アコたんvsメカアコたん Part6
[30:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/08/18(水) 22:45 ID:Tve8QTbQ)]
『プロンテラ騎士団の平和な一日』
6:00
パパラパッパパー♪
「起きろトリス、起床ラッパが鳴っているぞ」「ふあぁ〜、レベルアップの音じゃないのかよっ…と」
自分の右腕に起こされ、ベッドからずり落ちるように降りる。特段寝起きは悪くない。まあ、長年騎士をやっていれば自然と人並みには寝起きが良くなる
服を着替え、適当に身支度を整えると朝食を取るべく食堂に向かった
7:00
「おはよう、トリス君」「おう、おはよ」「先輩、おはようございます」
士官用の食堂で適当に挨拶を交わしながら、料理を自分で皿に乗せる。朝は忙しいのでバイキング式だ。士官用食堂でも兵卒用でも内容に大した違いはない
ライ麦パンを3つ、ベーコンとゆで卵二つ、そしてミルク
「ちなみに俺の実家が卸してるミルクなんだぜ」「ほう、中々上質ではないか」
9:00
「んー、今日も暑くなりそうだな」
気候の穏やかなプロンテラでもやっぱり夏は暑い。涼しい午前中に基礎体力のトレーニングをこなすとはいえ、さすがに堪える
「先輩、お先に!」
「相変わらず足速いな、ミスティス。やれやれ、俺も年かね…」
「トリス君、年の話はやめてよ」
「別に騎士子たんの事を言ったわけじゃないって」
ランニング中に話が出来るだけ俺も騎士子たんもまだ大丈夫だろう。10km程走って一息つくと、今度は筋トレ。腹筋、腕立て、スクワット、重量上げ…
「ふぅ…160kgいけたよ」
「ぬぐぐ…140kg…150kg…まだまだぁっ!」「両腕の筋繊維が損傷を始めているのだが…」
12:00
「お疲れ様、はいタオル」「ありがとう、騎士子たんもお疲れ」
やっと昼飯。といっても食べすぎは午後の訓練時につらいので、軽く飲み物とパンをかじる程度
「我はあの娘の飲んでいるオレンジジュースとやらが体に良いと思うのだが」「んな高級品買えるか、水だ水」
やたら喉に引っかかるパサパサしたパンを水で流し込む。水はミョルニルのおいしい水だ、文句無しにおいしい。上水道の状況を知らなければだけど
「あれ、騎士子たんジュースだけ?」
「うん、一応ダイエット中だからね」
「別にそんな必要ない気もするけどな」
騎士子たんの体は戦士らしく適度に肉が付いているが、それは不必要な贅肉とは違う。特にふとももとか、ふとももとか、ふとももとか
「ト、トリス君。どこ見て…」
「あ、いや別に…。さて、休憩も終わるし、次の時間の準備してくるわ」
・・・・・・・・・・・・・・・
「…やっぱりダイエット続けよ」
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