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アコたんvsメカアコたん Part6

[68:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/08(水) 23:29 ID:P3.1q/ok)]
ミスティス謀反の報が入って早一ヶ月。
トリスの追撃、刺客、全てを振り払ってミスティスは逃げていた。
ひとえに、非公式ながらその人脈によって培われた
「自称ミスティスの騎士団」
のおかげである。
ミスティスとて、無論罠にはめられて追われているだけであって
謀反を企てた訳等ではない。
故に最小限の犠牲で、できる事なら追っ手に撒いて、隙を見て王都に進入
そして国王に直訴するつもりであった。

とはいえ、プロンテラサイドとしては、ミスティスの人脈は脅威ですらあった
逆毛王国…ゲフェン魔術師教会…そしてプロンテラ教会最強と歌われるニ薔薇にゲフェンの青薔薇を足した三薔薇
何より騎士団内部には彼との交流を持ち、彼を討つのを良しとしない人間が多い。
さらには魔族… その中でも魔族の中の魔族が住むと言われるゲフェニアに生息する、最強の部類の物である
万が一にもミスティスがその人脈を利用し、全力で刃向かってくれば首都は恐らく無事では済むまい…
故にカプラ本社に圧力をかけ、空間転送サービスを停止
イズルード・アルベルタ間の船舶の運航停止
各街に徹底した検問体制を引き、さらにアルケミ博士に転送感知装置まで作らせ万全の臨戦態勢を強いているのだった


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