Wizぽんと愉快な仲間たち 5ぽん目
[24:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/07/20(水) 16:27:39 ID:dE2LTlPc)]
OKOK
新スレも立ったし、結構たくさん書いた。
っ[場所は変わって・・・]
−−11 正義−−
「みんな、ご苦労だった!」
日も昇った次の日の昼
隊員を一堂にあつめて隊長が過激派の制圧を告げました。
そこにはこれまで圧政に苦しんできたウータン族たちも集まって
隊長の報告を聞きます。
「過激派の退治は終わったが、ご覧のように村は戦闘でだいぶ傷ついてしまった。」
そういって あちこちに戦闘の爪あとが残る村を見渡します。
ぶらりとさがった蔓や、ところどころ家の壁に飛び散った血潮が
昨夜の激しい戦闘を物語ります。
「よって、これから我々の追加任務としてこの村の復興
および発展を手伝うことにする。」
この瞬間、一部でどよめきが起こりました。
そんなこと聞いてないぞ、そこまでするの?という声も聞こえました。
「はぁん・・・まった余計なことしようとしてんな。」
はんたぽんもあきれながらいいます。
「もちろん、一度これで解散とするから帰ってもらっても結構だ。」
その様子をみて、あわてて付け加える隊長
「あと1時間もしたら、有志を募集する。
手伝ってくれる気のある者は残ってくれ。村の復興とともにイグドラシルの樹の調査を行う。」
「ウバ?!」
その瞬間、話を聞いていたウータン族が騒ぎ出しました。
「あの樹は神の木だから、余計な手出しはしちゃだめだって言ってるぞ。」
すかさず傍にいた淫徒プリが言います。
「別に、破壊活動をしようというわけじゃないんだ。
あの木は不思議な力を持っているから、それをすこし調べるだけだよ。」
隊長がいう内容をウータン語で伝える淫徒プリ
それを聞いて苦い表情をしながらもおとなしくなるウータン族
「安心してくれたまえ。我々は野蛮だった過激派とは違う。」
念を押すように隊長がいいました。
隊長の挨拶が終わると隊員の半分ほどが別れを告げ帰っていきました。
あとに残ったのは10人ほどの隊員−その中にはすみやんと悪魔プリも−
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