アコたんvsメカアコたん Part6
[32:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/08/18(水) 22:49 ID:Tve8QTbQ)]
16:00
使った道具を片付けて、汗でへばりつくシャツを着替える。騎士子たんとかはちゃんとシャワーも浴びてるらしいけど俺はこれだけ
「さてと、何しようかな」
「ベッドに寝転んで何を言っている。どうせいつもどおり寝ているのだろう?」
「失敬な。たまには俺もポジティブでクリエイティブな活動をしようかと思ってたところだ」
ここから飯時までは自由時間。寝ててもいいし、まじめに勉強するやつもいる。たまには街に行って露店めぐりや同僚と雑談するのも悪くない…
「ぐー…」「やはり寝るのか」
その頃ミスティスは女性騎士に囲まれていた。というより話のネタにされていた
「トリスも大人げないわよねー」「大丈夫だった、ミスティス?」「ねぇ、騎士子もそう思うでしょ」「ええと、うん、ちょっとは」
「あの、さっきのは真剣勝負だし僕は全然…」
「やっぱりさ、気品みたいなのが違うわよね、オーラっての?」「そりゃオーラバトラーだし、当然でしょ」「いや、そうじゃなくてさー」
当人であるミスティスすら黙殺し、女達の賑やかなおしゃべりは続く。この辺りは騎士だろうと女中だろうと変わらないのかもしれない
18:00
「おい、起きろ。全く…我は目覚ましではないのだぞ」「んが」
そろそろ晩飯か。半分寝ぼけたまま士官用の食堂に降りる。本日のメニューを見て、美味しそうなものをカウンターに注文する
「ええと、クリームシチューとパスタ頼む。後エール一杯」
「トリス、それでは栄養が偏る。緑黄色野菜も食べるのだ。お前一人の体ではないのだぞ」
「妊婦じゃねぇんだぞ、ったく………あー、すまないがさっきのに夏野菜のサラダもつけてくれ」
代金を払い、カウンターで料理を受け取ると、顔見知りのいるテーブルに足を運ぶ
「あ、トリス君、先に食べてるよー」「先輩、お先に」
「ああ、ちぃと遅くなったかな。それにしてもこの食堂の料理、美味いのはいいけど値段もいいな」
「兵卒用食堂で食べてもいいんじゃない?安いよ」
「んー、止めとく。俺もよくそこで飯食いながら上官の文句言ってたし。やれレオ教官のしごきが厳しいとか、鬼だとか、ハートマン軍曹だとか」
「そんな事言ってたんですか、先輩」
「みんな言ってなかったっけか?…ま、いいや。そんなわけで俺もたぶん文句言われてるだろうから行かない。飯時まで上官が一緒だと息抜きも出来ん」
その頃一般兵士用食堂
「トリス将軍は厳しくないのはいいけど、どうもしゃっきりしないというか」「あの人いい加減なとこあるし」「/うんうん」
「あーあ、俺も白羊隊がよかったなぁ。騎士子さんかわいいし、よく気がつくし」「嫁にしたいタイプだよな」「/うんうん」
21:00
さて、腹も一杯だし、風呂も入った。あとは歯磨いて早めに寝るか。明日は騎兵修練もあるしな
「トリス」
「どした?ウスラー」
「今日も何もない日だったな」
「ああ、平和だったな。軍隊は暇なのが一番だと思うよ。じゃ、おやすみ…」
「うむ、ゆっくり寝るがよい」
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