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アコたんvsメカアコたん Part6

[165:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/03/05(日) 01:54:06 ID:Ein3QAMo)]
メカアコたん「多目標対空防衛機構『イージス』展開ッ!」
プリたん「あー,やってるわね。やや押され気味かしら」
白薔薇「全く,貴方は呑気なものですね。下手をすれば死ぬかも知れないんですよ!」
アコたん「あ,お姉様〜。助けてください〜TT」
プリたん「それは出来ないわね。この『ひな壇』は,女の子の『健やかな成長』を願って作られたものなの。だから勝ちなさい。
     勝って強い子に育ちなさい!」
アコたん「育つ前に死ぬかも知れないんですけど〜」

確かにメカアコたんも押されていた。三人官女や五人囃子の銃弾を防ぐだけで手一杯だ。
メカアコたん「まだ,お内裏様もお雛様もいるのに,これじゃやられるよ」
アコたん「ごめんね,メカアコたん。私が弱いから…」
そしてついにお雛様人形が動き出す。キリキリと真っ赤な唇が裂け,言葉を紡ぐ「中々保ッタホウジャガナ,トドメじゃ。雛弾『ひなあられ』!!」
メカアコたん「も,もうダメだよ。ア,アコたん逃げて…」
アコたん「そんな出来ないよ,どうしたら…」

「戦い方は教えておいた筈なんですけどね」
アコたんの背後から苦笑混じりの涼やかな声がした
アコたん「白薔薇様…」
白薔薇「知らないことは無いでしょう。私たちINTプリーストの戦い方を」
アコたん「でも,私人を傷つけるような攻撃なんて出来ないです…」
白薔薇「そうね,でも貴方が助けてあげないとメカアコたんが壊れますよ?攻撃はまた,人を助ける手段であることも知っていてください。」
アコたん「…分かりました,白薔薇様…。私,やります!」

アコたんはお雛様に正対し,唱える
アコたん「主と精霊と子の御名の元に・・・・・・ホーリーライト!!」
そしてアコたんが放った純白の光が,視界を白く塗りつぶした。

手を取り合って喜ぶアコたんとメカアコたん。それを満足そうに見つめる白薔薇と不満げなプリたん。
プリたん「なんであんただけ目立ってるのよー。私が来た意味ないじゃない〜」
白薔薇「いいじゃないですか。アコたん達が無事だったんだから。それに貴方じゃだめですよ」
プリたん「何でよ」
白薔薇「だってひな祭りは女の『子』の日ですもの」
プリたん「ほぅ,すでに私が女の子ではないと・・・。って,見た目がロリっぽいだけで,あんたと私は同い年でしょーが!!」
そしてプリたん必殺の右ストレートが,得意そうに人差し指を立てている白薔薇を3メートルほど吹き飛ばした。


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