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ときめきラグナロク Episode4.0

[172:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/01/28(金) 14:12 ID:UIzplKMQ)]
懲りずにまた書き込みさせていただきますデス
でも思いついたのは選んだのとは違う選択肢の文章・・・orz

・・・いくらなんでも見知らぬ女の子の独り言を盗み聞きするのはまずいだろう俺・・・
自分にそう言い聞かせると、中腰の姿勢を止めてすっくと立ち上がる
大体、今は自分の進路を決めにゃならんのだ
明日の朝が締め切りである以上、余計なことに時間は使えない
「・・・帰るか」
自分に言い聞かせて、寮に向かって歩き出す
「何に悩んでるのかは分からんが、頑張れよ・・・」
去り際に、まだ色々とぶつぶつ言ってる彼女に小声で応援する
助けてやりたいのは山々だが、俺にも時間がないのだよ
ほどなくして寮に着き、自分の部屋のドアを開ける
・・・何故にカギが開いてるんだ・・・
その次に入ってくるであろう光景を想像して、思わず手が止まってしまう
「さて困った・・・」
考えること2秒
「・・・散歩してこぶはっ!」
言い終わる前に、突如として何者かの襲撃を受けて倒れる俺
「遅いわよ!どこほっつき歩いてたのよ!・・・ってあれ?主人公は?」
「お前の足元だ・・・」
ドアから出てきた襲撃犯、俺の幼馴染でもあるが、剣士子に答える
「・・・変わった帰宅のしかたね」
「お前がやったんだろうが!」
「あんたが逃げようとしたからよ」
「・・・なんで分かるんだよ・・・」
「ん〜・・・気配?」
「・・・そうか・・・」
・・・昔から、こいつとの喧嘩には勝てた例がないな・・・
「相変わらずがさつなやうぼふぁっ!!」
負け惜しみとばかりに毒づこうとするが、言い終わる前に再度迎撃される俺・・・
「うっさいわねー・・・さ、中に入りなさいよ」
「分かった分かった」
また殴られてはさすがに脳が修復不可能になりそうなので、おとなしく入ることにする
「わ!主人公君大丈夫?」
「随分男前になったじゃないか(ニヤニヤ)」
「早く座りなよー」
「うわ、ほんとにまだノビなんだ・・・」
「期限は明日なんだろー、どうすんだー?」
って、何人入ってるんだ・・・
「・・・俺の部屋はサロンや会議室じゃないぞ・・・」
悪友のシフ男に毒づくも
「そうだなぁ・・・会議室の方がまだ散らかってないだけましかもな」
あっさり切り返される
「ってか、お前らは何をしに来たんだ・・・」
俺の疑問に答えたのはアコたんだった
「うん・・・主人公君、今日面談で進路決まらなかったって聞いたから・・・それで
進路が決まった人で集まって、会議をしてたんだよ」
何やら不穏当な言葉が出たな・・・
「会議って、何の・・・?」
「そんなの、あんたの進路についてに決まってるでしょーが!」
びしぃ!と俺に向かって人差し指を立てて宣言する剣士子
・・・なんでこいつはこういう動作が変に似合うのか・・・
「んなもの、どうやって決めるんだよ?」
という反論にはシフ子たんが応じてきた
「まあ要するに、みんなにそれぞれが選んだ職業の素晴らしさを主張してもらって、
それを聞いた主人公君が選ぶってわけ」
またなんともめんどくさそうな・・・とはさすがに口が裂けても言わないが
足は自然に退路を確保しようとかさこそと動き出そうとする・・・が、
「・・・逃げないわよね?」
剣士子の一言により完全に沈黙・・・これでいいのか俺・・・
「さあ、それじゃあ誰から話す?」
「あ、じゃーあたしからでいい?」
「俺は2番目にしとくか」
「私は最後でいいよ」
・・・かくて、長く不毛な夜は始まったのだった・・・

(スパノビ子たんルート消失、通常ルートに移行、その後職業選択)

駄文長文失礼しますた


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