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ときめきラグナロク Episode4.0

[119:名無したん(*´Д`)ハァハァ(2004/06/05(土) 15:50 ID:f3ANt38.)]
***

そんなこんなで中庭。
いつもの元気の欠片もない、真っ赤になったシーフたん。
やっぱり熱でもあるんじゃないか、と、ぴとりとその額に手を触れると‥

盗「ひゃっ!!」

っとあわてて遠ざかるシーフたん。

主「あ、ごめんごめん。」
盗「う‥‥うん。平気。ごめん。(真っ赤)」

‥‥。
うーん。どうも反応がいつもと違う。
クラスのみんなもそうだったし、どうしたんだいったい。

 [とりあえず、世間話でもしてみる]
> [単刀直入にお誘いでも]

主「で、なんか、話にくくなっちゃったけどさ」
盗「‥‥う、うん。」
主「狩り、いかね?」

盗「‥‥‥‥‥は?」

きょとんとしているシーフたん。

主「そうだねぇ。どこがいいかなぁ。
  フェイ周辺でエギラ狩りもいいけど、いまからだと遠いしなぁ‥。
  近場だと、あんまり手頃な狩り場ないしなぁ‥‥。」

うーむ。いつぞやから敵の居場所がかわって、
なんか狩り場に悩むようになったぞ。レアも望めるところだとどこだろう‥。
誘うからには、いい場所を選んであげないとな。
うーむうーむ。と1人悩む俺に‥。

盗「え、えーと‥‥、け、ケッコンは‥?」

む? そんな敵いたっけ?
それとも新しい狩り場の通称か?
よくわかりません?みたいな視線をシーフたんに向けると。

盗「い、いやほら、‥プロポーズとか、、、そういうんじゃないの‥?」

プロといえば首都!といってもきっと関係ない。
というか、プロポーズとか結婚とかって、やっぱそっち系の話なのか?

主「それは‥なんの話だ?」
盗「‥‥。」

ちょっとびっくりの視線。

盗「‥‥‥‥。」

十数秒後‥。お、なんかなにかを理解した様子。
しゅたっと手を挙げて質問ポーズ。

盗「あのさーひとつ質問あるんだけど‥。今日、掲示板、みた?」
主「んにゃ。なんか人一杯たまってたな。そうそう、聞こうかと思ってたんだが、あれ、なんだ?」

盗「‥‥‥‥‥‥。」

うつむいて、じっとなにかをこらえる姿。
お、これは‥‥徐々に怒りが溜まっている感じだな。
さすが俺。何度か味わっているか、同じ無言でも意味が通じてるぜ。
問題はなぜこれが発動しているのかってことだが‥。

盗「‥‥‥‥‥‥‥。」

あ、これはやばい予感。
もうすぐ、ゴゴゴゴゴゴ‥って効果音が‥。

盗(にっこり)

あれ?怒ってなかったのかな?
まぁ、なんも心当たりないしなぁ。
俺の読みもまだまだだな‥。

そう思って油断した瞬間。

盗「この、にぶちーーーーん!!」(ばこっ)

俺は宙を飛び、そして大地と一体化していた‥。
なにがなにやら‥‥。そして意識は暗闇の中へ‥‥。

***

他「お、シーフたんが1人で戻ってきたぞ」
他「ね、ね‥どうだったの?」

好奇心満載でまとわりつくクラスメイトに。

盗「あの莫迦、掲示板みてないってっ!」

怒りながらそう言い捨て、荷物を持って出ていくシーフたん。

しばらくきょとーんとしていたクラスメイトも。
その意味を理解するやいなや、大爆笑。

他「うっわ。シーフたん、南無っw」
他「南無wWw」
他「さ、さすが○○、クラス筆頭の朴念仁w」
他「シーフたん、今度、残念会やろうねー」
他「○○には、ばれないように今度敵なすりつけておくから機嫌なおせー。」
他「まだチャンスはあるよー。がんばー。」

そんな騒々しいクラスの中に。
何人、内心胸をなで下ろしていたのは何人いたことか‥。

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ハゲシクヒサシブリナノニ、アイカワラズ、オチテネー


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