【BS】テキサス娘への愛情を発露するスレ3【WS】
[20:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/07/19(月) 01:36 ID:d.Z6doHA)]
「う、うそ、これって、これって………まさか…」
有り得ない時で、有り得ない場所に、有り得ない物があった。
「て、天使HB!?」
『15のSS、スミ娘バージョン』
「ほう、この値段で風チェインが買えるとは…良心的だな、頂こう」
「はい、あたしのおししょー様の教えで、『お店はお客様あってのもの、武器は使う人あってのもの。 だから作った武器は出来る範囲で安く卸しなさい』なので、この値段なのです。 おかげでなかなかお金が溜まらないですけど」
「ははは、気に入った、仲間達にも宣伝しておこう。 珍しく良心的で可愛らしいお嬢さんがいる露店がある、とな」
「あはは、ありがとうございます。 お買い上げ有り難う御座いましたー」
露店に出していた品物も完売し、本日の利益を計算する。
ううう、相変わらず余り稼げてない。
しかし、あたしはおししょー様と約束をしたのだ、LV3武器が作れる一人前になるまで稼ぐ事は考えない。
そして作れた時には、武器をばんばん作って稼いでおししょー様と同じ、あこがれの『天使HB』を被るのだ!!
帰り支度を終えるとおねーちゃん達と一緒に泊まっている宿へ帰った。
「あれー、お姉ちゃん達まだなんだー」
部屋を見まわすと騎士子おねーちゃんとアサ娘おねーちゃん達の姿が見えない。 なにか怪しい。
最近おねーちゃん達が妙にソワソワしている。
まさか、あたしの誕生日を前倒しで祝ってくれると言うのだろうか。
「いややや、万年金欠のあたし達姉妹にとってそれは無いわ」
頭を振って着替えようとタンスを開けると、紙袋に包まれた物がゴロン、と落ちてきた。
「??? なんだろこれ」
恐る恐る包みを開けると、信じられない物が目に飛びこんできた
「う、うそ、これってこれって………まさか」
有り得ない時でが有り得ない場所に有り得ない物があった。
「天使HB!?」
その後の記憶はあんまり定かじゃない。
騎士子おねーちゃんが帰ってきて、アサ娘おねーちゃんが帰ってきて、どうしても手放したくないって言ったらアサ娘おねーちゃんはそれをあたしにくれると言った。
あたしはとにかく嬉しくて嬉しくて、おししょー様に見てもらおうと部屋を飛び出した。
read.cgi ver4.20 by GlobalNoteScript (2006/03/17)