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アコたんvsメカアコたん Part6

[97:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/11/07(日) 08:27 ID:bJxptPl.)]
「テレポート!!!」
もう何度目になるだろうか。テレポで見苦しく逃げ回るアコたんを見て、デュラハンは心底呆れていた。
そしてデュラハンの脳内でどこぞの強欲ジジイのような台詞が何故か再生されていた。
FUCK YOU!ぶち殺すぞ、アコたん・・・・
お前は、大きく見誤っている。このニブルヘイムのルールが見えていない。
ここに来た者は苦痛を味わいながら働くことで生前の罪を償わなけえばいけないのだ。
それなのに、まるで自分には罪などないと言わんばかりのその態度・・・・
(中略)
そうやって逃げ回っていれば助かると思ってるのか・・・・?
なぜそんなふうに考える・・・・?
バカがっ・・・・!

「テレポート!!!・・・ふう、危なかった〜」
相変わらず空気が読めないポルンは、周囲のモンスター達の冷めた視線を意にも介さずに
BOTの如く飛び回っている。
「私、絶対にここから生き返ってみせるからね!!」
思った通り、アコたんは逃げ回ってればそのうち何とかなると思い始めているのだ。
一度シメてやらない限り、コイツは何度でもやるだろう。
全く本当にどうしようもない生物だ。

様々な考えがデュラハンの脳内を駆け巡った。
そしてデュラハンはすぐに結論を出した。
デュラハンは時間沸きで出てきた上司のロード・オブ・デス(以下LOD)にアイコンタクトを取ると、LODは静かにうなずいた。
LODもデュラハンの意見に賛成なのだろう。

そして、LODはのんきに鼻歌なんぞ歌いながらのほほんと歩いているアコたんの後ろに立ちはだかった。
デュラハンはLODの後ろで静かに見守っている。これから行なわれる制裁を・・・
「〜〜〜♪」
引き続き鼻歌を歌っているアコたん。
愚かなアコたんはLODの影にも気付いていなかった。
これからの自分の運命も知らずに・・・・
「オイ・・・・」
LODは静かで怒りのこもった声でアコたんに声をかけた。
「???」
LODに声をかけられてようやく気付いたアコたん。
そして・・・・


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