ときめきラグナロク Episode4.0
[155:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/10/30(土) 02:01 ID:Ocegeh7k)]
走っていったその先は体育館だった
中には戦闘訓練に使用する物と思われる木の人形が寂しく佇んでいた
倉庫の中も空で、ステージの幕はずたぼろになっていた
倉庫の中を見ていると後ろで音が鳴った
すかさず騎士は剣を取り背後を振り返る・・・その瞬間
メキメキドガーン
・・・どうやら天井が崩れたらしい
彼は放っておいて外へと出た
そしてその体育館裏で愛羽が何かをブリッツビートを思わせる速さでつついていた
騎士は掘り出し、それを空けてみる・・・中には青ジェムやマフラーなどの装備品から収集品まで色々と入っていた
更に出てきたのは手紙の束。これはおそらく未来への自分へのメッセージだろう、中身は見なかったことにしてそのまま埋めなおした
そして愛羽に乗ること数分。この学園の敷地と思われる場所は全て歩いた・・・と思う
(無くしてはいけない・・・)
騎士は何故だかそう感じた
『おーい、首都北D行かんのかー?』
ギルドの仲間からのチャットが頭に響く
騎士は暫し考えた後ギルメンにこう答えた
「俺よ・・・やりたいことできちまったから。もう会えなくなるかもしれねぇ」
そう言い残して彼はギルドを去った
オーラを目指し、妥協し。レアを求め、心が荒み。ギルドもまた、騎士と騎士の友人の二人だけしか話さない
元々友人の誘いで入ったギルドは未練は無かった
そしてかれは愛羽を駆り、プロンテラ城の中へと向かった・・・
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