
主人公「寝言は寝て言っとけ(笑)」

♀あちゃ「あ、いたいた、貧乏大王はっけーん」
主人公「貧乏はお互い様だろ、貧乏女王」
♀あちゃ「はっはっはバレたか、まぁそれはいいとして」

貧乏なのはいいのか

♀あちゃ「どうせまだ行き先決めてないんでしょ?
 ゲフェンダンジョンいこうよ」

〜ゲフェンダンジョン〜
悪魔や不死族が多く住み着いてる呪われた地だ
最深部だと上級者でも危険な所だ

♂シフ「なんでゲフェンなんだ?第一あそこは念モンスターがいるだろ」

逆毛がそういうとあちゃたんは得意げに矢筒を俺たちに見せた。

♀あちゃ「ふっふっふ、じゃ〜ん」

一般的な矢筒とは少し違うようだ。
なにか朧げに見えるような・・・

主人公「・・・それって念矢か?」
♀あちゃ「あったり〜、さすがだね主人公クン♪」

念矢は一般では流通しにくい貴重な矢だ。
特定のアイテムから生成するくらいしか方法がないはずなのに・・・

♀あちゃ「このまえエンペリウムからつくったんだよ〜」

ぶほっっっ!盛大に噴出す俺

主人公「ちょっとまて!エンペリウムなんて、そんな高級品・・・」
♀あちゃ「オークゾンビからでたんだよ〜、超ラッキーだよね、あたし♪」

マジデスカ・・・

♂シフ「それでゲフェンダンジョンか、それなら俺らでも人数いればいけそうだな」
♀あちゃ「別に♂シフ君はこなくてもいいよ〜?(・∀・)ニヤニヤ」
♂シフ「Σ(´Д`;)そんなご無体な、一緒にいかせてくださいお代官様〜」

必死だな、コイツ・・・(汗

♀あちゃ「メンバーは♀剣士・♀マジ・♀アコ・♀シフ・♂シフ・主人公・私の7人だねー」
主人公「多いな、支援は♀アコたん一人じゃきつくないか?」
♀あちゃ「2Fはいった所で狩れば大丈夫だよ、ヤバかったら1Fに避難すればいいでしょ?」
主人公「1Fも危険だろーが・・・(汗」
♀あちゃ「気にしない気にしない、ほら、さっさと準備していくよー」

まぁいざとなったら蝶を使えば大丈夫・・・か
俺は多少不安を抱きながらも必要な属性剣や回復アイテムを準備した。
そして校庭に集まる。

♀アコ「それじゃ準備はいい?ポータルだすよ」

♀アコたんがなにか念じるとブルージェムが光を放ち砕け散った。
破片が魔方陣を形成し、光の柱が立ち上る。

♀アコ「ワープポータル!」

俺たちは次々と光の柱に入る。

主人公「それにしてポータルって便利だよなぁ、これがあれば遅刻しないのに」
♀マジ「遅刻しない時間に起きなさいよ」

ごもっとも

♀アコ「あ、じゃあ私が主人公くんの所をポタメモすればいいのかな」
主人公「是非!!!」
♀剣士「やめときなさい、主人公に青石を毎日用意できるわけないわよ」
♀シフ「そうそう、青石にお金つかうより今日の昼飯だもんね〜」
主人公「うう・・・痛いトコロを」

339 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:42:28 ID:O1dJnqkc
そんなこんなでダンジョン1Fに到着
禍々しい雰囲気が漂うのはゲフェンダンジョンの特徴でもある

主人公「ポイズンスポアはともかく、ハンターフライはどうするんだ?」
♀マジ「私がFWで止めるからほかのがきたら任せるわ」
主人公「りょーかい」

1Fは難なく侵攻し、目的の2Fに到着する

♀アコ「な、なんか迫力あるね・・・」
♀あちゃ「じめじめしてていやな感じするよ」

ダンジョンはどこも湿気があったりして環境はよろしくないが
それに加えて嫌な感覚を覚える
たとえるなら・・・

♂シフ「お化けとかでそうな雰囲気だよな」

・・・そういうことである

ゾンビ系と蝙蝠系は俺たち前衛が
ナイトメアは♀あちゃたんの念DSで倒す方式

♀あちゃ「いいねこれ♪」
♀剣士「思った以上の威力だな、重宝されるだけはある」

すっかり上機嫌だ、よほど念矢が気に入ったみたいだ

順調に狩りが進み、回復材もそろそろ尽きそうな頃合になった

♀シフ「ふぅ、そろそろ戻ろっか?」
主人公「そうだな、ポーションもあと少ししかないし」
♀あちゃ「収集品もいっぱいだねー、これで明日のお昼は安心だね、主人公くん」
主人公「まだそのネタひっぱるのか・・・」

撤収準備をしていると、♂シフが遠くを見ながら

♂シフ「おい、あれ・・・なんだ?白い棒みたいなのがこっちにくるんだけど」

皆♂シフの見ている先を見る
♂シフのいう「白い棒」は次第に大きくなりこちらに近づく
速度増加でもかかっているのか、すごい早さだ

♀剣士「あれは・・・剣?」
♀マジ「まずいわ!オーガトゥースよ!」

白い棒の正体は魔剣オーガトゥースだった!
いち早く認識した♀マジたんがFWを唱える!

♀マジ「いまのうちに1Fへ!」
♂シフ「だめだ!他のモンスターに囲まれてる!」
♀剣士「くっ・・・いつのまにこんなに!」

オーガトゥースに気をとられてる間に囲まれたようだ
数は・・・10数匹か?

♀アコ「きゃああ!」

FWを突き破ったオーガトゥースが♀アコたんに襲い掛かる!

主人公「♀アコたん!」

ガキィン!!


間一髪俺の剣がヤツをとらえる!

主人公「くっ・・・とめるだけで精一杯だ!」
♀剣士「チャージアローでとばせないのか!?」
♀あちゃ「だめ!あんなに近いと主人公くんたちまで当たっちゃうよ!」
♂シフ「こっちももうもたないぞ!」

このままでは全滅・・・なのか!?

???「チャージアロー!チャージアロー!!」

!!

♀あちゃ「あ、あたしじゃないよ!」

俺の横スレスレの絶妙なチャージアローが魔剣につきささる!

???「ファイアーウォールを3枚はりなさい!」
♀マジ「フ・・、ファイアーウォール×3!!」

矢の飛んできた方角に赤と白の独特な服を着た人がいた
あれは・・・ジプシーの服?

ジプ「全員生きてるわね?すぐにポータルと撤退の準備をしなさい!」
主人公「で、でもこの数だとそんな暇なんてないですよ!」
ジプ「♀アコさん!私に速度増加とブレスを、そのあとポータルの詠唱をしなさい!」
♀アコ「は、はいっ!速度増加!ブレッシング!」
ジプ「残りの人は「動いてる敵」を全力でとめなさい!10秒でいいわ!」

「動いてる敵」・・・?

ジプ「私の華麗な技を見なさい!」

キィーーーーーーーーーーーン!!!!!

主人公「うおっ!?」
♀あちゃ「これってスクリーム!?モンスターがスタンしてる!」
♂シフ「これなら時間稼げるぜ!」

FWがきれかかるその刹那、ジプシーの周りに光の矢が集まる

ジプ「食らえ、必殺!!!! アローバルカン!!!」

無数の矢がオーガトゥースを捕らえる!
一瞬にして魔剣が砂と化していく

♀剣士「すごい・・・一瞬で・・・」
♀アコ「ワープポータル!」

♀アコたんの詠唱が完了した
どうやら時間稼ぎはできたようだ

♀アコ「みんな、早く!」

モンスターがスタンしている間に俺たちはポータルに乗り込んだ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

時間はもう夕方だった
無事に帰ってこれて安心したのか、疲れが一気にきた

♂シフ「助かったぁ〜、よく生きて帰れたぜ」
♀あちゃ「あ、あの、ジプシー先輩ですよね、ありがとうございました!」
ジプ「あら、わたしのこと知ってるのね」

どうも♀あちゃたんは彼女のことを知っているらしい
・・・先輩?

主人公「♀あちゃたん、この人は・・・?」
♀あちゃ「私も聞いた話だけなんだけど、この学校の卒業生で
主席で卒業したジプシーの人がいたんだって、
容姿が噂通りだからもしかしたらと思って。」
主人公「なるほどそういうことかぁ、あ、危ないところ有難うございます。」
ジプ「どういたしまして、でもゲフェンダンジョン2Fはたまに
上級モンスターがいるから気をつけたほうがいいわね。
たまたま運がよかったかもしれないけど、次生き残れる
保障はないわよ。」
♀マジ「そうですね、次はもっと下調べしていきましょう。」
♀あちゃ「(´・ω・`)」

言い出した♀あちゃたんは少し落ち込んでる様だった

ジプ「あ、そうそう、はいこれ」

ジプシー先輩はそういいながら俺に1枚の紙を渡してきた

主人公「カード・・・ですか?」

俺はそのカードを見て驚いた、オーガトゥースカードだ

主人公「先輩これって!」
ジプ「さっきの場所に落ちてたもってきたの、君たちの物よ」
主人公「倒したのは先輩じゃないですか!受け取れませんよ」
ジプ「でも、最初に攻撃したのはあなたたちでしょ?」
主人公「そ、それはそうですけど・・・」

先輩は「やれやれ」といった顔をした

ジプ「ならこうしましょう、これは君たちにあずけるわ
いつか一人前になったらこのカードの清算をしましょう」

先輩はそう言ってウィンクをした

ジプ「じゃ、いつかまた会いましょう♪」

ヒュゥン・・・(蝶の羽)
先輩は颯爽と去っていった

♀アコ「素敵な人だったねぇ?主人公くん(じー)」
♀マジ「顔にすぐでるクセは直したほうがいいわね(じー)」
♀剣士「・・・・(剣に手をかける)」

こ、この流れはマズイッッ!

主人公「じゃ、俺先生に報告にいくから!(しゅたっ)」
♀全員「まちなさーい!」


♂シフ「・・・・俺は放置かよ(´・ω・`)」

340 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:45:39 ID:O1dJnqkc
>>338-339

大分ぐだぐだになったような・・・orz
妙なとことか変なところは脳内補完でおねがいします(;´Д`)人

341 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/12(月) 11:56:40 ID:dy3GIrk.
|ω・`)
過疎ってる?誰かいますか?

342 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/13(火) 22:48:05 ID:JC/3BAK.
いるよーノシ
ネタがないんだ。ネタが。

343 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/28(水) 01:11:57 ID:mN4aGthQ
人がいるというならネタ投下、ダメかもしれないが書いてくれることを願って
グラストヘイムで仮面を作ってくれるというジルタスの噂を聞いて、
無謀にも見に行こうとする主人公なんてどうでしょうか?

344 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/02(金) 17:04:45 ID:l94B2fPM
今書いてる小説・・・があるんだが。
ここに出すLvのもんじゃーないんだよなぁ・・・あと
オリジナル要素多いし・・・

345 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/02(金) 17:13:05 ID:l94B2fPM
よくみると ときめきラグナロク Episode4.0 だったのに今気がつくOTL
首吊ってきます&板違い&レス消費申し訳ないですOTL

346 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/03(土) 03:49:51 ID:M9Z5sHag
春と言えば卒業式と入学式。
先輩を見送り、新しい後輩に出会う時期であるわけだが。

347 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/22(木) 00:09:36 ID:cqcMS6xU
卒業式も終わり、お世話になった先輩方を見送った。
街やダンジョンなどで会うことはあるだろうけど、会う機会が少なくなると思うとやはり寂しいものだ。
俺たちは俺たちで、山場ともいえる転職試験をパスして春からは”先輩”として学園に通うことになる。
憧れだった先輩方と同じ衣装に袖を通すと思うと、少し嬉しくなったりもした。


剣士子「なに黄昏ちゃってるのよ。らしくないわね」
不意に声をかけられ、窓の外を見ていた顔を教室内に向けた。
主人公「余計なお世話だ。俺だってたまには物思いに浸りたくもなる」
剣士子は同期の中でもトップの成績で騎士の試験を通過した。
今まで頑張ってる姿を見てきた俺も、幼馴染として少し誇りに思う。
剣士子「まぁ、私もね……。今年卒業した先輩には特にお世話になったし」
言いながら、俺の隣で窓の外の夕焼け空を見上げる剣士子。
つられて俺も橙色に染まった空をぼんやりと眺めてみる。

主人公「俺たちもさ、先輩たちみたいになれるかな」
剣士子「無理じゃない?」
主人公「だよなぁ」
俺の発言は剣士子に一蹴されるが、俺も同じ意見だった。
立派すぎる先輩がいると、後輩は辛いものだ。
剣士子「別にいいじゃない。私たちは私たちで」
無理して背伸びをする必要はない。
俺たちは俺たちのペースで、俺たちの道を歩いていけばいい。
主人公「だな」

剣士子「とは言っても、後輩に笑われるような先輩にはならないでよ」
主人公「わかってるさ」
一応、俺は常識はわきまえてるつもりだ。
……周りの非常識人たちに振り回されて、結果的に俺に災厄が降りかかってくるわけだが。
剣士子「それじゃ、帰りましょう」
主人公「ん……そうだな」
俺たちは赤く染まった教室に背を向けた。


4月から新キャラが登場!

脚の速さと脚を出す速さは他の追随を許さない、テコ子!

いつでもどこでも暗器を忍ばせ、ツッコミ代わりに手裏剣が飛ぶ、クノイチ!

クールで一匹狼な彼女の通った後には硝煙のにおい、ガンスリ子!

さぁ、君が攻略するのはどのキャラか!
ときめきラグナロク新シリーズ、ついに始動!

……なんてな。

348 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/22(木) 10:38:33 ID:t6daCwCw
(・∀・)wktk

349 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/23(金) 16:53:52 ID:FYbnynqc
おk、ぜひ書いてください

350 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/23(金) 17:19:17 ID:TkISeEtQ
こうですか?
-----------------------------------------------------------------------

主「というわけで、>>347みたいなのはどうだ?」
剣「なんで私があんたとしんみりしてないといけないのよ!」
弓「剣士たん、美味しいところ持って行って、そのうえ絡むのかー」
盗「まぁ、いーんじゃない? ありそげな題材だけどねー」
ア「えーと、それじゃあ、新入生歓迎会の演目は○○君の意見でよいかな?」
商「さんせー」


時は春。
春といえば卒業式と入学式。
まぁ、ぶっちゃけ、転職は各職ギルド次第だし、
基礎学科を終えてしまえば、講義に来る奴も減ってくるし、
卒業だってそこまで目新しい区切りなわけでもないし、
そもそもハンター先輩やらWiz先輩やら、なにしに学園きてるのかわからんし‥。
入学式にしたって、春に限らずいつでも転入OKだしなぁ。ここ。

とはいえ。
一応は新規入学と、期待に胸をふくらますノビ&転職直後の若者らを
歓迎するイベントの一つくらいは開催してやらねばってもんだ。

***

魔「はい、これ台本。あと衣装は先生/先輩らに借りてきてるから」
商「重かったぞー。重量ぎりぎりCR超威力みたいな?」

いまいち反応がなかった割には率先して動くマジたん。
鎧やら斧やら、カートに満載のまーちゃん。

わいのわいのとクラス全員が黒山の人だかりだ。


♂盗「ふっ。なんでも似合ってしまう自分が怖いぜ」
主 「暗殺ならぺらぺらしゃべるな。というか本質的にお前には無理。」
♂盗「なんだと! CoolでCuteな俺様には悪漢もいいけど暗殺も捨てがたいだろ!」
主 「というか、お前カタール禁止! 絶対無理! というかアブねぇ!」
♂弓「あぁ、マフラーがないと首周りが寂しい‥」
♂魔「肩に2ついい物ついてるじゃないか」
♂弓「そういうマジ君は‥バード?リンカー?」
♂魔「賢者!」
♂ア「あれ‥?これ♀修道服じゃない? まーくん、これ違うよー」
♂商「ふむ? でもそもそも♂修道服がリストにないわけだが」
♂ア「うそー」

♂どもはこんな感じ。


♂商「はい、○○くん。クルセ装備一式だよ」
主 「うはー。これはすごいな。」

渡されたのは、ヘルムにフルプレートに神使者に‥。
って、真面目にこれ装備するのか‥?

主 「えーっと。重いわ、痛いわ、かなり動きにくいわけですが」
♂盗「さまようよろいが現れた! コマンド?」
主 「うるせー。暗殺はしゃべるな! だまってろ!」
♂盗「ここで一子相伝の必殺技。ひざかっくん!」
主 「ば、馬鹿っ! やめろって!」
♂盗「うわっ。こっちに倒れてくるな!重いよ、ぼけ!」
主 「てめーのせいだ! というかまぢで立てん!」

♂どもはこんな感じ。

351 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/23(金) 17:19:33 ID:TkISeEtQ
弓「へっへーん。どうー?」
盗「おー。いいねぇいいねぇ。あちゃたん似合ってるよー」
魔「シーフたんもローグ姿似合ってる」
盗「でしょー。これはもう天職ってやつよ。」
弓「マジたんはWizなんだ。」
魔「わっかだとあんまり変わらないし‥」
盗「マントいいなぁ。」

♀たちはこんな感じ。


剣「‥‥。」
ア「‥‥。」
商「‥‥。」

剣「ね、ねぇ‥。」
ア「ど、どしよっか‥」
剣「やっぱり短すぎだよね‥」
商「だよねぇ。」
ア「このスリット無理だよー」
剣「私、クルセにしようかな‥」
商「裏切りものー」
ア「じゃあ私はモンクで‥」
商「だーめー」

弓「そっちはどう? わぉ。剣士たんたち、素敵ー」
ア「きゃっ!」
盗「うひゃー。なにこの悩殺トリオ。」
剣「み、みるなー!」
魔「なに恥ずかしがってるのよ。そのくらいで。」
商「マジたんは慣れてるからいいかもしれんけどさー」
魔「な、慣れてなんかないわよ!!」

♀たちはこんな感じ。

***

そのあとは。

果敢に忍び込む寡黙でCoolな暗殺。
とりあえずハンターにすぐに見つかる暗殺。
逃げ出した先に悩殺トリオ。
あたりに響くMBの爆音。
振り回されるカート。
吹き飛ぶ暗殺。
壊れる大道具。
泣きじゃくる聖職者。
駆けつける先生たち。
一同正座。お説教2時間。
原因追及。満場一致で暗殺に確定。
プリ先生に連れ去られゆく哀れな暗殺。
ちなみに演目変更指示。すべてがやりなおし。


とまぁ、そんなこんなで。
とある春の一日は過ぎていったわけで。

剣「け、結局なんだったわけ‥。」
主「えーっと‥‥、とりあえずクルセ先輩の偉大だったってことはわかった。」
剣「あんたはもっと鍛えないとねー」
主「うるへー。俺は騎士になるんだからいいんだよ!」
剣「騎士かぁ‥。うー。」
主「剣士たんも似合ってたじゃん」
剣「Σ!! み、みたの!?」
主「さー。なんのことかなー。」

赤く染まりゆく教室。
初春の夕暮れが剣士たんをも真っ赤に染めていた。

-----------------------------------------------------------------------

352 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/01(日) 00:42:40 ID:YnnN2H9s
GJ
それにしても人来ないかなぁ・・・

353 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/04(水) 18:48:24 ID:hmU.j44A
逆毛「なぁおい、きいたか?」
主人公「あ?」
妙なテンションで突然そんなことを言われても、何のことやらさっぱりだ。
逆毛「転校生だ転校生!しかも可愛い女の子が!3人も!」
……コイツがはしゃぐといったら、女の子のことくらいだったな。
逆毛「おぉーっと、お前は手ぇ出すんじゃねぇぞ!お前にはアコたんたちがいるんだからな!」
主人公「へいへい」
鼻の下を伸ばした顔で凄まれてもこれっぽっちも怖くはなかったが、面倒なので適当に流す。

モンク先生「今日は転校生を紹介するぞ」
ワーワーキャーキャーと騒ぎ出す教室内。
特にそこの逆毛、うるさいぞ。
モンク先生「本当は3人いるんだが、手続きやらの関係で3日に分けて転入してくることになった」
そんな説明をしているが、案の定だれも聞いていない。
……否、逆毛の奇声のせいで聞き取れなかった。
モンク先生「よし、それじゃあ入ってきてくれ」
瞬時にして静まり返る教室。
その全員が入り口の扉に注目していた。
シーン……。
ドゴォォン!
いきなり扉が吹き飛び、吹っ飛んだ扉がモンク先生に直撃していた。
テコ子「はじめまして!テコ子です!よろしくお願いします!!」
えらく元気のいい娘だった。

テコ子「先生!わたしはどこに座ればいいですか!?」
モンク先生「(ピヨピヨピヨピヨ)…はっ!あー、そうだな、そこの席に座ってくれ」
先生が指したのは俺の右後ろ、剣士子の後ろだ。
テコ子「わかりました!とうっ!」
言うが早いか、テコ子さんは席まで一気に跳躍した。
テコ子「よろしく!テコ子でいいよ!」
剣士子「よ、よろしく」
奇抜な行動と超ハイテンションに、おもわずたじろぐ剣士子。
主人公「よろしくな」
テコ子「っ!!」
俺を見て固まるテコ子。
主人公「顔が赤いみたいだけど…風邪か?」
テコ子「べ、別に!とにかく、よろしくね!」
隣を見ると、ちょっとむすっとした顔の剣士子。
いったい何なんだ。


翌朝。
テコ子は早くも同じクラスの殴りアコさんと意気投合し、格闘談義に華を咲かせていた。
さっそく突撃していった逆毛は、テコ子の華麗な足技でピヨピヨしている。
そこを殴りアコさんにぶん殴られて、今は自分の席に転がっていた。
この二人、いいコンビになりそうだ。
モンク先生「よーし、全員席につけー。今日も転校生を紹介するぞー」
またもやどっと沸く教室。
モンク先生「入ってきなさい」
次の瞬間、小柄な人ほどの大きさの風車のような物体が、扉と共に吹っ飛んできた。
風車(?)は床に刺さり、モンク先生は再び扉の破片によってKOされていた。
忍「忍です……よろしく……」
小さな声でそれだけ言うと、忍さんは黙ってしまった。
のびているモンク先生を一瞥したあと、シフ子のハイディングのように姿を消してしまった。
……また妙な子が来たもんだ。
忍「…………」
主人公「うおっ!?」
視線を感じて振り向くと、俺の後ろの席に座っている忍さんがいた。
忍「……よろしく」
主人公「お、おう…よろしく」

休み時間。
俺がトイレから戻ると、再び逆毛が忍さんにちょっかいを出していた。
主人公「まったく……よくやるよ」
逆毛の手が忍さんの肩に触れた瞬間、忍さんの姿が消えていた。
主人公「あ、あれ?」
消えたはずの忍さんは、なぜか俺の腕の中にいた。
忍「…!!?」
主人公「うわぁ!なんでここに!!?」
キャーキャー騒ぎ出す教室。
シフ子「主人公、意外と手が早いねぇ」
そんな逆毛を見るような目で見るんじゃない!


転校生ラッシュ最終日。
今までの傾向からすると、おそらく今日の3人目もクセのあるキャラだろう。
まぁ、面倒なことにならなきゃいいけど……。
被害は大抵俺か逆毛に降りかかるからな。
モンク「さぁ最後の転校生だ!」
言いながら、さすがに学習したのかニューマを張るモンク先生。
ズダダダダダダダダダダダ!!
轟音と共に粉々に粉砕される扉。
残った部分を蹴破りながら入ってくる転校生。
銃子「銃子よ。よろしく」
その背中にはデカい筒状の回転式連射銃(ガトリング)を担いでいた。
モンク先生「…校内では発砲しないように言っておいたはずだが……」
注意する先生だが、顔が青い。ニューマが無かったら……。
銃子「あぁ、そうだったわね、悪かったわ」
モンク先生「……わかればいい」
懐から取り出されたハンドガンを突きつけながら。
……あなた、本当に同級生ですか?

先生に銃を突きつけたまま教室内を見回す銃子さんは、さながらスクールジャックのようだ。
その視線が俺のほうで停止した。
銃子「へぇ……」
見るな!そのおもしろい玩具を見つけたかのような目で見るな!
その銃子さんが視線に気づき、アチャたんのほうに向き直る。
好奇心旺盛なアチャたんは、目をキラキラさせて銃子さんをガン見していた。
…どうして俺の周りはこうもアクの強いキャラばかりなんだろう……。

こんにちは、3人の転校生。
さようなら、俺の平穏な学園生活。

354 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/08(日) 23:45:45 ID:RfXtQus6
最近書いてくれる人がいるからこの調子でスレが活性化してくれますように

355 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/09(月) 18:59:16 ID:qPY.OAyI
(・∀・)イイヨイイヨー
あとは拳聖とリンカーか

356 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/09(月) 21:13:49 ID:GDnyFoYQ
あれは一応テコ子転職後だからな〜
一次職グループには入らないかと

357 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/09(月) 22:12:23 ID:auyDnyEg
二次職は拳聖とリンカだから合ってるんじゃないか?

358 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/21(土) 13:34:06 ID:dzFttyFU
上級生クラスに転校してきた拳聖とリンカマダー?

359 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/24(火) 01:15:13 ID:D8R7PbQ.
ある日俺は雑魚狩りを優雅にこなしていた

雑魚と今では言えるが昔はPTを組んでも全滅していた・・・

ああ、俺って強くなったんだなぁ

と若かりし頃を顧みていた
ああ、あの妙なこだわりを持ったシーフは元気だろうか
一緒に組んだptに居た拳がうなるとか言って蹴りしか放たないテコン子も元気だろうか

皆それぞれの課題を受け旅立った

そして俺は雑魚相手に新装備の材料集め・・・
アサシンってなんだっけ?
そんな日々を過ごしています。

お、行き倒れって俺と同じくアサシンか
同業のよしみ生き返らせるか
「気合リザラクション!」(イグ葉使用)
うーんいいことをした後は気分がいいぜ!
「大丈夫か?」
「いや、助かったよ。礼を言うと思ったら大間違い」
「なに、当然のことをってちょっとまてぇ!礼ぐらい言ってくれよ!」
「ありがとう」
「なぁにどういたしまして」
「なんて言うと思うなよ」
「きさまぁあああああ!もう一回寝転がしたる!」
言うや否やヴァリアスジュルで斬りかかる
が、俺の野生の勘が避けれとしれっと言いやがる
二刀使い相手なら幾度も潜り抜けてきた
太刀筋は読めなくても斬りかかる太刀にジュルを当てて弾く事は出来る!
と言う計算から避ける事を考えていなかったが体が硬直してしまった
はたから見れば紙一重でかわしたように見えるだろう
ぶん ぶん
俺の死角から放たれた太刀筋は鈍い風切り音を奏でた

「お・・の・・・?」

それは見まごう事なき斧だった
なんど見直しても斧だった
「ちょwwwwおまwwwwwwっうぇ」
動揺して言葉にならない
「アタイ、タイマンって奴なら負ける気はしないね」

両手に斧ってどんだけwwwww
これじゃあ太刀筋ずらしてもそらしきれずに当たり負けするじゃんwwwww
はっ!?毛嫌いしている逆毛を多用するなんて動揺しすぎだば
落ち着けばどうってことはないさ
相手は斧二刀流なんだ攻撃スピードが激遅いはず
ぶんぶん
って結構普通に見えるんだけど
「斧二刀流なめないでよね。ソニックブロー!!」
ちょwwww斧でSBとか怖いからwwwww
「いてぇよ!死ぬだろ!?」
「殺すつもりでやってんだから死になさいよ」
ゴッ「いてぇって!」
「安心しなさい。みねうちよ」
だからwwwww斧のみねとか結局鈍器だからwwwww
ゴゴッガキン
「斧でDAとかありえねwwwww」
「人が下手に出て手加減してればそうやってジュル見せ付けてっ!」
ガキン ガキ
「受けてもダメ食らってんじゃん俺wwwww」
ゴン
「おえ」
意識が真っ暗闇へと引きずり込まれていく

「あ。手元狂った」

あーあいつかよ・・・片手斧シーフが両手斧アサシンになったのか・・・・

♪ラブストーリーは突然に♪

360 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/25(水) 20:55:22 ID:i7xTS9ds
「大丈夫か?」
「いや、助かったよ。礼を言うと思ったら大間違い」
「なに、当然のことをってちょっとまてぇ!礼ぐらい言ってくれよ!」
「ありがとう」
「なぁにどういたしまして」
「なんて言うと思うなよ」
やりとりが素敵すぎるwwwwwww
GJ

361 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/05/07(月) 00:21:37 ID:5XPRwlw.
ソ「アサシンの魂!」
ソ「おおーよさげなたましいげっと」
斧「おめーってそれは禁止事項じゃないのか」
ソ「だって死に行く者にはもったいないじゃない?生前の経験とか」
斧「まー確かにってそれはおかしい。せめて念仏の一つも唱えてあげな」
ソ「でも馬の耳に念仏って言うし。無駄じゃない?」
「かってにころすなぁああああ」
ソ「今からでも間に合うかな?」
斧「石の上にも三年って言うしやってみれば?」
ソ「臨猫灯謝・・・三年も?無理」
「諦めるの早くね?!しかも間違ってるし!」
斧「死人は死んどけ」
ゴス
「ちょ・・・」
ソ「あ、担当教官から一応行き倒れは連れ帰るように言われてたんじゃない?」
斧「・・・この時、今一瞬だけ忘れよう。」
ソ「ちょ、ちょっと!さっきまでの擁護意見はどうしたのよぅ」
斧「こいつあの時のPTメンバーよ」
ソ「それでも評価と言うか冒険免許に関わるから一応規則は守ろうって。。。」
斧「・・・ほっとけば死ぬかしら」
ソ「・・・そうかそれなら私たちの責任はないよね」
斧「と言いたい所だけど見てみぬ振りは出来ないか」
ソ「結局。。。昔のよしみって奴よね」
斧「こいつが覚えているかはどうでもいいか・・・・」
「殴られ過ぎて記憶障害起こしそうなんですが」
ソ・斧『なんて言うと思うなよ』

362 名前:ささだ 投稿日:2007/05/19(土) 17:38:10 ID:EIME5hmw
ラグナロクDLしてもできないんですけど、理由わかりますか?

363 名前:ブラック宮 投稿日:2007/05/19(土) 18:39:00 ID:zlg1Ie/w
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼

嗚呼嗚呼ああ
亜あ



364 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2008/06/28(土) 01:25:24 ID:rKtDjaRE
まさかこんなものが潜っていたとは・・。
ひっそりと動いてるっぽいから静かにさせておこうか・・。

ショートストーリーか・・。
俺もいつか書いてみたいものだのぅ。

365 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2010/07/07(水) 19:32:36 ID:1bdL/kxg
三次職ですよっ! 三次職っ!
-----------------------------------------------------------------------

がやがや。
どやどや。
ちょっとそこのおねーさん。
やすいよーやすいよー。
えーんえーん。

今日もプロンテラ大通りは賑やかで。

主「ぼへー」

俺は十字路の近くの日陰にたたずみ。
なにをするわけでもなく、おもいっきり惚けていた。


盗「なに呆けてるのよ、あんた」
主「ん? シーフたんかー。いやー、なんというか。すごいなぁと。」
盗「あ、あぁ。三次職ってやつ? 正直よく知らないんだけど。」

そう。
教会が、職業ギルドが、商人組合が、学会が、その他諸々
あちこちの団体が新たな職制度をつい先日、急遽公開したのであった!
各組織が密かに研究してきた技術!技!秘儀!呪文! 今までにない武器!防具!
昨今、ちょっとばかし賑やかさの薄れていたのが嘘のように、
往来に活気が満ちあふれ、多くの人影が楽しげに行き交っているのであった。


主「んでも、ぶっちゃけ俺らに関係ないしー」
盗「まーねー」

日陰で愚痴る一次職。
溜息をつきながら、やる気のない眼差しで行き交う人々を眺めるぐらい。


盗「うひょー。グリフォン乗ってるよ。あれ強いんだよねー」
主「強いというか、死ぬ。一瞬で死ぬ。」
盗「昔、サンダルマンで襲われたっけねー」
主「あった、あった。 まさに瞬殺!」
盗「ありゃー無理だよねー」

苦い思い出にすらならない、昔懐かし笑い話。


主「うお。すげー。ドラゴンだよ、あれ。」
盗「うひゃー。でっかい!! 飼い慣らしたのかー」
主「プティ育つとああなるのかな」
弓「あれ、火を吐くらしいよー。ぶぉぉーって」
盗「あちゃたん、いつのまに!」

気づいたら、あちゃたんもちょこんと日陰に座ってた。

弓「これ、どぞー」
主「お。ココナッツ! また珍しいものをー」
弓「露天で買ったのだ。最近、またいろんな商品増えたよねー」
盗「ぷはー。うまー。 ほい。」
主「お、さんきゅー。」

回し飲みは貧乏一次職の基本スキルです。


弓「ルーンナイトは魔法騎士なんだってねー」
主「へー。そなのかー」
盗「○○もいろいろ勉強しなきゃね。大変だ。」
弓「大変だー」
主「いやまぁ、先の話だしー」
剣「でも、次の学期から科目増えるかもって話よ?」
主「まぢでっ!!」
弓「お、剣士たんも飲む−?」
剣「ありがと」

ちょこんと座る剣士たん。


弓「お。狼!」
盗「うはー。あれもでっかいなー」
剣「正直、さすらい狼よりもおっきいんじゃ‥?」
弓「まさにボス狼!」
主「ウルフ森の悪夢がー」
盗「座ってHP回復してたら群れて急に襲ってくるんだよねー」
剣「というか、○○は狩り場なのに爆睡してたんだよね‥」
主「わっはっは」
弓「あっはっは」


がっちょんがっちょん。

主「うお、なんだあれ!」
弓「ロボット!ロボット!」
盗「うひゃー、でかいー!!」
剣「でも、花柄カート引いてるわよ‥」
商「ロケットパンチ!! どーん!!」
弓「うわ! びっくりした!」
商「はろー。みんな、なにしてるん?」
弓「やほー。ん−? なにしてるんだろねー?」
盗「見物? 情報収集? 批評?」
商「なるへそ。んでー、あのロボット、バルカンもついてるらしいよー」
主「ドリルは? レーザーは? サテライトキャノンは?」
盗「♂ローグ先輩が火炎放射器は譲れねぇ!と騒いでたよー」
剣「なんか、すごい話ねぇ‥」


とぼとぼ。

弓「あ、アコたんとマジたんだ。おーい」
ア「‥‥。」
魔「‥‥。」
商「二人ともどしたのー?」
ア「ヒール弱くなっちゃった‥。」
魔「もう魔法じゃ戦えない‥。」

どんより落ち込む二人組。

盗「そなの!?」
魔「この前まで一撃で倒せてたのに‥。なんでぇ‥。くすん」
ア「精一杯祈っても、全然回復しないの‥。くすん」
剣「大丈夫、大丈夫。アコたんが頑張ってるのはわかってるからー(なでりなでり)」
盗「そうそう。マジたんも泣かないの。なんなら前衛するからさー(よしよし)」

弓「じゃあ、今からみんなで狩りいこうよ!」
主「よっしゃ!! 行くか−!」
商「じゃあ初心者赤ポ、山積みしちゃうよー!」
盗「初心者赤ポ飲みなら負けないわよー」
商「ふっふっふ。」
盗「ぬっふっふ。」
剣「はいはい、そこの二人。怪しい会話してないの‥。」
弓「アコたん、マジたん、準備いくよー」
ア「‥‥。うん!」
魔「しょーがないわねぇ‥。まぁできるだけ頑張るわよ‥。」

主「行くぞー!」
剣「で。どこへ‥?」
商「なせばなる! では、しゅっぱーつ!」
剣「いや、ちょっと。まーちゃん! 何持ってけばいいのよー」
弓「とりあえず、矢筒カート入れといてー」
盗「まぁ、なんとかなるでしょー」
ア「ふふっ」
魔「はぁ‥。」

わいわいきゃいきゃい。
騒ぎながら移動しはじめた集団のせいで、
プロンテラの午後はさらに賑わいを増していくのであった。

-----------------------------------------------------------------------
♂悪「つ、ついに画筆が販売開始っ‥!!」
♀悪「でも、クリーナーと旗落書きはまだなのよねー」

366 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2010/07/13(火) 21:38:18 ID:DMEzGz8s
おぉっ、久しぶりに新作来てる〜
これをきっかけにまた活性化すると嬉しいな♪

367 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/05/21(土) 09:50:26 ID:X8S59bdI
2003年から1次職をやっている彼らにも、当然配布されているわけで。
-----------------------------------------------------------------------

時は春。
入ったばかりの若者に自分の実力を認識させ、
育ちゆく経験者には、1年間の成長を自覚させる。

とか、それっぽい名目で、
また総合検定の季節がやってきた。
身体計測と各種体力測定はいいとして、
基礎とはいえ学力試験もあるのが、ちょっとつらい。

♂盗「お。○○、もう検診終わったのかよ。」
主 「ふっ。まかせろ。とりあえず今日のメニューはクリアしたぜ」
♂盗「○○のくせに生意気なっ!」
主 「まぁ、そんなわけで。適当にぶらついてくらー」
♂盗「おぅ。またなー」

去年は、女子更衣室に忍び込もうとした♂盗の騒ぎに、
なぜか巻き込まれてひどい目にあったよなーとか思いながら。

俺は木陰で昼寝でもすることにした。

***

つんつん。

主「んぁ?」
弓「やほー。 そろそろ涼しくなってきたんじゃない?」
主「んーむ‥。 おはやう‥?」
弓「んむ。おはよう!」

頬を突つかれて目を開けた俺の前には。
にっこり笑顔なあちゃたんがいた。

主「ふわぁ〜。 あちゃたんも検診おわったの?」
弓「うむ。まぁ私は今日は体力検定だったけど。」
主「あー。メニュー違うもんなー。」
弓「去年よりも、弓の射程も精度もあがったよー。」
主「おー(ぱちぱち)」
弓「えっへっへ。」

主「他のみんなは?」
弓「んー。朝にあったけど、午後はしらなーい。
  あ、そうそう。なんかさぁ、ちょっと変な噂を聞いたんだけど。
  ○○くん、なんか知ってる?」
主「??? なにが?」

そういってあちゃたんが話し出した内容は。

 曰く。剣士たんが魔力検定でいい数字をたたき出していたとか。
 曰く。アコたんが格闘試験で丁々発止と釘バットを振り回していたとか。
 曰く。マジたんがカウンターダガーの刃先を眺め、うっとりしていたとか。
 曰く。シーフたんが盗賊の弓を振り回したり、罠の参考書を熟読していたとか。
 曰く。まーちゃんが実技試験で頭上に変な雲をふわふわ浮かべ、OD1を笑いながら爆走してたとか。

主「なんだそりゃ‥?」
弓「なんか変だよねぇ‥?」
主「また、♂どもが流した馬鹿話とかじゃないのー?」
弓「でも、朝、剣士たんがまーちゃんと火宝剣と氷宝剣の優位性を議論してたのはほんとなのよー。
  私にはなにをいってるのか、よくわからんかったけど。」
主「ふーむ。なんだろなぁ。」

友人の振るまいが、昨日までのと急に変わる。
今までとは急に違ったスキルを身につける。
そこから導き出される答えは‥。

主「やはり、エイリアンによる乗っ取り!?」
弓「最近噂の、異世界からの静かな侵略!?」
主「やっぱりそれか!!」
弓「あ、○○くんもあのマンガ読んだんだ。」
主「読んだ、読んだ。おもろかったよな。」
弓「うんうん。おもろかったー。」

そんなこんなで雑談をしばし。
腹も減ったなーと、俺たちは寮に戻るべく歩き出した。

そこにどんな現実が待ち受けているのか、何も知らずに‥。

-----------------------------------------------------------------------

368 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/01/06(金) 16:14:08 ID:tA2OwPHs
またも1年近く放置状態か・・・
ちょっとさみしいな・・・

そういえば、ROGMの立ち絵ってゲーム向きだよね。
wikiとかから自由に立ち絵の取得もできるし、あれはいいものだ。
いや、ゲーム作るスキルなんて無いんだけどさ。

369 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/03/28(水) 21:47:09 ID:h0aM6otc
騎乗システムですよっ! 騎乗システムっ!
-----------------------------------------------------------------------

がやがや。
どやどや。

昔よりはちょっと人通りが少なくなってきた気もするが、
今日もプロンテラ大通りはそれなりに賑やかで。

主「ぼへー」

俺は十字路の近くの日陰にたたずみ。
なにをするわけでもなく、おもいっきり惚けていた。


盗「なに呆けてるのよ、あんた」
主「ん? シーフたんかー。いやー、なんというか。すごいなぁと。」
盗「あぁ、なんかすごいわよねぇ。へんな生き物増えたというか。」

そう。
誰がなにをどう頑張ったのかすらもよくわからないが、
なんか、誰でも動物に乗れるらしい。
うん、さっぱりわからんね。

主「んでも、ぶっちゃけ俺らに関係ないしー」
盗「まーねー」

ペコにすら乗れない一次職の身。
溜息をつきながら、やる気のない眼差しで行き交う人々を眺めるぐらい。


盗「うはっ。ざべじ! ざべじ!」
主「でっけー!!」
盗「ちょっと太りすぎじゃない? あれ」
主「きっといい物喰ってるんだよ。うん」

べべを子供、ざべじを親とすれば、長老クラスだよな。あれ。
伝説のざべじ。頭にある傷はきっとたぶん歴戦のもののふな証。

盗「あんなの捕まえるなんて、3次職はさすがよねー」
主「うむ。きっと動物王国のBOSSとかなんだろな。」
弓「でもあれ、転生二次職でも乗れるらしいよ?」
主「うお、あちゃたん、いつのまに!!」

気づいたら、あちゃたんもちょこんと日陰に座ってた。


盗「あちゃたん、はろー」
弓「やほー。これ、なかなかうまいよ?」
主「‥‥なにこれ? 干物?」
弓「名前よくわからん。露天もするめとかあたりめとか、なんか適当っぽい?」
盗「ふぬぬぬっ。噛み切れないっ!?」
弓「あっはっは。なんかよく噛むとじゅわっとうまみがでるのよー」
主「うぉ。確かにじわっとー」
盗「うまー♪」

これはなんか、口寂しいときによいかもしれん。


弓「ホワイトスミス先輩も乗ってるの見たしー」
盗「へー。さすが転生職!!」
主「だなー。」
剣「噂ではノービスでも乗れるらしいけど?」
主「まぢでっ!!」
弓「お、剣士たんも囓っとく?」
剣「ありがと」

ちょこんと座る剣士たん。


剣「騎士団にお使いにいったときにそんな話を聞いたわよ。青ノビがポリンに乗ってたって」
主「剣士たん。それはあれだ。先輩にからかわれてる。」
剣「え?」
弓「ポリンに乗れるわけないじゃーん。つぶれるつぶれる」
盗「もー。剣士たんはあいかわらず純真なんだからー(なでくりなでくり)」
剣「きゃっ! もうシーフたん、やめてー」

シーフたんに髪の毛くしゃくしゃにされてます。


剣「だってだって、LK先輩がいってたし!」
主「素直すぎるのもアレだと思うぞ。アコたんじゃあるまいしー」
盗「そうねぇ。アコたんが疑り深かったら、それはびっくりよねー」
弓「うんうん。アコたんはずっとアコたんでいてほしいねー」
ア「私がどうかした?」
盗「うわっ! アコたん、いつのまにっ!!」
ア「なんかみんな集まって楽しそうだなーって。 なにしてるのー?」
弓「まぁまぁ、とりあえずお一つどうぞー」
ア「ありがとー♪」

ちょこんと正座で加わるアコたん。


ア「そうそう! なんかポリンに乗れるらしいねー」
主「いってるそばからこれだ!」
弓「きゃー!! さすがアコたん!(かいぐりかいぐり)」
ア「きゃ! あちゃたん、なになにー?」
盗「ういやつじゃのぉー(なでくりなでくり)」
ア「シーフたんもやめてー」
剣「その辺で勘弁してあげなさいって‥」

アコたんは我々が愛でるために存在するのです。


主「かくかくしかじかってわけで」
盗「ポリンにのったら潰れちゃうでしょーってね」
ア「でも、私みたよ?」
弓「ほんとに!?」
ア「うん。拳聖先輩がプロ南で乗りこなしてたよ?」
盗「拳聖先輩か‥」
主「あの人、空も飛ぶしな‥」
弓「ポリンくらい乗りこなせそうだよね‥」

この世界、謎は多い。

370 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/03/28(水) 21:50:40 ID:h0aM6otc
***

しょうがないので、一旦整理してみることにした。

主「メカ先輩とジェネ先輩はざべじだろ?」
盗「影葱先輩は、世紀末モヒ風味!」
剣「なによ、それ?」
盗「なんかこう、ひゃっはー!って感じ。わかんないかなー?」
弓「ロウィーンの熟成60年物みたいなやつだよね。」
主「あぁ、いわれてみればロウィーンかも?」

剣「RK先輩、RG先輩は竜とグリフォンよねぇ?」
主「うん。他のはみたことないなぁ。」
ア「AB先輩とかは、なんかもふもふなの!」
弓「あれはなんだろねぇ。首が伸びたアミストル?」
商「あれ、アルパカっていうらしいよー。別名はリャマだそうなー」
弓「お、まーちゃん! やほー」
商「はろー」

主「そのパカパカとかいうのは、やっぱりアミストルの親戚なん?」
商「詳しいことはわかりませーん。なんか毛からつくる織物はむっちゃ高級品らしいけど。」
盗「ほほぅ?(キラリン」
主「へへぇ?(キラリン」
剣「二人とも‥馬鹿なことは考えないのっ!」
ア「殴りAB先輩も修羅先輩も、怒ると怖いからやめといたほうがいいよぉ‥」

まーちゃんから買った牛乳をのみつつ、駄弁りは続く。

商「この干物、ミルクとはあわないねぇ?」
弓「うむ。それは否定できない。 ‥‥で、なんだっけ?」
剣「あとはー、あ、カエル見たわよ! 大口蛙!」
盗「忍者先輩?」
剣「うん。なんかこう‥天津って感じ」
主「あぁ、なんとなくわかる気がする‥」

弓「レンジャー先輩は狼だしなぁ」
主「踊り子先輩、なんかへんな鳥に乗ってたぞ?」
剣「鳥?」
主「うむ。なんか緑っぽくて、頭がちっちゃい、首が細い‥‥ペコ?」
剣「そ、想像がつかないわね‥」
盗「頭がちっちゃくて首がほそいペコ‥ そもそもペコに首あったっけ?」

ア「あとは‥HWiz先輩が狐に乗ってたかな。」
商「きつね見た見た! すごいもっふもふなの!」
弓「もふもふ!?」
剣「あぁ、すごいわよねー。尻尾わさわさというか」
盗「わさわさ!?」
弓「みてみたい!」
主「よし、しーふたん、あちゃたん、いくぞ!」
盗「いくぞ!」
弓「おー!!」

そんな素晴らしいもふもふは見物にいくしかあるめぃと、
すっくと立ち上がった俺たちの上を、一瞬影が横切った。

371 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/03/28(水) 21:55:57 ID:h0aM6otc
主「んへ?」

なんだ?と視線を向けたその先には。

主「きつねだ!」
弓「もふもふだ!」
盗「ほんとにわさわさしてる!」

音もなく着地し、ゆたかな尻尾をたゆんたゆんと動かしているお狐様と。

魔「なにしてるの? あなたたち‥」

いぶかしげにこちらを見るマジたんの姿があった。


剣「マジたん!?」
ア「どしたの、それ!?」
魔「え? あぁ、これ?
  お父様が誕生日プレゼントにって。」
商「うわー。ぶるじょあだー」

なにげに貴族のお嬢様だったりするんだよな。マジたんってば。
まぁ俺たちは普段は全然気にしてないんだけども。はっはっは。

魔「移動楽だし、結構便利よ、これ。」
弓「ね、ねぇ? マジたん、触って平気?」
魔「え? うん。大人しい子だから。」
盗「うわー。もふもふー♪」
弓「なにこれ、きもちいいー♪」
主「うひゃー。この尻尾たまらん!!」
ア「うわぁ。○○くん、これすごいねー!!」
商「うわーうわーうわー」

大絶賛である。


剣「あなたたち、少しは落ち着きなさいって! マジたんに迷惑じゃないのー」
魔「ふふっ。いいじゃない。私も最初は思う存分堪能したわよ。
  どうせなら、剣士たんもどう?」
剣「えっ? わ、私はいいわよ‥?」
弓「ありえない!!」
剣「きゃっ!」
盗「ダメだって!これを堪能しないなんて!」
ア「剣士たんも絶対やってみるべきだってー!」
剣「えぇっ? なによ、みんなして」

こういうところではっちゃけきれないのが、
剣士たんらしいといえばその通りではあるが。

商「これを味わわないなんて、人生の損失だ!」
主「というか、えい。」
剣「きゃっ!」(ぽすん)

面倒なので、剣士たんをおもむろに押し出してみたりして。

剣「なにするのよっ!! って、うわぁ‥‥、なにこの手触り‥」
弓「すごいでしょー」
商「すごかろー!!」
魔「いや、あなたたちが自慢げにいうものじゃないって」

ア「でも、これはすごいねぇ」
盗「うんうん。ほんともふもふだしねぇ」
主「さすがマジたんだな!」
魔「え? そ、そう? ふふふっ」

あまりの褒めちぎらっぷりに、まんざらでもないらしい。


で。
しばらく経ったのだが。

剣「まふー♪(うっとり)」
魔「で‥‥、これ、どうするのよ‥?」
弓「剣士たんがここまでもふもふに弱いとは‥」
ア「ね、ねぇ? 剣士たん。そろそろ‥」
剣「いーやー」
盗「退行化してる‥」
主「ふむ。これはこれでありかもな‥」
魔「馬鹿なこといってないで、○○、なんとかしてよー」
主「といわれてもなぁ‥。な、なぁ。剣士たん。マジたんも困ってるし、ね。」
剣「やーなーのー。あたしもこれほしいー」
ア「ほ、ほら。これはマジたんのだから。ね、ね。」

なんとか、たゆんたゆんもふもふな尻尾から、剣士たんをひっぺがす。
名残惜しげにわたわたと尻尾に手を伸ばす剣士たんは、すっかり魅了されております。

商「ねぇねぇ、マジたん。これっておいくらくらいなの?」
魔「ん? んー。なんか普通にZenyじゃ購入できないらしいわよ?」
弓「どういうこと?」
魔「私も詳しいことはわからないけど、なんか異国の通貨しか取り扱わない商会だとか‥」
剣「マジたん、そこ紹介して!!」
盗「うわー。剣士たん、本気だよー」

魔「あー。うん‥。剣士たんには本当に残念な感じなんだけど‥」
ア「ん?」
魔「狐は魔法職限定らしいのよ?」
剣「え‥!? (がーん)」
主「じゃあ、剣士系ってどうなんだ? やっぱり竜とグリフォン?」
魔「あぁ。剣士系はなんか猛獣っぽかったわよ? なんかキメラっぽかったような?」
剣「キメラ!? (がーん)」

ショックがでかすぎたのか、orz な剣士たん。

盗「剣士系のみたことあるんだ?」
魔「うん。お父様に連れられて商会までいったから。
  剣士な動物にも少し触らせてもらったけど、結構、手触りはごわごわしてわねぇ。」
主「へこむわー。それはへこむわー」

魔「まぁまぁ、○○には時々私が触らせてあげるから、ね。」
主「ほんとに!? やった! マジたん、愛してる!!」
魔「えっ!? ///」
弓「マジたん、ずるーい!」
盗「というか、マジたん、あたしも愛してる!」
ア「○○くんも飛びつきすぎ!」

なぜか怒ったアコたんに耳をひっぱられております。


そんなこんなできゃいきゃいまふまふしていたのだが。
崩れ落ちていた剣士たんが、再起動したのかのろのろと立ち上がりだした。

ア「あ、剣士たん、だいじょぶ?」
剣「‥‥し‥、‥にな‥」
盗「え? 剣士たん?」
弓「剣士たん、平気−?」
剣「あたしも‥、魔法職に‥なる!」
主「ちょ、ちょっと!?」
魔「剣士たん、どうしたのよ、急に!?」

剣「なーるーのー。あたしも狐ほしいのー。(じたばた)」
弓「剣士たん、落ち着いて! 職業ギルドの脱退は無理だから!」
剣「じゃあ、転生するー!」
主「転生しても無理だからー!」
剣「なんか噂で、モンクからローグになったとか聞いたことあるし!」
主「あー‥。ほら。それはあれだわ‥。ローグギルドだし‥。」
盗「あー。まぁ、マキさんだしね‥。」

なぜか納得してしまいそうになる一同。

魔「と、とりあえず、魔法ギルドはそんな適当じゃないから!」
ア「そうだよぉ。剣士たん落ち着こうよー」
弓「マジたん、いいから一度尻尾を撫でさせるしか!」
盗「ほら。剣士たん、尻尾だよー、尻尾(ふりふり)」
剣「尻尾〜♪」

魔「で、どうするのよ、これ‥。」
主「といわれてもなぁ‥。」

もふもふご機嫌な剣士たんを見つめながら
俺とマジたんと、お狐様は途方に暮れるのだった。

-----------------------------------------------------------------------
よーし。今年はこんなもんで!

372 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/05/29(火) 23:38:00 ID:iyG1Cyso
久しぶりに見に来たら書き込み来てたっ!
>>369
もふもふ好きな剣士たんカワユス!
3か月に1回くらいでも、書き込みがあると嬉しいね!

騎乗システムとか鯖統合とか凄いことになってるからこそ、妄想も尽きないですね。
妄想が抑えられなくなったら、私も書きに来よう。

373 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/06/02(土) 16:00:51 ID:U4YGfjuI
以前指摘されてた、ROGMの立ち絵を使えないかという話。
意外といい感じで使えるのね。特にサイズ変更も必要無さそう。

ときラグスレは閲覧者が少ないので、消えにくいろだを使用しました。
見にくいかもですが、ご了承くださいませー
ttp://www1.axfc.net/uploader/Img/so/143446

374 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/06/17(日) 22:16:27 ID:BQR1rvhs
>>373
おおおっ!! 普通にゲームになってるじゃないですかっ!
でも やらないかってwww

これって、実際にゲームになるのかな? かな? 期待していいのっ!?

375 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2024/02/05(月) 19:14:15 ID:qbPQ3mrc
ラグナロクは不滅…

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