自分の使っているキャラに設定を付けたりして萌え燃えするスレ
[51:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/05/29(日) 15:39:06 ID:weWO/vao)]
最近静かだなぁと思いながら投下
♂騎士(20代半ば)
幼い頃にゲフェンとプロンテラの境目にある小さな集落が枝テロによる襲撃に遭う。
集落は壊滅、家族を失くし本人も生死の狭間を彷徨うが、とある人物に助けられる。
行くあてもない彼はそのまま命の恩人の下の世話になることになった。
その恩人の職業が剣士だったため、恩人に頼み込んで剣を教えてもらう事になる。
そんな彼は恩師に剣を習いながらすくすくと成長し、ついに剣士の資格を得る事ができた。
が、彼が転職試験から帰ってくると彼らの住む小屋はすでにもぬけの空。
そこには一つの手紙とぼろぼろの布に覆われた大剣──ツヴァイハンダーが残されていた。
手紙には、ただ一言だけ書いてあった。
『私は旅に出る。お前がその剣を扱いこなせる様になればまた会えるであろう。』
彼は声を上げて一晩中泣き続けた。
自分を助けてくれた恩師。時には厳しく、時に優しい、まるで父親のような存在だった。
何年も一緒にいた恩師が突然いなくなり、彼は途方に暮れる。
だが夜が明ける頃には彼は既に決心がついていた。
絶対にこの剣を使いこなし、恩師を探そうと。
そして一発殴ってやるんだ。
彼は少年の体には大きすぎる大剣を背負うと、小屋を飛び出していった。
現在は騎士の資格を得、フリーの傭兵として依頼(クエスト)をこなしながら恩師を探す日々。
…が、報酬次第ではどんなダーティな依頼でも引き受けるという性質なため世間帯の評判はすこぶる悪い。
それでも彼は順調に経験を積み、それなりに名の知れた冒険者となった。
あの時のツヴァイハンダーは未だに背中に背負い続けたまま。
もっぱらサーベルやパイクを得物としており、それを鞘から抜く事は滅多にない。
これを完璧に使いこなせるのはいつの日か。
今日も彼は恩師を探すべく、世界各地を飛び回る。
SS風味で書いてみたけど長くなりすぎましたσ)∀`)・∵
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