ときめきラグナロク Episode4.0
[118:名無したん(*´Д`)ハァハァ(2004/06/05(土) 15:50 ID:f3ANt38.)]
先生、大変です! 世間は結婚話で持ちきりですよっ!
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掲示板前。
なんだか黒山の人だかり。
主「なんだ?あの騒ぎ。またなにかあったのかねぇ。
あー、人多すぎて近寄れねー。 ‥‥まぁ、いっか。」
ごみごみしたのは嫌いなので、気にせず通り過ぎる。
まぁどうせ、シーフたんあたりから嘘30%混じりで教えてくるだろ。
***
きーんこーんかーんこーん。
主「ふー。やっと終わった。やっぱ座学は疲れるなぁ。。
気晴らしにふらっと誰かと狩りにでもいくか。」
そう思ってあたりを見渡すと。
なぜか野郎ども、女の子たちが数人ずつひそひそと。
主「/?」
なんだろう。なんか変な雰囲気だなぁ。。
まぁ、そんなことより‥‥誰かいないかな。
[アコたんを誘う]
[剣士たんを誘う]
> [シーフたんを誘う]
お、シーフたんもあそこでアチャたんたちと話し込んでるな。
声でもかけてみるか。
主「おーい、シーフたん」
盗「っ!!」
真っ赤になって振り向くシーフたん。
どうしたんだ?熱でもあるんだろうか?
よーわからんけど、話に加わるために一歩足を踏み出すと。
周囲から、「きゃーーーーー!」とか「ひゅーひゅーー」とか歓声が。
主「/?」
全然状況がわからないなりにも、とりあえずシーフたんの近くへ。
えーと、なんでアチャたんたち、2歩ほど下がって取り巻くですか?
盗「‥‥。」
顔を真っ赤にしながら、上目遣いで俺のことをじっと見つめるシーフたん。
やっぱ、シーフたん、熱でもあるんじゃないか?
季節の変わり目だから、どうせ夜中に腹だして寝てたとか。
病人を狩りに誘うのもなんだが‥まぁ、ダメもとで話だけでも。
主「んとさー。」
盗「‥‥。」
他「(ぢぃーーーーーーーーーーーー)」
とりあえず口火を切ろうにも‥‥。
な、なんというか、周囲のなんか妙な視線がやたら気になる。
‥と、いうか‥、なんかクラス中の視線が集まってないか!?
主「え、えーと、、ここだとなんだから、ちょっと場所を変えようか‥」
そういって、シーフたんの右手をかしっと掴み、教室の外へ出ようと‥。
他「おぉぉーーーー!!」
どよめく周囲。
シーフたんは、というと、いつものバランス感覚はどうしたか、
足がもつれてよろよろとして‥‥、ぽてっと、俺の胸に転げこんでくる。
盗「きゃっ。」
他「うぉぉーーーー!!」
他「きゃーーーーーーー!!」
いや、お前ら、静かにしろって。
シーフたん、風邪引いてるっぽいじゃないか。
しょうがないので睨み付けると、とりあえず静かになったが‥。
今日はみんな変だぞ。ほんと。
真っ赤になってうつむくシーフたんの背中を軽く押しやりながら、
てくてくと廊下を歩いていく。ちらりと後ろを眺めると。
他(ひそひそひそひそひそひそひそひそ)
他(まっさか、アコや剣士じゃなく、そっちにいくとはねぇ‥‥)
他「○○、頑張れよー!」
おぅ、俺は今日も狩って狩ってレアゲットするぜ。
歩きながら背中に向けて、小さくガッツポーズ。
他「おぉぉーーーー!!」
他「頑張れよー!」
他「お幸せにー!」
えーっと、最後のはなんか違くないか?
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