ときめきラグナロク Episode4.0
[198:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/12/01(木) 02:51:33 ID:LigbCD1w)]
「>>195・・・ってな夢を見てさ・・・最悪の目覚めだったよ」
後半の印象が強すぎて、前半の記憶が少し曖昧だった。
シフ子「ふーん。で、木陰で一緒に休んでたのは誰だったのさ?」
「いや、だから・・・な?」
シフ子「とぼけなくってもいいわよ。ほら、正直に言っちゃいなさ〜い」
腹部をぐりぐりと肘で突付かれる。
「マジで記憶が・・・ちょ、くすぐってぇよ!」
半分笑い声が混じってしまう。
シフ子「あはははは、ほらほらほら〜」
面白がってさらにエスカレートするシフ子。
「あっははは、まて、マジで待て・・・って、うわっ」
ぐいぐいと押されて、道端の石に躓いて盛大に転倒。
シフ子が俺にのしかかるような形になる。
シフ子「あ、ごめん・・・」
急にしょぼーんとなるシフ子。
「いてて・・・まぁ、大丈夫だけど・・・お前、ちょっとおも」
いぞ、と言葉の最後は飲み込んだ。
シフ子「?」
「いや、なんでもない」
とりあえず、シフ子は俺の上からどこうとしない。
シフ子(夢に出てきたの、あたしだったらいいんだけどな・・・)
「・・・どうした?」
シフ子「あ、ごめん、なんでもないよ!」
いそいそと立ち上がろうとするが、慌てているのかなかなか立てないでいる。
と、横から
アコ「あ、ふたりともおはようー」
「おはよう」
・・・・・・!
俺の頭の中に何かが走る。
そうだ。夢に出てきたのはアコだったんだ。
シフ子「・・・・・・!」
シフ子は少し落ち着いたのか、さっと立ち上がる。
シフ子「おっはよー。ごめん、ちょっとあたし用事があったんだ。またねー」
言うと、さっさと走ってどこかへ行ってしまった。
「・・・なんだったんだ?いったい・・・」
アコ「さぁ・・・?」
シフ子(そう・・・だったんだ・・・)
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