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ときめきラグナロク Episode4.0

[70:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/04/30(金) 19:07 ID:tsFPVwDs)]
せっかくだから、俺はこの1を選ぶぜ!
というわけでBBSサイズでご覧ください。
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周りを見渡す。
約1名を除いて特に物理的被害は生じていない。
OK、剣士たんを止めよう。
花見に来てて桜の木を切り倒されたんじゃ話しにならん。

剣士「やぁっ!たぁっ!!」
がすっ、がすっ。
酔っ払ってるためか剣筋は滅茶苦茶だ。
しかし地力はしっかりしてるから木へのダメージは馬鹿にできない。
主人公「お、おい、やめとけって」
とりあえず普通にとめてみる。
剣士「主人公!気をつけて、このウィロー手ごわいわ!」
主人公「いやいや!ウィローじゃないし!」
剣士「じゃあエルダーウィロー?もしかしてこれは火属性剣!?」
主人公「エルダーでもないしそれは普通のバッソ…ってよく見たら俺のだし!!」
桜の木だけでなく、俺の剣の刃こぼれまで心配しなくてはならなくなった。
剣士「なに?主人公はこいつの味方をするわけ?はっ、まさか主人公、こいつに操られてるんじゃ!?」

どう考えても操られてるのは剣士たんだ。酒にな。
まともに説得して宥められるだろうか…。
いや、ここは状況を逆手に取った方がいいかもしれない。
主人公「剣士たん!ウィローはもう動かない!ウィローは剣士たんが倒したんだ!」
剣士「違う!私は今でも、ウィローと戦ってるのよ!」
まぁ、確かにウィローは倒したら派手に炸裂するけど……。
剣士「ならば…これでとどめよ!」
言うが早いか、剣士たんは俺のバッソを桜の木に突き立てていた…。
直後、剣士たんから今までの覇気が無くなった。
剣士「ふぅ…終わったわね…」
主人公「あ、あぁ…(お、俺のバッソ…」
ていうかもともと始まってすらいないわけだけど…。

酒に酔った状態で、さらに激しい運動をしたらどうなるか、というとだ。
剣士「うぅぅ……」
ふらふら、っとおぼつかない足取りで俺の方に歩いてくる剣士たん。
主人公「えっ…?」
俺の両肩に手を乗せ、そのままふわりと胸の中に飛び込んでくる。
というか倒れこむ。
二次職の先輩方がきゃーきゃー五月蝿いことこの上ない。
主人公「剣士たん…」
あれか?
据え膳食わぬはなんとやらってやつ?
俺はその場の勢いに任せ、剣士たんの背中に手を回す。
二次職の先輩方がきゃーきゃー五月蝿いことこの上ない。
そして、その手が剣士たんの背中に触れようとした瞬間―――。

剣士「おえぇぇぇぇぇ!!!」
主人公「うわぁぁぁ!吐きやがった!!!」
二次職の先輩方がきゃーきゃー五月蝿いことこの上ない。
さっきとは声色が違っていたが、五月蝿いことに変わりは無い……。


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