アコたんvsメカアコたん Part6
[12:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/08/10(火) 15:21 ID:WB2wYYeQ)]
『じょおおうさま』
プロンテラ教会女子寮の一角、通称薔薇の館で夜な夜な繰り広げられる饗宴
「ふふ…今日は貴方の番よ」
プリたんはメカアコたんを妖しげな目線で舐めまわすように見る
「はーい、紅薔薇さん」
元気よく返事するメカアコたん。そのメカアコたんに鞭が飛んだ鞭は、メカアコたんのそばをかすめ、床をピシリと鳴らす
「ここでは私の事は女王様とお呼びなさい。それと貴方に許された返事は「はい」だけ。いいわね?」
「はい、女王様!」
躊躇わずに模範的な下僕の返答を返すメカアコたんに、プリたんは渋面を作った
「ねぇ、メカアコたん。せっかく萌え板に来たんだし脅えるなりなんなり、もうちょっと雰囲気だせないの?」
「私ちゃんと返事したのに?・・・それにメカに痛覚も恐怖もないよ」
プリたんは鞭をズルズルと引き戻しながら、適当にメカアコたんに手を振った
「あー、貴方はもういいわ、チェンジ」
「女王様だからわがままなんだね、困ったもんだ」
「いーから早くアコたんを呼んできなさい。下僕」
そしてメカアコたんにアコたんが連れられて来る。上目づかいでこちらを脅えるように見上げる目は、小動物のそれを連想させる
「くーーーっ。やっぱりこれよ、これ!ぞくぞくするわね〜」
「あ、あのお姉様…これは…」
「じょーおーさまとお呼び!」
そして唸りをあげるプリたんの鞭にアコたんは身を竦ませる。そのアコたんにプリたんは冷たく告げた
「ここでは私の事は女王様とお呼びなさい。それと貴方に許された返事は「はい」だけ。いいわね?」
「え、そんな…いきなり…」
ピシッ!
「お返事は?アコたん…」
「ひっ!?…は、はい…」
ピシッ!
「声が小さーーーーい!」
「はい!」
ピシィッ!!
「私の名前を言って見ろぉーー!」
「はい!女王様あぁ!!」
半泣きになったアコたんに満足したのか、プリたんがにんまりとして鞭を止める。そして優しくアコたんの頭を撫でてやった
「よく出来たわ、いい子ね。アコたん」
「ありがとうございますぅ、女王様」
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