ときめきラグナロク Episode4.0
[301:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/05/21(日) 00:59:51 ID:smLSWKV.)]
ひさしぶりに覗いたので足跡ついでに妄想でも。
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とある放課後前のHRにて。
「べつに提出すること自体に意味はないが、自分のことだ。たまには考えておけよ」
そういって、♂プリ先生が配った紙には進路希望調査の文字があった。
ざわつく教室。騒ぎ出すお調子者達。
アコたんや剣士たん、シーフたんあたりの視線を感じつつ、
俺は無言で席を立ち、そのまま教室をあとにした。
***
主「ふぅ‥‥」
あてもなく校舎内を歩き回り続けて数時間。
普段、立ち寄らない用具室や音楽準備室、旧校舎などで無意味に時間を潰して。
夕焼けが赤くたなびくこの屋上にようやく辿り着いた。
影が長く長く伸びる時刻。
この数時間抱え続けた煮え切らぬ想い。
壁際に座り込み、投げ出した足をぼんやりと見つめながら。
俺は重い溜息を1つ吐き出した。
そのまま呆けることしばし。
?「よぅ、少年。今日はどうした」
どこぞから柔らかな声をかけられた。
ゆっくりと辺りを見回しても人影はない。
となると‥‥。
主「あぁ、ローグ先輩ですか。どうもっす。」
悪「なんか元気ないな。めずらしい」
主「いや、ちょっと‥」
返す会話もどうにも鈍い。
自分でもわかってはいるのだが‥‥。
悪「ふーむ。なんか女子らに悪戯でもして自己嫌悪にでもなったか?」
主「どうしてそうなるんですか。ちがいますって。」
悪「そうか? いやさ、今日はしばらく屋上で昼寝していたんだが」
主「はぁ。」
悪「さっきから、君を捜す女子らがちょこちょこと覗きにきていたりするのでな」
主「‥あぁ、剣士たん達ですか。 まぁ、そうなりますかね‥。やっぱり。」
悪「ふむ。。。なんなら話くらいは聞いてやってもいいぞ。無理にとはいわないがな。」
主「‥‥そう‥ですね‥。」
暫しの勘案の後。
とりとめもない雑談に付き合ってもらうことにした。
主「その前に‥」
悪「ん?」
主「なんでそう、さっきから落ち着きなく、声の発信源が移動してるんです?」
悪「djdj」
主「いや、まぁいいんですが‥‥‥。」
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