◆【18歳未満進入禁止】みんなで創る小説Ragnarok ♂萌エロ 第2巻◆
[75:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/07/24(月) 23:08:13 ID:3PYlobrU)]
席を立ったのは、ほんの数十秒程だったと思う。
因みにこの盛大な泣き声の持ち主は俺の子ではなく、
海外に仕事だという親戚から預けられた子で。
ほんの少し抱き上げてあやしてやれば
直ぐに泣き止んで寝付いてくれた。
「子守も2つ続くと、流石に疲れるなぁ…」
赤毛のマジが聞いたら、一緒にしないで下さいと怒るだろうか?
苦笑しながら席に付き、もう一度意識を戦場に戻す。
「って、ぅあっ…!待て待ておいっ………!!」
意識が戻った途端、俺の目に飛び込んで来たものは…
まぁその、8割がたお察し頂けては居るだろうが
冷たい地面に横たわる己の姿と、
俺の周りを取り囲む、大量の桃木共の姿だった………
レベル90越とはいえ、指弾モンクは丈夫に出来ていない。
ほんの数十秒とはいえ、意識を手放した自分が悪い。
しかしデスペナに凹む間もなく、俺は自分の身に起こっている出来事に驚愕する。
俺の視点からは桃木の陰になって見えなかった位置に、
この崑崙には居ない筈の、赤いそれ。
「…ペノメナ…?!ちくしょ、どっかの馬鹿が枝折りやがったのか!!」
無抵抗の俺に止めを刺したのはこいつに違いない。
だが、怒りが湧き上がるより先に、無造作に法衣の前から潜り込んで来た赤い触手に
俺は思考を寸断されるハメになった………。
「……っく、な、に………?!」
腹筋の上でのた打ち回り、鍛えられない下腹に這う、赤い滑りのあるそれ。
戦闘不能状態の身体にはまるで力が入らず、俺はされるがままだ。
弾力のある数本の触手が、脇腹をつたって下へと潜り込んでいく感触に思わず身震いした。
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