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Wizぽんと愉快な仲間たち 5ぽん目

[52:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/10/28(金) 22:58:07 ID:xACfVyNU)]
「ちょっ、あたしいっつもあんたに監視されてるの?そっちの世界から?」
こいつの言い方だと、なんかそんなような印象を受ける。
あの世からこの世って見下ろせるものなのかなぁ・・・。

「いやー、別にアンタのストーカーしてるわけじゃないけどね。
 それにはっきり分かるわけじゃないから、あんたがその目印身につけてないと
 会いにだっていけないさ。」
「目印?」
「破鏡刀だよ。こっからだと、そいつの輝きくらいしかはっきり見えないんだよ。」

破鏡刀といえば、あたしがいっつも首から掛けてる宝刀のことだ。
青く透き通った、本当に宝石のような綺麗な小刀。
・・・これにまつわる話は、そんなに綺麗じゃないけど。

不思議な力があるのは前から知ってたけど、
まさかこいつがこれを目印にあたしの夢に会いに来てたとは思わなかった。

そんなことを思ってると、あいつが意地の悪そうな笑みを浮かべた。

「それを聞いたからって、もうあたしに会うのが嫌だってその刀
 どっかに捨てるんじゃないよ?」
「そっ!そんなことするわけないでしょ!」

たしかに、殺してやりたいほどこいつを憎んだこともあった。
いや、実際その時にこいつは・・・こいつは死んでしまったんだけど。

でも今は、何でか知らないけどこいつが、本物のマリー・ラウダーテがなんだか恋しい。
あたしは自分がクローンであることを知ってるし、
だからなんだってわけでもないんだけど。

こいつに会うたびに、私は一人でこの身体で生きてるんじゃないって、そう思える。

・・・まぁ、そんな難しい事、普段考えないんだけどね。

「ま、そろそろ起きないと大変なことになってるみたいだぜ?」
「え・・・?」
「あんたは寝てるから、分かんないんだよ。
 起きたら、どえらい事になってるから覚悟しな。
 じゃあね、また、会いにくるわ。」

そういうと、きざに片手を上げて行ってしまった。
毎回追いかけようとするんだけど、夢の中の私は身動き一つできない。
なんだか・・・ずるいよなぁ・・・。

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短いけどここまでー。

というか、この話がまだあらすじ半分にもいってないのに
あと2つくらいあらすじだけできちゃってるんですけど!

妄想はできても文章にするのは難しいですよね。

orz


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