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ときめきラグナロク Episode4.0

[266:2/2(2006/02/12(日) 07:39:32 ID:LbnnHAgA)]
マジ子「それにしたって、最初から私みたいな式をたくさん覚えておけばいいんじゃないかしら?」
主人公「俺はお前と違って、そんなできた頭持ってねぇの。それに、試験と実戦は違うさ」
そう、今はテスト直前の(俺は)悪あがきの最中だった。
マジ子「試験でできないことなんて、実戦でもできないわよ」
筆記・実技・実戦の全てで優秀な成績を誇る彼女の言うことは、おそらく間違ってはいないだろう。

テストで良い点数を取りたければ教本に従え、とはマジ子の弁だ。
同時に、テストで良い点数を取ることになんの意味も無い、とも言っている。
主人公「うーん……こんなもんか」
マジ子「テストの点で言えば、70点ってところね」
涙を呑んで副式をいくつか削った俺の式を、マジ子が辛口に判定する。
主人公「お前の採点だと?」
マジ子「60点」
主人公「厳しいな……」
聞かなきゃ良かった。
主人公「でも、なんだかんだ言ってお前もテストのときは点を取りに行くよな」
実際、テストではほぼ満点を連ねるマジ子。
中にはマジ子独自の解釈を良しとしない教師もいるため、減点を食らうこともあるが。
マジ子「私も一応は学生の身よ。それに、無様な点なんて取ったら姉さんになんて言われるか……」
WIZ先輩ならおしおきと称して無茶な実験の実験台にされるかもしれないな。
主人公「さて……今日はもう遅いし、そろそろ帰るか」
マジ子「そうね」
主人公「そうだ、最近テスト勉強ばっかで鈍ってるからさ、明日どこか狩りに行かないか?」
明日はテスト期間前の休日だ。
デート……と言うには色気無いが、そもそも俺たちはそういう関係じゃないしな。
マジ子「私は別にいつも通り狩りはしてるけど……まぁ、付き合うわよ」
主人公「ん、サンキュ。それじゃ、また明日な」


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